2月8日 営業担当者の雑記

プロ野球春季キャンプが始まって一週間が過ぎました。このところプロ野球にはあまり興味が無くなったのでテレビニュースもあまり見ませんがそれでも日本ハムの大谷選手がけがをしWBCに出ないだけでなく開幕にも間に合うか微妙というニュースは気になります。去年の投打に亘る大活躍があっただけに今年は一体どんなプレーを見せてくれるのか非常に楽しみにしていました。とにかく投げては日本最速の165km、打っては3割超えで22本のホームランとずば抜けた成績。しかも何となくまだ余力がありそうな雰囲気で一体どこまでの凄さなのか。大昔ベーブルースが二刀流だったと言う事ですが米大リーグも注目しているというWBCでの活躍さらにシーズンに入ってからの大暴れを期待していただけに少々心配です。今は無理をせずにけがを治すことだけを最優先にしてシーズンに入ったらまた雄姿を見せて欲しいものです。

2月7日 営業担当者の雑記

先週南房総和田に元朝桜を見に来ました。この時期は元日にはもう咲くということから元朝桜と名づけられた緋寒桜と菜の花が同時に見られると言う事で冬晴れの中壮快なドラーブを楽しみながら行ってきました。菜の花ははもうすっかり満開でそれから少しづつ丘を登って行くと元朝桜が見えてきます。桜と菜の花と房総の海と ということで絶好のビューポイントなのですが桜が少し散っており満開は前週位だったようです。緋寒桜はソメイと違い色は濃い目のピンク八重ではないようですが何となくぼってりとした釣鐘状の花が下を向いて咲いておりこの時期艶やかな色がない中とても派手な花です。2月5日からという桜まつりの前日に行ったのですが今年は開花が少し早かったようです。ここには南房総和田を花の町にした間宮七郎平と言う人が作った抱湖園という池の周りに桜や梅がうえてあり上手くいくと梅と緋寒桜とが同時に見られるのですが今回は残念。それでも一足先の花見ということで満足。

2月6日 営業担当者の雑記

2月4日の日経夕刊「あすへの話題」に掲載されていた俳人の池田澄子氏のコラムが心を打ちます。春立つ日と題を付けています。春立ちぬと唱えると意味なく明るい気分になる。でも現実は暖かくはないし花が咲くわけでもない。人間は思いに左右されながら生きる動物だと、つくづく実感する。過去を修正することはできない。そして未来は時にその人の思惑を裏切る。として小島ゆかり歌集から「病院の荷物まとめて今日よりは父なき自由こんなに寒し」を引く。父親を看取り解放された筈の自分の、思い掛けない寂しさに作者自身が驚いている。介護の切ない多忙から解き放たれた時に知る、思い掛けない喪失感。介護は親孝行といった甘い気持ちとは程遠い大変な苦労を伴うと聞く。されば早くそれから解放されたいと思っていたのに実際に来たのは未練、喪失感だったと小島氏の歌。彼女にとっては歌が心のよりどころとなり沢山の作品を作りそれが力になったのだろうと池田氏。歌の力。

2月3日 営業担当者の雑記

2月の商売が始まり今日は市内を車で駆けずり回っていました。そんな中松戸上本郷風早神社近辺を通っていましたら(甚だローカルな話題ですが松戸市内にお住まいの方はおわかりだと思います)大きなお屋敷の中の白梅が満開になっていました。車で通り過ぎる一瞬なのではっきりとは分かりませんが門の上には枝ぶりのいい松がしつらえてありその両側(だったと思います)に白梅が植わっていました。どちらも植木屋さんが入っているらしくきれにに剪定されていましたが特に片方の樹は枝がしっかり張っており花も沢山付いていました。車でなければちょっとごめんなさいと覗かせて頂くところですがそうもいきませんで次の御客さんの所に行きました。どういう訳かきれいな花、きれいな女性にすぐに気が付きます。少し得をした気分です。もう今日は節分なんですね。

2月2日 営業担当者の雑記

1月はあっという間に過ぎ去り早くも2月。我が家の薩摩紅梅が咲き始めたのですが今年は少し様子が違います。だいぶ前から樹の下に花芽がバラバラ落ちておりその横に1cmくらいの白く細長いフン状のものが一緒にあるのです。何の鳥か実際に見たことはないのですがきっと彼らの落としものだと思います。丁度頭の上あたりの花芽がやられており少々さびしい感じです。梅の実だとまだ分かるのですが花芽を食べたのかいたづらしたのかいずれにしても嫌な奴らです。この梅は濃いピンクの小さな花が沢山咲きしゅるしゅるっとしたおしべがなんだかとても目立ちます。白梅の清楚だとか上品だとかいうのとは違い精一杯着飾った小さな女の子が私可愛いでしょうと言っているように思えます。今は成人した娘が小さい頃買ったばかりのピンクのフリフリの服を着て踊りながら近所の家に「おーばちゃん」と遊びに行っていたのを思い出しました。

2月1日 営業担当者の雑記

会社の前のT字路は非常に事故の起きやすい場所で時々ガチャンと音が聞こえてきます。前がみえないのだから出来るだけ直角に且ゆっくり曲がればいいものを斜めにしかもスピードをあまり落とさずにつっこんでくる人がいます。私は先が見えない道路の向こうには人が車がいるかもしれないと思うタイプですが、反対に見えないところには人も車も居ないと確信しているような人がいます。駅の構内でエスカレーターを登ると右折する所があるのですが私は大回りします。右から来る人は壁際に曲がって来るのでぶつかる恐れがあるからです。狭い道で車に出会ったら少しでも広い所で待ちます。何とかなるだろうと進み互いに見合いソロソロすれ違っている人がいます。いつも行っていることなのですが今日の日経夕刊「あすへの話題」で西成さんという東京大学の先生が同じようなことを書いていました。彼は一々こんなことを考える人は少ないだろうと言いますが無駄なストレスを感じない為には至極当然だと思うのですが。

1月31日 営業担当者の雑記

先日東京国立博物館で開催されている「世界遺産ラスコー展」に行ってきました。ラスコー洞窟を再現しその壁画の模型、当時の人達が使っていた道具またクロマニョン人の姿などが展示されており驚きの連続でした。そもそもクロマニョン人とは一体何者か?何のために壁画を描いたのか、彼らはどんな生活をしていたのかなどなど興味津津。壁画にはシカやウマ、バイソンなどが描かれかすかに色も残っています。当時の人達が使った絵具も展示されています。一目見てそれと分かるランプ、精巧に作られた縫い針、槍とそれを遠くに飛ばす為の道具などなど2万年前というのが信じられません。針を使い縫った服を着、取った獲物を精密に加工したナイフで皮を剥ぎ肉を細かく切りとまあすっかり調子が狂ってしまいます。何のために描いたのか(もしかしたらこれはとんでもない愚問かもしれない)の答えはまだ想像の中のようです。それにしてもパワフルな先人達です。

1月30日 営業担当者の雑記

昨日ラグビーの日本選手権でサントリーがパナソニックを15対10で破り4季ぶり七度目の優勝をした。サントリーはトップリーグも制しており2冠達成。サントリーはこの試合ノートライで奪った点はすべてPG.バックスの華麗なパスワークもスクラムでの力勝負も結構ですが昨日のような地味ではあるがお互いに堅守を軸にした玄人好みの試合も中々面白いものです。ボールへの離合集散のすばやさ、駆け引き特に世界屈指といわれるボールハンター、ポーコックとスミスのルールギリギリの密集での攻防などはさすが本場で鍛えられた選手だなと感心しました。結局サントリー小野選手の堅実なプレースキックが功を奏したのですが、一時期話題になった五郎丸選手のルーティンとは違い実に淡々と蹴っていたのが印象的でした。今シーズン限りで大学の出場枠が撤廃されますが実際学生と社会人の実力の差はいかんともしがたくやむを得ないと思います。今シーズンのラグビーはこれでおしまい。

1月27日 営業担当者の雑記

夕刊に日本一短い手紙のコンクール「第24回一筆啓上賞」の大賞が主催する丸岡文化財団(福井県坂井市)から発表されました。野田市の小学2年生など5作品が選ばれとのことです。中でおもしろいのが「貴方を驚かせようとコツコツ貯めたヘソクリ。貯まりすぎて一生いえないごめんなさい」という50歳の主婦。わたしもこんな奥様がいたらなア。ごめんなさいと言わなくてもいいから○○円ほど必要なんだけどといったらいつの間にか銀行にその金額が入っていたりすると感激だなア。勿論私は日頃いいことをしているから神様が○○円を恵んでくれたよというのですが。みなさんそれぞれ面と向かってごめんなさいがいえないようで。かくいう私もとんでもなく長い反抗期の為母親に感謝出来なかったのですが小さい頃人一倍可愛がってくれたことには死ぬ間際にでも「ありがとう」と言えばよかったと今頃思っています。

1月26日 営業担当者の雑記

各紙一斉に横綱稀勢の里を報じています。日経は「たたき上げ昭和の趣」と見出しを付けています。確かに昇進伝達式でも「横綱の名に恥じぬよう精進いたします」と簡潔な口上だったし式後の記者会見でも「尊敬される横綱、力士の模範になりたい」と面白みのないコメントでした。しかし何故か昇進伝達式で四字熟語が使われ始めましたが私はこれを苦々しく思っていました。普段まるで使われたことのないような言葉を取ってつけたようにいわれても「お前の言葉じゃないだろう」と思うばかりでした。インタビューで面白いことをしゃべるのも相撲とはまったく関係ありません。中卒も勝負の世界に無用な話。プロ野球ではおしゃべりの上手な選手が重宝されるようですが裸一貫ガチンコ勝負の相撲にそんなことはまったく必要ありません。各力士が勝負に拘り如何にして勝つかどうすれば負けないかのみに集中しそれを土俵上で見せて頂ければ結構だと考えます。力士まで芸能人になる必要はありません。稀勢の里の今後の活躍を期待します。