5月19日 営業担当者の雑記

今日経の夕刊にルノワール展からとの表題で「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵ルノワール展」の作品への思いを各界の著名人が書いています。昨日はピアニスト仲道郁代氏が「ピアノを弾く少女達」について述べていました。家にあったこの絵に比べ私のピアノは何と味気ないのだろう黒いピアノに白黒の鍵盤。練習曲の「ハノン」も無味乾燥で色がないと少女時代思っていたのだが今では「鍵盤のタッチには画家の絵筆に共通する多彩なバリエーションがありそれが色彩感あふれる音を作っている。ピアニストは色だけでなく嗅覚や皮膚感覚、明と暗、過去と未来といった時間感覚も音に込める。それを絵画や文学から学ぶ事も多い。ルノワールのこの絵もそんな理屈を超えた感覚をそばで教えてくれていたのかもしれないという。私にはまったく画才はないのだが一つの絵をみての感想は人それぞれ違うのだろうと信じ勝手にあれが好きだこれがいいなどとほざいています。見ていると心が温かくなるそんなルノワールを楽しみにしています。

5月18日 営業担当者の雑記

舛添都知事が政治資金の一部を私的な支出に充てていたことが問題がなっています。当初は海外視察でのファーストクラス使用、一流ホテル代あるいは湯河原の別荘に毎週仕事を持って帰るので公用車を使っていたことなどが追求されていましたが派手かなとは思いつつも「知事ともなればどこでもが仕事場」いい仕事ををするのなら程度に思っていました。ですがまあ次から次に出てきました。家族がレストランン、寿司屋で飲食した費用、家族旅行のホテル代などなどケチというかセコイというかとてもいい仕事をする為とは思えない支出が沢山出てきました。そしてそれらの説明がまたよくわからないものです。まさか都民の為には滅私奉公ですべてを捧げろなどとは申しませんがやはり程度問題ですよね。地位が高いとか低いとかとは関係なくこういった問題はその人の人格を疑われます。