10月13日 営業担当者の雑記

昨日の夕方都内で大規模停電がありました。東京電力によると原因は埼玉県新座市にある地下トンネルの高圧送電線から発火し火災が起きたことのようですが、これにより練馬区、豊島区、新宿区、千代田区など60万戸が停電し1時間ほどで復旧したとのこと。西武鉄道、都営地下鉄大江戸線などが一時運休したりビルのエレベーターが止まったりとあちこちでかなりの影響が出たようです。平静時にこんなに大きな停電は記憶にありません。官庁や大きなマンションなどは「インテリジェンスビル」ということで自家発電の設備があるところが多いと思いますがその稼動状況はどうだったのでしょうか。コンピュータ時代突然の停電はいろんなシステムに影響を与えなかったのでしょうか。それでなくとも昨今重要な場所への侵入があちこちで発見されておりハッカーによる意図的な停電なども予想できます。情夫漏洩は勿論困った問題ですが長時間の停電がおきるとその被害は計り知れないものがあります。大丈夫なのでしょうか?

10月12日 営業担当者の雑記

今朝通勤途中に空を見上げるといわし雲とすじ雲が出ていました。いづれも秋の特徴的な雲です。特にいわし雲は刻々と形が変わっていくので雲の貴重品だとある気象予報士が書いていましたが確かに昼休みに見上げたらすっかり形が変わっていました。10月10日の所謂「特異日」も今年は天気が宜しくなかったりと、このところ晴れる晴れると言ってはずればかりの天気予報でしたが今日はしっかり天の高い所にいわし雲が出ており真っ青な空にすじ雲が流れるという典型的な秋晴れでした。女心(男心)と秋の空。いつまでこの天気が続くのか分かりませんがこういう天気は朝晩の気温が低くなるのですね。昨日から布団を一枚出してきました。「秋の雲いよいよ高く登りけり:子規」

10月11日 営業担当者の雑記

このところ朝晩が急に涼しくなってきたので今日から上着を着始めました。つい1週間くらい前は異常気温だとか言って最高気温が28,9度ありましたが今日は22度くらいまでしか上がっていないようです。でもこれが平年並みなんですね。昔の人は畳の目一つ分づつ日の入りが早くなると言っていますがやはり随分早くなってきました。もう5時になると暗くなってきたように思います。私暑い間は腕時計をせずズボンのポケッに入れていました。時計のバンドが革製なので臭くなるしなんだかじっとりしてくるからなのですが、今日は無意識に時計を腕に巻いていました。いつの間にか移って行く季節の変化は体に浸みこんでいるのでしょうか。植物などは微妙な温度の変化に対応して花の時期が早まったり遅れたりしますが私も秋花粉のせいか少々鼻炎気味になってきました。昔あさまは何故だか「秋はさみしいねエ」といってました。いよいよ秋本番です。

10月7日 営業担当者の雑記

昨日、天平神護元年(765年)と記された木簡にペルシャ人の役人とみられる「破斯清通」という名前があったと新聞に出ていました。続日本紀に736年遣唐使が連れ帰った「唐の人3人、波斯一人」が聖武天皇に会ったと記されており今回の発見はその時のペルシャ人の可能性があるのではないかということです。それで思い出したのですが先日日高市の巾着田に彼岸花を見に行った時ついでに高麗神社に寄りましたら、そこの縁起に668年に滅亡した高句麗の人たちが日本に亡命し、716年に関東地方に住んでいた高麗人を日高に集めこの高麗神社が首長の住まいになったという趣旨が書いてありました。今回見つかったペルシャ人の話、朝鮮半島高麗人の話はほぼ同年代で今から凡そ1,300年くらい前の天平時代のことになります。「咲く花のにおうがが如し」と謳われた平城京は中国の人、朝鮮の人さらにペルシャの人と色んな国の人、言葉が往きかい私達の想像以上に国際的な都市だったのかもしれませんね。

10月6日 営業担当者の雑記

今日久しぶりに弁当屋に昼飯を買いに行った時の話です。弁当の種類を言いお金を払いました。すると店員さんが「ありがとうございます、それでは○○円丁度頂きます」というのです。一瞬耳を疑いました。昨今買い物をすると年に関係なくレジ担当は「△△円丁度お預かりします」といいます。以前は私が間違って多く出したのでおつりがくるのかなとおもっていましたが、そうではありませんでした。暫く家でその言い方が話題になったのですが、多分「頂くより預かるの方が丁寧、あるいは柔らかい言い回し」だと思い使っているのだろうと、一々訂正するのも嫌みなのでもうしょうがないのかなと思っていました。しかし「全然」を肯定に使ったり、「とんでもない」の丁寧語を「とんでもございません」などとする誤用は今やすっかり定着しておりそんなに違和感はありませんがどうもこの「丁度お預かりします」にはやっぱり変な感じが残っていました。この店の方針なのかあるいは若い女性でしたが彼女自身のことば使いなのかわかりませんがなんだかほっとしました。

10月5日 営業担当者の雑記

今日の日経MJ一面にセブンーイレブン・ジャパン社長の古屋一樹氏と小説「コンビニ人間」で芥川賞を受賞した村田沙那香氏との対談があり興味深く読みました。私が就職した時ある同期がこれからはコンビニの世界だとアメリカの事情を滔々と語っていたのを思い出します。当時は丁度GMSが大きくなっていく頃だったのでコンビニに目を付けた彼の先見性に驚いたものです。そのころから変われば変わるもので名前の通り何しろ便利だと思われるものは何でも取り扱っています。物販以外各種支払い、本の注文受け取り、チケットの申し込みなどなど。女房はネットバンキングが嫌いなので我が家では通販の支払いもコンビニが圧倒的に多いのです。売れ筋商品、商圏、顧客の分析が非常に優れておりしかもそれに応じた販促活動をしている、時代に一歩先んじた商品を取り扱うなどコンビニのマーケティングは留まるところをしりません。一生コンビニで働いて頂けるのですかという古屋社長の問いに村田さん「できれば、はい!」うーん?!

 

10月4日 営業担当者の雑記

快挙!3年連続で25人目のノーベル賞受賞者に大隅良典氏が選ばれた。生理学・医学賞で「オートファジーの仕組みの解明」が受賞理由。このオートファジーとやらは随分前からその現象は知られていたが大隅氏は微生物である酵母でこの現象を初めて観察することに成功。関連する遺伝子を発見し世界で「オートファジーの父」と呼ばれているのだとか。昨晩何回かそのメカニズムを聞いたのだが難解。ただ成人は毎日体内で約200gのたんぱく質を作るが、食べ物から摂取するのは70g程度で不足分のたんぱく質は分解して出来た原料で補っているつまり今回の「オートファジー」というのですね。生物の生存になくてはならない機能で細胞の健康を保つほか分解したたんぱく質を栄養源に再利用することで飢餓に耐える働きがあるのだというのは理解できました。究極のリサイクルですね。この研究が進めば難病の治療への応用が期待されており一気に注目が集まっている分野ですと。なんですって。

10月3日 営業担当者の雑記

ゴルフ日本女子オープンで17歳のアマチュア選手畑中奈沙さんが優勝したという記事がでています。彼女本格的にゴルフを始めてまだ5,6年だというから更に驚きです。しかもトップ10に彼女を含め3人入っているのだとか。ゴルフは1年に数回する位で特に興味を持っているわけではないので女子プロの動向などは全く分かっていませんがそれにしてもきっととんでもないことだと思います。他のプロスポーツでこんな快挙は聞いたことがありません。大昔高校野球のPL学園が全盛時代に当時の阪神タイガースより強いといった「皮肉」がでていましたが野球にしてもサッカーにしてもアマチュアがプロより強いと言うのはまずあり得ないことです。日曜日の張本氏だとプロしっかりしろよ!と「喝」を入れるのかもしれませんね。これにより女子プロゴルフ協会に登録すればプロとしてのツアー参加が可能になるがまだ結論は出していないとのこと。末恐ろしいというか楽しみというか彼女の名前は覚えておかなくっちゃ。

 

9月30日 営業担当者の雑記

昨日久しぶりで「ともき君」の甲高い声が家の中から聞こえてきました。彼は小学校2年生で少し小太りのとても快活な子です。小さめの愛車で何処にでも出かけ路地で友達とふざけ合いけらけら笑いながら遊んでいます。最近は少し大人びてきたのか話しかけると照れ笑いします。彼はお父さん、おばあちゃん、お姉ちゃんの4人暮らしで、おばあちゃんのことを「お母さん」と呼んでいます。彼が3歳のころ母親は二人の子供を置いて家を出て行きました。母親にどんな理由があったのかはよくわかりません。「ともき君」は連れて行ったようですがすぐに父親が連れ戻したとの事。両親に思い切り可愛がられて育った私には母親が突然自分を棄てていなくなるという状況が想像出来ず彼の事がとても気になります。「みどり児のわれを捨てにし母の行方尋め来てむなしわれすでに老ゆ:中西悟堂」幼いころに父親が夭折、母親にも捨てられた「日本野鳥の会」の創設者中西悟堂の悲痛なうめきです。涼しくなってくるとふっとこんなことが気になります。

9月29日 営業担当者の雑記

あちこちで金木犀が香り始めました。全くいつの間にかですがこの木、香りが強いのですぐに分かってしまいます。会社の駐車場はその場所が不明ですが何処からか匂いが漂ってきます。ご近所には毎年楽しみにしている木があります。今年も順調です。しっかり手入れしているようでもないのにここのは樹高、拡がりが丁度いい塩梅です。駅のそばには3、4mはあろうかという大きな木がありますが流石に夜傍を通ると香りに溺れそうになります。家のは銀木犀ですが結構白い花をつけ始めました。昨晩辺りは風の流れ具合なのでしょうかそれほど強い香りではありませんでした。トイレの消臭用に化学合成された匂いはある香り要素だけが強調されており鼻を刺すので好きにはなれませんが、自然のは強い香りの中にも柔らかさ甘さのバランスがよく遠くからでも近くでも其々の良さがあります。私は遠くから漂ってくる方が好きです。風で散った花も風情があります。いよいよ本格的な秋到来ですね。