2月10日 営業担当者の雑記

国立科学博物館は人類が大陸から日本に進出したルートの一つで台湾から沖縄へ島伝いに太平洋を渡った約3万年前の航海を当時の船を模して再現するという計画を発表したという記事がありました。このルートは目的の島が小さく潮の流れが速いので世界でも類を見ない難しい航海だったはずと海部プロジェクトリーダー。まずは今年7月与那国島から西表島の約75kmをさらに来年7月に台湾から与那国島へ挑戦するとの事だが来年のコースは黒潮を横切りながら200km3日間の難関行程。船はこのあたりで採れる「ヒナガマ」をツル性の植物で縛って4人乗り約6mのものを作るのだとか。いわば枯れ草で作った船で黒潮を乗り越えると言う事のようです。勿論羅針盤は持たず鳥が飛ぶ方向を頼りに陸地を探すことも想定しているとのこと。今回の目的は日本人祖先のチャレンジに迫りたいというもので是非とも成功して欲しい、と同時に私は5万年前にアフリカを出た現生人類が長い時間困難を乗り越えて世界中に拡がっていったその動機は一体何だったのかにも興味があります。

2月9日 営業担当者の雑記

今朝は結構寒かったですね。家を出る時は車も屋根も畑もみんな真っ白でした。近所の車通勤のお宅はだいぶ前からエンジンを掛け暖気しフロントガラスの氷を溶かしていました。ところでこのところ気になる花が我が住宅街の一角に咲いています。花の形からすると福寿草だと思うのですが花が結構大きいのです。私には鎌倉宝戒寺で見た小さく可愛い花のイメージがあるので少々戸惑っています。福寿草の花の時期がお正月だと言うのは旧暦の話ということで今からが本番のようですが、花びらが艶々しており色がとても鮮やかです。ポツンポツンと植わっているのですが枯れ草の中あんなに派手な色の草花は珍しいのでとても目立ちます。今日の昼間は13,4度くらいまで気温が上がるとのことで寒暖の差が相当に激しい一日になりそうです。インフルエンザが流行りつつあるとのこと体調管理に気をつけましょう。

2月8日 営業担当者の雑記

昨日の夜7時半頃茨城県南部を震源地とする地震がありました。私は丁度テレビを観ていたのですが最初にドンと沈み込む感じがありまもなく横揺れが始まりました。10秒かそこらだったのでしょうが「ヤバツ!」と思いました。最初の揺れと次の揺れの間隔が非常に短かかったので震源地は結構近いなと感じました。一瞬立ちあがり食器棚の方を見ましたが何事もなく収まりました。後で報道を見ると私が住んでいるところは震度2で数字的には大したことはないのでしょうが結構びっくりしました。女房と東北大震災の時の話題になり、あのときは驚いたな、販売店に行っていたのだがチラシを新聞に折り込む機械が大揺れに揺れテーブルの上のチラシなど紙類が散乱し女性陣は机の下にもぐりこみ泣いている人もいたなどと話したのですがやっぱり地震は小さくても怖いですね。因みに松戸は震度3でしたね。

2月5日 営業担当者の雑記

昨晩テレビで「ダイヤモンド富士」が神宮外苑から見えたと報じていました。確かに東京には富士に名が付く地名は沢山ありますよね。私の婆様の出身地も埼玉県入間郡富士見村だったのを覚えています。どもどうして今頃と思っていましたが旧国立競技場が取り壊されポカっと西に向かって空間が広がっているのですね。昨日は富士山に向かって左側に夕日がある即ち左ダイヤでしたがテッペン、コロコロど移って行くのですね。シルエットの富士山と大きく真っ赤な太陽そして暮れていき夕やみに包まれる。やっぱり富士さんは只者ではないですね。千葉でも今月19日から21日にかけて幕張の浜から見えるようなので是非とも時間を調整してシャッターチャンスを狙いたいものです。今年はチャリで何回も幕張の浜には行っているのですがどうも富士山ははっきりとは見えません。当日は晴れた空気が澄んだ天気になってほしいものです。

2月4日 営業担当者の雑記

今朝新聞を取りに行きいつものように木ゞにご挨拶をしましたら、一輪梅が咲いているのを見つけました。まだ日が昇る前なのでよくは見えなかったのですが小さな花びらが確かに開いています。このところいくつかかなりつぼみが膨らんでいるのがあったのでもう直かなとは思っていたのですが。私は最近どちらかというと桜より梅の方が好みです。勿論爛漫の桜もいいのですが早春まだ寒い頃そしてようやく空気が和らぎ始めたかなという時期どこからともなく漂ってくる香りは何とも雅です。かの菅原道真公は大宰府で梅の香りに望郷の念を掻き立てられて「東風吹かば」と歌いましたが「月の輝くは晴れたる雪の如し 梅花は照れる星に似たり」と梅を賛美した漢詩も作っています。当時は「花」といえば梅を指していたようで派手さより清楚、気品の方が好まれたのですね。ところでこれ道真公10歳頃の作品だとか。時代が違うとはいえ何たる早熟。

2月3日 営業担当者の雑記

「使わざる部屋も灯して豆を撒く:馬場移公子」2月3日今日は節分です。昨年の春年の離れた末っ子が一人暮らしを始めたので子供達は全員いなくなりました。そういえば義母は娘(家内のこと)が東京に出てきた時寂しくて落ち込み妻は2年ほどで故郷に帰ったと聞きます。娘が住んでいるのが埼玉だということもまた昨今はスマホで何時でも連絡が取れるからなのでしょうか妻はそんなに寂しがっている様子はありません。去年は子供たちがいない、正確に言うと物置になっている部屋それぞれでいつものように「福は内、福は内」と福だけを呼び込みました。今は年の数だけ食べると大変なことになってしまうので10歳で一つということにしていますがそれを家の中では後で拾いやすいようにじんわりと撒きます。子供たちが小さい頃は皆で大騒動しながら数が多いの少ないのと喧嘩しながらの豆撒きでしたが今は古女房と二人だけですので声だけでもと気勢をあげています。

 

2月2日 営業担当者の雑記

先日日経に慶大教授土居丈朗氏が「機械と競争」の表題で面白い記事を書いていました。第四次産業革命による時代の変化は加速こそすれ後戻りすることはない。人工知能やロボットによる自動化は働く者がもつスキルを急速に陳腐化させる。オックスフォード大のM・オズボーン氏などによると10~20年以内に日本における現在の仕事の49%が自動化可能という。スマートマシンの大量出現で所得格差が深刻化、労働需要が減少するといった懸念が出よう。それへの対処は即ち、自分の持つスキルが陳腐化しないよう不断の努力が必要とか、数学的な論理が大切とかいった意見の中で、新時代を生き抜く為には自然科学だけの知識だけでなく何が自分と人間社会にとって価値あるものなのかを検討し「権威」に依拠しない自分の考えを正確に豊かに語る能力、説得力のある文章を書く力を養う事が、これからの大学の教養教育で不可欠と青学大猪木武徳特任教授は説く。スマートマシンでは未だ及ばない統合的見地とその的確な表現が求められるとうことだと解釈したが。

2月1日 営業担当者の雑記

あっという間に1月が終わりました。営業成績の方はボチボチでんな。昨日いつものように地元花見川周辺を散歩していましたらあるお宅の庭で寒木瓜発見。この時期に明るい色の花は珍しいのでとても目立ちます。すくっと伸びた枝に薄赤の花が沢山ついています。またこの家は白梅がもうほとんど満開です。よほど日当たりがいいのでしょうか。路地からは少々遠いので香りまでは届きませんでしたがここまで飛ばしてきた体が急に軽くなったように感じました。さて家に帰りつくと雪柳が2輪咲いているのを発見。小さな花ですが一番星ならぬ一番花が枯れ枝の中で開いています。他はまだ咲きそうにないのでかなりのフライイングのようです。月が明けたからと言って急に季節が変わるわけでもないし寒さは愈々本番なのに何となくそこここに春の兆しが見え始めました。