2月18日 営業担当者の雑記

甚だ私事ですが今日2月18日は母親の8回目の命日です。享年81歳。戦後数年で結婚し物のない時代に皆同じ環境だったとはいうものの大変な苦労をして私達を育ててくれました。長男だった私は着るもの、食べ物、教育など精一杯の愛情を受けて育ちました。貧しい中大学にも行かせてくれました。晩年は心臓を悪くし手術も出来ない状態でずっと入院していましたが痴呆症にもなり、孫を連れて行っても名前を間違えたり、ショックを与えないように医者と相談して亡くなったことを隠していた父がつい今しがたまで居たなどと言っていました。礼をいうのが遅すぎました。若い時はともかく後半生の父母ははたから見ても仲睦まじく特に父親の献身的な介護はいつも感心していました。最後は本当に命の火が消えるように安らかに眠っていきました。今日は久しぶりにお線香を焚いて母親と話をしようと思います。

2月17日 営業担当者の雑記

今朝商談の為9時に会社を出ようとしたら何と雪が降ってきました。予報では9時頃から雨だったのでタイミングはぴったりですが上空が冷たかったのでしょう。道中はボタン雪が結構激しく車の窓を叩いていましたが小一時間ほどで雨に変わりました。急に寒くなったり暖かくなったりを繰り返しながら段々春になっていくのですね。ところでアラスカに長い間暮らし最後はクマに命を捧げた星野道夫というカメラマンの本に春という題で短い文章があります。もうすぐ、ユーコン川が冬の眠りから覚める。半年の間凍りついていた川が、ある日ポーンという爆発音とともに割れて、一斉に動き出すのだ。ピーンと張りつめていた季節の糸が、もう耐えられず切れてしまうかのように・・・・。極北の地に春は音を立ててやってくるというのです。何とも凄まじい春の訪れです。当地にももう少しで春がやってきます。

2月16日 営業担当者の雑記

昨日のラグビー日本選手権帝京大対東芝は興奮しました。
先日一回戦で9年ぶりに社会人チームNECを破った大学選手権6連覇中の帝京大がTL三位の東芝を相手にどんな試合をするかとても楽しみにキックオフを待ちました。前半は5対21と試合巧者東芝に負けていた帝京大が後半は一層闘志をむき出しにし次々にトライを重ね東芝を圧倒していました。結局試合は24対38で東芝の勝利に終わりましたが帝京大の選手たちはノーサイド皆泣いていました。勝てる雰囲気があったからなのでしょう。学生と社会人のチャンピオン同士が日本一を争っていた頃は力の差があり過ぎ20年くらい前から社会人TLの上位と学生チームの争いになったという記憶がありますが今回は帝京大大健闘。ラグビー話題でもう一つ嘗ての雄新日鉄釜石の伝統を受け継いだ釜石シーウェイブスがクボタとの試合に敗れ惜しくもTL昇格は果たせませんでした。

2月13日 営業担当者の雑記

先日映画「アニー」を見てきました。ずっと以前「マンマミーア」を見てミュージカル映画に対する偏見が吹き飛んでしまった記憶がありますがこの「アニー」も予告編の時から見ようと思っていました。アニー役の子が最初は演技がうますぎるのであまり気に入らなかったのですが段々その嫌味も消えすっかりはまってしまいました。キャメロン・ディアスの汚れ役には少々無理もありますが精いっぱい体を張った演技は好感が持てます。何よりスタック役のジェイミー・フォックスがいい。日本語にしてしまうと臭い「トゥモロー」も何回も聞いているうちにすっかりそのメロディーがこびりついてしまい最後の場面皆が総出でニューヨークの街を歌い踊る場面はもう自分自身もその画面の中に入り込んでしまいました。何ともバカバカしいほどハッピーな映画も偶にはいいものです。

2月12日 営業担当者の雑記

先日京都大学の中川准教授らの研究でニホンザルが抱き合ってあいさつする文化を持つことが分かったと報道されていました。大人のメスを中心にケンカの仲直りをするとき等の挨拶として抱き合う行動が観察されたというもの。チンパンジーも似た文化を持つことが分かっており類人猿だけでなく多くの猿が抱擁する文化を持つ可能性が出てきたとのことです。ところで人間はケンカの仲直りをどのようにしているのでしょうか。自分の場合女房と言い合いをしたとき明らかに言いすぎたとか合理的でないということが分かれば後で間違っていたことを伝えますが大概の場合翌日になると忘れています。云い負かした方は忘れますが云い負かされた方は結構覚えているだろうとは思うのですが、なかなか素直になれない場合ハグはともかくとして仲直りのパターンを見つけることは大切かもしれませんね。

2月10日 営業担当者の雑記

今朝の空は雲ひとつない冬晴れで本当に真っ青でした。
この青色というのは地球の大気が光の持つ青色を錯乱させる為すなわち空気中の分子が太陽からやってきたうちの青い光だけをつかまえて別の方向に放り出すことを繰り返すことによって青い光が空いっぱいに広がりそれが目に写るとの事です。私はこの「青」で今から50数年前世界で初めて有人宇宙飛行をしたガガーリンさんの「注球は青かった」と思いだしました。この意味は地球がどれほど水に囲まれているかということなのでしょうがその理由は違えど空からみても空を見上げても「青」だというのはちょっとおもしろいですね。ところでこのガガーリン氏が後にたどる数奇な運命が映画化されつい先ごろ東京での上映が終わりました。かれの108分の宇宙飛行は単なる英雄では終わらなかったようです。

2月9日 営業担当者の雑記

通勤途中自宅から4,500Mに亘って路地を通ります。この狭い道ではいろんな発見があります。今朝も気温が低かったのですがある家の車庫に長さ15センチほどのツララが二本垂れ下がっていました。寒い日は何回もあった筈ですが今朝初めて気が付きました。「ツララ」と意識して見たのは記憶がない位昔のことです。我が家では待ちに待った薩摩紅梅がようやく一輪咲きました。この花は小さく可憐なのですが香りがとてもいいのです。今年は花芽がたくさんありますので段々と増えていくのがとても楽しみです。薩摩紅梅と言えば私は鎌倉宝戒寺のそれが妙に印象に残っています。この寺は枝垂れ梅が満開になると大勢の参拝客で賑わいますがそれと反対側、門を入って右側に植わっている高さ4,5Mの薩摩紅梅は遠目でも濃いピンクの花びらがとても目立ちます。なんだか気になるお寺の一つです。

2月6日 営業担当者の雑記

昨日の朝はみぞれから昼頃雨になったがそれでも気温は低く、夕方からはもしかしたら雪かと心配しました。天気予報が外れ折角雪対策をしてきたのにと怒っている人をテレビで見ましたが私は外れても雪は降らない方がありがたいです。それでも今朝はとても寒く車の窓、道、水たまりは凍りつき今足が少し不自由な身には歩くのが怖い感じでした。ところで今朝日本で一番気温が低かったのは北海道上川地方のー29.1度。ついでに歴代の最低気温トップ10を見ると一位ー41度の旭川を始めほとんどがこの北海道上川地方。地図で見ると北海道のど真ん中。大昔前の会社でミルク製品を新発売した時冷蔵庫に入れてなかった製品が凍りつきえらいことになったという記憶があります。戸外や室内でも暖まらない所に置いておくとみんな凍りついてしまうのですね。いつも冷凍庫の中のような環境、すごいなア。

2月5日 営業担当者の雑記

毎月5日は会議の日です。私のパートはポスティングを中心にした前月の営業成績の発表です。1月5日には間に合わなかったので今月は前年実績のレビューも入れました。資料作成とナレーション作成に手間取るだろうと昨日の内に大体作り終えておきましたが大正解。午前中に入っていた商談が初めてのお客様という事もあり予定より時間が掛かってしまいました。更に追加資料をメールしなければならず昨日中に作り終わっていて本当に良かった。天気予報が当たり午前中はみぞれ交じりの雨。夕方からは気温も下がってきたので会議に来ていた新聞配達販売店の店長さんは明日の朝刊配達を心配していました。本当に雨が降っても雪になっても仕事とはいえご苦労様です。去年の大雪の時には雪をラッセルしながらの配達で凍傷になった人もいたとか。何とかそんな状態にならないことを祈ります。

2月4日 営業担当者の雑記

まだかまだかと待っていた我が家の水仙が一株3輪花開かせて一週間になります。毎年芽は出すのですが花芽がついてなく葉だけで終わっていました。小さいながら帰宅時玄関先まで来るとほんのり甘い香りが漂っています。通勤途中の神社公園に紅梅が咲いています。確かに陽当たりはいいのですが一本だけほぼ満開です。少し遠くなのでその香までは楽しめませんがやや濃いめの花はとても目立ちます。毎日毎日芳香をプレゼントし続けてくれた蝋梅もようやくその匂いが薄れてきました。今日は立春。天気予報では当地でも明日雪が降るとのことで寒さはもうひと山ふた山ありそうですが植物は着実に季節を追っています。「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」ふとこんな詩を思い出します。咲く花の移ろいに春の息吹を感じそんな大きな自然の中に人は生かされているのだなとつくづく実感します。