6月30日 営業担当者の雑記

今日の朝刊に総務省の2015年国勢調査(抽出速報)が出ていました。それによると初めて全ての都道府県で65歳以上の高齢者の割合が15歳未満の「子ども」の割合を上回ったとのことです。総人口に占める高齢者の割合は26.7%に達し2030年にはそれが3割以上になるとも言われているとか。また就業者全体に占める女性と65歳以上の高齢者の割合が5割を超えたことも書いてあります。特に興味を引く所では男女間の雇用形態の差。男性の雇用者のうち非正規の割合は18%だが女性は54%。さらに非正規の割合は25~29歳では3割程度だが40~44歳では5割を超えるということです。男女雇用均等法が出来制度的には女性が働き易くはなっていますが現実には結婚、育児、介護などハンディーは沢山ある環境下,有能な人たちの社会貢献も出来にくいし経済的にも中々潤っていないということになります。労働者人口が減って行く中具体的な対策は待ったなしの筈なのですが。

 

6月29日 営業担当者の雑記

会社の行き帰りに時々くちなしを見ます。時期が過ぎているので大ぶりの真っ白い花は薄汚れたようになり甘い芳香もすっかり無くなっています。花の最盛期は息苦しいほどの香りと深い緑の葉に浮き上がる白い花はこの時期の女王様といってもいいのではと思います。花は美しく咲いた後どのように枯れていくのかいろいろですね。桜のようにパッっと散るのもあれば色が落ちたまま枝に付いているのもあります。嘗て芭蕉は「猿蓑」の中でこんな付け句を残しています。「さまざまに品変わりたる恋をして(凡兆)浮き世の果ては皆小町なり(芭蕉)何故ぞ粥すするにも涙ぐみ(去来)」いかに若い頃持て囃された絶世の美女でも年老いてしまえばかの小町伝説のように哀れになってしまうものだというのですが、それは少し言い過ぎで本当に品のいい年を取っている人もいますが、若い頃きれいであればある程年老いた時との差が目立ちます。花をそのような言い方をするのは少々的外れかも知れませんがくちなしにはなんとなくそんなことを感じます。

6月28日 営業担当者の雑記

先日子供達を招待して「鱧会」をしました。みんなそれぞれ仕事を持っているので忙しくこんなことでも企画しないと集まってこないのが正直なところです。昨冬の「河豚会」は結構喜ばれましたので今回も期待していますなどとの返信メールににんまり。当日は5種類の鱧が出ました。定番の湯引き、鱧の卵の上に煮こごりを載せ寿司様にしたもの、薄い衣で天ぷらにしアスパラを巻いたもの、かば焼き、内臓を使った鍋で最後は雑炊で〆。子供達はお酒が飲めるのでいろんな話で盛り上がっていましたが「最近年のせいかあまり飲めなくなった」などといいながらガンガン杯を注ぐ長男。リクエストがあったので茶碗蒸しを追加したのですがこれがカニ、河豚の皮と珍しい食材を使っており大受けの中にお開きにしました。翌日のお礼いメールに「個人的には煮こごりがよかった」などとしゃれたコメントがありました。確かにあまり出ないメニューですが定番所を言ってこないのは大人になったのかななどと親ばかになっています。

6月27日 営業担当者の雑記

尾籠な話で恐縮ですが、昨晩食べたものの所為かあるいはネゾウが悪かったのか分かりませんが朝から少々緩気味でして家からの最寄り駅で用をたしました。ここのトイレは和式で私は今ここでの用たしは出来ません。膝が悪いこともありますがすっかり洋式に慣れてしまっているからです。その為もう一つ身障者用の個室がふさがっていると非常に困ったことになったのですが大丈夫でした。先日ある市議会議員さんから実は小学生の子供達も家ではほとんど洋式なのに学校ではまだまだ変わっていず用を足せない子供がいると聞きました。「和式」こそが足腰が強いという日本人の特徴ある体型を形作っている、これを変えるのはけしからんなどという意見もあるようですが、すっかり洋式に慣れてしまった子供達に今さら和式を強要も出来ないでしょう。かつて日本建築は畳、障子、襖、瓦から成り立っていましたが今や畳がある家も少なくなってきました。早く子供達がゆっくり用を足せるようにしてあげたいたいものです。

6月24日 営業担当者の雑記

夕方営業からの帰りがけ国分川近辺で群れをなして飛ぶ鳥を見ました。4,50羽もいるのでしょうか。上から下へ、右から左へ急降下、急上昇、時にその形が崩れることもありますが直にまた何となく大きな三角形のようになります。物知りに依るとどうもこれはリーダー鳥がいるのではなく「同じ速度で」「ぶつからないように」「仲間の方に集まろうとする」ように行動する鳥の習性なのだとか。それにしても一糸乱れぬこの動きは凄いものです。ところでこういった話にまったくトンチンカンな私はこの鳥の名前が全く分かりません。ツバメでもカラスでもトンビでもない事だけはわかるのですが。餌を探しているのかはたまた遊んでいるのか鳥に聞いたことがないので知りませんがはたから見ていると何とも優雅です。忙しかった一日が終わろうとしています。

6月22日 営業担当者の雑記

ここ数日関東は変な天気が続いていますが九州地方は大変な雨が降っているようです。熊本でも地震の後始末もままならず漸くテント生活が終わる頃にとんでもない大雨が降ったようです。地震では大きな被害は受けなかったが今回の大雨をまともに食らった家、漸く片付けが一段落したところに水の追い打ちがあった所、地震で散々痛めつけられて今回また被害に遭ったお宅。自然の脅威とはいうものの何とも惨いことです。地震でひび割れが入った田んぼを何とか田植えを終えさあこれからという時に水に浸かってしまった農家もあるようです。天気予報によると通常の梅雨時の天気図にインド洋からの湿気も関係するのだとか。衛星で広範囲の天気図が書けるようになったのはいいのですが本当に遠いところの環境が日本の天気に影響を与えるのですね。

6月21日 営業担当者の雑記

今週ポスティング予定のチラシは原則火曜日今日の午前中までに代理店に搬入しなければならないのですが1件非常に微妙だとの連絡がクライアントからありました。予めもしかしたらキャンセルが出るかもしれないと代理店に連絡しておきましたが1件でもオーダーが欲しい最終週。やきもきしていると昼前にクライアントから2時半頃宅急便のセンターに届くとの連絡あり。直に暫く待ってほしいと代理店に連絡。と1時過ぎに再度連絡があり今宅急便センターに届いたのですぐに取りに行ってくれとの連絡あり。直ちに宅急便センターに行き代理店に向かい事なきを得た。という訳で今月の実績が出揃いました。前年実績を追いかけているわけではないのですが一応目安として、誰にでもわかる指標として結構説得力がある数字ですので取り敢えずは参考にしています。今月もクリアということになりました。

 

6月20日 営業担当者の雑記

私は営業活動の一環で色んな所から集めてきた情報に基づき当協議会の資料を送っています。これで興味を持って頂き質問を頂戴するお客様もごくわずかですがいらっしゃいます。先週の土曜日夕方携帯に電話が入り、「送ってきた資料の宛名が間違っている」との言葉から入ってきたので只管謝りつつ何時、どんなお客様だったかなどを思い返していましたが思い当たる節がありません。話を聞いていると中にいくつかの特定できる情報が聞こえてきましたので流れが分かりました。どうも関係部署から送った資料だったようです。但しこの御客様は当協議会のポスティングにご興味を持って頂いたようで私、そばにあったマンションの階段に座り込み説明をし今日のアポにこぎつけました。発注が来るかどうかはこれからのことですが宛先の名前(正確に言うと同音の漢字を使っていた)が間違ったりすると結構怒鳴りつけられるケースもあるのですが今回は商談まで出来たと言う事で災いを転じて福としたいものです。

6月17日 営業担当者の雑記

昨日は米大リーグのイチロー選手が日米通算でメジャー記録を抜く4257本のヒットを打ったというニュースで持ちきりでした。号外まで出たのだとか。この本数は年間200本を20年間打ち続けても到達しないというとんでもない記録です。1年に200本のヒットを打つ選手は滅多にいません。これは年間20勝を20年間続けて達成する金田選手の400勝、年間40本塁打を20年間続けないと届かない王選手の800本塁打とともに多分今世紀中には破られないとんでもない記録だと思います。私は環境が違いますからピートローズの記録を破ったと言うのは間違いだと思いますがだからといってイチロー選手の記録は上述したように前人未到の大記録だと言う事には何の異論もありません。全身全霊野球に打ち込み、、勿論親から授かった頑健な肉体もあるのでしょうが今日に至るまで大きなケガをしないように体のケアを怠らず、日々積み重ねてきた努力は凡人にはとても出来ることではありません。才能とおしみない努力の産物ですね。おめでとうございます。

6月16日 営業担当者の雑記

毎週木曜日日経に福岡伸一氏の「動的平衡」という連載物が載っているのですが今朝は「男性の起源は女性 いばるな男」というサブタイトルが付いた内容でとても面白かったので紹介します。彼が「できそこないの男たち」という本に「生命の基本は女性であり、生命が誕生してから少なくとも最初の10億年は世界に女性しかいなかった。誰の力も借りずに女性が女性を産めた。でもこれだけだと縦糸しか紡げない。女性は欲張りなので、自分の美しさと他の女性の美しさを合わせてより美しいものを作りたくなった。そこで男性を作りだした。つまり遺伝子の「使い走り」である。」(全文引用)というのです。さらに「男性の起源それは女性なのだ」というオチに至る詩を紹介していることに触れ実はこの詩人、詩は福岡氏自身の創作であり「いばるな男」と言いたかったのだと告白し且真に受けた方がいたら伏してお詫びするというのです。彼は難しい生命の話を実に分かり易くそしてユーモアを交えて書いており私が最も好きな科学者の一人です。