6月12日 アジサイ

さあいよいよアジサイの本番です。通勤途中、電車の車窓、営業中。もうあちこちで花盛りです。新京成みのり台駅から会社までの間もそれぞれのお庭にそれぞれの趣向の色、形が見えます。かわいらしいアナベルはきっと女の子がいるお家なのでしょう。紫。空色系の花は若奥様の趣味なのでしょうか。昔ながらの七変化の主は落ち着いた和風好みなのかも。最近はやりのヤマアジサイ、西洋アジサイが植わっているお家もあります。手入れが行き届いた花もそうでない花もみんなこの時期とばかりに咲き誇っています。もちろん先日取り上げたおしゃれなマンションにある柏葉アジサイも健在です。アジサイは土壌で色が変わるといいますがよく手入れされた花は本当に鮮やかな色を出しています。例年あちこちの品評会が楽しみなのですが今年はコロナの影響で中止のところが多そうです。毎年福岡在住の先輩がこれでもかと送ってくる筥崎宮のあじさいは本当に見事です。

6月11日 梅雨入り

ニュースで関東地方は今日梅雨入りしたと報じていました。午前中はそんなことはとても信じられない快晴でしたが昼過ぎから風が強くなり時折激しく雨も降ってきました。平年より3,4日遅い入梅のようです。朝の通勤電車内には天気予報を信じて長靴の女性もまれにはいましたが私は大きな傘だけはしっかり持ってきました。ジメジメと蒸し暑く食べ物が腐るこの季節は嫌われ者ですがこの時期の雨がなければお米は育ちませんし夏に需要が大幅に伸びる電力にあるいは水の使用量に備えとても大切な水にもなります。最近頻発している突発性豪雨は困りますが盛夏に断水、節電も困りものです。適度な雨をもたらしてくれる梅雨であってほしいですね。そして植物たちにも恵みの雨をプレゼントし生育にさらに一番大事な子孫を残すための花を開かせ私たちの目も大いに楽しませてほしいものです。今年は白山神社のアジサイ祭りはコロナの影響で中止のようで残念です。

6月10日 暑い

今日は暑いです。空は真っ青で高く白い雲がいくつか立ちもう全くの夏空です。気温は計っていませんが多分30度は超えているのでしょう。ほぼ終日車に乗っていたのでクーラーを入れていましたがお客さんのところに行くのに車を降りると大変。さらにお客様に会うときはさすがにマスクをするので「マスクをしていると熱射病にご注意」などとお声もいただきます。庭や川の傍にはタチアオイが目立つようになりました。この花夏の暑さには全くめげていず「すっく」と上を目指しピンク、赤、黄など派手な夏色でとにかく目立ちます。もうじき入梅といったニュースも流れていますがもう少し体が慣れるまで待ってくれませんかね。この暑さに雨模様でマスク装着は少々つらいものがあります。真夏の紫外線はUV-Bの効果で新型コロナウイルスの活動を1000分の一程度に減らせる可能性があるともいいますのでもう少し暑さだけにしてくださいませんか、天の神様。

6月9日 高校野球は誰のもの

今日の日経夕刊に安田秀一氏が書いている高校野球に関する文章は非常に考えさせられます。コロナの影響による夏の甲子園大会中止決定を「高校野球は誰のものか」「学生スポーツは何なのか」という根本的なテーマとしてとらえます。そして三つの問題点を指摘します。一つは「部活が課外活動」であること。二つ目は主催する新聞社の販売促進戦略を起源としていること。三つめは「日本学生野球憲章」で学校教育の一環として位置付けられていることの矛盾。結論として競技団体は「教育の一環」を隠れ蓑にせず正々堂々と商業化を目指すべきだといいます。つまり学生スポーツを「参加者、競技団体」のものから国の主導で部活を学校の正規活動とすることから始め競技団体は学校組織傘下として運営し、厳格な管理の下で収益の最大化を目指しそれを施設整備、指導者報酬などに還元するというものです。高邁な理想とはかけ離れている実態を冷静に受け止めその打開策を具体的に提言した素晴らしい内容だと思います。

6月8日 マツキヨ全国制覇

ニュースを見ていたら6月8日に和歌山県に出店することで「マツキヨ」が47都道府県全部に店舗を持つことになると出ていました。「マツキヨ」は創業者が松戸市長として「なんでもやる課」で名をはせた「マツモトキヨシ」さんです。その本社は新松戸にあり私もこちら方面で営業をするときは必ず前を通ります。松戸市は東京に隣接しているので出先はあっても本社を置いている有名どころの企業は他に知りません。この企業が全国を制覇したというのはなんだか意味もなくうれしい気がします。以前確か鳥取県だったと記憶していますが知事が鳥取砂丘に引っ掛け「全国で唯一スタバがない県」と自虐ネタを披露していましたが今はもうスタバも定着しているようで、和歌山県知事が同じように「全国で唯一マツキヨがない県」と言ってくれていたらもう少しマスコミの扱いも大きかったのかもしれません。本日は晴天ということでこんな話題でもいかが。

6月5日 「民度」ってなに?

先日日本のコロナに因る100万人あたりの死者数が他国に比べ少ないのは「民度」の違いだとおっしゃった大臣がいました。昔から日本は神の国ですし、神風も吹きましたし多分他の国の人とは何か違うんだという趣旨の事なのかと疑いましたが多分それは考えすぎなのでしょう。ただここでいう「民度」とはどういう意味なのでしょうか。確か「民力」というのは朝日新聞社が発行している統計本で市町村ごとの経済力や労働力を知るのに役立つものですが民度とは不勉強ながら初耳です。英語辞書には「The standard of living」が例として出ていましたがそうすると生活水準ということなのでどうもここでいう「民度」とはニュアンスが違いそうです。通訳が何と訳したのか分かりませんが質問をした他国の人は以降何も聞いてこなくなったのでその趣旨は理解されたのではないかと大臣。もしかしたら答えの意味が不明だったのかあっけにとられたのかも。

6月4日 柏葉アジサイ

昨日も今日も営業での途中どなた様かの庭に柏葉アジサイが咲いているのを見かけ始めました。この花は形が日本古来のアジサイとは相当異なっており4,5cmの白い花弁が20cm程の紡錘状にびっしりついており緑の葉と真っ白い花のコントラストがまたその形からこの時期非常に目立ちます。まさに娘さんの姿態そのものです。私はこの花を見ると「おそるべき君等の乳房夏来る」という西東三鬼の俳句を思い浮かべます。この句は終戦の翌年昭和21年夏に作られたものでそれまでファッションとは程遠い服に身を包み季節も関係なく昼夜勤労奉仕に明け暮れていた女学生など若い女性たちが晴れてその肉体を誇るように胸を突き出して歩いているのですね。平和の喜びに満ちた何とも明るく爽快な句でとても気に入っています。今はコロナで外出が少々憚られてはいますが夏に向かって一直線のこの季節、街を公園を皆が思い思いの格好で闊歩できる日が待ち遠しいですね。

6月3日 アベノマスク

私は千葉に住んでいるのですが一昨日安倍総理からプレゼントのマスクが届きました。緊急事態宣言が解除されてまもなくなので第二波用あるいは「東京アラート」対策用なのでしょうが、今マスクは馬鹿げた代金を払わなくても大体手に入りますので我が家はそこそこ在庫できています。それに鼻口がしっかりカバーできる一般的なものの方がいいので敢えて小さなマスクをつける気持ちはありません。介護施設などマスク不足で困っているところがあればお届けしようかなとも思っていますが。それにしても、もう大分多くの家庭にこのマスクは届いている筈なのに装着している人を全く見ないのはどうしてなんでしょう。だれか「記念にとっておく」といった人がいましたがもしかしたら今大評判の「こうやってコロナに打ち克った」という本とセットで取っておくと100年後文化(政治)遺産としてとして評価され博物館行になるかもしれませんぞ。

6月2日 米の抗議デモ対応

他国のことを批判する気はさらさらないのですが、アメリカで白人警官の暴行で起きた黒人死亡事件をきっかけに全米で暴動が起きていますが私には分からないことだらけです。まず白人警官が自分に身の危険があるとも思えない状況で黒人容疑者を押さえつけて殺したこと。投稿された写真を見ると傍にいる警官もそれを止めようとはしていません。公衆の面前で犯した殺人。そしてこれに抗議するデモ隊に対し、勿論参加した一部の人達が何をとち狂ったか略奪などを起こすのには絶対に許せませんが大統領がツイートで「略奪が始まれば 銃撃を始める」といっているのには驚きました。デモ隊を「プロの無政府主義者、暴力集団、略奪者」といい、「石を投げた者は銃を発砲したものと同じ。そうした人に報復すべきだ」とも。簡単に銃撃しろなどという言葉が出てくるのは本当に怖いことです。そもそも何が原因だったのか彼には考えることもしたくないのでしょうね。

6月1日 学校再開

今日久しぶりにランドセルを背負った小学校生徒が集団で歩いているのを見ました。学校が始まったのでしょうか。コロナ騒動からもうどのくらい経ちますか、学校は休み、公園でも遊べない、テーマパークには行けない、学校給食はない、、、子供たちは大変だったでしょうね。親はもっと大変だったでしょうが。学業のこともあるでしょうがまずは元気な顔見せからでしょう。多分久しぶりに会う友達とまた遊べることが精神的には大きなことなのだと思います。まだ密集を避けるための措置がとられているようなのでフルメンバーとはいかないのかもしれませんが。こんなことは親にも子にも未だかってないことで、こう長いと「学校がなくてうれしい」などということはさすがにないでしょうね。やはり街には元気な子供たちの声が聞こえ走り回っている姿を見られるのは大人にとっても嬉しいことです。何とか二波、三波など起きないようにまだまだ気を付けていきましょう。