2月22日 営業担当者の雑記

先日全国展開をしている大手フリーペーパ発行会社が業績不振の為新興健康関連会社の子会社になるとの報道がでていました。フリーペーパーという発想、新しいビジネス分野の開拓という事で脚光を浴びた時期もあったのですがここ数年はWEBとの競合、同業他社との価格競争など非常に厳しい業績が続き2年連続の経常赤字という事で第三者割当株を発行しそれを引き受けて貰うという直接金融での資金調達の道を選んだようです。勿論そうすることで双方に生まれるいくつかのメリットを並べてはいますが要は自力経営の「ギブアップ」ということなのでしょう。新しい事業を起こすことは非常に難しくさらにそれを継続していくことはもっと大変だと言う事なのですね。特に「紙」の媒体を使った業種はこのところWEBとの競合に押されどこも厳しいようです。栄枯盛衰は世の常、どこぞの大統領ではありませんが自分の会社だけは生き残れるように、その一助になりたいものです。

 

2月21日 営業担当者の雑記

今朝通勤途中で会社の傍にある「お屋敷」の住人らしき人を見かけました。このお屋敷はずっと気になっていたところで何しろ敷地がとてつもなく広いのです。ざっと200m位はありそうな垣根の中は鬱蒼と茂る森です。誇張なく森です。今は切っていますが1年くらい前は中の木が道の上に張り出しておりその下を通る時は雨に濡れないほどでした。でその住人ですが門、またこの門がごくごく質素な屋根つきの戸が2枚といった塩梅で何の気取りもありません。ただしこのような門が幾つかあるので正門といいますかどこが玄関に通じる入り口なのかは分からないのですが。感激のあまりすぐ話が脱線してしまいますがこの住人がその門から出てきたところを見たのです。姉さんかぶりをして所謂野良着を着た年の頃75,6とみたおばあさん。何も深窓の麗嬢を想像していたわけではありませんがやはりこんなに大きな家は旧家なんでしょうね。今時の大金持ちだともっと見栄えをよくしますよね。という訳で何となく胸のつかえが取れた感じなのです。

2月20日 営業担当者の雑記

今日塾のオーナーと商談をしてきましたがいろんなことを教わりました。ここは全国展開をしている塾のフランチャイズ部門としてノウハウを受け自身が経営されているところです。のっけからポスティングは色んな業者があるが必ずしも信頼できる所ばかりではないと言われました。勿論我々は新聞配達というしっかりとした基盤がある販売店が実施しているポスティングなので「いい加減な仕事は出来ない」ということで信頼を得ているのだと申し上げましたが。またポスティングを検討しているのだが実際は「口コミ」が一番強い。子供の兄弟、友達ママトモ仲間などでいい評価を得ると自然と生徒が集まってくるがその反対だと大変なことになるとも。さらに塾に来る子どたちが皆勉強が好きだとも限らないのでどうやって「意識付け」をするかが重要なポイントだと。そして毎年子供の数が減って行く中でどうやって生徒を集めるのかまた進学状況という客観的な数字で評価されるので厳しい業界なんだと教わりました。生徒も大変ですが塾経営者も大変なんですね。

2月17日 営業担当者の雑記

今日は午前中に車で出かけたのですが物凄い風でした。お昼前丁度金ヶ作の松戸テニス倶楽部に差しかかった時です。道を隔てた畑からの土が舞い前が全く見えなくなりました。土埃が右から左に流れていき道の真ん中では高さ4,5mくらいでしょうか空から被さるように覆っています。その区間約50mほど。車はみんなそろそろ。しかも乗っている軽自動車がまたよく揺れてくれます。タイヤが持ち上がるといえば少し大袈裟ですが間違いなく激しく左右に揺さぶられています。風下で自転車をこいでいる人は必死で足を動かしているのでしょうがまるで進んでいませんしふらふらしています。雨で前が見えなくなることは何回か経験していますが土埃では記憶にありません。春一番なんですね。これくらいの風が風速20m位のようですから裕次郎の「風速40m」というのはどんな強さなのでしょうか(あまり古い話題なのでほとんどの人が分からないのでしょうが)

2月16日 営業担当者の雑記

今日2月16日は「西行忌」。前々から死ぬ時は如月の望月のころ桜の木の下で死にたいものだといっていた通りに827年前の今日河内の弘川寺で73年の破乱の生涯を閉じた。勿論2月に桜の花が咲くわけはなく新暦に直すと3月の中旬頃のようですが。西行に付いては色んな人が本を書いており私もそのおこぼれで大好きになった一人です。一般的には花と月の歌人ということになっており確かに素晴らしい作品が沢山あります。「春ごとの花に心をなぐさめて六十路あまりの年を経にけり」と終生花を愛した歌人なのでしょうが当時の歌の流れとは少し趣が違うものも結構あります。一生を旅から旅に過ごしかの芭蕉翁も憧れたその生き方そして自分の生き方について多くの歌を分かりやすい表現で詠んでおり私のみならず多くのファンがいるようです。「雲雀たつ荒野におふる姫百合の何につくともなき心かな」あまり有名ではありませんがエリート武士だったその誇りを何時までも持ち続けている彼の生きざまがよく出ている歌として大好きなものの一つです。

2月15日 営業担当者の雑記

恒例の第一生命主催「サラリーマン川柳」傑作100選が報道されていました。これは世相を反映したもの、流行語を取り入れたものはたまた中年家庭の内緒話等様々な川柳があり大変面白いものです。サラリーマンですから当然ですが約三分の一ほどが職場絡み。中でも「NO残業」に寄せたもので結局下の地位の人がしわ寄せを食らうといった構図におもしろみがあります。「残業はするな これだけやっておけ」あまり真剣に捉えてしまうと難しい話になってしまいますが何となく想像出来る光景です。いつの世も「見て学べ?どうりで部下が育たない」いろんなタイプの人がいる中其々を伸ばしていくことがどんなに大変か分かっていてもついつい上司への皮肉の一つも言ってみたくなるのがサラリーマン。「ちゃんとやれ それじゃわからんちゃんといえ」居そうですね。結構古株の人。「俺の若い時は」なんて言葉も一緒に吐いていそうですが。生存競争の外にいる物から見るとおもしろいような哀しいような。

2月14日 営業担当者の雑記

今日グーグルを開くとハートのマークがゆらゆらしています。「バレンタインデー」なんですね。そもそもこの日に女性から男性にチョコレートを送るという風習を作ったのはチョコレート会社に違いありませんがその由来は諸説あるようです。メリーチョコが伊勢丹と組んでチョコを売ったとかいや最初にキャンペーンを打ったのは神戸のモロゾフだとがいや森永製菓が大々的に企画したのだとか。私の学生時代は結構「まじ」にチョコを受け取っていたような記憶があります。最初に貰ったチョコレートは多分モロゾフの大きなハートに可愛いハンマーが付いていたように思います。チョコレート会社はこの日一日で年間の1割位売ると聞いたことがありますが凄いものです。時代と共にその風習も変わり一時期ギリチョコなどというのもありましたが今時はもう女性から男性という図式に限らず「おいしいチョコレートを食べようよ」みたいな日になっているようです。チョコレート大好き人間としてはありがたい日です。

2月13日 営業担当者の雑記

昨日久しぶりに床屋に行きました。床屋と言うところから年がわかりますが今時だと何と言うのでしょうか。随分伸びていたので以前と同じような状態まで切って下さいと頼んだのですが、短く刈ると頭がすうすうしますよねといった話から担当者の方が「私は年に2,3回風邪をひくのですがどうですか?インフルエンザではない普通の奴なんですがね」と聞かれました。「私はほとんど風邪はひきませんね、バカだからなんでしょうか?」と答えたのですが、昔からの軽口ではありますがどうしてバカは風邪をひかないと言う事になったのでしょうかふと気になりました。この時期口を開けると沢山の菌だかウイルスが入ってくるのは誰でも同じです。そこで体が弱っていると風邪をひくと言う事なのでしょうがバカとはあまり関係なさそうですが。この手のほとんど意味がなく日常的に使われている軽口は随分沢山ありますがこういった言葉は結構落語の「下げ」などにも使われているように思います。

2月10日 営業担当者の雑記

今日の日経夕刊「あすへの話題」に法隆寺管長大野玄妙氏が書いている文章が心に残りました。最近の気温上昇に依る気候変動は人為的なしわざとする見方が根をおろしてきた。温暖化ガスの影響で放置すると自然破壊に拍車をかけかねないのでこれに歯止めをかけようとする取り組みが盛んである。それには大いに賛成だが仏教者としてもう一枚向こうに思いをはせてみる。人は自然を壊さずには生きていけない。野山をひらき、田畑を耕し、作物を育てるといった自然と寄り添う農業でさえ原野を造りかえる営みという点で自然を壊している。即ち人はかくも深い業を背負っている。だからといって人間を嫌になり自棄的にならず限りある資源とどう向き合っていくかという考えこそが大切でこの自覚があるとないとで人間の質が大きく変わってくるというのだ。確かに人類がこの世に誕生してから今に至るまでずっと自分達が暮らしやすいように自然を変えてきた歴史があるのだからこの意識こそが最低限の人間の責任なのだろうと思います。

2月9日 営業担当者の雑記

今日は昨夜の天気予報通り夜中から雪。昼からは雨になるかもという事だったのですが終日雪のようなみぞれのような寒い一日です。そんな中朝から船橋の御客さん等3件の商談で一日中車で走りまわっていました。成果は??と微妙なところですが明日に繋がる商談と思っています。久しぶりに訪問したお客さんと話していたら、実家が茨城常総市の水害の被害に会い家が無くなってしまった。鬼怒川決壊の遠因とも言われた太陽光発電の設備は父親の友達のもので建設省の許可を得て作ったのだが結果的に近所の皆さんに大迷惑をかけてしまい困惑しているなどといった話を聞きました。前回来たときにも咲いていた庭の梅が立派に咲いていましたので「梅褒」。やっぱり以前にご注文を頂いたお客様はたとえそれが一年に一回でも時に連絡をして忘れられないようにしないといけませんね。