5月27日 営業担当者の雑記

家から最寄り駅に行く途中の線路端に、かつてはもっと広かったのでしょうが現役を引退した老夫婦が楽しみの為に残しているといった広さの畑があります。今朝持ち主らしい老夫婦が農作業をしているのを見かけました。この時期はキャベツが植えられており時期的にはもう収穫なのですが今年は外側の皮が多くあまり中の結球は大きくないようです。出荷するわけでもなさそうで立派なものだけを取り、残りはそのままにしてあります。モンシロチョウが飛びまわり、キャベツにはつきものの青虫なのでしょうか穴がポツポツと開いています。赤ちゃんはキャベツから生まれると言った話もこの畑ではちょっと縁遠い感じです。時期を変えねぎ、ニンジンなどあまり手のかからなそうな作物が植わっているのですがそれでも次世代には引き継がれないのでしょう。何となくこのいい加減な畑がなくなるのは寂しい感じがします。

5月28日 営業担当者の雑記

今朝家を出てすぐ斜向かいの庭に柏葉あじさいが勢いよく天を突きあげているのが見えました。そういえばガクアジサイもボチボチ咲きだしました。ああそれなのに今年はどうしたことでしょう拙宅の柏葉あじさいにはほとんど花芽がありません。奥方が必死で探したところ下の方に一つだけあったようですが。元々家のは葉がとても大きく厚ぼったいので地面がまったく見えないほどに繁ッています。花もあきれるほど大きくその重さの為上を向くことが出来ず垂れ下がっています。買った時はとても清楚な感じがしたのにブリジットバルドーもびっくりな程で、あまりにも元気がよすぎるので花の時期が終わると毎年枝を切り詰めています。これがいけないのでしょうかそれとも単純に今年は裏年なのでしょうか。一応季節毎にあまり間延びしないように花を植えているのですが今年は残念ながら夏の花がなさそうです。

5月26日 営業担当者の雑記

昨日第一生命が「第28回サラリーマン川柳コンクール」の人気投票結果を発表しました。栄えある第一位は「皮下脂肪資源にできればノーベル賞」でした。確かに年を取ってくると余程気を付けていないと不必要な脂肪が付いてしまいさらにこれを取るのは至難の業です。世に脂肪を減らすことが出来ると訴えるサプリのいかに多いことか。第一位も納得です。以下奥さんを茶化したものや自虐ネタが多いのは「ボソボソ」と愚痴をいったり居酒屋で酒の勢いを借り上司や奥さんの悪口をいっているが会社や家に戻るとおとなしい(多分)サラリーマン気質がよく出ているのかなと思います。会社や家でモロに不平不満をぶつけると一騒動おきそうですが川柳でやわらかく訴えるのがまさにこのコンクールの狙いなんですね。もしかしたら川柳発表の場を作っている第一生命には文化勲章位与えてもいいかも。

5月26日 営業担当者の雑記

大相撲夏場所は関脇照ノ富士の初優勝で終わりました。場所前から優勝したら大関も、という話が出ていたのでプレッシャーも凄かったのだろうと思いますが千秋楽も圧倒的な強さで勝ち、結びの一番で横綱白鵬が部屋の横綱日馬富士に敗れ優勝が決まりました。23歳モンゴル出身。年6場所になってからは貴花田、朝青竜に次いでのスピード出世だとか。高校から日本に留学していたとのことだが優勝インタビューでアナウンサーが大関昇進の抱負など矢継ぎ早に出す質問に素早い反応が出来ず「頑張ります」。何とも可愛らしい笑顔で「スー女:相撲好きの女性のこと」達にも人気が出てくるのではないでしょうか。体も大きいのですがそれ以上に相撲のスケールが大きく解説者に依ると横綱も遠くないだろうとの事。白鵬の独り舞台に照ノ富士が噛んでくると相撲ももっと面白くなりそうです。

5月22日 営業担当者の雑記

このところ会社の行き帰りの庭に「チェリーセージ」が咲き始めました。
花は緋色とでも言うのでしょうか密生した葉から伸びでた茎の穂先に熱帯の小鳥が尾羽を広げた様とでもいえばいいのでしょうか何とも奇妙な形をした2cmほどの小さな花がポツポツと咲きます。この香りはかなり強烈で私は通るたびに顔をくっつけるのですがかなり長い間顔一杯にその香りが漂っています。ハーブといえば今朝の新聞に邪馬台国の有力候補地奈良県桜井市で日本で自生しないバジルの花粉が発見されたと出ていました。弥生時代に中国から持ち込まれたとのことです。今でこそバジルは色んな食物と組み合わせその香りを楽しみますがよく使われ始めたのはここ数十年かと思います。1700年ほど前食用として使われていたとしたらどんな料理だったのでしょうか。もし香り付け用だとしたら「おしゃれ」だなアー。

5月21日 営業担当者の雑記

今朝は起きて新聞を取りに行く時はまだパラパラ降っていた雨も通勤時にはすっかりあがり真っ青な空とカラッとした空気でとても快適に会社まで来ました。まさに五月晴れ。こういうときは本当に色がはっきり,くっきり見えます。会社の周りには「サニーフォスタ」「カイズカイブキ」といった植栽がありますがサニーフォスタの薄黄緑色、カイズカの濃いグリーンと同じ系統の色でも随分その印象は違います。日本に古くから伝わる緑系統の色には「千歳緑」「若竹色」「常盤色」「若草色」など名前からして雅なものがありますがいかにもこの時期この国の風土にあった微妙な色ばかりです。「緑」ではありませんが東山魁夷がよく使う「青」は重なった山々、水に移る木々などをとても繊細に表現しており、色の奥に何かが潜んでいるようなそんな不思議な気持ちにさせる色です。

5月20日 営業担当者の雑記

このところ見たい映画が立て続けに来たので時間のやりくりをして二本見てきました。「バードマン」と「セッション」でどちらもタイプは違いますがそれなりにいい映画でした。「セッション」のストーリーはよくあるパターンの根性ものとでもいえばいいのでしょうか内容そのものはなんてことはないのですが、音楽学校のジャズ教師が甚だ汚い言葉で生徒たちを罵りながら鍛えていく、ドラマーが指を血まみれにしながら必死に練習する姿などといった見せ場をテンポよく見せ、最後演奏会で鬼教師の指揮者に逆らってドラマーが勝手にソロをやりだし何度も止めようとする指揮者を無視して叩きまくる。それが段々指揮者の心をつかみ始め会場が一体になっていく場面で何故だか涙腺が緩くなってしまいました。場面的にはまったく感傷的ではないのですが急にこみあげてきて止まらなくなってしまいました。

5月19日 営業担当者の雑記

今月も厳しい商売が続いていますがお客さんと話すことや車中で音楽を聞きながら移動することが結構ストレス解消になります。それともうひとつの楽しみが毎日車に乗っていると町の景色が変わっていくのがよくわかることです。今日も常盤平の「けやき通り」や「さくら通り」を走っていたのですが「けやき通り」はこの時期本当に見事な若葉です。少し色が薄いことあるいは樹高が高いので空と対比するからなのでしょか今日などはくもり空にも拘わらずまっすぐに伸びた木と一杯に広がった若葉の向こうに薄日がさしているのを見ているとこの木の強い生命力を感じます。これから夏に向かい段々緑が濃くなりやがて秋の落葉を迎える何ともその変わりようがはっきりしています。花が咲くわけではありませんがこの移り変わりはとても気に入っています。

5月18日 営業担当者の雑記

昨日佐倉市にある「草ぶえの丘」にバラを見に行きました。家の近くに京成バラ園があるのですがここは規模も大きくシーズンになると車が止められないくらい愛薔薇家で一杯になりますので今回は「草ぶえの丘」に行きました。丁度16日からバラフェスティバルが始まっており13,000㎡という広さに1,050種2,500本のバラが咲き誇っていました。王室、女優といった人たちの名前が付いた派手なものあるいは最近開発された「青色」のバラといったものより、中国、フランスなど世界中から集められた珍しい品種の花が植栽されており色と香りが楽しめます。谷を利用した回遊式の園内にはシングルローズと呼ばれる5弁のバラや、やや小さめの花を付けるオールドローズ、生育が難しいと言われているインドのバラなどが巧みに配置されておりバラ素人の私はただただその見事さを堪能してきました。

5月15日 営業担当者の雑記

新緑の候ということで木々の緑が本当にまぶしい季節になりました。今朝の通勤途中時々話題にする会社近くの森に白い花を付けたちょっと気になる樹がありました。落ちている花を拾い図鑑で調べてみると「エゴノキ」でした。雑木林にはどこにでもある樹とのことで今の時期1~2cm程の5弁の小さな花を一杯に付け葉とのコントラストがとてもきれいです。不規則に枝を伸ばすのだが全体としてみればいかにも雑木然としたその樹形は自然風の植栽をするには欠かせない木なんだとか。確かに森の一角で特に目立った風でもなくむしろそんな景色に溶け込んでいるところがこの木の特徴なんだろうが、それでもこの時期はやはり森の中で白い花はとてもよく目立ちます。他人様の庭木や公園の樹木を見て楽しんでいる私は木々が色んな花を咲かせるこの時期がとても好きです。