7月13日 営業担当者の雑記

今日は八柱霊園と市立松戸高校の間の道を通り五香、六実方面に出かけました。あの道は春桜が両側から張り出し少し角度が付いた道の下から見ると花に覆われたように、上から見ると果てしなく広がっているように見えます。ところがこの桜かなり大きな幹が切られています。そもそも染井桜の寿命は6,70年という事ですからボチボチ危険水域に入りつつあるのかもしれませんが昨日テレビで桜、梅、モモなどを襲うカミキリムシが話題になっていました。「クビアカツヤカミキリ」という名だそうで中国渡来で3cmくらいのやや大きめ。夏幹に産卵し翌年孵化した幼虫が木の内部を食い荒らすのだという。桜並木、果樹園などで被害が出始め特に壮齢、老齢の木が危険だとのこと。各地の桜の名木、野性のヤマザクラなどにも被害が及びかねないということで早急な対策が求められていると結んでいた。

7月12日 営業担当者の雑記

先日鎌倉長谷にある光則寺に行ってきました。まだ紫陽花が残っていた長谷寺は観光バス等の客で大混雑のようでしたがすぐそばのここはのんびりしていました。この日の目当ては「京鹿の子」です。ありました。これではないかと思われる花を見つけお寺の人に聞いてみたら正解でした。但しやはり時期が遅く多分もう少し明るいであろう色は相当くすんでいました。代わりにと言っては何ですがお隣に案内書にはないオレンジ色のとても目立つ花がありましたのでこれも聞いてみました。この花気を付けていると結構あちこちでよく見かけます。「ヒメヒオオウギスイセン」という長い名前で南アフリカ原産。繁殖力が強く乾燥地帯から湿地までどんなところでも根を張り世界中で野性化しており佐賀県では移入規制種の指定をうけ栽培を禁止されているのだとか。お寺でもほっとくとどんどん増えるので邪魔なんだけどとおっしゃっていました。

7月11日 営業担当者の雑記

このところ、特に借金もないし子育てといった背負うべきものも巣立ったのにどうも肩が痛いので「40肩かも」と思い病院に行ったら「変形性関節症」とのこと。膝は既に同名の診断をされていますが肩にまでこんな症状があるのですね。医者も結構珍しいと言ってましたが。普通骨と骨の隙間に緩衝材が入っているのだが私のはそれが取れクッションの役目を果たしていないのだとか。薬とシップを貰いましたが対処療法なのでよくはならないのでしょう。本人はすこぶる丈夫で腹筋も少し割れているし体もかなり柔らかいしなどと多少自慢げでいたのですがやはりガタは来ているのですね。さらに「何か注意することはありますか。例えばエクササイズを控えるとか?」と医者に聞いたところ「その目安は痛いかどうかです。痛くなければ全然問題ありません」ですと。さすが整形外科の医者です。納得。

7月10日 営業担当者の雑記

昨日小庭の草と伸びすぎた萩の枝を切りました。作業を始める前には虫除けスプレーを手足に万遍なく掛けたのですが終わったらどうも背中がちくちくします。とげが刺さっている様子でもないのでTシャツを脱いで確かめてみると小さなありんこです。「ヒアリ」じゃないのと大声で奥方にいったのですがごくその辺にいるアリでおもしろくもなんともない冗談になりました。ところでこの「ヒアリ」横浜、名古屋、東京と発見されていますが同じコンテナが千葉県君津港にも立ち寄っていたと言うニュースがありました。南米発のこのありは小さいながら物騒なやつで何度も何度も刺しアレルギーの人達はショック死するほどの毒性があるのだとか。南米には天敵がいるらしいのだがそんなものがいない日本では彼らにとって過ごしやすいところのようです。繁殖力もすごいようなので「あり」などとバカにできないようです。

7月7日 営業担当者の雑記

今日は「七夕さん」。といっても子供達が皆出て行った今多分我が家では何もおきないでしょう。もしかしたら奥方が「今日の星はまた随分きれいですよ」などと洒落たことを言うかもしれませんが。ところで星といえば思い出すのが季節は違いますが与謝野晶子の「冬の夜の星君なりき一つをばいふにはあらずことごとこみ皆」です。夜空の星一つ一つが皆亡くなった鉄幹だというのです。鉄幹も自分を星の子に尚らえ雑誌の名前を「明星」としたという説があるほど自意識過剰ぎみだった様ですがその妻晶子の鉄幹を思う心も凄いものです。鉄幹は随分女性にもてたようで浮名もあったようですがそれでもこんな歌で死んでからも尚恋されていると言うのは男冥利に尽きますね。あるいはこんな晶子に鉄幹も時にへきへきしていたのかもしれませんが。ところで万が一にも奥方が粋なことをしたら、どこかのコマーシャルのように「きれいだよ」とでもつぶやきましょうか。

7月6日 営業担当者の雑記

福岡県南部、大分県が大雨で大変なことになっています。ニュースに出てくる地名は久留米、朝倉、筑後川、日田などなど懐かしい名前ばかりです。もう25年以上前になりますか私が前職で福岡に赴任していた頃小さい子供達を連れて遊びに行ったところのオンパレードです。筑後川河原での花火大会、田主丸の巨峰狩り、朝倉の三連水車、筑後川温泉、日田の朝霧、福岡からは車で当時2時間もあれば行けたと記憶しています。子供達が食べきれないほど大きな巨峰を口を紫色に染めて食べたり、筑後川温泉で体に模様が入った人に「おじさんこれなあに」と子供が聞き困ったこと、今まで見たこともない三連に連なった水車、川と山と温泉と情緒たっぷりの日田。懐かしい思い出が一杯です。あの辺りは筑後川という九州第一の川の流域で果物が取れ水遊びが出来、温泉が湧き何とも長閑な場所でした。何とか被害が少なければいいのですが。

7月5日 営業担当者の雑記

今朝の読売新聞「編集手帳」に興味のある文章が出ていました。内容は7月1日に80歳で亡くなった元プロ野球監督上田利治さんの事で、名監督と言われている彼が1987年の日本シリーズ第七戦で相手選手の打ったホールランに対しファールだということで歴史に残る1時間19分の抗議をした話しです。孤立無援のグランドに立ち、無言の罵声を1時間19分にわたって受け止め続けた背中、その背中を時々思い浮かべることがある。<われ生かす信はわれには唯一なり評する者のあらば我のみ>という窪田空穂の短歌で括り、あの日の、男の背中よ。と終わる古いプロ野球ファンには胸にしみる内容ですが私は大好きな歌人窪田空穂の歌が引用されていることにも感激しました。彼が息子さんの戦死を聞いた時の慟哭、関東大震災の亡くなった方々への鎮魂など時流に流されず只管身辺、己の心の動きを歌い続けてきた彼の傑作の一つがこの短歌だからです。

7月4日 営業担当者の雑記

先週鎌倉中央公園の半夏生を見に行きました。近所の公園にも半夏生はありますが精々十数本といったところです。先日テレビでみた様子では池周辺一面に群生しておりあんなに沢山だとどんな感じなんだろうという野次馬根性です。モノレールの駅からはずっと登りで汗をかきかき辿りつきました。折角登って来たのに今度は急な石段を下りていくと確かにフェイクニュースではありませんでした。群生しているところだけでも相当な広さですが雑草の中にも紛れており全体的には相当な量でした。半夏生は上部にある葉がこの時期になると白くなりまるで花のように見えます。葉の根本に十数cm位の穂の形をした花なのでしょうかゆらゆらと伸びています。葉を白くして虫が来るようにしているのだという説もあるようですが何とも不思議な花(?)です。おそうじのおばさんが時期が過ぎるとまた緑色に戻るのよとおっしゃっていました。

7月3日 営業担当者の雑記

昨日終わった東京都議会議員選挙も暑かったようですが今日の関東地方の暑い事。松戸の最高気温は33度湿度も70%を越し蒸し暑さも加わりいよいよ日本の夏ですか。私がいる事務所のエアコンは年季物のようでファンが真っ黒になっており先日洗剤で大分きれいにしたので「使ってもいいかな」位には成りました。それでもしばらくはススが室内に飛び散るだろうと窓を全開で強い送風にしておきました。ところが今度は室内になんだか安物の香りが充満してしまいました。どうも私は匂いにあまり強くないようで、特に怪しげな芳香剤の匂いはNG。若いお姉さんの鼻孔をくすぐる香りは勿論OKなのですが。ということで今日は暑い一日にも拘わらずほとんどエアコンを使わないという修行僧のようなことになってしまいました。ビールが飲める人はこんな時「くっと」一杯行くのでしょうがそちらは至って不調法な私はミネラルヲーターで「くっと」行きますか。