6月25日 営業担当者の雑記

会社のすぐそばに国分川という小さな川があります。いつもはほとんど水が流れていない川ですが岸をコンクリートで固めていず水草が生え放題で野鳥の格好の巣になっています。丁度一年前のこの時期雨が降る中小学一年の男の子が春木川にかかる橋の欄干から雨で増水した川に転落し3日後下流の国分川高杯橋の下で発見されました。今日この橋を車で通ったのですが発見現場には水と花が供えられていました。橋の入口には薄いピンクのタチアオイが7,8本咲いています。梅雨入りの頃に咲き始め梅雨明けと共に花期が終わることから「ツユアオイ」の別名があるそうですが、この花が咲くころになると亡くなった子供の事が思い出されるのでしょう。忘れようとしてもそうできない親ごころが身にしみます。人の子ながらせめて花の時期だけでも供養してさし上げようと手を合わせて通り過ぎました。

6月24日 営業担当者の雑記

22日米ハリウッドの商工会議所が2016年にハリウッドの殿堂入りをする人物に三船敏郎さんらが選ばれたと発表した。殿堂入りするとハリウッドの目抜き通りに名前入りの星型プレートを埋め込むことが出来るとのことです。このプレートが埋められた歩道「ウォーク・オブ・フェイム」は手形で有名なチャイニーズシアターとともにハリウッド観光には欠かせない場所ですね。それにしても三船敏郎は格好よかったな。ニューフェイスに応募した時「性格に穏健さを欠く」との理由で不合格になったというエピソード。ギラギラした目は決して折れないふてぶてしさ反骨心が滲み出ており強烈な個性を持った俳優として大好きでした。数多い作品の中でも最初の頃の「野良犬」「羅生門」「七人の侍」などは何回も見たし特に「椿三十郎」の最後の決闘シーンで血が噴き出す場面は衝撃的でした。

6月23日 営業担当者の雑記

昨日は夏至でしたが冬至にかぼちゃを食べたりゆず湯を使ったりというような行事はないように思います。ところで近所のお友達(勝手にそう呼んでいますが彼は私の事を多分変なおじさんだと思っている筈)トモキ君の門限は夕方5時です。今までは5時までに家に帰らないといけなかったのがこれからは帰る準備をする時間と少しだけ遊べる時間が増えるのです。それにしても厳しいな。まだ外は明るく最近では7時くらいまで遊べそうなのですが。彼は私が車で通りかかると大仰に避けます。手を振ると恥ずかしそうに小さく応えます。今年小学1年生になった彼の行動半径は随分広がったので中々5時帰宅の約束は守れません。「だって音が聞こえなかったんだもん」とお母さん(実はバアチャン)にいい訳をしている声が聞こえます。少し太り気味のトモキ君ですが大きくなるにつれあいさつも遠のくのかな。

6月22日 営業担当者の雑記

先日千葉公園に「大賀ハス」を見に行きました。朝早くに開花し9時くらいには花を閉じるとのことなので5時半起きで行ってきました。今年は開いている花の数がいつもより少なめでした。花の寿命は4日間ですが全開していましたので2日目辺りかもしれません。一枚の花弁が大きくとても薄いのでピンクの花びら越しに隣りの花の影が映っています。花の色は派手なのに何とも言えず上品でめしべの黄色との対比が際立っており、極わずかなその香りは甘く、大きな葉の間からすくっと伸びた茎に鎮座しているその姿は高貴な感すらします。御存じ千葉市検見川で発見された2000年前の種を大賀博士が開花させたものでその子孫は全世界に広がっているとの事です。ハスというと何となく仏教絡みのイメージですが仏教伝来以前から自生していたものなのですね。弥生の人たちもこの花を愛でていたのでしょうか。

6月19日 営業担当者の雑記

昨日の日経「闘う農業」で九条ネギの話が出ていました。20年前に脱サラして九条ネギの産地京都でネギの栽培を始め、年商10億にまで育て上げた山田氏が更に拡大を目指す為に白ネギの一大産地として有名な深谷の農家に息子さんを送り込み1年後に現地で就農するという話。「青ネギが白ネギに嫁入り」という見だしになっていますが我が家でも青ネギと白ネギが一緒になりました。私が生まれ育った北九州では青・白両方使っていたように記憶しています。父親が東京出身ということもあるのでしょうが基本は白ネギでうどんやそばの薬実には青ネギでした。ところが博多出身の奥方はネギと言えば青ネギを意味し白い部分を油で軽く炒め醤油で味付けした私の父親の料理にびっくりしていました。博多は確かに万能ねぎが主流で鍋にいれたり味噌汁の具にしたりしてます。今は両方を楽しんでいます。

6月18日 営業担当者の雑記

昨日の雨はえげつなかったですね。3時くらいでしたか営業に出ていましたら急に物凄い雨になりました。雨を降りわけるというのでしょうか真っ黒い雲の下に入ったとたん降り出しました。雨粒がとても大きく前が見辛い程でした。それでも車に乗っている間は何とかしのげたのですが、さて目的地に着きましたがまったく降りる気がしません。激しい雨の為ドアを開けるのを憚られました。しばらく待ったのですが状況は好転しないので意を決して外に出ましたがほんの数分なのに靴、ズボンはびしょぬれ。参りました。ところで昨日の天気予報で雨が降るっていってましたかね?この時期ですから会社に置傘をしておりたまたまそれを車に積んでいたのでまだ用が足りましたが傘がなかったら目的地を素通りです。15日に群馬でおきたダウンバーストほどではありませんがとんでもない雨でした。

6月17日 営業担当者の雑記

昨晩のサッカーW杯ロシア大会予選はいけませんでした。遥か格下のシンガポールが相手だったのでスマートに勝とうとしたわけでもないでしょうが見ていて何とも歯がゆい試合でした。結局何本のシュートを打ったのか数えてはいませんが物凄い攻撃でした。しかしゴールポストに当たったりわずかにゴールサイドを抜けて行ったりともう惜しいシュートばかり。そのうちに段々あせってきたのか雑なプレーも目立ち始めもしかしたら1点も入らないのではと心配しながら見ていました。そして無情の笛。確かに敵のゴールキーパーも素晴らしかったがそれにしても決まりませんでしたね。監督は試合後「これまでの人生でこんな試合は初めてだ。百パーセント決まるだろうという好機を19回もつくったのに」と。選手たちは一生懸命だったとは思いますがこの引き分けは痛いですね。

6月16日 営業担当者の雑記

今朝の日経に闘う農業と題したシリーズ記事が目を引きました。市街化区域などの厳しい規制が敷かれる東京の農地はどんどん失われ素人が農業を始めて暮らす場所としては想定しにくくなった中、8年前都内で福祉関係の仕事をしていた若い夫婦が農業に興味を持ち神奈川などの行政窓口に相談したがいろんな理由をつけて断られ諦め半分で都農業会議の松沢氏に相談したところ高齢化など農家に潮目を感じていた彼から「やる気があれば何とかなる、応援するよ」といわれた。彼の尽力で瑞穂町の畑を借り「非農家出身で就農したのは初めて」と新たな「東京農民」が生まれた。当初は大変だったが今は無農薬栽培が固定客を掴み生活も軌道に乗ってきた。これに刺激を受けた100人を超す就農希望者がこの1年間で松沢氏を訊ねてきたというもの。どん底に映る農業なのに挑む人々がいるということで次回が楽しみ。

6月15日 営業担当者の雑記

この時期は梅雨に咲く花の便りがあちこちから聞こえてきます。土曜日の休みが月に二回なので先週はちょっと欲張って足を伸ばしました。まず佐倉のラベンダー園次は佐倉城址の花菖蒲最後に茂原の服部農園に紫陽花を見に行ったのですがここは予想外の景色でした。急斜面の丘一面に紫陽花が植わっておりその間を縫って登っていくともう本当に色、形が違う花々が所狭しと咲き誇っていました。出来るだけ自然の地形を利用して、歩道を作り展望台を設置した個人の農園はそうそうないのかなと思います。花は丁度見頃で下からは花が迫ってくるように上からは緑の中にいろんな色を落としたように広がる紫陽花畑は何とも絶景でした。急斜面の上り下りに汗をかきかき歩き回ったのでアイスクリームの美味しかったこと。夕方で観光バスもなく駐車場もすいており所謂紫陽花の名所とは一味違った花畑を楽しめました。

6月12日 営業担当者の雑記

朝刊におもしろい記事が載っていました。それは11日京都大学のグループが「犬は飼い主に意地悪した人にはなつかない」という実験結果を纏め発表したものです。飼い主が両脇にいる人の一方に箱の蓋を開けるように依頼したがそっぽを向かれる場面を見せた上で両脇の二人が同時に餌を出し、どちらを食べるか調べた。すると飼い主に非協力的な人から餌を貰うのを避ける行動を取ることが分かったと言うのだ。身近な人に不親切な人を嫌う感情は一部のサルに備わっていることは知られていたようだが、「自らの損得に影響がない時でも飼い主との関係で人を評価することが窺える。喜びや怒りという単純な感情ではない複雑な心の動きが備わっているのではないか」と研究者はいう。味方の敵は敵、などとシャレることもないが犬も飼い主と良好な関係にない人には警戒するということなのですね。