7月27日 大野選手優勝

昨日は今回のオリンピックで応援している数少ない競技のうちの一つ柔道73kg級の大野選手が出るので必死で早く帰りました。私柔道の経験は全くありませんでむしろあんな汗臭そうな柔道着で上下関係が厳しそうな競技はあまり好きではないのですが彼は別格です。帰宅して間もなく決勝が始まり4分間が過ぎ延長戦に突入。互いに死力を尽くし疲労困憊の様子ですが大野選手は慌てず(そのように見えます)相手を追い詰めていき一瞬のスキを突いて相手を投げました。決勝まで一本勝ちで上がってきた彼ですが世界中の柔道家から研究され丸裸にされているので簡単には勝たせてもらえませんでした。優勝後のインタビューで「不安で怖かった」というのを聞きあれ程の実績があり無敵だと思われていた彼でもそんな心境だったのかと改めて一発勝負の怖さを知りました。勝って派手に喜ぶのも好感が持てますが彼のようにそれを畳の上ではぐっとこらえているのも堪りません。

7月26日 オリンピック開幕

なんだかんだのオリンピック2020が23日から始まりました。競技そのものに文句があるわけではないので興味があるものは応援しようと思います。開会式は誰が聖火台に点火するのだろうという興味で入場式から最後まで(途中半分以上別なことをしていましたが)引っ張られてしまいました。大阪なおみさんでしたね。スタイルがいいし体が大きいのでああいう場では映えます。すでに始まった競技でも感激物がありました。柔道高藤さんの悲願の金メダル、阿部兄妹のダブル金メダル、競泳では大橋悠依選手の涙の金メダル、など続々と吉報が報じられています。今回から採用のスケボーでも堀米選手が金メダル。スケボーはまだ一般的に認知されてはいないスポーツですが見ればそこらでやっている人達とはダンチ。期待されていながら不本意な成績の選手もいるようですがオリンピックに出るだけでも素晴らしいことなので決して負けを背負った人になどならないように。

7月21日 北海道からの便り

毎年5月から11月頃まで北海道で過ごす(本人は農業の手伝いをしているといってます)友人がいます。梅雨がなく、一昔前はクーラが要らない北海道と言われていましたが温暖化でどうなったのでしょうか。その彼からの写真第二弾が来ました。水のきれいなところにしか生育しないという「梅花藻」という花です。確かに底が見える水辺に白い小さな花が揺らいでいます。第一回目の写真は雪をかぶった大雪山、ライラック、多分ジャガイモ畑とコンバインが映っていました。最近北海道も夏は暑いので日中の農作業は出来るだけ避けると書いてありました。私も日中の仕事は出来るだけ避けたいのですが営業ですのでそうもいかずボチボチ勤労老人をしています。何の日だか知りませんが明日明後日は休日とのことコロナで外出は控えろというし、オリンピックの為幹線道路(千葉では東関道、東金道路)が規制されるようですのでクーラーを効かせた家で昼寝三昧としましょう。

7月20日 イサムノグチ展

前から気になっていたのですがコロナ禍で躊躇していた「イサムノグチ展:東京美術館」に先日行ってきました。彼のことは石の彫刻家程度しか知りませんでしたが行ってみるとその創作群にぶっ飛びました。まず入ると和泉正敏氏との共同制作「黒い太陽」があります。スウエーデン産の花こう岩で中に穴がある薄い円柱で穴は少し中心からずれています。その後ろには提灯の「あかり」が天井一杯に広がっています。丈、形は微妙に違い圧倒的な数量です。黒い太陽の向こうにほのぼの提灯の光が見えるというのは誰かの意図かもしれません。金属板を組み合わせた作品群がとても多いのには驚きましたがやはり石の彫刻は秀逸です。これほど石をひっかき、割り、切り、磨き、ノミで削る多種多様の技法で石の魅力を引き出した芸術家がかつていたでしょうか。石が持つ様々な表情は見る人、気分により異なりこの偉大な芸術家の彫刻に込める強い感情が身内に迫ってきます。

7月17日 白鵬と照ノ富士

大相撲名古屋場所は横綱白鵬が大関照ノ富士を破り全勝同士の争いに決着をつけ優勝した。14日目まで全勝同士での千秋楽結びの一番。片や日の出の勢いの大関、片や6場所休場で今場所に進退をかけた横綱。最後の仕切りで横綱は大関をにらみつけなかなか蹲踞の姿勢にならない。もう心理戦が始まっているのだ。照ノ富士も負けじと睨み返す。両者手を付き立ち上がった。横綱は張り手さらに肘うちと仕掛けるが大関はひるむことなくまわしを取りに行く。息を継ぐ間もない攻防の末横綱が小手投げで勝利。物凄い形相とこぶしを握ってのガッツポーズ。勝敗は決まった。ある解説は「それほどまでして勝ちたいのか」と白鵬の荒々しさを非難。もう一人の解説者は「家族の前での晴れ姿白鵬はこれで引退するのでは」ともいった。それほどに劇的な勝負だった。人が何を言おうと自分の姿勢を貫いた白鵬の芯の強さ、そして怯まず勝負を挑んだ照ノ富士。心に残る一戦でした。

7月16日 大相撲名古屋場所

大相撲名古屋場所はもう12日目が終わりました。毎日気にかけスポーツニュースを待っているのですが結局いつも白川夜船。新聞を見ると横綱昇進が掛かっている照ノ富士と数場所休み今場所に横綱の進退が掛かっている白鵬が共に全勝。あと三日間なんですね。他の力士はあまりよく知りませんがとにかくこの二人は強いですね。前回大関だった時の照ノ富士は確かに強かったが強引な相撲も多く怪我をしてしまいました。大関だった力士がよくぞ幕下からはい上がってきたものだと感心します。番付の上下だけが評価だとすれば最高位から最低にまで落ち勝ち上がってきたのですから想像を絶する苦しみ、努力があったことと察します。一方白鵬は協会が、横綱審議会が何を言おうと土俵に上がれる状態になったら絶対に負けないんだと強い信念があったのでしょう。千秋楽の結びは二人の対戦でしょうがそれまで両者が無敗で勝ち続け最後の最後に雌雄を決して欲しいものです。

7月15日 バッハ会長の失言

私IOCバッハ会長の失言に怒っています。一昨日13日橋本聖子オリパラ組織員会会長と面談した際の言い間違いです。テレビなどで発言の一部分だけを取り出して難癖をつける人達もいますが私今回のは発言内容を全部英語で聞いていました。何をトチ狂ったのか「選手達、選手団のそして最も大切なのは”Chinese people”の」といいすぐに”Japanese people”と訂正したのです。文意のどこに中国が出てくるのか、もしかしたら彼の頭の中は中国で一杯だったのかもしれません。橋本会長は大人の対応でしたがもっと強烈に不快な顔をするべきでした。難しい英語ではなかったので橋本会長も気づいたはずです。もしかしたらそれでもバッハ会長の顔色を窺って知らんぷりをしたのでしょうか。私はバッハ会長がどんな人だか全く知りませんが公式の場で会談相手国民名を間違えるとはあまりにお粗末な話です。この方がオリンピックのボス??。

 

7月14日 国分川の水難事故

暑くなってきたのでボチボチ水難事故のニュースが流れ始めましたが、今日会社の近所を流れる国分川にかかる橋を渡っていると中ほどに花とおもちゃが置いてありました。もう7年が経ちますでしょうか2014年6月折からの雨で普段はまるでおとなしい国分川に小学校1年の児童が転落し3日後に橋の底に沈んでいるのが見つかりました。お母さんが買い物に行った間に雨が気になり川のそばに行き転落したようです。この話は何回か小欄でもしていますがかわいい盛りの子供を自分の不注意(お母さんはきっとそう思っているのでしょう)で亡くしてしまったことに自責の念もあるのでしょう花がいつまでも供えられています。何時までたっても子供はあの当時のままでおご両親に甘えてくるのでしょう。どんなに悔やんでも涙が枯れ果てるまで泣いても抱きしめたい子供はそこにはいません。この橋を渡る度、花を見る度に親御さんの気持ちを思いやるせない気持ちになります。

7月13日 向日葵と津田沼

先日大網白里に向日葵を見に行ったのですが全く咲いていなかったので急遽妻情報の津田沼に見に行くことにしました。車で1時間ほど走り国道14号から少し入ったところにひまわり畑がありました。駐車場はないので近くに止め畑に一目散。凄い本数です。50cm程度の踏み台が用意されておりそこから見ると圧倒的な花花花。私の背丈より高く伸びており中に入るとまるで迷路。久しぶりに向日葵を満喫しました。ところでこの津田沼は京成、JRと二つの駅があり大変賑わっている街です。1970年代後半には当時の大手スーパーBIG3が安売り合戦をし随分話題になりました。今でもヨーカドー、イオンが覇を競っています。30年ほど前転勤で家を探す時に随分歩き回りました。JRから海寄りには畑が沢山あり土埃が酷いねなどと話したのを覚えていますがその後交通の便もいいし急速に宅地化されましたのでいまだにあんなに畑地が残っているとは驚きでした。

7月12日 雷

昨日暑い昼間は避けて夕方狭い庭の草取りを始めました。花壇のないところには除草剤を撒いており大量の草はないのですが何やら背の高い雑草やドクダミはしつこく伸びています。腰をさすりながら場所を移動し半分くらい終わった頃でしょうか。空がかなり暗くなってきました。これはやばいぞ早く切り上げなければとは思いつつ一通りは刈ってしまおうと粘っているとどんどん空は黒くなりやがて遠くから雷の音が聞こえ始め、とみる間にポツポツと来始めました。雨粒が大きいのであわてて家の中に避難しました。するとまもなく近所でガラガラドッチャンと落雷の様子。思わず落語「宮古川」が頭の中で始まりました。演者は先代の円楽。バカ息子と幼馴染の娘がどちらも家から閉め出しをくらい知合いのおじさんに泊めてもらう。二人が二階に上がると雷が鳴り初め、、、と色っぽく展開するのですが雷が遠くに行くと共に落語の娘さんが古女房に化け(?)我に返りました。