4月24日 営業担当者の雑記

松戸市和名ヶ谷から東松戸駅に至る道がもう大分前から大がかりな改修が行われているのですが漸くその道筋が見えてきました。丁度市立南高校から和名ヶ谷に抜ける第二南花園の前あたりで畑が削られ既存道の経路が毎日のように変わっていました。当初は大型作業車が道を堀り平らにしくねくね曲がりっており一体どんな道になるのだろうと思っていたのですが結構すっきりした形が見えてきました。十字路に信号も設置されました。まだ旧道がどんな形で残るのか分かりませんが6,8割がた出来上がってきたようです。この道は確かに和名ヶ谷方面から東松戸駅方面に抜ける為便利ではありますがなにしろ道が狭く信号もない為危険だなとは思っていました。私がこの辺りを通るようになってから8年ほど経ちますがもう少しすると面影が無くなってしまうほど変わってしまいそうな気がします。

4月21日 営業担当者の雑記

先日テレビを見ていたら、職人さん特集の番組で京都の雲母を使った唐紙の話が出ていました。江戸時代から伝わる版木に団扇の変形のようなもので色を付け雲母と粘土を合わせ塗った和紙にその文様を押していくのですが何とも微妙な指の動きに驚きました。アップでみると少し文様が浮き出ているように見え雲母がキラキラしています。その和紙を何枚か文様が一体になるように繋げ襖や壁に貼って行くのですが、こんな技術を持っている人も凄いがそれを注文するのはどんな家だろうと思っていましたら、さすが「冷泉家」でした。私の家もいきなりこの世に出てきたわけではないのですから1000年の歴史はあるのでしょうが悲しいかなまったく歴史をたどれません。精々爺婆の代まで100年がいいところです。家も由緒正しい形が残っているし確か冷泉文庫からは未だに新発見の書物が出てきます。恐れ入りました。

4月20日 営業担当者の雑記

昨日よりは少し涼しい感じではありますが快適な非常に気持ちのいい天気でした。これが平年並みだとか。最終週を残し営業も気合が入っていますが車での外回りもいい気分です。甚だローカルな話題ですが今日松戸市内幸谷(新松戸の近辺)を通っている時どちらのお宅かしりませんが庭にもう「藤」が咲いていました。幅1.5m長さ3m位高さ2m位の結構立派な藤棚にもう3,40cmほど伸びた花が垂れさがっています。所謂藤色でした。昨今は黄色だったり真っ白だったりといろいろありますが実にすっきりスタンダード。藤の花は年に依り咲き方が随分違います。毎年狙っている亀戸天神の藤もも年に依りその長さがバラバラです。今年の具合はどうなのか楽しみです。

4月19日 営業担当者の雑記

今日は終日上着なし。ワイシャツだけで心地よい天気でした。久しぶりに八柱霊園で弁当を食べたのですがいい季節になりました。桜はすっかり散っていますが薄緑の若葉が一斉に吹き出し大きく枝を張った樹の下は照りつける陽の光を遮り車の窓を開けると肌にここちいい風が入ってきます。同好の士も結構いましたしお墓掃除の人達もいらっしゃいました。営業でガツンと断られたり、クレーム対応で持って行き場のない心のもやもや等があるときこの場所に来て飯を食いしばしまどろむとなんだかすっきりしたりします。15,20分の昼寝は午後の仕事の為になると言う事ですので本等読みながらうつらうつらするのもいいものです。

4月18日 営業担当者の雑記

昨晩からの雨が今朝も続いており風も強かったので長靴をはいて出勤。ところが家を出た直後位から空は少し明るくなり風も弱くなってきました。駅に着くと長靴をはいている人は皆無。少々邪魔ですがしょうがないので会社までテクテクと歩き。今日の日中はどんどん暑く成ってきました。上着を着ずに営業。車の中も時々クーラのお世話になるほど。さらに別の部署に打ち合わせに行ったら女性が半袖。確かに今日は半そでで十分でした。これから帰宅するのですが長靴と長い傘を持って駅まで歩きます。汗かきそう。

4月17日 営業担当者の雑記

今年の桜も昨日で見おさめにしました。「青葉さえ見れば心のとまるかな散りにし花のなごりと思へば:西行」すっかり花が散ってしまった後ですら西行の心には感動するものがあるのですね。今年は開花から随分不純な天気が続き結局満開はいつもより遅いくらいでした。花も何時咲いていいのやら困ったことでしょう。ところでお寺に由緒ある桜が植わっているのは不思議ではないのですが個人の敷地などに何百年という樹齢の桜があるのには感動します。ソメイと違い山桜、エドヒガンなどは強いのかもしれませんがそれにしても風雪に耐え貫禄の付いた根元、大きく大きく伸ばした枝の先にまで花を付けているのを見るとまた来年も頼むよなどと思ってしまいます。今年はあるところで花を守る為の募金箱がいくつか置いてあるのを見ました。手入れには人手もお金もかかります。後世にこの美しさを残していくのにはやはり財源が必要です。心をこめて浄財を納めてきました。

4月14日 営業担当者の雑記

先日藤原定家の「明月記」に書き残した「赤気」がオーロラであることが裏付けられたとする論文を国立極地研究所や国文学研究資料館のチームが米地球物理学連合の学術誌に発表されたと出ていました。私は星野道夫さんがその著書でアラスカのオーロラを紹介しているのを見て何とも幻想的な色彩、動きに感動しましたが規模は違いあるいは形状も異なるのでしょうがそれが800年ほど前京都で見られたとは驚きです。そもそもオーロラがどうして発生するのかといった話は説明されてもよくわからないのですが今回は定家の描写、同時期の中国の文献などを文科系の学者が物理学の先生が過去2000年間の地磁気の状況を調べる共同作業から「山の向こうで起きた重ねがさね恐ろしい赤気」がオーロラだと解明できたと言うのです。私は多分最初は誰かの?から始まったプロジェクトのような気がしますがそれをきちんと解明してみせた学者さん達の努力、根性に感服しました。

4月13日 営業担当者の雑記

「梢吹く風の心はいかゞせん従う花のうらめしきかな:西行」今日も一日車で外回りだったのですが、八柱霊園南側の道路2kmに亘って植わった桜並木が満開の時期を過ぎ散り始めています。幅7,8mほどの道の両側にびっしり植わった桜樹は人の手で上手に真ん中に張り出しています。車から見ると覆いかぶさった枝の上に僅かに青空が見えます。今日は天気がいいので薄いピンクと空の色がとても似合っています。風があるので一面が桜吹雪、そして散った花は地吹雪のように舞い上がりところどころで渦を巻いています。西行が見たのは山桜でかなりソメイとは印象が違うように思いますがそれでも雲かとも思えるほど広がり山が空が霞むほどたわわに付いた花が少しの風で散って行き地面に絨毯を敷き詰めたように積っているのを見るとやはりうらめしい風と思いながら今年の春も終わりに近づいたのだと感じます。

4月12日 営業担当者の雑記

昨日の夕刊を見て驚きました。一面に大きく浅田真央引退の報です。その紙面の大きさにまずびっくりしたのですが冷静になると彼女は確かに凄かったのですね。私はフィギアスケートはあまり見ません。解説者もアナウンサーも難しい技の名を連発するのでそれを知らない私はテレビ見ることはまずありませんが彼女の出番だけは別です。少女時代は軽やかに妖精のように飛び跳ねていたのが段々大人の表情になりしなやかな体を活かした演技は圧倒的な存在感がありました。彼女の凄いところは多分演技なのでしょうがそれよりそのたびに見せる表情が作り物ではないことが万人に愛されてきた理由だと思います。生真面目というか。バンクーバー五輪での銀に。そしてソチ五輪フリーの演技終了後の彼女に涙した人は大勢いることでしょう。随分長い間フィギアスケートをやってきたので生まれ変わったら多分やらないだろうというのも彼女らしいコメントでした。

4月11日 営業担当者の雑記

最近気になることが二つあります。一つは電車に乗っていてギリギリまでスマホを操作しドアが閉まる間際に慌てて飛び出していく人をちょこちょこ見かけること。もう一つは雨の中、傘をささずに歩く人が沢山いること。それが小雨ならいざしらず結構な本降りでも時には赤ちゃんを抱き平然と濡れているお母さんがいたりします。私などは恥ずかしさが減ったせいなのか少しひどい雨の予報の時には長靴を用意します。靴の中がぐじゅぐじゅになりたくないし紳士でないせいか寒い中濡れながらあるくのも好きではありません。スマホはそれ以外にも自転車に乗りながら操作している人、歩きながら一心不乱にスマホを眺め一直線にぶつかって来る人、またドアの傍の方が操作しやすいのか必死の形相で電車の出口にへばりついている人もいます。私がスマホ人間でない所為もあるのでしょうが何か変な気がします。結構命に関るような気もするのですが。