1月31日 営業担当者の雑記

通勤電車の中で今読んでいる本にこんな短歌が紹介されていました。「「奥さんは元気」とふっと聞く妻をお前さんだときつく抱きしむ:渡辺光男」というものです。認知症になった妻をそれでも愛おしく思う夫の心情がよく偲ばれるとても情愛のあふれた作品です。前職の先輩が母親から「どちらさまで?」と聞かれたと悲しんでいました。誰しも年を取れば記憶力は衰えそしてそれが酷くなれば赤ん坊に戻っていきます。そしてこの状態を頭で理解はしていても目の前の状況には中々上手く対応出来ません。私も母親が認知症を患い最初の子ということで彼女が与えられるすべての愛情を注がれたと思っている私のことが時に分からなくなりました。感情の揺れは随分とありはしましたがやはり大好きだったのだなと実感し始めた時にそれを伝えきれないのは悲しいことです。それでもこの作者は奥様を大切に慈しんでいるのですね。わが身に照らしてみると薄ら恥ずかしくなります。

1月30日 営業担当者の雑記

昨年のデータ整理をしています。その中でポスティングと新聞折込に非常に大きな傾向の違いが出ています。新聞折込の場合は過去非常に長い歴史とデータの蓄積があり毎年ほとんどデータにブレがありません。月/年の貢献度を見ますと最大10.1最低7.1ということで各月の標準貢献度8.3の上下+1.8、-1.2の幅になっています。しかしながら松戸新聞販売協議会ポスティングのデータはこれとは大きく異なり、8.3の標準値に対し最大は+6.7、最低は-3.8とその幅は非常に大きなものになっています。これは松戸限定の商売であるためそしてまだ顧客数が少ない(データが少ない)ことによるブレといえます。毎週注文「0」の恐怖と闘いながらの(少し大げさですが)営業活動です。逆に言うとそれだけ「やりがい」といいますか個人の活動成果が如実に表れるということになります。どなたかこんな商売にチャレンジする方はいませんか?

1月29日 営業担当者の雑記

野田で小学4年の女子をいじめ殺した父親が逮捕されました。この手の事件を見聞きするたびになんとも被害にあった子供が不憫でなりません。父親は例によって「殺すつもりはなかった」とか「しつけ」だとか言っているようですが真相が分かってくるにつれ日常的な虐待があり一度は児童相談所にも保護されていたことがあるのだとか。私はいじめ殺されるくらいなら親元と離し施設で過ごすほうがよっぽどまし「親はいなくても子は育つ」と思っています。何しろ一度しかないこの人生!だれであってもその人生を奪うことは出来ません。親がいなくて寂しくてもまわりの人たちがやさしくしてくれかもしれません.例え自分以外誰も信じることができないとしても生きてさえいれば何とか道は開けていくと思います。どんな人にもお天道様だけは必ず見守っています。両親の愛に包まれて育った私は「親に殺される」というのは想像出来ませんが本当にかわいそうでなりません。

1月28日 営業担当者の雑記

先週末は気温が下がるということで袋田の滝の氷瀑を見に行きました。このところ雨が少ないので水量は期待していなかったのですが氷もイマイチで三段ある滝のうち一番下がそこそこ凍っているくらいで平年より随分見劣りしました。で近所の月待の滝(裏見の滝)にも足を延ばしました。ここは名前の通り小さいながら裏から滝を見ることができる珍しい滝です。予想に違わず全面結氷はありませんでしたが非常にいいものを見ました。滝から落ちてくる水が水面で跳ねそれが凍り付きうず高くなっているのです。そして真ん中は滝の水で抉られカルデラ状になっています。さらにその下部は水の流れにより紋ができているのです。まるで砂漠の風紋のような実に見事な造形です。北国に縁のない私は結構興奮しました。詳しく調べると水量、気温の条件があえば上からと下からの水がつながって氷筍(こんな言葉があるかは知りませんが)とでもいうような形になるそうです。

1月25日 営業担当者の雑記

大阪なおみ全豪オープンテニス決勝進出。去年の全米オープン優勝から引き続いての快挙なるか!それにしてもとんでもない選手が出てきたものです。彼女が活躍するたびにかつての名選手伊達公子さん、杉山愛さんの名前が出てきます。二人とも美形でしたが大阪選手も負けず劣らずの美人。背が高く足が長くなによりその動作、言葉が何とも言えず可愛らしいのです。米国での生活が長いので日本語はまだあまり上手ではありませんが彼女のスピーチ、コメントはユーモア精神が溢れています。全米オープンでセレナに勝った時なんだか勝ったのが申し訳ないような表情と話はとても心を打ちました。一瞬にしてなおみワールドに引き込みました。今時のといっても今時の若い女性とお付き合いはありませんがきっと珍しいほどの純真さだと思います。勿論プレイも素晴らしく力感にあふれたサーブ、強烈なラリー今までになかったタイプの選手で何とか全豪を制して欲しいものです

1月24日 営業担当者の雑記

今日は猛烈な風が吹いています。昼食をとるために止めていた車のドアを開けようとしたら突風が吹き思い切り開いてしまいました。
隣の車とは少し距離があったので事なきを得ましたが危ないところでした。週末にかけてこの天気は全国的なようで昨晩の天気予報では東北・北海道では猛烈な寒波襲来と激しい北風とが相乗し「ホワイトアウト」現象が起きるといっていました。大災害で電気がストップした時に起きる「ブラックアウト」というのは一時話題になりましたが雪によるこの「ホワイトアウト」も恐ろしそうです。たまたま車に乗っている場合は周りが全く見えないのですからいつ事故が起きてもおかしくない状況なので多分動きが取れないと思います。停車していてもこの先の予測がつかずとても不安になりそうです。前職時代北海道担当の営業からその凄さを聞いたことがあります。まったく経験したことがないし経験したくもありませんが北国の人は大変ですね。

1月23日 営業担当者の雑記

一昨日1月21日のスーパームーンは見ましたか。本当にお月さんが真ん丸で実際にもいつもの1割ちょっと大きく見えるらしいのですが私の感覚でもとても大きく見えました。特に天空まで上がりきらず目からの角度が小さい状態では「はっと」息を飲むほどの大きさでした。なんだか浮き立つような気分での帰宅途中さらにとあるお庭から「蝋梅」の香りが漂ってきました。いつもは一瞬その香りに包まれて通り過ぎるだけですがこの日はそれがもったいなく香りを思い切り飲み込みました。鼻からだけでなく口からも耳からも香りを吸い込み体中を「蝋梅」で一杯にしました。少し甘くそれでいてくどくなく、清々しいのですがそれが鼻につくことはなく、一本が二万本になっても決して安物の香水にはなりません。冬の澄み渡った空気の中でひと際凛としているその姿。特に満月に薄っすらと浮かび上がった花と芳香は家に着くまでのしばし心をとても温かくしてくれました。

1月22日 営業担当者の雑記

86歳で南米最高峰アコンカグアの登頂を目指していた三浦雄一郎氏が、ドクターストップで登頂を断念し次男の豪太氏が父のリュックを背負い山頂に立ったと報道されていました。三浦氏は富士山からの直滑降、世界7大陸最高峰全峯での滑降、70歳、80歳でのエベレスト登頂と名だたる冒険家ですが一時目標を失い怠惰な生活のため見る影もない体になってしまったことに発奮し後半生の冒険を再開したとのこと。今回は6000m付近でこれ以上先に進むと心不全の恐れがあるという医師の判断に従ったようだ。それにしてもとんでもないことを考え行動する人です。86歳の年齢そのものが長寿の域に入りかけているのに今回の登山を思いついたこと、そして成功するために必要な多分それは想像を絶するものだと思うが訓練に耐え実際に6000mまで行ったこと。いくつになっても冒険心の塊で又その達成のためには労苦を惜しまないという姿勢には恐れ入ります。

1月21日 営業担当者の雑記

今日は朝から忙しく昼飯を食べる時間も惜しんで仕事をしました。珍しいことなのですが。(社)松戸新聞販売協議会のポスティングスケジュールは月曜日の午前中までに受注、翌火曜日の午前中までにチラシ、代金をご用意いただき、原則その週の木金で配布という流れになっています。出来るだけ月曜日に商談が重ならないように事前に調整しているのですがお客様の都合もあり、また「新聞折込」の営業もしているのでこんな日が時にあります。とはいっても一回の発注単位は様々、今回の場合は比較的少なく労働と実績があまり一致しなかったということになりました。ローカル商売は情報提供などお客様へのサービス、アフターフォローが支えですので忙しくてもコミュニケーションは欠かせません。価格を下げろという依頼以外は出来るだけ叶えるようにしています。そんなことも含めたいわゆる「営業活動」は結構性に合っていると思っており苦にはならないのですが。

1月18日 営業担当者の雑記

稀勢の里引退!とうとう引退してしまいました。横綱昇進以来満足な成績どころか場所を15日間務めることもままならない状況だったので苦渋の決断とはいえしょうがないことだと思います。日本人唯一の横綱ということで随分期待もされ本人はその重圧もあったでしょうし、何より度重なるケガが完治することなく土俵に上がり続け相撲が取れない体になってしまったのがその原因でしょう。彼は一途な性格とぶっきらぼう(そう装っていたらしいのですが)な態度がまじめ一本な相撲取りということで人気もあったようです。個人的にはケガをしないような体を作り上げ、ケガをしたら誰が何と言おうと完治するまで出場せずひたすら勝負に徹する白鵬に凄みとプロを感じます。また「日本人唯一の」という言い回しはあまり好きではありません。確かに日本伝統の文化なのかもしれませんが日本人以上に日本人の心意気を持った相撲取りもいるのですから。