11月15日 営業担当者の雑記

今日久しぶりに松戸市内河原塚小学校、牧の原小学校を通り常盤平駅前のけやき通りを車で走ったのですがすっかり秋色になっていました。河原塚小学校のイチョウは今年も期待に違わず、5,6mにもなるすくっと伸びた幹から沢山の枝が張り出し四方に黄金色の葉を付けています。運動場も落葉で明るく染まっています。ポプラも地味ですがしっかり色づいています。また牧の原小学校のイチョウも随分立派ですがこの辺りはけやき通りの外れで一帯が黄色、薄オレンジ、柿色、淡い緑と少しくすみ加減の所謂秋色でとてもしっとりとしています。木々一本一本の葉色はみんな少しづつ違いそれが全体として大きな塊になっておりやや曇りかげんの今日は冬真近といった感じがします。そして恒例の落葉回収用清掃車が稼働し始めています。確かに沢山の落葉には風情はありますが何しろとんでもない量ですので定期的に拾い集めないと車の通行にも妨げになりそうです。これもこの時期の風物詩です。

11月14日 営業担当者の雑記

今日11月14日は「芭蕉忌」です。320年ほど前の元禄7年旧暦10月12日大阪御堂筋で芭蕉が50歳の生涯を閉じた日ですね。学校で必ず彼の名前は教わるしその作品の一つや二つはまず誰でも諳んじています。古来多くの人たちが彼を、彼の俳句を論じており専門家でも俳句詠みでもない一ファンの私としては心に掛かる作品で彼を偲びたいと思います。何しろその生涯を俳句に捧げ多くの弟子たちの師匠として飯を食っていた人ですから名句と呼ばれる作品も数多くどれが一番好きですかと尋ねると十人十色なのかもしれません。学校でいい句だと教わったのは概ね奥が深すぎてそれでなくとも古典の素養がたっぷりの芭蕉句は一筋縄ではいきませんがそんな中私は「命二つの中にいきたる桜かな」が好きです。西行の「年たけてまた超えゆべし、、」を下敷きにしているようですがそんなことを知らなくても旧友との再会の喜びに言葉が弾んでおりこうとしか言いようがない表現がとても気に入っています。

11月11日 営業担当者の雑記

今日は寒いです。長い長い歴史がある為噴射口が真っ黒になっている部屋のエアコンをちょっときれいにして今冬初のヒータを入れました。それでもまだ臭いのですが。雨の中ポスティングの提案書をお客様にお届けしたのですが、道中松戸二十世紀の森の両側の木々が何ともいい色に染まっていました。なまじ人工的に紅葉を植え深紅になるのよりも自然な色の移ろいがこの冷たい雨に溶け込み思わず見いってしまいました。ところで今日のような初冬に降るしとしとと冷たい雨のことを何とよぶのでしょうか。私はてっきり「時雨」だと思っていたのですが時雨は降ったりやんだりするようですので今日のように一日中降る雨だとどうも違いそうです。確かに時の雨と書くのですから降りっぱなしでは時雨とは呼べないのでしょうが「音」は日暮に似ているし薄暗い雰囲気がして今まで間違っていました。どなたかご存知の方はいませんか?

11月10日 営業担当者の雑記

米国大統領にトランプ氏。私はこの場所で政治の話をする気はありませんが彼が選ばれた背景には非常に興味があります。まず彼が政治とは無縁のビジネスマン出身だと言う事、またテレビでの露出が多くテレビ用のコメント即ち短く分かりやすい表現で且断定的なコメントを出すこと、そして所謂政治的な適切さに反することを意図的にいう即ちもしかしたらテレビ視聴者が本音として聞きたいことをあけすけに語ることなどで巧みに有権者の気持ちを掴んだことが勝因だと思うのですが、この傾向がどうも世界的に広がっているような気がします。政治を大上段に捉え論理的に洗練された言葉で弁舌さわやかに自分の主張を述べると言うのではなくもしかしたらこれは「スマホ対応」あるいは「スマホ属対応」なのかもしれませんが、事の本質はどうであれ分かり易く断定的に大胆な主張を過激的な言葉で提言するやり方。既成政治家はもう少し彼らのやり方を研究した方がいいかもしれません。

11月9日 営業担当者の雑記

気象庁は今日去年よ16日遅い東京地方の「木枯し1号」を発表しました。木枯らし1号は東京と大坂でしか発表されていずその定義は「西高東低の季節配置になり風速8m以上の北寄りの風が最初に吹いた時」ということのようです。今日は風速15.5mで目出度く(?)この条件をクリアしたのですね。このところの関東地方は朝晩随分冷え込んで来ましたし特に風が冷たくなってきました。私は寒いのも暑いのもあまり苦にならなかったのですがそれでも年のせいなのでしょうかもう薄手のコートを着て出勤しています。やはり今年のように短くても秋がきて冬が来てお正月になるという日本の季節の移り変わりとそれに伴った自然界の動きは日本人であることを実感します。「海に出て木枯らし帰るところなし:山口誓子」吹きさらしが私達を通り過ぎずっと果てまで行ってしまいその後どうなるのでしょうか、世界中随分きな臭い風が吹き荒れていますがこの動きは一体どちらに向かっているのでしょうか。

11月8日 営業担当者の雑記

今日新聞折り込みの受注したお客さんと松戸駅前ロ-ターリーで待ち合わせてチラシと代金等を頂いたのですが、この場所は以前一旦停止違反(私は停めたつもりだったので警察官ともめた)で捕まった所で、待ち合わせ場所としては好きではありませんがお客様の指定だったのでそうしました。ところが約束の時間になってもいらっしゃいません。電話をすると近所にいるのだが駐車場がないのでしばらく待ってくれとのこと。初めての御客様なので目印に読売のジャンバーを着て車の横に立ち待ちましたら漸くおみえになりました。最終確認と代金、チラシを受け取ったのですがこの方オーケストラの指揮者。きっとまだ名前が売れていないオーケストラなのでしょう本当にまだ学生さんみたいに若い指揮者自ら呼び込用のチラシを持ってこられたのでした。どんなお客様でもお客様は同じだと言いながらこういった人達には何とかチラシの効果が出て聴衆を集められるといいなと肩入れをしてしまいます。

11月7日 営業担当者の雑記

このところ朝晩の気温が随分さがってきました。今年は夏の気候がいつまでも続きどうなることかと思っていましたら今度は一足飛びに冬模様です。秋が短く山々も紅葉の時期をいつにするのか迷っているのではないでしょうか。昨日塩原渓谷に行ったのですが本格的な紅葉シーズンはもう少し先のようです。そうはいっても地元松戸では新京成の常盤平駅から子和清水に至る1kmほどの通称けやき通りが大分色づいてきました。夕方この道を車で通ったのですが車道の両側に植わっている5mを超すほどに大きくなったけやきが枝を道の両側から伸ばし頭上で重なっています。その葉に夕日が当たると山紅葉ほど派手ではありませんが薄い緑からオレンジ色までのグラジュエーションそして木漏れ日は何ともいえずしっとりしています。写真等でこれでもかというほど赤いもみじが宣伝されますが私はこういう薄ぼったい色も結構好きです。

11月4日 営業担当者の雑記

昨日「第18回秋の江戸川カッパ市」が開催されました。前日夜から早朝までの雨で江戸川の河原が濡れ足元が大変かなと思いながら会場準備に出かけたら何と空はど快晴、下も気にするほどではなく、時間が経つにつれ秋の日差しが照りつけ絶好のイベント日和になりました。メイン会場では素人の三線、街角のギタリスト、本格的なギター演奏、そろいのコスチュームできれいな女性達のハワイアンダンス、おじさんダンサーズ、キッズダンス、アラフォーアイドルと盛りだくさん。会場には竹製の大きなブランコ、Eボートの試乗そして幸せの国ブータン出身者のお国料理、新潟魚沼からのおコメ料理、フリーマーケットさらにさらに河原を登ったサイクリング道路には「痛車」の展示ともうどこもかしこもお祭りだらけ。こういった催しにありがちな官制臭は一切なくすべてがボランティアの人達による運営。確かに18回ともなると慣れているのかもしれないがよどみない進行、飽きさせない趣向、何とも気持ちのいいイベントでした。

11月2日 営業担当者の雑記

夏の終わりにいつまでも薄汚れた紫陽花が咲いているのも侘しいものですがこの時期に残っているコスモスも寂しく感じます。会社に通う道の空き地に何本かのコスモスがまだ咲いています。今朝などは冬物の服装でカーディガンまで着こんで出勤したのですがこんな気候の中で寒風に揺れている姿はやはりこの花にはそぐわないように思います。「コスモスなどやさしく吹けばしねないよ:鈴木しづ子」という句があります。この句私は甚だ勝手な解釈でコスモスがあんなにやさしく揺れているのを見ると死ぬこと等できない、折れてしまいそうなほど大きく揺らぎながらそれでも立っている姿に自分の境遇を重ね合わせ、辛さ切なさが一層募る、でもやはり負けてなんかいられないそと自分に言い聞かせているのだと感じています。きっと随分辛い時期の句だろうなと思いました。今朝のコスモスを見た時にすぐこの句が思い浮かんできたのです。この時期のコスモスは好きではありません。

11月1日 営業担当者の雑記

さて11月。今朝は雨。会社に着くまでに靴がすっかり濡れてしまい暫く新聞紙を丸めて入れ乾かしました。天気予報通り昼からは晴れ。真っ青な空に筋雲が浮かぶ秋晴れ。そんな中に小鳥が4,50羽でしょうか一斉に輪を書くように飛んでいます。鳥の名前も生態も全く知らないわたしですがもしかしたらムクドリ。よく駅前の木に鈴なりになり糞害、騒音を引き起こすあれかも。ところであの鳥たちはなんであんな飛び方をするのでしょう?前列と後列のものが互いにぶつからないように付かず離れずそして全体的にはかなり大きな円を描きながら上へ下へと飛んでいます。おりて餌をついばむでもなくただただ飛んでいるように見えます。遊んでいるのでしょうかそれとも何か意味のある行動なのでしょうか?まさか一羽のボスがいて「俺に付いてこい」などという訳でもないでしょうがなんだか気になります。