5月13日 ワクチン予約失敗

今日から千葉市で70歳以上のコロナワクチン接種予約が始まりました。8時半開始だったのに9時と勘違いしていた私が予約手続きを始めた時は既に遅し。ということでスマホには「接種券番号またはパスワードが間違っています」という表示がでます。これはもう予約できませんという合図のようですが「今日の予約は一杯になりました」とか明確に表示すればいいのに。次の予約のことを聞こうと思いコールセンターに電話しましたがNTTの混んでいるのでつながりませんメッセージやコールセンターのまた掛けろアナウンスばかりです。何回目かにつながり次の予約は21日だと分かりました。市の「焦んなさんな!そのうちにたくさん来るから」という言葉を信じまたトライしようと思います。世界中の動きをみているとやはりワクチン接種が特効薬のようですがわが日本は遅々として進みませんね。GWの影響でしょうか陽性者、重症者は日毎に増え続け医療崩壊の危機。

5月12日 篠田桃紅

この3月に107歳で亡くなった書家篠田桃紅さんの本が新聞広告に出ています。私は篠田桃紅という方は名前ぐらいしかしりませんしその作品も見たことはありませんが宣伝されている「これでおしまい」というタイトルの本に興味を持ちました。彼女が遺した「人生の言葉」をまとめた作品のようで、その一部が紹介されています。例えば「墨絵はお利口。「これはこういう色ですよ」と何も押しつけない。私は墨というものの知恵の深さを深く感じ取りました」というのがあります。確かに墨は白色から漆黒までのいわば単色ですが書く人により千色を使った作品よりはるかに色彩に富んでいるものがあります。それは書こうとしている物の本質、存在をしっかり把握した作者の表現に因るものでしょうが一方それをどこまで感じ取ることができるかという鑑賞する側の能力も試されています。作品は何も言いませんが見る側によりいかようにも受け取れるということなのですね。

5月11日 サイバー攻撃

昨日アメリカ最大の石油パイプラインがサイバー攻撃を受け停止したと報じられています。このパイプラインは米南部とニューヨークなどの東部を結ぶエネルギーの大動脈で米運輸省は緊急措置を導入しFBIが即座に捜査に乗り出したとのこと。重要インフラへの攻撃は世界各地で相次いでおり、2月には幸い職員が画面上の不審な動きに気づき事なきを得たが、フロリダ州で浄水施設が攻撃され水道施設の化学物質が有害な濃度になった事件もあった。今回の犯行は盗んだ情報を「人質」にして金銭を要求する「ランサムウェイ」というコンピューターウイルスでFBIはハッカー集団「ダークサイド」の犯行だと明らかにした。ダークサイドは「政治には関心がなく目的は金を稼ぐことだ」と言っているが何とも物騒な犯罪です。世界各国を相手に悪頭脳戦を挑むこれら不気味な集団がいつの間にか重要施設の中枢に潜り込み「いうことを聞けさもなくば、、」と脅かすのですね。

 

5月10日 コロナに負けた!

昨日の日経朝刊「春秋」は胸が痛みました。大学院生だった小田和正が建築家か音楽かの選択肢の中で後者を選び「建築への訣別」と題した修士論文を教授の前で発表しその足で新宿に向かう。予定されていた公演のためだ。会場は新宿駅近くのライブハウス「ルイード」。このライブハウスが場所や運営者を変えながら多くの逸話を残し昨年閉じた。「コロナのクソ野郎に負けてしまいました」。公式サイトの代表者には悔しさがにじむ。都の緊急事態宣言で都が休業などをを求めた施設はライブハウス、ゲームセンター、映画館、古本屋、演芸場。都市の隙間に息づく豊かな空間がこの先どれだけ死んでいくのだろうと結ばれています。私は小田和正のデビュー当時から聞いており多少の感傷とともにこの記事を読みました。ただ仕様がないでは済まされない為政者の失策です。一度失われた文化はもしかしたらもう戻ってこないかもしれません。歌も落語も演劇も映画館も。

5月7日 狐の嫁入り

このところの天気は油断できませんが最近の予報とそれを報じるSNSは素晴らしい精度です。先日公園に遊びに行った時のことです。突然雲がかかってきたので大慌てしていると、「一時林の中にでも退避しよう、でも10くらいで上がるから。」と息子が言います。10分後ピット雨はあがりました。ラジオで「天気雨:狐の嫁入り」現象がなぜ起きるのかを説明していましたがよくわかりました。雲の水蒸気が核を捉え地上に落ちてくるまでに15~20分程度かかるので雨が落ちてきたときには空は晴れているケースは別におかしくはないとのことなのです。不明なことがわかることは気持ちがいいのですがあまりに科学的だとなんだかつまらなくなってきます。空は晴れているのに雨が降ってくる不思議な現象を昔の人は狐のせいにしたのですが怪異現象=狐と結びつけたこのネーミングはなかなか面白いものです。もっとも狐が人を化かすというところから面白いのですが。

4月30日 脱化石エネルギー

日経夕刊追想録にかつてのサウジアラビア石油相アハマド・ザキ・ヤマニが去る2月に90歳で亡くなったとありました。73年の第一次石油危機の時「ヤマニ石油相」と名前が頻繁に出ていたのを思い出します。記事はその彼が20年以上前に言った「石器時代は石がなくなったから終わったのではない」を、本質を突く言葉は時間とともに価値を増すと書きます。石油依存からの脱却に世界がカジを切る時代にこそ重く響くとも。石器時代を終わらせたのは青銅器や鉄器などの新しい技術だった。石油も同じ。世界中が脱炭素、脱化石エネルギーという潮流の中、中東でもその対応が大きく分かれており世界有数の天然ガス産出国カタールでは大規模な太陽光発電プロジェクトを立ち上げ代替エネルギー確保に足を踏み入れているがサウジアラビアのようになかなか石油依存から脱却できない国もある。石油全盛時代のキーマンだったヤマニ氏は向こうで何を思っているのだろうか。

4月28日 ゴールデンウィーク

私はカレンダー通りですが明日からゴールデンウィークの方も随分いらっしゃるのでしょうね。ましてコロナです休めといってる会社もあるのかもしれません。ところでこの「ゴールデンウィーク」とはよくできた言葉です。勿論和製英語ですが何となく偶にとれるまとまった休み、心弾むといった雰囲気をよく出しています。大昔映画会社が元気な頃に宣伝のために作った言葉のようですがなかなかの優れものです。ついでに調べたのですがsilverには老人という意味はないそうです。Silver Ageとは華やかな時代を意味するGolden Ageの次に来るやや控えめな時代という意味だとのこと。和製英語「シルバー」はその昔国鉄の時代電車内に老人用の席を設けることになったが偶々余っていたシルバーの布を座席に使ったのが始まりだとか。シルバーは白髪を連想させいぶし銀といったイメージをも思い起こすのでシルバーエイジも良くできた和製英語です。

4月27日 おーたにさん

大リーグエンゼルスの大谷選手が勝ち投手になったと報じられています。2番打者、投手としての出場で打って投げて走ってようやりますなア。CBSのプロヂューサー氏いわく「大谷の7本塁打はリーグ最多タイ、奪三振率(9イニング相当)14.5は、規定投球回数クリア組でリーグトップ。しかもメジャー全体で得点5位、打点6位…爆笑するしかない」ツイート。昔々ほとんどの方はご存じない「西鉄ライオンズ」という球団に稲生和久という怪物がいました。ジャイアンツとの日本シリーズで4連投したりさよならホームランを打ったりし当時の監督三原修が「神様仏様稲生様」といったという逸話がありますがこの「おーたにさん」にも驚きましたね。彼が渡米した頃野球評論家諸氏は「どっちかに絞らないと」とおっしゃっていましたがこの活躍を見聞きするにつけよくぞそんなアドバイスを聞かないでくれてありがとうという感じです。もうどこまで行くのか!!

4月26日 コロナワクチン接種

私は千葉市民ですが先日市からコロナワクチンの案内が来ましたので女房が早速リストに載っている最寄りの病院に予約について尋ねたところ「月一くらいで通院している人しか予約しません」との返事を貰ったそうです。驚きましたね。健康な人はそんな頻度で病院には行きません。集団接種会場は用意されていますがこれは市の中心部にあり自宅からは遠いところです。休めばいい話ではありますが中には休みの取れない方も大勢いるでしょうに。まして千葉は東京に通勤している人は沢山いるでしょうが彼らが皆会社を休んで接種を受けられるのでしょうかね。今はまだ高齢者の接種なので時間に余裕がある人が多いのでしょうが一般接種が始まると結構話題になりそうな気がします。東京、大阪では一時に大勢の人が接種を受けられる会場を用意するとの報道もありますが住民票がある場所で働いている人の方が圧倒的に少ないと思いますが何か方法があるのでしょうか。

4月23日 火星でヘリ?

NASAが19日火星で超小型ヘリコプターの飛行試験に成功したと発表した。更に22日には探査車パーシビアランスに搭載した装置で火星の大気の大半を占める二酸化炭素から酸素を作り出す実験に成功したとも。この探査車の名前は「不屈の精神」を意味するとのことだが多分とんでもないことなのでしょうね。飛行機やヘリは「揚力」と重力が釣り合うことで飛行でき、火星の重力は地球の3分の1なので有利だが大気の密度が地球の100分の1しかないので、、、、と新聞を読みながら書いていますがかなりチンプンカンプンです。酸素にしてもそうです。CO2をCとO2に分離させれば酸素は取れるだろう、ではどうやって分離させるのか?となってくるともうダメです。ヘリが飛ばせられれば広範囲の探索が出来るし酸素が取れれば人間の活動にも大いに役立つのだろう。将来的には生成した酸素を水素と組み合わせて水を合成できる可能性もあるのだとか。