3月18日 営業担当者の雑記

一雨ごとに春が近づくという言葉があるのかどうかは知りませんが、短い周期で天気が変わるたびに木々の様子が変わっていくように思います。我が家の紅梅はもうほとんど散ろうとしていますが、お隣の白梅はようやく満開になりました。雨上がりの朝新聞を取りに出て雪柳の花が数輪開いているのを見つけました。水玉が付いた枝に付け根が薄ピンクの白い小さな花が顔を覗かせています。この花は咲きだすと次から次なので暫く楽しめそうです。そして沈丁花が香りだしました。今はまだあの濃厚な匂いではなく少し甘い程度です。余りにも強い沈丁花の香を嗅ぐと何ともやるせないというか気だるいというか尋常ではいられない気分になってしまいます。控えめの沈丁花も結構いいものです。春の物憂さを一番感じる花です。

3月17日 営業担当者の雑記

先週南房総は鋸南町保田川に頼朝がこの地に上陸したことから名づけられた「頼朝桜:河津桜」を見に行きました。ネット情報では少々遅いとの事でしたが上流にかけてまだまだ満開でした。ここ保田は早春の水仙がとても見事で何回も来ておりその時にまったく気の早い花が1,2輪咲いているのは見ましたが満開の時期は初めてです。3月初旬にはお祭りがあり竹灯篭にあかりが灯るとの事ですが今回はそれも終わりお天気も悪かったのですが地元の人たちが植えた川岸の菜の花と河津桜が程良くコントラストして結構満足しました。この河津桜というのはオオシマザクラと寒緋桜が自然交雑してできた花とのことで中に時々とても濃いピンクで釣鐘状の花が混じっていますがこれが親の寒緋桜です。私の地元の公園に咲く河津桜にもこの親が混じっておりその釣鐘状がちょっとおもしろい花です。

3月16日 営業担当者の雑記

今日は朝からてんてこ舞いです。土曜日携帯にオーダーが入ったのでそれを作成するところから始まり2件の商談と間を見計らって代理店に請求書を取り行きチラシ、代金を搬出入し。。。昼飯を食べる時間がなくコンビニでおにぎりを買い車の中で食べました。昼からも仕事が詰まっている中でクレームが入りお詫びに行き夕方からはまた商談。オーダーが取れるのは営業冥利に尽きるので忙しいのはありがたいことではあるのですが。これがいつもこの調子だといいのですがこのところどうも成績が芳しくなかったのでうれしい悲鳴といったところです。クレームはあまりとげとげしたものでなく直接お会いして謝ったら許して貰えてよかった。忙しい時にうっかりお客さんの気持ちを逆なでするような言葉を使うと大変なことになるのでこういう時こそ気をつけなくっちゃ。それではこれから商談に行ってきます。

3月13日 営業担当者の雑記

今日の朝刊にソメイヨシノは上野公園にある1本が原木になり全国に広まったと考えられる、とする遺伝子解析などによる研究成果を千葉大のチームが纏めたと報じられていました。全ての木がクローンであるソメイヨシノの起源の解明につながるものでとても興味深い内容です。江戸時代に駒込染井村の植木職人たちがオオシマザクラとエドヒガンを掛け合わせて作った新種だという説が有力だということは知っていましたがそれが科学的に裏付けされようとしているのですね。小石川植物園にあるオオシマザクラはおおらかに天を目指していますし、神代桜や薄墨桜で代表されるエドヒガンは寿命が長くいかにも年月を経てきた風格がありますしベニシダレザクラの代表格三春の滝桜はその姿に神々しさすら感じます。全国にソメイの名所は数知れませんが東京では千鳥ヶ淵の桜が周辺の景色と併せ私は大好きです。愈々桜の季節になります。

3月12日 営業担当者の雑記

我が家の薩摩紅梅が終わろうとしています。毎日玄関先に可愛い花びらが散り踏みつけるのが憚られます。梅はそれぞれ咲く時期が違うので近所の白梅はこれからのようです。ところで家を出たすぐのお家に毎年気になる花があります。一本なのですがその時期はとてもうれしくなります。今年も咲き始めましたよ「アケボノアセビ」。薄いピンクの長さ数センチで先がすぼんだ花が房になって少し垂れかげんで鈴なりになっています。背丈は1mにも満たない程ですが枝はふんわりと広がっています。もうしばらくすると枝一杯にかわいらしい花が付き何とも「ほんわか」な気持ちになります。漢字で書くと「馬酔木」で馬が葉を食べると酔ったようになることから付いた名前とか。とてもかわいいのに食べると毒があるという事からなのでしょうか昭和初期に発刊した新興俳句運動の同人誌にもその名が付いています。

3月11日 営業担当者の雑記

2011年3月11日14時46分,後に東日本大震災と名付けられたマグニチュード9.0、震度7の大地震が起きました。15,884人の方が亡くなられ2633人の方が未だに行方不明。松戸は震度5弱。亡くなった方たちの多くは大津波の被害者で乳飲み子であったり、可愛い盛りの子供達であったり、新婚間もない人たちであったり、両親、爺婆であったりで被害者の方々の悲痛の表情はとても正視できませんでした。一人ひとりにとってはみんな掛け替えのない命が一瞬にして奪われてしまったその悲しみは年と共に深く沈潜していくのでしょう。幸いにして直接の被害者ではない私が今できることはあの大震災を決して忘れないことと、亡くなった方のご冥福をお祈りすること位しかありませんが、それでも未だに身内と引き裂かれた被害者の心情を思うにつけ今朝も新聞を読みながら涙を拭いてしまいました。

3月10日 営業担当者の雑記

昨日「人類初のソーラー飛行機、世界一周に出発」というニュースがありました。「ソーラーインパルス」という名前でスイス製、翼長72Mはボーイング747より大きく重さは2300Kgで大体ミニバンと同程度。17、248個の超効率ソーラ電地でプロペラを回転させ最高速度45KM/時。昨日アブダビのアル・バティーン・エグゼクティブ空港を出発し大凡5ヶ月かけ二人の飛行士が交替で操縦しながら地球一周35410Kmを飛ぶ予定だとか。車は既にいろんなレースがありノウハウもたまっているのでしょうが何しろ飛行機、天候の影響とか何より具合が悪いと降りてくるしかないので大変ですね。我が家でも屋根にソーラー電池を数年前に付けました。当方の目的は電気代節約というこすったらしいものですが蓄電池を取りつけていないので停電時の役には立ちません。安全な電気なんですがね。

3月9日 営業担当者の雑記

嘗て日本海軍の象徴だった戦艦武蔵の船体が発見されたというニュースが報じられました。奇しくも戦後70年。発見したのはビルゲイツとマイクロソフト社を創業した資産家のポール・アレン氏。場所はフィリピン中部シブヤン海。次々に提供される写真から関係者は戦艦武蔵に間違いないとのコメント。子供のころはとにかくカッコいいその船体に憧れましたが両親から戦争中、捕虜時代、大空襲の話を聞くにつけ戦争の悲惨さ、怖さから後年は吉村昭の「戦艦武蔵」も読んでいません。時代遅れの巨艦主義を主張した当時の海軍の方針で作った戦艦大和、武蔵は結局その威力をほとんど発揮しないまま、米軍の戦闘機を中心とした大部隊に猛烈な攻撃を受け沈没。1000人余りの兵隊が海の藻屑になったとのこと。当時の乗組員には思い入れもありましょうが私はこれを機会にこの時の戦争を思い起こす象徴として捉えました。

3月6日 営業担当者の雑記

一昨日のニュースにアリゾナ州立大学の研究チームが現生人類を含む「ホモ属」としては最古とみられる化石をエチオピアで発見したと発表したというのがありました。同大学によるとこの化石は280万年前のもので過去に見つかった最も古いホモ属の化石より40万年も時代を遡り、約320万年前のホモ属以前の化石との間の空白期間を埋めるもので、この間にホモ属への進化が起きたとみられるとのこと。この発掘調査は2002年から始まったとのことです。それにしてもいくつかのヒト属のなかで現人類がどのような進化の過程を経て現在に至ったのか、何故エチオピアで人類が発生したのかそして10万年頃かららしいが何故人類はこの地を離れ世界の隅々にまで出て行ったのか、など分からないことだらけですがそんな疑問が地道な研究に依り少しづつ解明されていくのですね。

3月5日 営業担当者の雑記

今日は定例の会議。基本的には新聞事業の内容なのですがそこに少し時間を頂きポスティング、新聞折込などの結果を発表させて貰っています。出来るだけコンパクトにそして何より出席者に関心を持って頂けるような内容にしようと心がけていますが、一度パターンを作ってしまうとどうしても数字を変えるだけのマンネリになってしまいます。私の仕事をアピールする場所ではなくこの仕事が少しだけでも皆さんに貢献しているのだということを理解して頂くのが主眼ですが、ともすれば自己PRになったり、時間がないとの理由でワンパターンになったりとさじ加減が難しいところです。プレゼンのテクニックでこけおどしを狙うのではなく何とか一枚でも興味を持って頂けるようなシートを折り込み参加者の反応を窺いながら真摯なプレゼンを心がけていますがさて今日の反応は如何なものでしょうか。