1月29日 営業担当者の雑記

昨日福岡に住んでいる知人から氷爆の便りが届きました。福岡県宇美町にある「難所ガ滝」というところです。知る人ぞ知る場所らしく学生時代からヒマラヤ登山でならしてきたこの彼も先日の寒波襲来のときに出かけてきたとの事。仏頂山(868m)、宝満山(829m)といった山の途中のようです。タクシーも積雪の為途中までしか行けず山の入口までも随分歩いたようです。私は山の装備には全く不案内なのでそのまま書きますが軽アイゼン6本爪を用意して登ったとのこと。段々雪が深くなり稜線付近では50cmくらいあったようです。目的の「難所ガ滝」は少しガスが掛かりいい写真が取れなかったと言っていますが何の何の、私には福岡市近郊のそれも標高4,5百mのところで氷爆が見られるとは夢にも思わず大感激です。実は十数年前袋田の滝で生まれて初めて氷爆を体験して以来数年おきに見に行っており今年もボチボチかなと思っていた矢先にこのニュースです。夫婦とも福岡出身ですがこの「氷爆」のことは全く知らず昨日はこの話で大いに盛り上がりました。

1月28日 営業担当者の雑記

非常に珍しい事件だから新聞始めマスコミが取り上げているのだろうと信じたいニュースがありました。都内に住む3歳の男の子が母親と同居している男性からいじめ殺されたというのです。報道によるとその男は暴力団員で195cm、120kgという大男。それが3歳の子供が「眼付けた」ので1時間半も殴ったり頭をけったりして殺したというのです。どんなに手加減しても相手は3歳の子供。同業者とけんかするのとは訳が違います。暴力団の方と面識はありませんが彼らには刑務所に入ると「箔」がつくというのを聞いたことがあります。しかしいくら常人のうかがい知れない世界とはいえ三歳の子供が「眼を付けたので殺した」ということに「箔」はつかないと思いますが本当に不愉快な事件です。女房は「かわいそうに男を見る目がなかったのだね」と一生懸命子供を育てていたという母親に思いを馳せていました。もし亡くなった子供が怨霊になって殺した男に仕返しができるのなら、そして生まれ変わってもう一度3歳からやり直しができるなら、嗚呼。

1月27日 営業担当者の雑記

現在天皇皇后両陛下がフィリピンを訪問されています。フィリピン国交正常化60周年とのことですが、天皇陛下が第二次大戦時かの地で亡くなった大勢の兵隊さん、市街戦で犠牲になった現地の方々を弔いたいという強いご希望があったとの報道です。私の祖父もフィリピンで戦死しています。ルソン島のバギオというところで亡くなったという報告が戦後無事帰還した彼の部下からあったとのこと。激戦地のこと勿論遺骨などなく骨壷に石が一つ入っていたそうです。後年叔母さんたちがバギオを訪れ父親の霊を供養したと聞きました。実は私もバギオとは縁があり以前前職の研修で1ヶ月ほど滞在しました。祖父の亡くなった場所などは分かりませんので唯同じ地で手を合わせただけだったのですがそれでも祖母は大変喜んでくれました。フィリピンは戦争による犠牲者だけでなく山野もすっかり崩壊してしまったのですが今回のご訪問は大統領はじめ皆様から歓迎を受けているとの事。恩讐を乗り越えてしかし忌まわしい事実は決して忘れずにいたいものです。

1月26日 営業担当者の雑記

今日は漸く少し寒さが和らいできましたがそれにしてもこのところの寒気団の強さは異常ですね。日本列島の南に大きく張り出した寒気団は九州、沖縄など西日本に猛烈な雪を降らせました。中国地方にはスキー場もあるし元々北九州は日本海に面していますので雪はそんなに珍しくはないのですがそれにしても降雪量が多い。また南といえど鹿児島は時々雪の便りも聞いていましたが、奄美の雪は聞いたこともありません。そりゃそうですよね115年ぶりというのですから住民の方も全員初体験。さらにさらにあの沖縄本島にも霰が降ったと言うのです。気象台開設以来の珍事。驚きました。子供達は住んでいる場所で見る初めての雪ということで大喜びなのでしょうが、皆様防寒具、暖房器具などはお持ちなのでしょうか?大昔「南の島に雪が降る」という映画がありました。これは戦地で兵隊さんが慰安の為に催した余興ですが本当の雪が降るとは!お弁当屋さんから野菜の値段が上がるぞと言われました。

1月25日 営業担当者の雑記

昨日で大相撲初場所が終わり大関琴奨菊が14勝1敗で優勝。今場所は下馬評にも上っていなかったようで相撲ファンだけでなく本人もびっくりなのかもしれません。ここまで随分苦労してきたとのこと本当におめでとうございます。彼の所属する佐渡ヶ岳部屋は松戸市松飛台にあり会社からは車で10分くらいのところです。きっと「祝」の幟等が立ち大祝賀モードだろうと覗きに行こうと思っていたのですが忙しくて出来ませんでした。明日は行ってみよう。10年ぶりの日本人力士優勝とのことで関係者の喜びは格別なのでしょう。取組後控室に戻る際同期で13日目に負けた豊ノ島から祝福を受けている姿そして豊ノ島の「小学校以来のライバルなのでうれしい半面先を越されて悔しい」といったコメントは短いながら万感の思いがこもっておりとても心地よかったです。また新婚の奥様がキスで祝福しそれを恥ずかしそうに受けていたのも印象的でした。

1月22日 営業担当者の雑記

10日に脚本家、劇作家の大西信行氏が86歳で亡くなっていたことが報じられた。氏は落語、浪曲など庶民が親しんできた芸能に造詣が深く加藤武、小沢昭一などとは麻布中学からの同級生。芸能史に光る正岡容の弟子で同門にはあの桂米朝もいます。大西信行氏は亡くなった立川談志の本などにもよく出てくる人で心底落語を愛し落語家たちとの交流も深く彼の文章もよく読みました。上っ面の評論家は沢山いますが芸の本質を見極めることの出来る数少ない人で本当に惜しい人が亡くなりました。残念です。滅びようとしている日本芸能の数々を拾い集め体系づけた人々が次々に亡くなって行くのは本当に寂ししいことです。米朝と言えば先日子息の桂米團治を聞きに行ったのですが「まくら」で先頃亡くなった桂文枝のエピソードがありました。これで戦後の大阪落語を復興させた四天王と呼ばれた方々がみんな彼岸に行ってしまいました。威勢のいい落語家を残してくれてありがとう。

1月21日 営業担当者の雑記

今日は「大寒」。一年で一番寒い日という事になっています。お天気も暦に合わせたのかこのところ非常に寒い日が続き北の方では大変な雪との報道です。今朝は出勤時家の近所にある畑に霜柱が立っていました。「霜柱ざくざく踏んで反抗期:宮原利代」と吟じた人がいますがいまだに反抗期がある私はちょっと足を乗せてみました。一度に壊してしまうのは惜しいのでじんわりとそしてゆっくり下ろしました。たしかに「さく」という音がします。高さ2,3cm位でしょうか土を持ち上げた氷がキラキラ光っています。屈みこんで眺めてみると今に残っているギリシア建築の柱のようにも見えます。昔々子供達に読んであげた絵本のどこかで見たような、小人達が遊んでいるようにも見えます。寒い朝まだ反抗期が残るおやじが一瞬子供に帰った瞬間でした。

1月20日 営業担当者の雑記

CoCo壱番屋の廃棄用ビーフカツが横流しされスーパーで売られていたのには驚きましたね。ゴミの中から役に立つものを売ったというのとはわけが違います。処分してくれと頼まれた廃棄物を金を貰って引き取りそれを他の業者に売り渡しそれがスーパーの店頭に並び消費者が買ったと言う事ですよね。まずそんなことを知らずに買った消費者に健康面での影響がないことを祈りますがそれにしてもこんなことをする業者がよくぞ今まで「商売」を続けて来られたものです。こんなことをする経営者をまさか「商人」とは呼べないでしょう。非常にたちの悪い唯の犯罪者ではありますがまともに地道に商売している人たちから見たら「とんでもない悪人」ですよね。超大手企業の粉飾決算まがいの事件といい会社の利益自分の私利私欲の為になることだったら何でもする輩。たとえそれが法律に違反しても商売道に反してもお客さんに迷惑をかけても。いやな物をみてしまったものだ。

1月19日 営業担当者の雑記

15日未明に起きた軽井沢町でのスキーバス事故でまた新たな犠牲者が出ました。亡くなった乗客は全員大学生。それぞれの人たちの今までのそしてこれからある筈の未来が毎日報じられています。見ているだけで胸が張り裂けそうです。本人たちの無念さ。そしてそれ以上にここまで人生を共にしてきた親ごさん達の心痛はいかばかりか。段々と事故原因が分かり始めているようですが乱暴な結論を言えば「会社が人の命より企業の利益を優先した」といえそうです。会社は運転手が大型バスの運転に不慣れだということが分かっていたにもかかわらず運転手不足の為採用したようです。会社の幹部連中は簡単に土下座をして「誠意」とやらをを見せているつもりなのでしょうが「人の命」は一度失ってしまうともう二度と戻っては来ません。昨日まであんなに元気にしていた子供たちが。。。ご遺族の方々がこの惨事を忘れることは出来ないまでも何とか立ち直って頂きたいものです。それにしても何とも惨い取り返しのつかない事故を起こしたものです。

1月18日 営業担当者の雑記

昨晩の天気予報で大寒気団襲来の為関東地方今朝は雪になるかもしれないと言っていましたがその通り朝のテレビで東京は雪だと報じていました。千葉の自宅周辺は雨でしたが風が強かったので長靴、レインコートで家を出ました。最寄駅に付くとJRが雪の為遅れているが新京成は時刻表通りの運行ですとのことでホッとしていつものようにみのり台駅までひと眠り。みのり台駅周辺は一部雪が残っていましたがごくわずかで松戸も大したことはなかったのだなと思っていましたら会社に付くと「雪は大丈夫でしたか、自宅はかなりの雪で朝大変だったが」と声をかけられました。そして営業で会社から7,8分の二十世紀ガ丘(甚だローカルですが二十世紀梨の由来の地)辺りに行くと畑、屋根、路地には雪がまだ残っておりすれ違う車の屋根にも雪があります。こんな近距離でも雪の降る量が違うのですね。雪雲のルートに依るのでしょうがちょっとした驚きでした。