6月14日 営業担当者の雑記

今日の日経夕刊「私のリーダー論」はおもしろかった。ゴリラ研究の第一人者京都大学総長山極寿一氏が理想のリーダー像を語っています。ゴリラのリーダーに求められるのは「負けない心:攻撃し合わずに張りあって、周囲も自分も納得して引き分ける。」といいます。勝とうとする精神は、相手を屈服しようとするので自分は段々孤独になっていくが負けまいという姿勢は相手を対等に見るので友達を失わずに済む。だから仲間が出来る。そうやって人間の集団もつくられていったのでしょうと述べます。800万年ほど昔チンパンジー達とたもとを分かち独自の進化を遂げて今の人類があるようですが当時森の中で、草原で人間はとても弱い存在でした。ライオンと比べるまでもなくほんの小さな動物よりも体力的には劣っていたにもかかわらず生き延びてきた一つの要因は「集団生活」だと何かで読んだことがあります。今の社会でとても示唆的な言葉だと思います。

6月13日 営業担当者の雑記

昨晩のテレビは米朝会談一色でした。どのチャンネルを押しても現地シンガポールからのレポートというものばかりでした。会談そのものについては述べる気はないのですが10時からちょうどW杯戦前最後の対パラグアイ戦があり即こちらにしました。久しぶりに日本陣営が元気で前半から何本もいいシュートを放っていましたが結局1点取られ前半終了。しかし後半になっても元気さは衰えず立て続けに得点。香川、乾というコンビ(分かった風に書いていますが実は選手の名前特に若い選手はほとんど知りません)とかで最終的に4対2で快勝。このところ景気のいい話はサッカー界から聞こえてこなかったのでとてもよかったと思います。W杯で日本が活躍するとまたサッカー人気が復活してくるのではないかとのこと。今少し陽が陰っているという事も知らないのですが、まったくのミハーコメントで恐縮です。

6月12日 営業担当者の雑記

会社の門扉の横にナツツバキとその下にツツジが植わっているのですが、とっくに花は散っているツツジの葉の上にナツツバキの花がまるでツツジの花のようにそのままくっついています。花の形はそれぞれ随分違うのですがあまりにナツツバキが形を保ったまま落ちているのでなんだか不思議な感じです。

6月11日 営業担当者の雑記

先日前職の仲間とあって来ました。プロジェクトチームが最終的に解散してから20年。優秀な人達を選抜して華々しくスタートしたこのプロジェクトでしたが発売した商品があまりにも時代を先取りしており少しずつ縮小していきついに解散となり仲間を次の職場に迎え入れて貰う為に上司が社内を駆けずり回り苦労していたのを思い出します。転職した人、退職後自立した人、悠々自適な人など様々でしたが皆様お元気でこういった会に付きものの「病気自慢」「孫自慢」もなく近況報告等和気あいあいの時間を過ごしました。私は同窓会といった催しがあまり好きでなく小学校から大学までいまだ参加したことはありませんが旧職場の苦労した仲間と近況報告をし合うのは時にはいいものですね。

 

6月8日 営業担当者の雑記

会社の傍にある森:個人所有のようですが:が伐採されています。この森は1辺が200mほどの三角形で木に覆われており多分住人の方もほとんど入っていない感じの場所です。背の高い杉が何本も切り倒されています。中は広いので道路を邪魔するようなことはありませんが段々中の様子が見え始めました。どうも整地して集合住宅が出来るようです。この界隈ではちょっとした空地があると直に住宅が建っています。森のぐるりは完全に仕切りがしてあり子供達が入りこんで秘密の基地を作っている様子はなさそうです。私が小さい頃はこういった森は格好の遊び場だったのですが。多分鳥や小動物も棲みついていたのでしょうがどこかに追い払われる事になるのでしょう。何十年もこういった移り変わりを見てきたので特別な感慨もないのですが少しだけ寂しい気もします。

6月7日 営業担当者の雑記

昨日目黒で起きた娘虐待の父親が捕まりました。殺されたのは再婚した妻の連れ子で5歳の女の子。食事も満足に与えられず、外にもほとんど出されず日常的に暴力を受け亡くなった時は通常児の6割位しかなかったとのこと。父親は「しつけ」と称しているようだが毎日4時に自分で起き字の練習をさせられていたようでその内容が不憫でなりません。「ママとパパにいわれなくてもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするからもうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」どんな思いで亡くなったのか胸が張り裂けそうです。以前にも児童相談所の世話になっていたとの事なので自分達で育てられないならそのまま預けていればこの子は命を落とさずに済んだものを。鬼畜生野郎です。妻も自分の身可愛さに見て見ぬふりをしていたようです。世に連れ子虐めは聞きますがこれほど残酷で非道な殺人が出来る人がいるんですね?!

6月6日 営業担当者の雑記

いよいよ紫陽花のシーズンです。紫陽花には雨がよく似合うと言いますが確かに色と言い花の形と言い梅雨時の風物です。この間埼玉県幸手市権現堂堤に行ってきたのですがここは市民のボランティアで春は桜、菜の花とこの時期は紫陽花、秋には彼岸花が権現堂川堤一杯を覆い尽くすとのこと。元々荒れ川で何回も水害の被害を出し数百年に亘っての治水事業でいまのような市民の憩いの場所になったようです。ここには100種16,000株の紫陽花があるとのことでヤマアジサイ、ガクアジサイ、柏葉とその変形?(これは普通の柏葉より花が小さくもっこりしている)勿論昔から馴染みの和紫陽花、さらに流行りのアナベルも満開でした。アナベルは花が小さくそれが全体で10,15cmほどの塊になった真っ白な紫陽花でとても清楚な感じです。入口の土手一面には薄緑の花が植わっており半月ほどで満開なるとそれは見ごたえがあるとの事でした。

6月5日 営業担当者の雑記

通勤途中に栗の花が咲いています。といっても花なのか別物なのかは判然としないのですが猫じゃラシ状のものが今の時期一杯付いています。でこの「花?」非常に臭いのです。鼻を突くような匂いで昔確か精子の匂いに似ていると聞いたことがあります。精子の匂いをしっかり嗅いだ事はないのでそれが正しいのかも分かりませんが一説によるとそれは俗説で不飽和アルデヒドの所為だとも言います。ところで秋になるとほこほこ甘い栗の実、日本では随分昔から食されていたようで縄文時代にまで遡るともいいます。確か青森三内丸山遺跡では弥生時代に入って稲作が普及し始めても食用として栗の木が栽培されていた跡が残っていると読んだことがあります。一般的には縄文文化と弥生文化は共存しないといわれてきたが最近の研究ではこの縄文時代の食生活は弥生に入っても続いていたようです。古代の人も美味しいものには目がなかったのでしょう。

6月4日 営業担当者の雑記

昨日6月2日に開通した外環道を通ってみました。市川高谷から三郷南までの15.5kmで首都高を通らずに千葉方面から埼玉、関越道に抜けられるという事でビジネスにも随分と貢献するようです。私は単純に都内を通らずに関越道に抜けられるという事で通ってみたのですが、快適です。ほとんどトンネルですが中は最新の照明設備があり2車線ずつでとてもスムーズです。私の感覚では2,30分首都高を通るより早い感じです。今までは東北道、常磐道、関越道に家から入るのには成田大栄から圏央道を通るか首都高を通るかで道は混んでおり大概事故が一つ二つあり各高速道の入口までたどり着くのが大変と言った感じでしたがその不愉快さは大幅改善です。

6月1日 営業担当者の雑記

昨晩北海道の利尻島の海岸でヒグマと見られる足跡が見つかったと報じていました。町が道立総合研究機構に照会したところヒグマの成獣の雄と見られるとの事。島は対岸の稚内から約20km離れており俄かには信じられないのですが、調べてみると昨今北極海の氷が溶けホッキョクグマが餌を追ってとんでもない距離を泳いでいることが分かりました。あるホッキョクグマのメスは600km以上泳いだと保護団体が発表しています。それだけ餌が見つからないのですから子どの生存率も落ちていきます。本人も2割以上体重が減ったとの事です。ということでホッキョクグマとヒグマが親戚だとしたら20km位泳いでも不思議はないし事実100年ほど前島の近海で泳いでいるヒグマが発見されているそうです。今回も餌を追い求めて泳いだのでしょうかそれとも軽い気持ちで遠泳を楽しんだのでしょうか、いずれにしても熊のいない安心な島だったのですからちょっと心配です。