11月30日 営業担当者の雑記

今日の日経MJは6000号ということで一面に時代をけん引したあるいはしている経営者の言葉特集をしているがこれが実におもしろいのです。例えばセブン&アイの名誉顧問鈴木氏は「既成のものを土台に発想するからおかしくなる。そんなものを全部ご破算にすればいい」と。そして今は亡きダイエーの中内創始は自らの事を「全知全能」といったとか。片や経営責任者から追われ、片や会社は解体してしまったがどちらもその実績からくる迫力は強烈なものが有りますね。ユニクロの柳井社長は他の日本企業のことを「経営の参考にしたり目標にすることがない」と。ニトリの社長は「どんな一流メーカーの商品でも一般的なカタログに載っているものは扱わない」と。どちらもNO1を目指す経営者の自信に満ちた言葉です。ただ私はこのようなカリスマ経営者の下で仕事をしないでよかったなとつくづく思います。彼らはあまりに個性が強烈過ぎて刺激が強過ぎると感じる人もいるのでしょう。そして多分止めるのだと思いますが。

11月29日 営業担当者の雑記

今日の朝刊に今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングが出ていました。女の子では①葵(あおい)②さくら③陽奈(ひな)、男の子は①大翔(ひろと等)②蓮(れん)③悠真(ゆうま)の順になっています。男の子の大翔はここ10年間で7回、女の子の葵は3回一位になっているのだとのこと。リオオリンピックで活躍した選手たちの名前が人気のようですが1位から3位までのなかにその名前が入っているのか私には分かりません。それにしても赤ちゃんの名前に年毎の流行があるというのが面白いですね。自分の名前はどういう謂れがあるのか親に聞いたことがあるのですが、当時野球の名門だった地元の高校が甲子園で活躍した時の選手から名前を頂いたのだと聞いたことがあります。安易な付け方ではありますが結局私は野球はしていませんがその高校に行ったのですから親の願いがかなったと言うところなのでしょうか。私達は子どもの名前はかなり骨を折って考えた記憶があります。

11月28日 営業担当者の雑記

今日11月28日は白洲次郎の命日です。1985年にその波乱の人生を閉じたのですが私は奥様である正子の著書から次郎のことを知りました。彼にまつわる話はほとんど伝承で何が本当なのか分からない所が戦後の混乱の時期に活躍した次郎の面目躍如たるところかもしれません。マッカーサーを怒鳴りつけたとかGHQの役人にもう少し勉強すれば俺みたいな英語が出来るようになるとか、あるいは後年軽井沢ゴルフ倶楽部の理事長として予約なしにアメリカの高官を連れプレーしようとした時の総理大臣に「NO」といいプレーさせなかったとかとにかく逸話の多い人のようです。写真を見ると当時としては身長も高くハンサムで中学卒業後滞在していた英国ではベントレーを乗り回していたとか同じ生地、仕立てのスーツを何着も持っていたとかいった格好よさまた胡散臭い経歴と相まって一時期ブームになったのも頷けます。正子が好き勝手出来たのは彼の度量の大きさなのかもしれません。とにかく面白い人だったようです。

 

11月25日 営業担当者の雑記

今朝も雪は残っています。昨日の朝は傘をさし長靴をもって急ぎ足での通勤だったので周りの景色はあまり見ていなかったのですが一夜明けて今朝はそここの屋根、日陰、畑などにはまだしっかり雪が残っており、ふと気が付けば小さな霜柱もありました。2,3cm位でしょうか土を持ち上げた氷の柱が光っています。霜柱は大概2月の一番冷たい時畑の端のほうで見かけるのですが11月のこの時期とは。「霜柱どの一本も目ざめおり:加藤楸邨」こんなに元気ではありませんで私がちょっと指で持ち上げるとふっと溶けてしまうほどです。なんでも初物をよろこぶ私としてはいいものを見させて頂きました。きっと帰りにはすっかりなくなっているのでしょう。「霜柱あとかたもなし午後となりぬ:藤松遊子」

11月24日 営業担当者の雑記

昨晩から盛んに今朝の冷え込みと降雪を報じていましたが当たりましたね。朝6時に起きた時はまだ雨だったのですがまもなくみぞれから雪に変わり一日中降っていました。報道を信じて長袖のシャツ、セーター、厚手のコート、長靴で家を出たのですが大正解。気温は相当に低く厚着でよかったし湿っぽい雪なので地面は濡れており長靴も役に立ちました。11月の都心での降雪は50数年ぶりだとか。確かにこのところホワイトクリスマスも珍しくなっていましたので大事件です。昼から営業で車に乗ったのですがフロントガラスに分厚く積もっている雪を払い落とし室内を十分暖めてから出発しました。道路には運転できないほどの雪はありませんでしたが家々の屋根、空き地は真っ白になっておりまた時々屋根からドット落ちてくる雪が少々邪魔でしたが何とか無事に帰社しました。夕方には雪もやんだようです。

11月22日 営業担当者の雑記

今朝の地震はびっくりしました。丁度朝起きる頃だったのですが小さい揺れがおきてまもなくやってきました。横揺れの大きなやつで頭の上のタンスや照明器具が落ちてこないか気が気ではありませんでした。先日の日曜日にも地震があったのですがこの時の震源地は茨城沖で局地的でしたが今回のはそれとは違います。テレビを付けるとどの局も地震絡みの報道で震源地は福島沖、マグニチュード7.4、震度5弱で津波が発生するので避難して下さいと盛んに呼び掛けていました。東日本大震災の余震とのことですがこの余震というのは5年たっていてもそう呼ぶのですね。確かに大地震でへんてこりんになった断層が歪みを正そうとするのか知りませんが自然のサイクルは本当に長いのですね。津波は最大で岩手県久慈港と宮城県石巻の80cmということであの忌まわしい再来とならずによかったですね。

11月21日 営業担当者の雑記

今秋は木々の色付きがかなり遅く何回かすっぽかされた北関東の紅葉の見納めと昨日茨城大子町に行ってきました。ご存じ袋田の滝、竜神峡は何度かテレビで紹介されていますが今回は「月待ちの滝」と通称もみじ寺「永源寺」に行ってきました。まず永源寺は初めてだったのですが聞きしに勝る紅葉の木々に圧倒されました。ここはJR水郡線常陸大子駅から直の曹洞宗のお寺で町を見下ろす高台にあり門から本堂まで見事な錦模様です。また広いお墓の至る所に色とりどりのもみじが植わっており更にその落葉は絨毯を敷いたようで見事なものでした。時々雲間から覗く青空に赤、黄に染まった葉が透けて見えデジタルでなかったら大変になるほどシャッターを押しました。また月待ちの滝はここから車で20分位の所にあります。裏見の滝は全国にあるようですがこれほど簡単に滝の裏に行けるところは珍しいようで上から落ちてくる爆水を通して見る紅葉も非常に結構で北関東紅葉巡りの有終の美となりました。

 

11月18日 営業担当者の雑記

今日偶々だと思うが日経の一面と日経MJの一面が高齢者あるいは過疎地への宅配網でのビジネスが出ていました。日経記事の方は日本郵便の宅配網を使いIBM、ALSOK,電通など8社が出資して過疎地に地域の郵便局員が月に一回訪問し健康状態や生活環境の変化を確認しその結果を家族や医療機関に知らせ更に簡単なタブレットを持たせ必要なものを発注し郵便局員が届けると言う会社を作るもの。MJの方は北海道のコープさっぽろが根室など遠隔地にもデポを置きドライバーが接客しきめ細かく消費者ニーズをくみ取ると言うものさらにヤマト運輸が高知県の限界自治体で買い物難民の手助けをしながら高齢者に異常がないか見守る役割も果たすとのこと。どちらのケースも勿論「誰も行かないだから勝てる」というビジネスライクな話なのですが何となくほっとする話ではあります。

11月17日 営業担当者の雑記

昨日福島の原発事故で横浜市に自主避難してきて以来ずっといじめを受けている中学一年生の手記が発表されていました。酷すぎます。菌だ放射能に放染されているなどもさることながら補償金を貰っているから金をよこせとか小学生が考えることとは思えません。原発事故被害の補償金を貰った人を妬みそれを子供の前で話題にする。何ともさもしい悲しい大人達なのでしょう。さらに学校は被害生徒がいじめを何回も訴えたのにまともに取り合わなかったとのこと。もしかしたら自分の学校で起きた不祥事を隠したいと言う気持ちが教師に有ったのではないでしょうか。教育委員会は学校が「いじめ防止対策推進法」の重大事態とは認識していなかったのが問題だといっていますが私はそれ以前に「教師を目指したときの気持ち、子供たちへの愛情はどこに行ったのだろう」と悲しくなってしまいます。生徒の文章に福島で沢山の人が亡くなったのを見てきたので自分は死なないと言っているのがいじらしくてたまりません。

11月16日 営業担当者の雑記

サッカーW杯ロシア大会アジア予選で日本代表が2対1でサウジアラビアから勝ち2位に浮上しました。とまあこれは昨日のニュースでどなたでもご存じのことでしょうが最近我が女房殿がサッカーにも興味があるようなのです。昨晩9時頃帰ったら今1対0で日本が勝っている。相手が反則をした時にゴール前で蹴る何とかいうやつで1点取ったなどといいます。別に誰が好きだということではないようですしまして「○○君命」ということでもなさそうです。彼女自身まったくスポーツはしませんし小高い山を歩くと翌日あそこがここが痛いというくらいです。以前は子供達がしていた野球にも興味なしだったのですが最近は野球、相撲、サッカー、ラグビーと幅広くかじっているようです。どうしたことなのでしょうか。昔フォーク全盛時代にさだまさしが「ねエまた巨人が負けたってさって 高田の背番号も知らないくせに、、」と歌っていたのを思い出しました。もしかして私に合わせてくれているのでしょうか。