9月3日 営業担当者の雑記

今日も一日中営業で飛びまわっていたのですが、朝出がけ会社の門扉の脇にアブラゼミが転がっていました。この時期では普通に見る光景なのですが今日のは落ちたばかりだったのか手足をバタバタさせていました。こんなセミを見たのは初めてなのですが妙に親近感を感じてしまいました。長い間土中にありようやく地上に出てきてしっかり夏を謳歌し子孫を残し自分の役目を終えたセミ。手足を動かしていたのはあがきではなくもしかしたら私にあいさつをしてくれたのかもしれません。「ひぐらしの一つが啼けば二つ啼き山みな声となりて明けゆく:四賀光子」夏を表わす音の代表であるセミの鳴き声。そして今ほとんど往こうとしている夏。一仕事終え次の季節に移ろうとしているそんな一瞬のセミの死骸。感傷的というよりむしろ清々しいある種の爽快さを感じ勝手に頑張ってくるぞなんて声をかけてしまいました。

9月2日 営業担当者の雑記

2020年東京オリンピックのエンブレムも撤回ですか。ネット社会はこわいですね。それにしても新国立競技場の再コンペといい随分ケチがついたものですね。あまり文句をいうのは本意ではないのですが酷すぎます。既に作っているPR用の小道具類はすべて廃棄ですが費用はだれが見るのでしょうか。新国立競技場も結局世論がうるさいから総工費は下げようという魂胆なのでしょうか陸上競技用のサブトラックがないので大きな大会の開催は出来ないとか。さりとてラグビー、サッカー専用の球技場でもなさそうだし。大勢のえらい人たちがオリンピック当日に嬉しそうに写真を取られたり、後世に名前が残るそれだけの為に「なんでもいいからとにかく作れ」といったのでもないでしょうが?一体誰が悪いのでしょうか?訳が分からないままに事は進んでいくのでしょうか。何かすっきりしませんね。

9月1日 営業担当者の雑記

9月1日。予想通り電車は学生さんで一杯でした。今日からこれが普通の状態になるのですね。今日はほぼ一日中営業絡みで駆けずり回っていました。ふと見ると市立病院の前の道に街路樹と一緒に「キバナコスモス」が咲いているところがありました。花期が長く色が鮮やかなのと花びらにもボリュームがあり遠目からもよく目立つこの花「キバナコスモス」は従来からあるコスモスとはかなり印象が違います。最近はやりのようですが私は細い茎に薄黄色の花を付ける従来の花の方が好きです。風に吹かれるとユラユラしている様はいかにも秋の景色がします。コスモスの季節には今しばらくかかるのでしょう。

8月31日 営業担当者の雑記

今日は8月31日。子供たちにとっては夏休み最後の日。45日間の長い夏休みを子供達はしっかり楽しめたのかな。ハメを外し過ぎて学校に行くのがいやになったり、悪戯が過ぎて学校に行けなくなったりする子も中には居るかもしれませんがほとんどの子供達は何とか宿題も今晩中に終わって9月1日を迎えるのでしょうね。明日からまた電車が混み始めるのでしょう。まあ元気な子供達の顔を毎朝見ることができるのだからそれも結構なことです。うちの子供たちの頃は確か年間2学期制で9月に入っても1学期が続いていたと記憶していますが今はどうなのでしょう。近所の「ともき君」を暫くみないのですがどこかに行っていたのでしょうか。あの甲高い声が早く戻ってきてほしいななどと勝手なことを思っています。

8月28日 営業担当者の雑記

ボルト強し!
世界陸上男子200M決勝はまたもやウサイン・ボルトの圧勝。今季は調子がよくもしかしたら優勝するかもと思われていたジャスティン・ガトリンは100Mに続き2位。優勝タイムは19秒55で100Mの優勝記録9秒79の倍より早いことになる。今でもきっとそうだと思うが男子がもてる大きな要素の一つは足が早いこと。運動会のリレーでぶっちぎりであるいは前を走っている選手を追い抜きテープを切った時の誇らかな顔と観衆の拍手。学校の運動会を例に出すのは恐縮ものだがボルトはこれの世界規模を4回連続で味わっているのですね。世界が注目して必ずそれに応える。どんな神経をしているのだろう。きっと一言では語り尽くせない努力をしているのだとは思うが何回もあっさり一等賞を取ると彼の苦悩などといったものが吹き飛んでしまいただただ「凄すぎる」としかいいようがない。

8月27日 営業担当者の雑記

今朝みのり台駅からの通勤途中、普段気にも留めていないお庭に「コムラサキシキブ」の実がなっていました。直径5mm位の小さな丸い実がブドウ状に沢山ついています。まだ全部が紫にはなっていませんがそれでも紫色の実はあまりないので結構目立ちます。花は6,7月頃に咲きますが色も形も非常に地味です。我が家にも一本あるのですがとにかく強い木です。毎年枝が勢いよく伸びるので実の時期が終わったら目いっぱい切ります。冬の間は枯れたようになっているのですが春になるとまた猛烈に枝が伸びてきます。ムラサキシキブとは何とも上品な名前ですがその由来には諸説あるようです。おもしろいのでは江戸時代植木屋が紫の実から名前を想起して貰えるように付けたというのがありますがこれを信じましょう。今で言うマーケティングですね。植物の名前に疎い私もすぐ覚えました。

8月26日 営業担当者の雑記

今日は久しぶりに終日雨。天気予報だと結構降るとの事だったので今日は長靴出勤。女性用のレインシューズはカラフルだしデザインも洒落ていますが私のは昔からある黒一色の所謂ドタ靴。それでも革靴を履いてずぶ濡れになるよりはマシなので結構愛用しています。さすがに営業用の靴は別途袋に入れて会社で履き替えるのですが。そんな中面白いもので電話が入りだすと連続して入ってきます。車に乗っていることが多いので道の脇に止めて応対するのですが「今話しても大丈夫ですか?」と聞いてから話し始めるお客様がいれば、いきなり以前に渡していた資料の詳細を聞き始めるお客様もいます。そういう時は後30分ほどで会社に戻りますのでと一旦話を切るのですが虫の居所が悪いのか激昂される方もいらっしゃいます。営業ですので言葉遣いには注意しているつもりなのですが。

8月25日 営業担当者の雑記

観測史上最大の風速71Mというとんでもない規模の台風15号は九州に上陸し日本海を北上中とか。止まっている車がひっくり返り飛ばされるというあり得ないような風速だったようですが大きな被害が出ていなければいいのですが。その台風の影響なのか関東地方は数日前と打って変わって過ごしやすい気温になっています。そんな中での営業中、とある庭に「パンパスグラス」が咲いているのを見つけました。栽培にあまり手が掛からないとのことで最近時々みかけます。穂の部分が大きく白いススキに似た植物で年数が経つと根本が盛り上がり3M位にまで伸びているのも見たことがあります。国産のススキが何となく寂しい感じがするのに比べこちらはもう少し陽気な雰囲気です、勝手な言い分ですが。図鑑でみると開花時期は9月ー10月とあります。一足先に秋を見つけました。

8月24日 営業担当者の雑記

昨晩は「世界陸上北京」で興奮しました。特に男子100M。準決勝から9秒77をだしたアメリカのジャスティン・ガトリンを始めタイソン・ゲイ、ジャマイカのパウエルといった歴代チャンピオン、今シーズンのベストタイムなどもう信じられないメンバーが決勝に勝ち残ってきました。本命のボルトは準決勝で躓きかろうじての一位。決勝は10時15分過ぎ。号砲一発きれいなスタート、中盤ほとんど横一線ゴール近くでかろうじてボルトがガトリンをほんのわずか押さえ0.1秒差で優勝。3位は同着で二人。物凄い戦いとやっぱり優勝してしまったボルトの強さ。わずか10秒間の中でのドラマはとても迫力がありました。短距離は基本的に持って生まれたものだと思いますがそんな天才的な彼らがこの10秒の為にどれほどの練習を積みそしてその成果をいかに本番で発揮するか。すごかった。