10月28日 オリックス優勝

一昨日に続いて昨晩プロ野球パリーグでオリックス・バッファローズが25年ぶりに優勝しました。前回の優勝は神戸大震災とその翌年。神戸に本拠があったオリックスの優勝は復興に向けて大いに盛り上がったことを覚えていますが当時の名前は「オリックス・ブルーウェーブ」仰木監督、イチローの頃。なので今の名前になってからは初めての優勝ということでオーナー宮内氏もその喜びは格別でしょう。何しろパリーグはお荷物と言われていたのでプロ野球が下火になり始めると軒並み親会社が球団を手放し経営者が次々に変わり私が子供の頃知っていた球団名はまったくありません。昔のパリーグは西鉄、近鉄、阪急、南海と鉄道会社が球団を持っていたのですが時代が移り変わりIT関連企業が多くなりました。セパ両リーグとも昨年最下位からの優勝ということで評論家諸氏の予想を裏切ったのでしょう。団体競技なので何かのきっかけで大変身するのですね。

10月27日 昨日のニュース

昨晩はどのチャンネルでも秋篠宮家の長女眞子さんと小室圭さんの結婚話を報じていました。好きあった二人が何年かの婚約期間を乗り越えようやく結婚するのですからめでたくない筈がないのですが、やはり皇室、様々な憶測とマスコミの格好の餌食になってしまったようです。難しい話はともかくとしてお幸せにと思うばかりです。同列にするのは失礼かもしれませんが昨晩セリーグでヤクルトが6年ぶりに優勝したこと、白土三平が亡くなったことは私の中では結構大きなニュースです。2年連続で最下位だったヤクルトが今年は大変身。最後の最後まで阪神と優勝争いをし栄冠を勝ち取ったこと。そして漫画を読み始めたころからの大ファンであったあの「カムイ伝」の白土三平が亡くなったことも。「さいとう・たかを」そして白土三平と学生時代から読み続けてきた偉大な作者が相次いでいなくなったのは、そういう年代になったのだと一言で割り切れない悲しさがあります。

10月26日 常盤平のけやき

今日はチラシを運ぶ予定があり、昨晩の天気予報で午前中いっぱい風雨が激しいとのことだったので心配していましたが予想外に早く晴れ助かりました。先日夏だけ北海道住人から雪をかぶった美瑛岳の写真が「もうすぐ冬です」とのコメント付きで来ました。本州も高山では既に紅葉も終わりかけで日光は今が盛りだとテレビで紹介していましたが松戸でも秋の気配が感じられ始めました。私の季節の定点観測場所常盤平の「ケヤキ並木」が大分色づき車で走ると秋色のグラヂュエーションが流れていきます。今日は午後からだったので木陰の向こうには青空が覗き数分のドライブがとてもうれしくなります。毎年今の時期になるとこの道を走るのを楽しみにしています。ただ思う存分に拡がったけやきは見当もつかないほどの葉を落とします。山の中なら自然に落ちた葉が積み重なり天然のダムとして保水するのでしょうがコンリートの道ではそうもいかないのが恨ましいですね。

10月25日 成田空港

昨日数十年ぶりに成田空港に行ってきました。前回来たのは大昔のことなので建物の位置など詳しくは覚えていませんがとにかく印象がまるで違います。第一ターミナルも第二ターミナルもフードコートは休業中の店が沢山ありお土産屋さんはすべて閉店。広いフロアーは野球が出来そうなほど人がいません。利用客が少ないのですから当然お見送り、お出迎えの人たちもいません。コロナ禍の影響はここでもとても深刻なようです。第一でも第二ターミナルでも出会った外国人らしい方は各3組だけ。とても国際空港の景色ではありません。そういえば花形職業の一つCAさんたちも飛行機が飛ばないのですから搭乗できず他社に訓練されたマナーを教えに行ったりしているとも報道されていました。やっぱり貿易立国日本の窓口空港なのですから複数の言葉が飛び交い普段は見ないような格好の方々そして空港職員などが忙しく行きかっていない空港はとても寂しく感じました。

10月21日 阿蘇山噴火

昨日阿蘇山が爆発しました。噴火は5年ぶり、爆発的噴火は36年ぶりとのこと。九州は北から南まで活火山が多く長崎雲仙の爆発では火砕流の為多くの方が犠牲になりました。鹿児島の桜島は大体いつでも噴煙が上っている印象です。前職時代福岡から熊本、大分と移動するときは必ず阿蘇山を越えていきます。観光で見ているのには広々とした草千里、雄大な阿蘇五岳、外輪山、温泉郷と素晴らしいのですがひとたび怒り出すと手が付けられません。何しろその昔九州が南と北に分かれていた頃阿蘇山の噴火によって繋がったというほどの迫力です。山がおとなしい時中岳では底で燃えている炎を見ることもできるのですが。火山研究が進んでいる日本でも予兆から爆発発生のタイミング、規模までは予測できないようでしばらくは警戒が必要なのでしょう。緊急事態宣言が解除されようやく本格的な観光シーズンが始まろうという矢先ですので関係業者はショックでしょうね。

10月20日 松坂引退

昨日のテレビはスポーツ番組だけでなく一般ニュースでもプロ野球西武球団の松坂投手の引退試合を報じていました。1980年から81年にかけて生まれた「松坂世代」と呼ばれ一時代を画した選手たちが次々に引退し残りはソフトバンクの和田投手くらいのようです。スポーツ界には活躍する選手が集中してでてくる時代がありこの年代にも沢山の有名選手を輩出しています。それにしても松坂の甲子園はずば抜けていました。いつ果てるともしらないPL学園との準々決勝延長17回での決着、そして決勝でのノーヒットノーラン。快速球でバッタバッタと打者を打ち取る姿は高校野球ファンのみならず世間を沸かせました。プロでメジャーで大活躍した彼も40歳を越え引退宣言。インタビューでは20年ほどの野球人生のうち満足な体で活躍できたのは半分くらいで残りはケガとの戦いだったとのこと。無尽蔵のスタミナを誇った松坂もケガと年には勝てなかったのですね。

10月19日 一見さんお断り

この2,3日急に寒くなってきました。慌てて布団を出し長そでを増やし今日などは薄物のジャケットの下にヴェストを着込み朝夜の寒さ対策をしてきました。例年の10月中旬がどんな気候だかよく覚えてはいませんがもう少しなだらかに冬に入っていった気がしますがこのままだと秋を素通りしてしまいそうです。ところで今年は大流行しそうだというので、先日奥方がインフルエンザの予防接種予約を近所の病院でしたところ今のところ非常に数量が少ないし「かかりつけの方」を優先していますとの返事を貰ったとのこと。なんでしょうかこの「かかりつけの方」というのは?!コロナのときもそうでしたが元気な人すなわち国に病院代負担をあまりさせていないのに後回しにされるとは!病院も商売なのでお世話になっている常連さんを優遇するというのは分からないではありませんが、落語で聞く悪所ではあるまいし一見さんお断りとはまた随分高慢ちきな商売です。

10月18日 おじいちゃんと呼ばれ

先日多くのチャンピオンを輩出している松戸市内のキックボクシングジムからポスティングの注文を頂きました。今迄は息子さんであるチャンピオンのネームバリューで特に宣伝をしなくても練習生が集まってきたのだが若い女性やお年寄りの健康のためにもう少し裾野を広げたいとのことでした。通常チラシは私が搬出しておりこの日もジムを訪問しました。ジムはエレベーターのないビルの3階にあります。チラシの数量が多いのでこれを下まで降ろすのは大変だぞと思いながらジムの方(多分会長の奥様)に声をかけると「おじいちゃんだからみんな下まで運んで」と号令。今しがたまでリングにいた練習生3,4人が飛び出してきてチラシを運んでくれました。2,000枚のチラシが入った箱が11個、膝が悪い私としては「勘弁!」という気持ちだったので本当に助かりました。ただ「おじいちゃん」という会長夫人の言葉に、偽りではありませんが少し引っ掛かっています。

10月15日 中井貴恵さん

今日の日経夕刊掲載「あすへの話題」は俳優中井貴恵さんの担当。私は彼女がどんな映画に出て今何をしているのかとんと知らないのだが、彼女の文章を読む度にこんな風に書けたらいいなと思います。まずテーマがはっきりしており、洗練された言葉使いで文章がゆったり流れています。6歳の時に亡くした父(佐多啓二)と会うのはいつも映画の中。映画を通して父と会い父を知った。そして5年前父の死から52年が経ち母が亡くなった。母の納骨の日初めて父の骨壺を目にした。そこにいたのは映画館で何度も見た佐多啓二ではなく父、中井寛一だった。父の骨壺の横に真新しい母の骨壺が置かれた。父が亡くなってからどんなところよりも来たかったに違いない場所。寄り添うように並んだ二つの骨壺を見て自分の人生の役割の大半を果たしたような気持になった。手を合わせ再び目を開けるとお墓の窓はもうすでに閉じられていた。状況が目に浮かび彼女の感情が溢れています。

10月14日 カマキリ事件

先日帰宅するなり奥方が「実は夕方家の駐車場で車の座席に座った瞬間パチッという音がしてカマキリが私の方にぶつかってきた。慌ててたまたま傍にいたお隣の旦那さんにカマキリを取ってもらった」といまだに恐怖に怯えている口ぶりで報告します。さらに「旦那さんはカマキリをそっと指で挟み一緒にいた小学2年の息子さんにひらひら振って見せていた」「虫 何ともないのかしら」と説明します。一息ついたので「虫が好きな人にはなんともないんじゃない」といいましたがいまだ興奮冷めやらずの様子。何しろ彼女虫は一切ダメ。クモ、蚊、蛾、葉に付く青虫などもう虫という虫を毛嫌いしています。大きな声を出せない人なので虫に出会った瞬間は息が詰まり顔が青くなり卒倒しそうな雰囲気です。まあカマキリに食べられないでよかったのですが翌日回覧板を持ってきたお隣の小学生の息子さんに「カマキリ好きなの?」と聞いたら首を横に振ったそうです。