1月22日 トランプ対グレタ

マッチョ元大統領がらみで最後ッペ。スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさんがかの元大統領がホワイトハウスを出てヘリコプターに乗り込む姿とともに「明るく素晴らしい未来を楽しみにしているとても幸せなお年寄りのようだ」とツイートした。これは彼女が2019年9月国連気候サミットで世界のリーダーたちに環境汚染により世界中の生態系が壊されているそれなのに二言目には金だ経済だというと涙ながらの訴えに対しマッチョ大統領が「明るく素晴らしい未来を楽しみにしているとても幸せな少女のようだ」とからかったことに対する返礼文になっている。比べるとa girlがold manに変わっているだけなのだ。自分の言葉で堂々と世界中にアピールすることができるグレタ、そして支持者たちだけのために世界中にアピールしたマッチョ元大統領に対し強烈な皮肉で見送った彼女の何事も恐れず物申す姿勢とユーモアのセンスには感服。

 

1月21日 新大統領就任式

昨晩はどこのテレビもアメリカ大統領就任式を大々的に取り上げていました。私はレディ・ガガが国歌を歌っているのは見ましたが大統領の演説内容は新聞報道で知りました。普段だと大統領を祝福する物凄い数の人達がこの就任式に参加していますが今回はそれに代わるアメリカ国旗と州兵の姿が目立ちました。バイデン氏は「今直面している様々な困難に全国民が結束して臨めば克服できる、個人的利益ではなく公共の利益を考えて皆さんの為に尽くす」と結んでいますが私が印象深かったのは「この1年間で亡くなったコロナの犠牲者数が第二次大戦で亡くなった数と同じ40万人」というくだりです。自国が戦場になっていないせいもありますが戦死者数は日本の1/8で圧倒的に少いこと、一方人口は日本の3倍なのにコロナの犠牲者は日本の100倍だということです。とんでもない惨禍なのにマッチョ大統領はその対策を怠り大統領離任式の参加者は「ノーマスク」でした。

1月20日 米大統領就任式

今日の真夜中に第46代大統領ジョー・バイデン氏の就任式があります。前大統領の蛮行で式場となる連邦議会議事堂周辺は封鎖され大変な厳戒態勢のようです。それにつけても思いだすのは前々大統領オバマ氏の演説です。黒人奴隷の子孫ではないとはいえ黒人系で初めての大統領。会場は溢れるばかりの支持者たちで埋まりその中でオバマ大統領の演説が始まりました。格調高くメリハリが効いたその演説はまさに後世に残るものでした。「私達がここに集まったのは恐怖ではなく希望を、対立と不和ではなく目標を一つにすることを選択したからです。」そして最後に「試練に晒された時には逃げずに地平線と神の恩恵をしっかりみつめ自由という偉大な贈り物を未来の世代に無事届けるのだ」と結ぶ。私は何回も英語の演説を聞き子供にもそのCDをプレゼントしました。未来は洋々としており、何事にも打ち克てるのだと信じました。バイデン新大統領は今日何を語るのか。

 

 

1月19日 鼻マスク

昨日大学入学共通テストで試験中に鼻を覆わずにマスクを着け、度重なる注意にも従わなかった受験生が失格になったと報道されていました。センターは試験中は「常にマスクを正しく着用してください」との文書をHPに掲載、試験当日も持参を求め会場で指示に従わない場合は「不正行為となることがある」と明記していた。さらに感覚過敏などで長時間の着用が難しい場合、事前に申告すればマスクなしで別室での受験を認めていたとも。今回の措置は適切なものだったと文部省。賛否両論あるようですが、私はどうしても鼻までマスクをするのが身体的に耐え難かったらその旨伝え別室での受験をすればいいのにと思います。何回も注意され「これが自分の正しいマスクの付け方だ」と言い張って準備をしてきた折角の受験のチャンスを逃すのはもったいないと思うのですが。少なくとも鼻を出すことの医学的問題提起をする場所として受験会場がふさわしいとは思えません。

 

 

1月18日 梅一輪 

昨日我が家の鹿児島紅梅が一輪咲いているのを見つけました。青い空によく映えます。例年の開花時期を記憶してないのですが少し早いような気もします。今年も花芽が沢山ついているのでこれから楽しみです。この鹿児島紅梅は八重の小さな花で真紅の花の中に黄色いおしべが目立ちます。随分前鎌倉の宝戒寺で見たのを気に入り庭に植えたのですがどんどん伸びていきお隣の庭を侵食しそうなので毎年枝を相当切っているのですが確実に花を咲かせます。飯田龍太の句に「白梅の後紅梅の深空あり」というのがあり信州では白梅の方が先に咲くといっていますが園芸本によると紅梅白梅のどちらが先に咲くということはないようです。またこの区別は幹の内側の色で決まるのであって花の色ではないんだとか。つまり剪定時にみると幹の内側が紅色なので我が家の梅は紅梅で赤い花が咲くということになるのですね。能書きはともかくとして私の中では春の訪れはこの花の開花です。

1月15日 蝋梅

私が車でよく通る東松戸周辺はついこの間まで畑ばかりだったのですがこのところ戸建てやマンションが建っています。元々の地主さんも住んでいるようで大きな敷地の家も数軒あり今日もその一角を通っていましたら庭に蝋梅が咲いているのを見つけました。この花中国では「雪中の四花」と呼ばれウメ、スイセン、ツバキとともにこの時期を彩っています。私はこの中でも特に蝋梅が好きです。黄色い蝋で作ったような艶やかな小ぶりの花で非常にいい香りがします。藤のように強烈ではないのですが上品な甘さと涼やかさもあります。林の中に入っても香りに咽ぶということはなくどこまでも程よく漂ってきます。種類は原種とソシンローバイ、満月などで中心部の色が褐色かそうでないかの違いです。関東では群馬県安中の「ろうばいの里」、神奈川の松田町寄ロウバイ園が有名ですが安中のは山を見渡す静かな環境に1万本を超える花が咲いており毎年楽しみにしています。

1月14日 フライイング

昨日八柱霊園横の道を走っていましたら脇の梅林で一本だけ花をつけていました。ここを梅林と呼べるのか分かりませんが5,60本の梅の木が植わっています。梅の実を取っているようでもないので税金逃れかもしれませんがこれからの時期は毎年楽しみにしています。で不思議なのですが毎年1本だけ他より圧倒的に早く花を付けるのです。道に面した方には10本くらいが植わっており方向も同じ、木の大きさも似たり寄ったりで環境がさほど違っているとは思えないのですが早く咲きます。ソメイヨシノと違いみな同じ祖先ではないでしょうから木の個性なんですね。因みに桜が同じ時期に一斉に咲くのは皆始まりは旧染井村(豊島区駒込)の植木職人がエドヒガンとオオシマザクラを交配して作った品種で挿し木や接木で増やしたクローンだからなんですね。ですからほとんど個性がないのですが梅にはそれがあるということなんですね。他よりいち早く咲くこの花に乾杯。

1月13日 寒波襲来

今朝は寒かった。布団からでるのがまず億劫でしたし我が家では就寝中に暖房を入れてないので着替えるのが面倒くさいし。など幾多の障害を潜り抜け家を出るとまず車の屋根が真っ白、フロントガラスもバリバリ。道は霜なのか氷なのか白く染まり光り輝いています。歩を進めると足跡がついてきます。空はどこまでも青く澄みわたりマスク越しに吐く息が白く見えます。畑は白いだけで霜柱は見えません。寒いせいでしょうかいつも会う犬の散歩人もいません。ピリピリする空気の中を歩いていると段々爽快な気分になってきました。今日はやるぞ?新聞を見ると茨城の袋田の滝は9割がた凍っており9年ぶりの全面凍結になるかもとのこと。概ね凍っているのは数回見ていますが全面凍結でクライマーが滝を登っていけるような姿はまだお目にかかったことがありません。お土産屋さんに完璧な氷瀑が飾っていますがそれが拝めるのかも。今週の土日辺りはまだ大丈夫なのかしら。

 

1月12日 天気予報は雪

昨晩の天気予報で関東圏は雪が降る可能性があり都内でも1cm程度積もるかもしれないと報じていました。ここ松戸では昼前から雨は降っていますがまだ雪にはなっていません。たとえ1cmでも積もるようだと多いところはある程度の量になるのかもしれませんし交通機関は結構遅れたりする可能性があります。なにしろ雪に慣れていないところですからすぐに交通機関はマヒしてしまいます。福岡に住む義弟(実は北部九州は日本海に面しているので降雪はそんなに珍しいことではないのですが)からも家の周りが雪だらけの写真が送られてきました。それにしても日本海側を中心にひどい雪が降ったものです。北陸道では沢山の車が雪の為止まってしまい何十時間も閉じ込められたとの報道もあります。運転している人も危険ですが特にスーパーなどへの商品配送の車が止まり日常生活が大変なことになりつつあるようです。降らないと困ることもあるようですが降りすぎるのもね。

1月8日 あのアメリカで?!

かつて日本を占領した米国の将軍が「現代文明を持って測定するなら我々が45歳だとすると日本人は12歳の少年のようなものだと」宣い戦後の日本を今日まで育てて頂いたのだが、その国で先日のような暴挙が起きるとは驚き、あきれ、失望しました。もともと「マッチョ」好みで何かというとけんか腰になり相手を力でやっつけてしまうことの上手な大統領だったので何でもありかなとは思っていましたが武装した人たちに対し議事堂に突入しろと示唆し実際に大勢の支持者たちが議事堂に突入し死者まで出たんだとか。事の発端は大統領選挙で不正があった。だから自分が負けたことは認められないというのですがその事について私は十分な情報がありませんので言及しませんが少なくとも支持者に対し「国会突入示唆演説」を世界で一番権力を持っている国の大統領がするのは正気の沙汰ではありません。よその国の話とはいうものの映画より怖いものを見てしまいました。