2014年7月14日 営業担当者の雑記

関東圏の皆様にはあまり馴染みがないかもしれませんが、この時期博多は山笠一色です。7月1日の「注連(しめ)」に始まり各種行事をこなしてきて今日は「流舁き(ながれひき)」ということで未熟な舁き手にとって山笠が引ける今年のラストチャンス。明日15日はいよいよ「追い山笠」ということで早朝太鼓の音を合図に一番山笠から順に「櫛田神社」に入り約5Kmの「追い山コース」を、法被に締め込みの男衆が約1トンの山笠を担でのタイムレース。沿道は応援団、観光客で一杯にあふれ力水が飛び交いそれはそれは威勢のいいものです。博多の夏の風物詩として特に今年はNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」人気ともあいまり明日早朝は大変な人だかりが予想されます。私が博多に赴任していた当時に知り合ったそのころはまだまだ新進気鋭の人形師亀田均氏、今では博多を代表する工芸作家になりましたが、が精魂込めて作った飾り山笠も見られます。博多出身ではない私もこの時期はなんだか気分が高揚してしまいます。

2014年7月11日 営業担当者の雑記

日本各地に甚大な被害を出した台風8号は今朝温帯低気圧に変わり、その後関東地方は強烈な暑さになりました。それにしても長野県南木曽町の土石流はとんでもないものでした。気象庁が設置していたカメラに映し出された様子は何度見てもこわいですね。普通の景色が一瞬にして山、木、川の水などが一緒になって物凄い勢いで下方に流れていきます。そして身の丈もあるような岩がゴロゴロと散らばっています。数時間で100mmを越える雨と言うのがどんなものなのか想像が出来ませんがその水が山から沢に一度期に流れ込み急斜面を流れ落ちる時に山が壊れてしまうのですね。地元の人の話では土石流の前触れなのか何か変な匂いがしたとのこと。学者によるとそれは土中の岩と岩が擦れ人間で言うと膿が出来たような状態でこれはありうる現象だとか。川に架かる鉄橋が宙ぶらりんに、車が土砂に巻き込まれ、家が押しつぶされている惨状、本当に自然が怒ると怖いです。