10月15日 営業担当者の雑記

東芝の不正経理、フォルクスワーゲンに依る排ガス規制を逃れるための不正なソフト搭載、東洋ゴムの再再度の防振ゴムでの検査データの改ざん、更には三井不動産レジデンシャルの建築基準法違反。まあ揃いもそろって大きな会社の悪事が続くことですね。それぞれが会社の運命を左右するようなことばかりですが関係者は本当に知らなかったのでしょうか。私も昔ビートルに乗っていました。空冷独特の音、形、安全性、丈夫さなどなどさすがドイツ車だなと大変気に入っていました。ある時等信号無視の酔っ払い運転に激しくぶつけられ前輪が大破しましたが私は無事でした。ああそれなのに自動車売上NO1という目標を達成する為にという事のようですが信じられないような不祥事です。バレたらとんでもないことになると言う事くらい経営者は分かっていたでしょうに。現場の人もヤバイぞと思っていたでしょうに。止めることは出来なかったのですね。不動産会社はどんな対応をするのでしょうか建て替えなんでしょうか?えらいことです。

10月15日 営業担当者の雑記

昨日青森岩木山、八甲田山で積雪があったと報じていました。もうそんな時期なのですね。もうずいぶん昔の話ですが学生の頃青森、山形方面を旅行したことがありました。十和田湖、奥入瀬渓谷の紅葉が目当てでした。十和田湖のシンボル「乙女の像」の前で記念撮影をしいよいよ奥入瀬渓谷。渓流が岩にぶつかった辺りでは白い水しぶきと岩に張り付いた紅葉が絶妙の景色を作っています。深くえぐられた渓谷に映える紅葉はどこでもが撮影ポイントです。14,5kmも続くのでしょうか奥入瀬を堪能した我々は、「八甲田山死の彷徨」で知られる八甲田山をずんずん登って行きました。前日の大盛り上がりと車の揺れですっかり寝こんでしまいました。そして本日の宿泊地酢ケ湯温泉に着きました。何と外は見事な雪景色。寒さ対策などまったくしていず大慌てで宿に入り一目散に千人風呂に飛び込んだ記憶があります。何かのコマーシャルではありませんが一日で紅葉と雪景色の二度美味しいめをしたことを思い出しました。

10月14日 営業担当者の雑記

先日印西市の「北総花の丘公園」にあかいそばの花を見に行きました。以前何処だかに行った時ふと目についた小さな白い花が気になり調べたらそばの花だと分かりましたが、最近雑誌で「あかいそば」という記事が目にとまり見に行ってきました。どぎつい赤ではなくややピンクがかったなんともかわいい花で直径5~6mm位の五弁の花びらが(正確には萼片のようですが)重なるように枝の先についておりこんもりとした形になっています。茎も赤い色をしています。この「あかいそばの花」は信州大学の先生がヒマラヤの高地3,800m辺りに咲いているのを日本に持ち帰り種苗会社と共同で品種改良を行い「高嶺ルビー」と名付けたものだとか。背があまり高くないので遠くから見ると絨毯は言い過ぎかもしれませんが一面赤く染まりとても賑やかです。収量は普通のそばの1/3くらいのようですが実そのものも赤いのでしょうかもし殻をむいて赤い実が出てきたら驚くでしょうね。味はどうなんでしょうか。一度賞味したいものです。

10月13日 営業担当者の雑記

第八回W杯ラグビーは日本がアメリカを28対18で破り3勝を挙げたがポンイトの差で三位となり決勝進出は惜しくも逃した。今は感動的な映画を見た直後のような何となくもう少し余韻に浸っていたいそんな気分です。嘗て松尾、平尾といったスター選手全盛時代同志社も神戸製鋼も新日鉄釜石も強かった。でもそれらは国内の大会で体格差のない仲間内での試合でした。今回はあろうことかあの南アフリカにスクラムで挑み僅差での勝利。サモア戦でもラグビーでは絶対的に不利な体格差を補う波状攻撃、的確なタックル正確なキックで圧倒、そしてアメリカ戦は全員一丸となった火の球タックル、倒されても倒されても尚起き上がる不屈の闘志で勝利。ともすればゴールを決めた選手が称賛されがちだがそこに至るにはスクラム陣が耐え、押し進み、あの小さな田中が2mの選手にタックルし倒した時は身震いしました。NO8キャプテンのリーチは突っ込みぶつかり走り獅子奮迅の活躍。勿論五郎丸のキックは素晴らしかった。彼らの1プレー1プレーはいつまでも脳裏に留まることでしょう。

10月9日 営業担当者の雑記

来週月曜日10月12日は芭蕉の命日です。今から300年程前大阪御堂筋にある「花屋」という宿で51歳の生涯を閉じました。その名前はあまりに有名ですが同時代に蕉門以外で一茶、蕪村、鬼貫など優れた俳人が沢山いたにもかかわらず何故芭蕉が圧倒的に知られるようになったのでしょうか。勿論作品自体が我々の心を打つというのが一番の理由だとは思いますがそれ以外にも弟子達に依る彼の臨終記、あるいは後年高浜虚子が俳句とはこうあるべきだと芭蕉の名前を大きく取り上げその名が一気に広まったとか色んな要因があるようです。そんな中で私は彼が終生俳句の宗匠として生き抜いたこともその要因の一つだと思います。歌枕、西行など昔の作品に精通し死の間際までその作品を磨き上げ凡作を捨てようとしたことあるいは晩年は「何時だって辞世の句だと思って一句一句作っているよ」と弟子に語っていることなどあくまでプロとしての姿勢を貫いたことである種の像が出来上がったのかなと思います。連休にもう一度彼の作品に触れてみようと思います。

10月8日 営業担当者の雑記

昨日プロ野球中日球団の山本(昌)投手が先発登板した。50歳。昨晩の登板は引退表明をした彼への花道として打者一人に投げただけなので「戦力として試合に出た」というのではないがそれにしても何たる頑健な体。普通投手は30歳を超えるとボチボチベテランと呼ばれ始める。彼の場合はノーヒットノーラン達成が41歳。特別にスピードがあるわけでもなく変幻自在の変化球があるわけでもないのに老いてますます盛んという感じでした。きっと体のケア、心の持ちようなど全ての面で並み以上の注意を払ったことでしょう。お疲れさんでした。高齢スポーツ選手としては我らがキングカズ。48歳。この人もあり得ないですね。野球と違って広いグランドを走り回るサッカーでは一部例外はありますが大概30歳を超えると控えに回っているような気がします。40歳以上は多分いないのではないでしょうか。ずっと一線で活躍している彼もまた努力の人なのでしょうがきっと「サッカー少年」のままなのでしょうね体も心も。「出来るのですね」あの年で。

10月7日 営業担当者の雑記

何とも凄いニュースが入ってきたものです。ノーベル生理学・医学賞に大村智氏、物理学賞には梶田隆章氏と二人が続けて選ばれました。選考理由はそれぞれ高度な内容なのであまり理解は出来ませんが大村氏は国内の土壌に住む細菌から寄生虫の駆除薬として有望な菌を発見しアフリカの風土病治療薬開発に貢献した。梶田氏はニュートリノには質量がないという定説を覆したということだと報じています。難しいことはともかくとしてミーハー的には今回の受賞者はどちらも地方大学出身、スポーツでも活躍したなどに興味があります。大村氏はスキーで国体に選ばれ、梶田氏は弓道で関東学生選手権で団体優勝した時のメンバーだとか。ひとつも突出したものがない小生などにとってみると学問の世界ではノーベル賞、運動をさせると抜群などという人にはほとんど憧れを持ってしまいます。勿論とんでもない努力をされたのだとは思いますが、特に今回のお二人は何となく親しみが湧きみんなに愛されているお人柄のようで本当にすばらしいことです。

10月6日 営業担当者の雑記

今日は恒例の実績報告会議。精一杯活動した結果なのでどんな批判も甘んじて受けましょう。そんな予定も組まれていますが今朝の空は突き抜ける青さです。「むかしから穴もあかずよ秋の空:鬼貫」なんともうまく詠んだものです。凡人の私などは澄んだ空気、高く真っ青な空を見上げるといよいよ秋本番だな、さて今年はどこの紅葉を見に行こうかとか、ボチボチ蕎麦の花が咲き収穫も近いとか甚だ現実的な事を思うのですがこの江戸の粋人は吸いこまれるような空を見てよくもよくも穴があかないものだなと感じたのでしょうか。確かに一色の空のどこかに渦を巻いて穴があいているととても怖いし、あるいはこんなにきれいな空を皆が見上げているのに平然としているとでも言うのでしょうか勝手な解釈ながら飛びぬけた感覚とことば遣いには感心します。ともすれば枯淡の境地などと思いがちな江戸俳句にもこんな洒脱なものがあるのですね。好きな句の一つです。

10月5日 営業担当者の雑記

3日夜,10時半には食事も、風呂も済ませテレビの前にスタンバイしました。ラグビーW杯日本対サモアの試合観戦です。第一戦を奇跡的に南アに勝利し第二戦はスコットランドに敗れた日本は何としてもこの試合に勝たないと決勝進出がないという大事な試合。相手は世界に選手を供給している格上のサモア。彼らの体格は圧倒的に大きくまともにぶつかると日本選手たちは壊されるのではないかと思えるほどでした。巨漢が突っ込んでくると二人、三人がかりでのタックルで前に進ませない、さらに平均体重が4キロも軽いスクラムで押されることなくむしろ徐々に圧倒していく。あせるサモアは一人二人と退場者が出始め日本のバックスが走る、走る。五郎丸のキックは相変わらず正確で点差を開いていく。認定トライあり、山田の華麗なステップでのトライあり。終わってみると26対5と圧勝。強くなったものです。体格差のハンディーはいかんともしがたいこの競技で個々の力を付けタックルの技術を上げ二人、三人がかりで相手を止め休むことなく活動する日本チームは凄かった

10月2日 営業担当者の雑記

昨晩の風雨の酷かったこと!夜中に屋根を叩く雨の音、強風で壁に何かが当たる音で目が覚めてしまいました。案の定朝新聞を取りに行ったら2か所で簾が片一方外れており、木々の折れた枝が散乱、萩は花・枝ともに落ちていました。幸い雨はほとん止んでいましたので長靴はよしましたが通勤途中も何処から飛んできたのか結構大きな枝が折れていたり看板が折れ曲がったりしていました。「野分」というのでしょうか。源氏物語では「もとあらの小萩はしたなく待ちえたる風のけしきなり」とありますが本当に同じような様子が道中あちらこちらで見受けられました。一転突き抜ける秋晴れを期待したのですが鰯雲が流れる空模様で昼からは随分暑くなりましたした。