3月10日 塾経営も大変

今日は久し振りに時間が出来たので新規顧客開拓をしました。その中で配られたチラシを見ていると見覚えのある名前の塾がありました。正確に言うと横文字で「パーソナル」といのが追加されていますが住所も電話番号も同じです。以前ここの社長と話をしたことがあったので担当者に聞くと社長は変わり大阪の別会社が運営しているとの返事でした。経営者が変わったのですね。懇意にしている塾の責任者とよく業界の話をするのですが実はここも二つあるうちの一つの教室がさる大手塾のフランチャイズになっています。人口がどんどん減っておりさらに塾もその特徴を活かした内容を様々なメディアで訴え最近はSNSのフル活用もあり競争が非常に激しくなっているようです。進学専門の塾は進学率や有名講師陣を誇り、授業に追いつくことに特化している塾は個別指導などでの丁寧さ、偏差率のアップを売りにと熾烈な競争があるようです。受験競争は塾も大変なんですね。

 

3月9日 ♪もうすぐ春ですね

今日は天気が良かったからではありませんが久しぶりに寝る間も惜しんで駆けずり回っていました。どちらかというと大手の競合がしないようなサービスをすることでかろうじて注文が取れているということもあるのですが何しろ足で稼いでいるといったところです。あちこち車で走っていると見慣れた風景の中に季節の移ろいを感じます。毎年今時分になると楽しみにしている光ヶ丘団地のハクモクレンがいつのまにか7・8分咲きになっています。またよく通る新京成上本郷駅のそばにあるマンションの庭にミツマタやカワズザクラが咲いています。よそ様の庭にも雪柳がしなやかに枝を伸ばし小さな花をいっぱいつけ始めています。会社のシンボルツリー(私が勝手にそう思っているだけですが)のナツツバキにも柔らかな葉が芽を出し始めました。三寒四温を繰り返しながら段々と陽気がよくなっていくのが植物の成長を見ながら実感できます。もうそこまで春が来ています。

3月8日 新入社員お出迎え式

コロナ禍で今年も卒業式、入学式、入社式がないところもあるようです。去年入学したが一度も学校に行かずずっとオン・ライン授業の学生さんもいるようですしまた入社後ずっとテレワークという人もいると聞きます。やはり大学はキャンパスに魅力があり会社はその空気を吸ってみて初めて社員になれるのだと思います。今日の日経夕刊に伊藤忠会長の岡藤氏が去年初出社の日に「お出迎え」を企画したと書いていました。入社式は中止、出社後は在宅勤務となれば社会人になったという実感が持てないだろうというのが発端だとか。この「お出迎え」には本社のロビーに桜の木を飾ってライトアップし玄関からカーペットを敷き彼自身も社員も盛大な拍手をもって迎えたのだとか。さて今年は何をしようかと思案中だというのだがさぞか新入社員は感動したことでしょう。岡藤語録「稼ぐ・削る・防ぐ」でこれから苦難と楽しみが待っている彼らにも覚悟が湧いてきたことでしょう。

3月5日 ミャンマーでの出来事

ミャンマーで治安部隊がデモ隊に加えている動画がテレビに出ていますがとても信じられない光景です。私はよその国で起きていることをに中身をよく知らないで批判することは出来ないし、また大昔学生と機動隊が衝突した時の新聞報道が片方の側からの目で随分実景と違っていることを知っていますので直ちにメディア報道を鵜呑みにすることはありませんがそれにしてもこの光景はあまりに酷すぎます。ヘルメットを被っているだけで丸腰の救護隊員を治安部隊が寄ってたかって銃座で思い切り憎しみをもって打ちのめしたり軍靴で蹴り上げています。さらに銃を水平にし明らかにデモ隊を狙って発砲しています。軍人は訓練で殺人に対しある程度の免疫を付けているとは思いますが敵でもない、武器を持っていない、自身が死の恐怖に直面しているわけでもない「普通の人(だった)」があのような蛮行が出来るとは。人間はどこまで落ちていけるのか空恐ろしくなりました。

3月4日 子供の命

またおぞましい事件が報道されていました。5歳の男の子を実の母親とそのママ友が餓死させたというものです。この事件分からないことが多いので勝手な憶測はしないようにしますがどうも母親はこのママ友から暴力、うそでマインドコントロールされていたようです。生活保護で得たお金、自分の貯金までをこの知人に渡し自分たちは毎日の生活にも事欠く状態だったとも伝えられており、どうも今までの子育て放棄事件とは少し違うようです。気が弱いのか、自分で考えることができないのか、あるいはひたすらこの知人を恐れていたのかいずれにしても「どうしてそこまでおバカさんなの」、そして当たり前ですがもう決して戻ることのない自分の腹を痛めて生んだ子供の命。これから何十年も自分の人生が開けているのになんで「お前たち」がそれを潰してしまうのか。自分で選ぶことの出来ないこんな家庭に生まれたばっかりに命を奪われた子供が本当に哀れでなりません。

3月3日 桃の節句

今日はお雛様。ついでに奥方の誕生日でもあるのですが。我が家では娘が家を出てからはお雛様の顔を見なくなりました。ところで3月3日は別名桃の節句とも言いますが桃の花はさすがに今の時期咲きませんよね。精々今月末からなのでどうして桃の花とお雛様が結びついたのか不思議でしたが「節句」が味噌なんですね。もともと中国からの輸入催事で旧暦の3月3日というと丁度一月遅れの4月になるのですが、新暦になってから催事と季節が合わなくなりました。菊の花を飾る9月9日の重陽も時期がズレています。旧暦を使っている俳句の世界はまさにそうで季語をそのまま解釈してしまうと雰囲気が出ないのが沢山あります。「五月雨を集めて早し最上川」の五月雨は梅雨のことだし五月晴れはいわゆる梅雨の晴れ間として使うのが本来の意味のようです。まあ言葉が時代とともにだんだん変わっていくのは当たり前なので「本来は」などと気色ばむこともないのですが。

 

3月2日 アンコンシャス・バイアス

今日の日経夕刊「あすへの話題」は田中優子氏の担当でその内容は辛らつです。アンコンシャス・バイアス(自分で自覚できない無意識の偏見のことだそうです)という題で例の森氏(あるいは同種の人達)をめった切り。森氏の「これは解釈の仕方だ」「女性を蔑視するとかいう気持ちは毛頭ない」に対し自覚できていないわけだから正直な気持ちだろうと。「女性が沢山入っている理事会、女性は競争意識が強い、女性っていうのはそういう」といった一連の発言には世界人口の半分を占める女性を十把一絡げにしてレッテルを貼った。頭の中で常におこなっている日常的な作業なのだろう。偏見とは一種の整理作業なのだとも。とどめの一発は「本を読まず、社会の動向を学ぶこともなく、新聞も気になる箇所しか読まない日々が想像される。年齢の問題ではない。じきに退職する私にとって、ありがたい反面教師であった。高齢者は学び続けよう。」と結ぶ。私にも少し痛いかも。

3月1日 好景気?

あっという間に2月は終わってしまいました。商売は相変わらず非常に厳しくコロナ禍で苦しんでいる飲食業、サービス業などに携わっている方々の苦労が他人事とは思えません。さて今朝塾の経営者と商談をしたのですがやはり大変だといっていました。私は親御さんたちが「密」を避けるため子供たちを塾にやらないのが原因かと聞きましたらそうではなく職種は問わず親の経済状態が良くなく塾に行かせられないのだとか。さらに月謝が滞っている子供もいるとのこと。空前の高値で株式市場は盛り上がっており大手百貨店の高額商品や輸入外車などはすこぶる好調というニュースを耳にしますがそれは極一部の人達の話であって大多数は苦しいのが現状でしょう!思わずこの経営者と「そうですよね」と頷き合いました。関西地方を中心に緊急事態宣言が緩和されるようである意味結構なことではありますが何とか早く通常の生活に戻れるよう引き続き十分な注意が肝要です。

2月26日 怪しいショートメール

先日初めてメルカリを使ってCDを購入したのですが23日発送と連絡があったので24日には届くかなと思っていたところスマホのショートメールに「ご本人様不在の為お荷物を持ち帰りました。ご確認下さい」との連絡がhttp://の表示と共にありました。私はてっきりメルカリの荷物の件だと思いhttp://を開け「該当住所のポストに投函してください」と返事しました。そして25日に荷物が届いたと妻から連絡があり私の返信が有効だったのだなと思っていました。ところが帰宅すると何にも買い物をしていない妻にも同様のメールが入っていたというではありませんか。ということはメルカリの荷物は私の返信とは関係なく届き訳の分からない不審なメールに返事をしてしまったようです。たまたま買い物が届く日と不審なメールが同時だったため錯覚してしまったのですね。電話番号を何に使われるのか分かりませんが皆様も十分お気を付け下さいませ。

2月25日 佐藤錦の花

先日よく話題にする福岡の先輩から庭にハクモクレンと佐藤錦の花が咲いたとメールが入っていました。どちらもかなりフラインング気味で驚きではあるのですがそれより私は佐藤錦の花に感動しました。佐藤錦はサクランボを取るための「さくら」で花だけを見てもソメイとそれほどの違いがあるようには見えませんが「実」が出来る出来ないに大きな差があります。ソメイヨシノはオオシマザクラとエドヒガンを人工的に交配させたものでこの性質をもった樹を増やすのは挿し木です。さらに自分のメシベに自分のオシベは受粉出来ない性質(自家不和合性)の為同一性質を持つソメイ集団の中では実がなりません。ここまでは知っていたのですが調べてみると佐藤錦も同じ性質を持っており「実」を作るために別品種のサクランボの花を使い人の手で受粉させているんだとか。こんな努力のおかげで観賞用のそして食用(外見も綺麗なのですが)の傑作が出来上がったんですね。