1月31日 営業担当者の雑記

たまたま手にした昨年11月発行の「月刊新松戸」というミニコミ紙に久田惠さんがおもしろい文章を書いていましたので紹介します。「何気なくの情報こそが大切だったのだ」と題し最近情報に疎くなった。そのひとつの理由に宅配の新聞をとらなくなったことがありそうだというのです。しばらく家にいなくなるのでこれを機会に電子版に変更し無料版で「読み慣れる」ことをめざしたが一向に「読み慣れない」さらにPC画面で文字を見ていると頭の疲労度が高い。以前は新聞をテーブルの上に開きお茶を飲みながら何気なくページを繰り、何気なく目に留まった記事を読む。多分その何気なくの情報こそが大切だったのだと述懐しているのです。そして以前は興味がある記事や本の広告をファイルしていたのだがそれもやらなくなってしまったと続けます。昨今の新聞離れで必要な情報だけをスマホで検索するという人達が増えていますが「大切」な事を失っているのかも。

1月30日 営業担当者の雑記

今日前職時代の同僚から電話がありました。又高座に上るのでいかがですかという案内でした。実は彼退職後元々好きだった落語を始めるということでプロに弟子入りし年ニ回仲間と高座に出ていました。ところが去年は一度も御誘いがなくどうしたのだろうと思っていたら友達から病気で入院したらしいと聞きました。結構重そうな病名だったので心配していたのですがようやく復帰できたようです。彼は学生時代野球をやっていたことから確か「三塁」という芸名だったと思いますが中々筋がいいのです。まず声が明るくよく通ります。さらにやさしそうな顔で体が大きく着物がよく似あいます。四ツ谷生まれの四谷育ちということで根っからの江戸っ子。歯切れがいいので結構啖呵も切れるし間延びした若旦那も演じられます。2,3年前全国大会にも出場したと聞きます。何とか都合を付け是非とも応援に行こうと思っています。

1月29日 営業担当者の雑記

大相撲初場所は平幕の栃ノ心が14勝1敗で優勝しました。開幕時は横綱が3人揃っており久しぶに横綱同士の優勝争いが見られると思ったのですが白鵬、稀勢の里が早々に怪我で休場し鶴竜一人になりました。その鶴竜が10日目まで無傷でもしかしたら全勝優勝もありかと思ったのですがそれから4連敗で脱落。結局前頭3枚目の栃ノ心が優勝ということになりました。この栃ノ心は怪我で幕内から幕下まで落ちそこから這い上がったとのことで喜びもひとしおでしょう。去年生まれた赤ちゃんと奥様は故郷のジョージアにおり優勝が決まった時は皆で泣きあったとのこと。顔は角界のニコラス・ケージといわれるほど渋い2枚目、身長192cm体重177kgで肩から首にかけての筋肉が物凄くとても均整が取れた体。平幕で優勝した力士は大関になれないというジンクスがある様ですが来場所以降も活躍して欲しい力士です。

1月26日 営業担当者の雑記

「手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ:虚子」このところの寒さは鼻だけでなく耳もとても冷たいですね。分厚いコートを着ているので体と首まではいいのですがフードを付けていないので耳はしもやけになりました。昨日水道管が凍りつきトイレも洗面所も暫く使えなくなったので帰る時ほんの少し水を出しっぱなしにしておいたのが効いたのか今朝は大丈夫でした。今日水道屋さんに来てもらったのですが水道管が変な配管になっているので完全にはカバー出来ない、水を少し出して帰った方がいいよとのこと。これを聞いた若い同僚は何の事だかまったく理解できない様子。昔今ほど家の建てつけがしっかりしてない頃寒い時には水道が出ない事がよくあり前の晩にほんの少し水を出しておくといいと親から教わったのですが。それにしてもしっかり雪が降ったのに雪だるまがひとつもないのはどういうことなんだろう。

1月25日 営業担当者の雑記

いやー今日は寒かった。昨晩からニュースで脅かされてはいたのでしっかり厚着をして出勤しました。道端にはまだ雪が残っているし融けかかったものは凍りつききらきら輝いています。近所の家に置いてある水瓶の水が完全に凍っておりどういう訳かそこから氷柱が垂れ下がっていました。さて会社に着きまずはトイレ。溜まっていたものを出し気持ちよくなり水を流したのですがあまり元気がありません。そのまもなく同僚の女性が「トイレの水が出ないんですけど」と困った顔をしています。再度私も水洗をひねりましたが今度は水は流れず。他の蛇口を捻ってみましたがすべてダメ。直に水道局に電話しましたら20分ほどで来て点検。「水道管が凍りついていますね。」といいながら作業をし20分くらい経ったでしょうか「蛇口をひねって下さい」とおっしゃる。ようやく復旧。こんなことは滅多にないのですがといいながら「今晩も冷えるようですよ」と。どうする?

1月24日 営業担当者の雑記

昨日草津の白根山が爆発しスキー訓練をしていた自衛隊員1名が亡くなったと報じられていました。元々この白根山は明治から昭和にかけて何回も噴火しており気象庁も結構監視体制を整えていたとのことですが今回の爆発は目を付けていたところから数キロ離れた「鏡池」付近だとのことです。ここは3000年前くらい前に噴火した形跡があるがそれ以降は大人しかったので気象庁も注意していなかったようです。御嶽山の爆発と同じ水蒸気爆発だろうと専門家。水蒸気爆発は事前に火山鳴動などは起きないので察知するのが非常に難しいようです。日本列島はまさに火山で成り立っているような島で北から南まで至る所に火山があり温泉等の観光にも役立っているのですが一度怒りだすと人間は逃げるしか有りません。草津温泉の関係者は「温泉地は現場から離れているので心配しないでください」と風評被害を心配しているとの事。これで治まってくれればいいのですが。

1月23日 営業担当者の雑記

今(午前10時)会社周辺の雪かきが終わりました。早朝会議の予定だったのでスパイク付きの雪用靴を用意しいつもより早く家を出ました。雪靴の威力は抜群でサクサク雪、氷の上を歩け、京成、新京成ともそんなに混乱はなく15分程度の遅れ会社に着きましたが会議より雪かきということになった次第。やはり雪慣れしていない都市での積雪は大変ですね。昨晩テレビをみていると流石に企業も社員を早退させたようですがターミナルは超満員だし構内に入りきれない人達も居て大混乱になったようです。中には諦めてホテルに泊るという人もいたとのこと。道はあちこちでスリップ事故が起こりちょっとした坂では転ぶ人も続出。北国の人たちから見ると笑止千万ものなのかもしれませんが何しろ雪が積もるのは一年に何回もないのですから無理もありません。私が会社に出てくると腰の悪い奥方が雪かきに奮闘することになりますが大丈夫だったのかしら。

1月22日 営業担当者の雑記

昨日から今日の積雪予想が報じられていましたが今日はその通り。とんでもなく強い寒気団が日本上空に入り込んで来たとのことです。松戸では10時過ぎ位から水っぽい雪が降ったりやんだりだらだら続いていましたが3時頃から本格的に降りだしました。車に乗っているとフロントガラスに吹きつける感じです。駐車場に止まっている車には屋根がすっぽり雪に覆われているものもあります。畑や公園には少し積もっているようですがさすがに道はまだ大丈夫です。ただこの時間から夜にかけて降り続くと明朝は交通機関が心配です。京成、新京成は比較的悪天候には強いのですがどうなることやら。今日は厚めのコートを準備し気象予報士お薦めの長靴も持参してきてはいますが早々に会社は引き上げようと思っています。

1月19日 営業担当者の雑記

先日新春恒例の「桂米團治独演会」に行ってきました。年2回銀座ブロッサムで催されるこの回は毎年出かけています。元々米朝さんが大好きで彼が東京で公演する時は聞きに行ってたのですがその息子はどうなんだろうという気持ちで行き始め今ではすっかり米團治にぞっこんです。当日の3席の中には「7段目」という芝居話さらに米朝さんで聞いたことのある「天王寺詣り」が入っていました。昨今芝居話が出来る人はあまりいないように思いますが彼の場合芝居の所作が既に様になっているのです。とても間がよくリズムがあるので話に引き込まれてしまいます。しかも芸風は同じ芝居話が得意だった先代の正蔵は大違いでとにかく明るのです。私は実際に歌舞伎を見たことがないのですが彼の高座ですっかり見たような気になってしまいます。彼は今年還暦との事脂が乗った高座をこれからも大いに楽しみたいと思います。

1月17日 営業担当者の雑記

昨晩テレビを見ていて驚きました。今年の新卒者へのインタビューの中である学生が「内定を10社ほど貰っている」と半ば誇らしげに(私にはそう聞こえたのですが)答えていたのです。沢山入社試験を受け沢山受かったのですから彼はきっと優秀なのだろうし何も文句はないのですが私が引っ掛かったのはその数です。勿論入社は1社しか出来ないのですから残りの9社は袖にすることになります。企業の方もそれを見越して内定を出しているのでしょうが何とも腑に落ちません。行きたい業種、会社などはあるのでしょうからそれ以外の所は断ればいいのにと私などは思ってしまいます。そうすればもっと多くの人に内定のチャンスが来ることになるのに。一方で中小企業は人手が集まらず特に大都市ではその為に倒産する企業もあるやに聞きます。いくら学生側が強いといってもこんなに多くの企業を天秤にかけるのは少々やり過ぎだと思います。