1月15日 営業担当者の雑記

今日営業途中に八柱霊園の近所にある梅林で梅の花が咲いているのを見つけました。この梅林(梅の実用?)には5~60本の梅があるのですがその中で一本だけに結構な数の花が開いているのです。四角い敷地ですが東側にある一本だけが花を付けているのです。それも一つ二つではなく相当数です。まあ一種のフライイングでいろんな花でこういったことは見かけますがその原因は何なのでしょうか。ほとんど条件が変わらない所なのに一本だけに「咲け」という命令が出たのですね。他の花芽はまだかなり硬そうなので暫くは一人舞台で目立ち屋さんには絶好です。珍しいのできっと見に来る人もいるでしょう。人間の場合早すぎるとまわりがそれに追いつかず顰蹙をかったり変わり者扱いをされそうですが花の場合は希少価値で喜ばれますよね。

1月14日 営業担当者の雑記

今朝の朝日新聞に興味がある記事がありました。それは家庭養護促進協会大阪事務所理事岩崎氏へのインタビューです。氏は実の親が育てられない子の育て親を新聞を通じて募集し、血縁のない人同士が「親子になる」ことを50年近く続けてきた人との事です。彼女に依ると言葉がまだしゃべれない子が育ての親に接した時一週間くらいはお利口にしているがその後は半年間位親が嫌がったり困ったりすることを執拗に繰り返すことで大人を試すという共通の行動を起こすというのです。あなた(育ての親)はどれだけちゃんと私の事を受け止めてくれるかを確かめようとしているのであり親から引き離され自分が守られるべき世界が突然なくなったことへの恐怖に因るのだろうとのことです。心の底から受け入れてくれる人なのかを確かめているというのです。一番親に愛され包んで欲しい時期に捨てられてしまうということがどれほどのショックなのか。昨今実の母親に因る虐待のニュースが報じられていますが何とも哀れでかわいそうで他人事とは思えません。

1月13日 営業担当者の雑記

今朝は寒かったですね。新聞を取りに行ったらポストの上がキラキラ光っていました。天気予報でも冷え込むとは言っていましたが家を出ると何処の家の屋根もみんな真っ白。車はガラスだけでなく全体的にびっちり霜がついており畑も一面霜が降りていました。その白い部分を足で踏んでみたのですが音もなくただへこんだだけ。霜柱とは違うのですね。手袋とマフラーを用意していて大正解。会社近辺まで来ると陽のあたるところは大分霜が溶けていました。我孫子で最低気温がー4.9度で今期最低など千葉もほとんどの観測地点で0度以下。北海道内陸ではー24度などという恐ろしい低さになっていました。漸く冬らしい気候になってきましたがこの寒さ私は結構好きです。寒さに強いというのではなくこの時期の肌を刺すような刺激とでも言うのでしょうか自然と体の間に何となく緊張感があるのがいいのです。やはりそれぞれの季節毎にメリハリがある方がいいと思います。

1月12日 営業担当者の雑記

今朝の天気予報で今日は寒くなる関東の内陸部では雪になるかもと言っていましたが、家を出てまもなく雪がちらつき始めました。出身地北九州は日本海側なので九州といっても雪が降ることはあるのですがそれでも私にとって雪はとても嬉しいものです。ほんのしるし程度なのですが歩きながら妻に雪がちらつき始めたことをメールしました。博多出身の彼女の声も弾んでいました。もう関東に暮らし始めて二十数年経ち時に大雪で身動きがとれなくなったり、子供を学校に送って行くのにチェーンが付けられず漸く付けたら今度はどこかに落としてきたなど雪にまつわる失敗談もいくつかあるのですがそれでも何となく心がうきうきします。今年は暖冬の為雪が降らずスキー場が困っていると言う報道がありましたがこれで一息つくのでしょうか。早くから芽がついている梅も雪柳もツツジも寒さで出直しになるのでしょう。大雪は困りますがやはり冬なので寒さの準備も時に雪も待っていますので宜しく。

1月8日 営業担当者の雑記

今日で松の内も終わり。拙宅の玄関に貼ってある印刷のしめ飾りも取り払われていることでしょう。年々「年神様」は穏やかに来てそっと何処だかに帰って行くように思います。やはり子供達で賑やかなところが好きなのでしょうか。昨晩一人暮らしの娘が自作の七草粥もどきの写真を送ってきました。味はイマイチとのコメントがついていましたがいつのまにか母親と同じようなことをするようになりました。ところで今朝待ちに待った水仙が一輪咲いているのを発見しました。このところ葉だけで花が咲かなかったのですが今年は数年ぶりに花芽が付いており今か今かと楽しみに待っていたところです。一足先に南房総の水仙を堪能してきましたがやはり自宅の花はうれしいですね。一茎に三つくらいの花芽がついていますのでこれから少しづつ増えていくのでしょう。今まではストックの強い香りばかりが目立っていましたので少々鼻の周波数を変えて微妙な香りを見逃さないようにします。

1月7日 営業担当者の雑記

今朝新聞を取りに行ったら明けの明星と三日月が並んでいました。一定の法則で動いている星同士が接近して見えることに不思議はないのですが何となくホッコリとします。さて今日は七草。小さい頃はバア様が結婚してからは妻が毎年粥を作っています。七草の中でも「セリ」「ナズナ(ぺんぺん草)」「スズナ(蕪)」「スズシロ(大根)」辺りには心当たりはありますがそれ以外はあまりよく知りません。セリはバア様に連れられこの時期よく摘みにいったものです。それがどこだったのかまったく覚えていませんが。またセリといえば「何となく芹と聞くこそあわれけれ摘みけん人の心知られて:西行」の歌を思い出します。やんごとなき人を恋してしまった男がその人の好きな芹をひたすら届けながら思い叶わず死んでしまった。今際の際娘にその思いを伝え芹を仏前に供えるように頼んだ。後年その娘が宮中で下働きをするようになってかの后がその話を聞き傍使えにしたという逸話。芹は高貴な人に叶わぬ恋をするという意味になった由。西行が世捨人になった一因とも言われる話と通じおもしろい。

1月6日 営業担当者の雑記

昨晩の帰宅途中家の近所でとても優しい香りが流れてきました。蝋梅です。NHKが「ラジオ深夜便」という番組でこの花を12月28日の誕生花にしているとのことなのでこの時期蝋梅が咲いていてもおかしくはないのですが今まで気が付きませんでした。花は全くの黄色で表面がツヤツヤしており確かに蝋を塗っているように思えます。ただ花そのものは梅とはかなり違います。昼間も鼻を近づけると非常に程度のいい甘い少し爽やかさのある匂いがしますが花はどうして夜になるとその香りが広がるのでしょうか。そばに来るだけで何とも芳しい空気が漂ってきます。英語では「winter Sweet」と呼ぶようですが自然のままではまだあまり花のないこの時期そして心を暖かくしてくれる甘い香りの蝋梅は好きな花の一つです。

1月5日 営業担当者の雑記

毎年この日は初詣で会社の幹部、本社スタッフ、各店長などが揃って松戸神社にお参りに行きます。例年コートを着こんでいくのですが今日はポカポカ陽気です。お正月からずっと晴天はいいのですがこんなに暖かいのは普通ではありませんよね。時期の花も少し季節を早めていますし寒さが必要な自然界の動植物たちのセンサーも大分狂っているのではないでしょうか。四季の存在こそが日本の文化、社会生活を形作っているのに。そんな中今日は大急ぎで会議用に昨年のデータを整理しました。見るたびに反省となりますがまあ終わったこととして忘れはしないが引きずらないようにします。また取ってあった一昨年の資料は昨日ほとんど処分しました。書類は放っておくと溜まる一方なので定期的に破り捨てています。その時に気持ちもリセットするようにしています。神社でそして会社で気持ちとデータと書類の整理を済ませました。愈々今年の商売の始まりです。

1月4日 営業担当者の雑記

明けましておめでとうございます。年末年始もお仕事をしていた方ご苦労様でございます。私は28日が仕事納めで昨日までの6日間が正月休みでした。新聞屋さんは1月1日の分厚い新聞をお届けし終わってお正月気分になるのでしょうか。私は毎年房総の太東﨑に初日の出を見に行っていますが今年はかなり上空までの雲の為予定時刻から20分程度遅れはしましたがご来光を拝むことが出来ました。残念ながら稲毛浜からの富士山はようやくみえる程度。その後夫婦二人だけでお雑煮と簡単なおせちで元旦を祝いました。昨日は南房総保田に水仙を見に行きましたがもうすっかり満開でもう一つのお目当て蝋梅も見事に咲いておりほんのりと上品な香りを楽しんできました。「あらたまの年たちかへるあしたより待たるるものは鶯のこゑ:素性法師」今年も仕事に全力投球しながらそれ以上に季節の移り変わりを楽しみたいと思っています。皆様にとって今年がよい一年でありますように。