1月17日 営業担当者の雑記

「1月17日」23年前の今日早朝阪神淡路大震災がおきました。テレビを付けると阪神高速の大阪から神戸に行く道が横倒しになっているという映画でしかありえない光景が映し出されました。それから報じられる内容は目を疑うようなものばかりです。当時働いていた会社の本社ビルの2階が押しつぶされているという話も入ってきました。阪神界隈には友達、同僚もたくさん住んでいたのですが幸いにして犠牲者は出ませんでした。それでも死には至らないまでも深刻な被害はそこかしこにあり家の2階が落ちたとか道路がズタズタになりライフラインがストップしたのでしばらく安否が分からなかったとかといった話は山ほどありました。後日会議で神戸に行った時見たものは想像を絶するものでした。学生時代にほっつき歩いた町並みはすっかり荒れ果て市役所はビルの途中がへしゃげ公園には青いテントが立ち並び道はデコボコ。あれからもう23年が経ったのですね。

1月16日 営業担当者の雑記

今日の日経夕刊「あすへの話題」に安藤和津さんが心打たれる文を寄せていました。次女の成人式の話で、介護の末期で寝たきりの母親が前から「さくら(次女)の成人式まで頑張らなきゃ」といっていた。あと三ヶ月で成人式というある日「さくらの振袖何色がいいと思う?」と尋ねたが既に言葉を発することが出来なかった母親は瞬きをするだけだった。二日後酸素マスクの下から「アー、アー」と声を出すのでマスクをずらすと「ピ・ン・ク」といった。用意していたのは黒地だったので在宅介護中の彼女はあちこちの知り合いに連絡してどうにかピンクの振袖を調達できた。成人式当日髪を結い薄化粧をした「さくら」が「おばあちゃま、ありがとう」と言いながら母親の手を握った、その時母親の目から一筋の涙がツーッとこぼれ落ちた。それから間もない、桜の花びらが舞い散る春の日に母は旅立った。男の私には想像を超えた娘と母親と祖母の血の繋がりなのだろう。

1月15日 営業担当者の雑記

先週南房総の鋸南水仙祭に行ってきました。ここは富津館山道保田ICから車で5,6分の所にある駐車場が出発点ですが最近出来た「保田小学校」という道の駅でも大丈夫。海抜10m位のところから110mくらいまでの時に急こう配の3kmほどの道の両側に江戸への出荷用に植えられたのが由来という水仙が数千万本植わっています。ここにはほぼ毎年来ているのですがやはり年に依って花の咲き具合、香りが違い今年は少々花が少ないのと時期も少し遅かったようです。それでも小高い丘の斜面一面に、あるいは小川の崖に植わった花は青空に映えてとてもきれいでした。また頂上付近の日当たりがいい斜面には数本の紅梅が満開になっておりまたフライイング気味に咲く数輪のカワズザクラと共に水仙の黄色と緑、青空と何とも見事なコントラストでした。さらに下山途中には「ジョウビタキ」がじっとこちらを見ているので写真のモデルになって頂きました。

1月12日 営業担当者の雑記

日本高野連は今週の選抜から導入する「タイブレーク」制を夏の甲子園地方大会、本大会にも適用すると発表しました。「タイブレーク」制とは延長戦が12回以上続いた場合13回は無死1,2塁で12回までの打順を引き継いで継続打順でスタートし決着がつくまでこれを繰り返すというもので決勝戦だけは15回で翌日再試合この場合は「タイブレーク」制とするというもの。確かに過去延長戦で数々のドラマが生まれました。古くは板東、村椿から太田、井上投手の投げ合い松坂擁する横浜とPLの試合も凄かった。但し私はこの「タイブレーク」制に大賛成です。野球が大好きで始めた選手達を高校野球で潰してしまっては可哀そうです。選手達はこの一瞬の為にと頑張るのでしょうが消耗品の体を壊してしまっては本も子もありません。それでなくとも昔ながらの非合理的な練習を強いる監督もいるやに聞く中今回の措置は選手の健康上大変結構なことだと思います。

1月11日 営業担当者の雑記

昨晩の夕食後頂いた煎茶を入れて飲んでいると干し柿が出てきました。女房殿の大好物です。らっきょを少し太くしたような形、表面が白く中身は薄い飴色、天然の上品な甘さで煎茶とはとても相性が良いのです。包装紙には「市田柿」と書いてあります。よく見る名前ではありますが何のことだかは知りませんでした。調べてみると干し柿のブランド名で市田柿ブランド推奨協議会によると「原料柿、製造地域共に飯田市・下伊那地方に限る」とのこと。渋柿のタンニンを抜くと甘くなるという事は知っていましたが結構厳密な製造工程を経るようです。渋柿が干し柿に変身すると甘柿の1.5倍ほどもあるという糖度が表に出てくるのですね。元々ドライフルーツ大好き人間なのですが干し柿のじわっと来る上品な甘さにはぞっこんです。これにはやはり少し上質な煎茶がぴったりです。優雅な別腹を楽しみました。

1月10日 営業担当者の雑記

昨日カヌースプリント競技でライバル選手の飲料への禁止薬物混入のニュースがありました。このままではオリンピック出場が危ういと思いやったとのことだがこれは深刻な問題です。今までは性善説というか他選手がそんなことをするはずがないとの前提から飲み物などの保管にさして注意を払っていなかったことから出来得た行為ですが外国では昨今ドーピング問題が相次いでいることから選手それぞれが自衛策を講じているようです。東京であるオリンピックには何がなんでも出場したいという気持ちからのようですが他人を陥れてでもというのはスポーツ選手にあるまじきことでしょう。必ず優劣がでてしまうスポーツの世界は非情ですが一流選手はそれに打ち克ってきたのだと思うのですが悲しいことです。

1月9日 営業担当者の雑記

一昨日群馬県安中市の「ろうばいの郷」に行ってきました。年が明けるとすぐの慣例行事です。この日はおまつりということで駐車場代もいらず、さらに花の付いた小枝が無料で貰えました、実はこれが目当てではあったのですが。ここは約12,000本の木があり当日は8分咲きくらいでしたがそれでもあの独特の芳香が園内に漂い青空の中ゆったりとした一日を過ごせました。頂いた切り花は車の中を優雅な香りに染めさらに家では玄関先に活けたのですが上品な香が家中に広がり何とも優雅な雰囲気になっています。これが水仙だと匂いがきつ過ぎて少々鼻に付くのですが、一本でもどこからか香ってくるし,さりとて12,000本のなかでも爽やかで甘い穏やかな香りは決して付け過ぎの香水のようにはならない不思議な花です。今私の家のパソコンの待ち受け画面は早速蝋梅になっています、香りまでは立ちませんが。

 

1月5日 営業担当者の雑記

今日は二十四節季でいう「小寒」です。これから本格的に寒くなるようですが今日は律儀に暦通りの寒さになりました。昼から社内恒例の神社参りに行ったのですが御祓いを待っている間も随分気温が下がっっており厚手のコートに手袋をしていました。中国の同僚からかの国にも「おみくじ」があると聞きました。神社はないのでお寺で売っているとのこと。一時期伝統的な行事などがすべて廃止されたようですが近年はまた復活しているようです。さらにお坊さんの学校もあるのだとも言っていました。お寺を運営するにはやはりお経も読めなければなりませんので当然といえばそうなのですが中国建国を考えるとびっくりしました。現在の日本とはお正月風景も相当違うようで昔の日本のように皆で祝っているとのことです。子供達が集まり、冬中に食べる肉を用意し、いろんな正月料理がでるとのことです。日本では少々味気ない風景になってしまいましたが。

1月4日 営業担当者の雑記

皆様 明けましておめでとうございます。

御正月は如何過ごされましたでしょうか。今年は三が日とも天気がよく九十九里からの初日の出は随分きれいでした。恒例の稲毛海岸からの冨士山は少しもやっておりイマイチでした。年を取るにつれ正月が目出度くなくなるのですがなにはともあれ1年間無事に過ごせたことに感謝し来る1年を無病息災で暮らせます様三社参りをしてきました。皆様にとって本年がよい年でありますように。