9月8日 営業担当者の雑記

朝刊に太陽表面の爆発現象「フレア」が発生したと発表されていました。NASA発表の写真に依ると確かに爆発現象と見られる様子が映っています。この現象はどうも通信機器や全地球測位システム(GPS)に影響を及ぼす恐れがあるのだとか。1989年に起きた時は大気中に異常な電流が流れた結果でカナダで大規模停電が生じたとのことだが今回日本で停電が起こる恐れは低いとのこと。毎日太陽の御蔭で生活ができているのではあるが普段はあまり関心はありません。こうして太陽フレアとか日食とかいうと現象が起きると急に「太陽様」といった感じがします。地球上の熱はすべて太陽から貰っていることを考えるとエジプトだけでなく日本を含む世界中の国で「神様」として崇拝しているのも頷けます。

9月7日 営業担当者の雑記

今朝会社の近所の屋敷森で蜩がないていました。「また蜩のなく頃となった/かな かな/かな かな/どこかに/いい国があるんだ:山村暮鳥」夏の間はアブラゼミに占領されていた森の木々に蜩が止まり始めたのでしょうか。そしてメスを呼びどこか地中深くにあるいい国に戻るのでしょう。彼らにとっては短いそしてとても大切な夏。そして蜘蛛が鳥がいるとても危険な大空で生き残った蜩はきっと夏を謳歌していい国に戻るのでしょう。40歳という短い生涯だった山村暮鳥は自らの境遇を蜩に託し、そしてクリスチャンであった彼は天国にに行くことを願ったのでしょうか。「おおい 雲よ ゆうゆうと 馬鹿に のんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずっと磐城平の方まで ゆくんか」ゆったりとした平易なことば使いの中に溢れる優しさと寂しさ。晩年の作品は信心のない私でも心が平たくなりそうです。

9月6日 営業担当者の雑記

先日対馬で絶滅種のニホンカワウソかもしれない動物が発見されたと報じられましたが、通勤の行き帰りに時々読んでいる歌集に小島ゆかりさんの「いつどこでたったひとりに気付づきしかニホンカワウソ最後のひとり」という作品が載っていました。これはフランス堂のHPに一年間連載された作品を纏め2013年に発行された「純白光」という短歌集の中に収められているのですが、ニホンカワウソの絶滅宣言がなされたのが2012年ということですのでこの報道を見た小島さんが作った作品なんですね。詩人というのは随分含蓄のある言葉を操るのですね。もしかしたら対馬の「ニホンカワウソ」は最後の一匹になるのかもしれない。そして地球上のあらゆる生き物たちが或る日たった一人になってしまうかもしれません。今世界中が随分キナ臭くなっています。万が一にも最後の一人といった事態にだけはならないことを祈ります。

9月5日 営業担当者の雑記

3日日曜日は第16回東京ジャズフェスティバルに行ってきました。去年までは東京国際フォーラムがメイン会場だったのですが今年からは渋谷のNHKホールに移してのイベントです。このフェスティバルは名前のように会場周辺のあちこちで演奏があり食べ物屋がありといったとても楽しいお祭です。ジャズに詳しい訳ではない私もこの東京ジャズフェスティバルと「すみだ」には毎年行っています。今回のお目当てはロン・カーターとナベサダ。特にナベサダは70年代末に大ヒットした「カルフォルニア・シャワー」中心ということでもうワクワクでした。御年84歳のナベサダが時に息を弾ませながら演奏する懐かしい楽曲の数々に途中からナベサダと旧知のギタリストが音頭を取り手拍子で会場が割れるほど盛り上がりました。大好きなロン・カータの長いベースソロにも大感動でしたが今回は「ナベサダ」

9月4日 営業担当者の雑記

土曜日は久しぶりに天気が良かったのでいつものコースでお散歩をしました。近所に花見川という印旛沼から東京湾に流れる川がありこの周辺は護岸工事もあまりしてなく川の両側には薮があり季節の花が植わったりして景色のいい場所です。この下流の方に田んぼが広がっているのですが土曜日には稲刈りをしていました。そんなに広くはないのですがそれでもおじいちゃんおばあちゃんとコンバインを運転するおじさんといったメンバーですっかり黄金色になった稲穂を刈り取り田の脇の稲架に振り分け干していました。偶々かもしれませんがこういった農作業の人達は昔とあまり変わらない格好をしておりジーパンとTシャツといった人はいません。懐かしいモンペと同系統の上着、麦わら帽子に手ぬぐいといったところです。大水田だと機械化も進みいかにも「近代農業」といった感じもあるのでしょうがこの辺りはいわゆる「三チャン」農業で昔の風情がたっぷりです。

9月1日 営業担当者の雑記

昨晩のサッカーW杯アジア最終予選は物凄い試合でした。このオーストラリア戦で勝てば予選突破だが嘗て日本はかの国には一度も勝っていない位の知識しか持ち合わせていなかったのですが浅野、井手口のゴールには大興奮しました。出場選手のほとんどをよく知らない私はこの二人とも昨日の試合で初めて聞く名前でした。21歳と22歳ですって。ど素人の私から見ても二人のゴールシーンは本当に格好よかった。片やサイドからのクロスを浅野が敵守備陣の後ろから一瞬のうちに飛び出し鮮やかなゴール。もう一つは敵陣近くでボールを受けた井手口が一人二人と横走りで交わしながら空いたスペースからズッドーンとゴール。しびれましたね。私でも名前を知っている本田、香川は出ていなくても凄い選手は日本にいるんですね。W杯本選出場が出来なければ「クビ」という噂もあったハリルホビッチ監督の喜ぶ姿も印象的でした。

8月31日 営業担当者の雑記

昨日テレビを見ていたら何とも悲しいニュースが流れていました。それは子どもたちの自殺が一番多い月が新学期が始まるときと新学年になるときだというのです。学校でいじめられている子、勉強に追いついていけない子どもたちはこの時期学校に行くとまた脅されたり、叩かれたり、悪口を言われたり、先生に怒られたりが始まってしまうので命を絶つのだといいます。人の親になり自分の子供が先に死ぬほど辛いことはないように思われます。それも自死とは。いじめが原因だとしたら何とか助ける方法は有るように思います。親には話しにくいことでも、先生、友達が信用できない場合でもカウンセリング出来る人が生で相談に乗ってあげられるシステムがあれば救う事が出来ると思います。次代を担う子供たちの為に教育現場にもう少し知恵と金とシステムを投資し嘗て持っていたはずの先生達の情熱を呼びさますことで自死を減らすことは出来ると思います。

8月30日 営業担当者の雑記

先日の卓球ワールドツアーで最年少優勝をした張本選手が昨日帰国しインタビューを受けていましたが、「宿題は大丈夫ですか?」と聞かれ明日、明後日で仕上げますと答えていましたが、いよいよ夏休もが終わりなんですね。夏休み中近所の子供達の遊ぶ姿をあまり見かけなかったのでどうしているのだろうと思っていました。子供達が成人してからもう随分久しくなりましたが最近の子供達は何をして過ごしているのでしょうか。我々の時代、子供達の時代とも違うようです。まずラジオ体操が無くなりました。それから盆踊り大会が無くなりました。少年野球大会はいまでも有るのでしょうか。今だとサッカーかもしれませんが。伝え聞くところに依ると自由研究という名の宿題がとても厄介なのだとか。子供達の遊ぶ声が煩いと言われる時代とはいえやはり元気な声が聞こえるとなんだか嬉しくなります。子供達にはいい夏休みだったのでしょうか。

8月29日 営業担当者の雑記

テニスの伊達選手が二度目の引退を発表しました。「「そう遠くない日と言っていた日がとうとう訪れました。伊達公子、再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」と始まる自身のブログには満身創痍で練習もままならない、もう痛みと向き合わなくてもいいのじゃないか。。。我慢する必要もないのじゃないかなどと思い通りにならない自分の体に対しいたわりの言葉が見えます。伊達選手。強くて可愛かった。日焼けした体と輝くばかりの笑顔。実際にテニスをやったことのない私はほとんどミーハーのファンでした。試合中には集中するあまり大きな声で叫んだりもありましたがそれはかえって彼女の試合に臨む覚悟のようで却って清々しかった。ウインブルドンで4強入り世界ランキング最高4位。とてつもない成績だっただけに勝負に疲れ果てたのか26歳で引退。そして11年後に復活。9月11日開幕のジャパン女子オープンが最後。

8月28日 営業担当者の雑記

先週の土曜日は久しぶりに休みました。当たり前ですが今朝のポストには土曜日、日曜日、月曜日分の新聞が入っています。家でも新聞は読んでいるのでニュース、スポーツの結果等は知っています。その上で例えば日曜日朝刊には「念願Vへ楽しむ」というゴルフKBCオーガスタでノーシード上井選手のコメントが出ています。彼は土曜日頑張って池田勇太と同じスコアで首位に並んでのコメントです。先輩の藤田選手が「ドライバーからパットまで安定。すごくいい」と好調さを褒めています。最終日は結局池田が優勝したのですが日曜日と月曜日の朝刊を読み比べると勝者、敗者の話がとても面白く読めました。メンタルな部分が大きいゴルフで且、片や何回も優勝している選手、片や最近はシード権も取れていない選手。その二人が首位でスタートした結果池田選手の貫禄勝ちという結果。二日分を一遍に読むと気持ちの流れが窺えて面白いですね。