9月5日 営業担当者の雑記

日経夕刊に「鳥取の牛骨ラーメン」が紹介されていました。各地にご当地ラーメンがあるが鳥取県中部でこの牛骨ラーメンが根付いてきたのだとか。地元では昔から当然のように牛の骨でダシを取っていたのだがそれが独自の食文化だと分かり全国にアピールしているとのこと。私は福岡出身ですが小倉というところでラーメンは昔ながらの中華そばでした。就職して最初の赴任地が福岡でその時初めて博多の豚骨ラーメンを食べそのすっきりした甘さに驚きました。以来結構食べてきましたが関東の豚骨ラーメンは少々苦手です。何しろ表面に油が浮いているのに「背油を追加しますか?」と聞かれたのには驚きました。豚骨スープはしっかり濾し豚の油臭さを抜きすっきりしたものだと思っていたのですが関東の豚骨スープはギトギトしており手にも油が付く感じです。人により好みはあるのでしょうが関東にも店は沢山あるので是非本場博多の豚骨ラーメンをお試しください。

9月4日 営業担当者の雑記

北方領土返還の解決策としては「戦争しかない」といった国会議員が今度は竹島の問題でも「戦争しかない」と発言したとか。こういう極端な発言をする人に反論する気もないのですがこの方本当に戦争がお好きなんですね。私などは殺すのも殺されるのも嫌ですから冗談にも「戦争しよう」などとは言えません。若い方のようですが戦争=人殺しということが分かっていないのでしょうか。何とか戦争を避けるべく交渉を続けるのが政治家の使命のはずなんですが。まさかこんな勇ましい方が次の選挙で通るとは思えませんが昨今世界中で威勢のいい勢力が力を持ち始めているので少し怖さを感じています。

9月3日 営業担当者の雑記

「夜のでんしゃに「もうだめだな」といふ人あり雨の言葉のやうに沁みくる:馬場あき子」昨日の帰り京成電車で人身事故がありました。津田沼駅で1時間ほど待たされたのですがアナウンスによるとどうも家の近所の踏切のようです。電車内で本当にこんな言葉を聞いたことはありませんがそれに近い顔をした人には時に出会います。会社で家庭内で、人間関係なのか金銭問題なのか様々な理由はあるのでしょうがそして心の中で「だめだな!」と思うことはあるでしょうが思わず言葉になって出てきてしまうとただならぬ景色が生まれてしまいます。ちょうど夏休みが終わったこの時期は学生の自殺が多いのだとか。かつてプロ野球の名投手鈴木啓二の言葉「なげたらあかん!」を自殺まで考えている人たちに叫びたい。何とかなるどんなことでも生きてさえいればそう思います。とんでもない偶然が重なってこの世に生を受けている私達には命ある限り生き続ける義務があります。

9月2日 営業担当者の雑記

去る8月29日の読売新聞朝刊に千葉市花見川区の実籾本郷公園にサトイモの花が咲いているというローカル記事が出ていました。サトイモは東南アジア原産で日本で花が咲くのは非常に珍しいと書いていましたのでミーハーとしては近くでもあるし早速日曜日に見に行きました。農家の人によると朝10時くらいまでがきれいに咲くのだがこの時間(昼ちょっと前)だと大分萎んでいるよとのこと。花は3輪あり一つは少し時期遅れ、一つはこれからの蕾そして一つが綺麗に花を広げていました。何となく黄色い水芭蕉という感じですが中心部分が相当違います。水芭蕉は小さな花が沢山ついている感じなのに対しサトイモはスーと伸びた茎といった感じです。どちらも後ろ頭に傘を被っているというところが似ています。ネットでみると結構あちこちで咲いてはいるようです。勿論私は初めて見たのですがあの小さな芋の花?というほど不釣り合いな何とも可愛い花でした。

8月28日 営業担当者の雑記

今日の夕刊一面に「九州北部に大雨特別警報」と題され大雨で冠水したJR佐賀駅前通の大通りが写真に出ていました。前にも一度書いたことがありますが私はここ佐賀市でわずか半年ですが新婚生活をおくりました。JR佐賀駅から車で10分ほどの繁華街に近いところに住んでいたのですが当時佐賀は水に非常に弱い町でその半年の間に床下浸水に合ったのです。この町は非常に平らなところで水はけがあまりよくなくいたる所に水路がありそれが溢れると大きな川の氾濫がなくてもすぐに水が溜まってしまいます。この時は繁華街が冠水しレスキュー隊がボートで救助作業をしていたのを覚えています。今回の大雨特別警報は「5段階の警戒レベルのうち、最も高いレベル5に相当しこれまでに経験したことにないような大雨。直ちに命を守るための行動を!」と気象庁が呼びかけるほどですから余程の雨の量なのでしょう。何とか大災害が出ないことを祈るばかりです。

8月27日 営業担当者の雑記

夏休みもあと1週間ですね。この時期通勤電車には部活の生徒以外は乗っていないので空いています。家の近所には小さな子供たちもいるのですが昔のように外に出ては遊ばないのでしょうかあまり声は聞こえません。昔吉田拓郎というフォーク歌手(今もいらっしゃるのですが)がおり彼の歌に「夏休み」というのがありました。「♪麦わら帽子はもう消えた たんぼの蛙はもう消えた それでも待ってる夏休み」と始まります。2小節目は「姉さん先生もういない きれいな先生もういない それでも待ってる夏休み」です。教育実習の先生だったのでしょうか、するとまだ22,3歳です。本当に姉さん先生です。若くてきれいな女先生がいなくなるとそれは寂しいですよね。初めて先生と呼ばれる気分はどんなものなのでしょう。絵日記、花火、畑のとんぼ、、と郷愁を誘う単語のオンパレード。これを拓郎の明るいまっすぐな声で聴くとやっぱり夏休みになりました。

8月26日 営業担当者の雑記

昨日テレビのチャンネルを回していたらパラリンピックのマラソンと100mの選手の話しをやっていました。どちらも世界チャンピオンでマラソン選手は3時間を切る女子日本人選手、100mは11秒を切るアメリカの選手。何より私が驚いたのはその記録です。健常者の私から見れば闇の中での全速力走行とか42kmを走ること自体があり得ないことですが選手は伴走者の助けを借りながら自身の全能力を発揮しようとします。当初100m選手と伴走者は左右が違うだけのまったく同じフォーム。ところが選手と動作を合わせる伴走者には物凄い負担が掛かり故障してしまうのですがその解決策として伴走者が目一杯走り選手がそれに追いつくように叱咤激励するシーンは壮絶。またマラソンは道の状況を事細かに説明しながら選手の負担にならないようなフォームで走るので体力的に余裕がないと務まりません。どちらも選手と伴走者が一心同体になり双方が高めあう姿には感激しました。

8月23日 営業担当者の雑記

車に乗っているとこの時期あちこちで鮮やかな色の花に出会います。百日紅はもう定番ですが芙蓉も木槿も満開です。ところでこの木槿と芙蓉は姿形がとっても似ています。調べてみると似ているのも郁子なるかなどちらも「アオイ科フヨウ属」なんですね。ついでながらに言うと芙蓉の葉の方が相当大きく丸っこい形をしているのに対し木槿は切れ目が入って3つに分かれています。これを知ってみると見わけはとても簡単です。木槿は芭蕉が「野ざらし紀行」の中で「道のべの木槿は馬にくはれけり」」と吟じ有名になりましたが確かに丁度馬の顔辺りの高さで白や紫の大きな花を咲かせるので馬もひょいっと食べてしまいそうです。さすが芭蕉翁暑さの中の一瞬の出来事を見事に描いています。芙蓉は夜になると色がピンクになる酔芙蓉という色っぽい名前のものやアメリカ芙蓉というやたら大きくてハイビスカスと見まがうようなものもあります。いづれも車窓を和ます花々です。

8月22日 営業担当者の雑記

おさがわせトランプ大統領が今度はデンマークにグリーンランドを売ってくれないかといったというのが話題になっている。国際政治としては単純な話しではないのかもしれないがミーハーとしてはトランプ大統領、デンマーク首相、国会議員の発言がとてもおもしろい。「売ってくれ」と言われたデンマークの首相は「ばかげている」と一刀両断、するとトランプ大統領は「ムカツク言い方だなもう少しいい方があるだろう」と反論しデンマーク訪問も取りやめに。デンマークのある国会議員は「この男は何を考えているのだ、エイプリルフールの冗談にしてもだ」といいまた別の議員は「デンマークの一地域が売りだし中だと思う理由はどこにもない、アメリカのどこかは売り出し中なのか、アラスカは?もっと敬意を見せてほしいと」どんな背景があるかは知らないがよその国の領土を売ってほしいとまるで不動産取引のようにいうトランプ大統領。「さすが、座布団一枚」