9月29日 営業担当者の雑記

昨晩台風21号の影響で与那国島では最大瞬間風速81.1mを記録したと報じていました。これは時速に直すと300km位になり新幹線のスピードと同じ位だとか。つまり新幹線の上に立って風を受けるのと同じ圧力だと言う事ですねエ。信じられません。史上4番目、富士山を除く地上では3番目だとか。さすがにテレビ局お得意の風雨の中での実況はありませんでした。昔石原裕次郎主演の映画「風速40米」の中でとんでもない風の中でビル工事をする場面がありましたが風速80mとなると冗談をいっている場合じゃありません。まさかそんな風の中外出する人もいなかったでしょうが、警察、消防も外に出られないので詳細は不明といっていました。牛舎の牛がひと塊りになって必死で足を踏ん張っている姿が出ていました。被害状況が分かるにつれその激しさが段々分かってくるのでしょうがあまりショッキングな映像は見たくないものです。

9月28日 営業担当者の雑記

先週の土曜日前職の同期が亡くなりお通夜に行ってきました。退職してからすぐ脳腫瘍が見つかり入退院を繰り返していましたが最近はもうずっと家にいたようです。きっと看病が大変だったのでしょう奥様はほっとしている様子でした。元の会社の仲間達があちこちから集まってきました。出席したのは一番若い人でも去年定年退職しているのでみんな60代、70代です。それでもほとんどの人が現役時代とそんなに変わらない様子で故人を偲び話がはずみました。少々遠い所でのお通夜だったので酒が飲めないせいもありますがみなとは合流せずまっすぐ帰りました。彼の現役時代は真面目な仕事ぶりでしたが家庭生活はどうだったのでしょうか。ゆっくり時間がとれ自分の好きなことが、あるいは女房との水入らずの生活が出来る退職後の時間がとても大切に思えました。退職間もなくの発病、闘病生活、そして死というのはちょっとさびしい気がします。やっぱりいつまでも健康な体でいたいものです。

9月25日 営業担当者の雑記

「もしかしてやっぱり君か金木犀:大島翠木」 一昨日玄関に出たらお待ちかねの香りが漂ってきました。お隣の金木犀か家の銀木犀かは定かではありませんが慌てて女房を呼びました。もう咲いてもなんの不思議もないのですが煩いほどに咲き乱れる萩やバラに目が行き鼻が利いていなかったのでしょうか。 葉が虫に食われ大丈夫かしらと思っていた銀木犀ですが今年も見事に咲いています。金木犀ほど派手に香りを撒き散らしはしませんが少し控えめなその匂いは大好きです。匂いは時空を超えて数十年前の記憶を一瞬にして蘇らせてくれます。私が行った学校には門を入った直の所に大きな金木犀が植わっていました。当時は学生運動のさなかで新学期は秋に始まりました。多分教科書等を買って下宿に帰るところだったように思います。その香りがいつまでも残っていました。勿論その頃は金木犀の名前も知らなかったのですが、いつの間にか毎年この香を嗅ぐとその当時の事がよみがえってきます。「金木犀過ぎ去りし日の香りなりけり:佐渡谷秀一」

 

9月24日 営業担当者の雑記

6年ぶりだとかいう「シルバーウイーク」。私は土曜日に出勤したので4連休でしたが各地の行楽地は大変な混雑だったようですね。私は上野に「モネ展」を箱根ポーラ美術館に「セザンヌ展」を観にまた近場にコスモスを捜しに行きました。絵は勝手に自分の好き嫌いだけで観ているのであまり人が溢れているような有名な絵は出来るだけさらっとにしています。上野はそんなに混んでいませんでしたが箱根に行く道中は酷い渋滞でした。朝は早く出たのですがあまり時間が掛かるので目的地全部に行けるか心配しましたが何とか予定通り廻ってきました。我が家の子供もそうですが連休中は掻き入れ時だという方々、連休とはまったく無縁という人たちも大勢いらっしゃいます。毎日が日曜日という生活に入った友達がこんな時は少し羨ましく思えます。休みがありがたく思える今があることの方が贅沢なのかもしれませんが。

9月17日 営業担当者の雑記

このところ夜中に地震が起きて二度ほど目を覚ましたことがありましたが昨晩は激しい雷で起きてしまいました。寝る頃雨がかなり降ってはいましたが夜中になるとドンガラガッチャン、ピーだのドカーンだの思いつくオノマトペを目いっぱい使った望みもしない大コンサートが催されさすがに寝が覚めてしまいました。隣に寝ていた女房も「すごいね」などと起き上がりました。ふと落語の「宮川」を思い出しました。普段そんなに懇意にしている訳でもない幼馴染の男女が夜遊びで遅くなり家に入れてもらえなくなった。そんな二人が偶々出会い仕方なく男が何時も世話になっている早飲み込み叔父さんの家に泊めてもらうことになったことから始まる噺です。梯子を外された二階で布団を仕切って寝ていた二人、夜中に雷がなり「きゃー」「怖い」とおびえ男にすがろうとする女、乱れた裾から見える若い女の白い足、、、それから先は台本が破れていましたと先代の円楽師匠。古女房はさっさと寝てしまいましたが。

9月17日 営業担当者の雑記

昨日営業中に松戸金ヶ作「祖光院」の横を通ったらもう彼岸花が一杯咲いているのに気が付きました。ここの花は手入れがいいのか毎年本当に立派に咲きます。本堂に向かって右側の竹林には白い花を中心に左側の雑木林には赤い花を中心にして沢山の花が植わっています。雑誌に掲載されている寺院など関東一円の彼岸花は結構見ているのですがいずこも写真映りがいい所が多く少々がっかりなのですがここ「祖光院」のは偽りがありません。是非とも見せたく去年は女房を連れてきました。雑木林あるいは竹林の中なので天気がよくても少し薄暗い感じではありますがそれがまた情緒があります。光の筋があたる場所と日陰とでは同じ花でも結構色が違って見えます。平日だとそれほど混雑もしていないので今年も時間を作って楽しもうと思っています。

9月15日 営業担当者の雑記

先日梅の木の葉がどんどん無くなるのでよく見ると毛虫が一杯いました。出来るだけ薬は使いたくないと言う事ではしごに上り、炭を掴む時のトングみたいなもので一匹一匹捕まえ殺しました。黄色い模様の小さなやつと比較的大きく黒っぽい模様の二種類がおり黄色い方は結構まとまり列を作ったりしていましたのでごそっと取れました。大きい奴は平べったいスコップでつぶしました。あちこちの梅の木を見るとまだ沢山葉をつけているので家の梅が来春いつものように咲いてくれるのか心配です。我が家では一本の木で大騒ぎをしているのですが青森のリンゴ農家木村さんでしたか無農薬。無施肥農法というのがどんなに大変なものかごく僅かながら体験しました。あっちは商売こっちはほんの趣味、比較にもなりませんが。

 

9月15日 営業担当者の雑記

いやー驚きました。横綱白鵬があんな負け方をするのは初めてみました。初日から二連敗。どうも場所前のけいこ中に膝を痛めており相当の重症のようです。いつもはまるで土俵に足が吸いついているようなしっかりとした下半身だったのがこの二番はバタバタしてまったく白鵬らしさがみえませんでした。長い間休みなく相撲を取っているという自負があって無理をして出場したのでしょうが白鵬のあんな負け方は見たくなかった。まだまだ圧倒的に強いのですからここはしっかり治してさらにまかりまちがっても気力がなえたりすることのないようにリフレッシュしてまた強い横綱をみたいものです。

 

9月14日 営業担当者の雑記

あちこちの街路樹としてあるいは庭に植わっている「サルスベリ」はまだまだ鮮やかです。芭蕉が「道のべの木槿は馬に食はれけり」と詠んだ「むくげ」もまだまだ力強く咲いています。朝顔も。当たり前ですね。9月になったら一斉に夏の花が散ることはありえないのですから。それでも一杯に枝を伸ばした萩はこぼれんばかりの小さな花を付け雨の翌日には白とピンクの絨毯を作っています。ちょっと気を付けるとそこここに彼岸花が早くも顔をだしています。こうやっていつの間にか花の季節も移って行くのでしょう。私も日に依って半袖を着たり長袖を着たりしていますが朝夕は間違いなく過ごしやすくなってきました。今年は夏の終わりが異常気象の為急に涼しくなったりして人間が気づく季節の方が少し早いような感がありますが昨日我がホームタウン花見川近辺の田んぼでは稲刈りをしており秋の風物詩稲架が並んでいました。自然界が荒れていますが今年も五穀豊穣であってほしいものです。

9月11日 営業担当者の雑記

昨日書いた「線状降水帯」はとんでもない被害をもたらしました。日光の温泉地を流れる鬼怒川が下流の茨城県で土手を決壊し沢山の家々が水に浸かったり流されたりしました。雨はそれほどでもなかったようですが上流からの濁流が弱い場所を崩してしまいあっという間に水が流れ込んだようです。ものの10分位で膝くらいまで水位があがってしまったとのことで勢いがある水のなかを歩くのは困難を極めほうほうのていいで逃げ出した方、結局閉じ込められた人、さらには屋根の上、電信柱に捕まりかろうじて流されないでいる人たち。こんな時テレビの画面は非情です。勿論遠くから映しているので助けようもないのですがすぐそばに見えるのになどと思ってしまいます。自衛隊、消防、警察の人たちが腰まで水に浸かりヘリコプターで、あるいはゴムボートで救出していました。数十年に一度の災害と報道されていますが決壊した土手は国も危険な場所という事が分かっていたようでまもなく嵩上げする予定だったとか。被害が最小限に収まるように祈ります。