11月12日 営業担当者の雑記

昨日国産ジェット機「MRJ」試験機の初飛行が無事終えたと報じられていました。国産旅客機の飛行は1962年の「YS11」以来約半世紀ぶりだとか。私は遠い昔沖縄から石垣島に行く時に「YS11」に乗った記憶があります。多分40数年前のことです。それ以来なのですね。加藤登紀子が「人は昔々鳥だったのかもしれないね こんなにもこんなにも空が恋しい」と歌っていますが大空へのあこがれは昔から変わっていません。映画「風立ちぬ」の主人公堀越二郎達が多くの困難を乗り越えゼロ戦を完成させるなど嘗て非常に優れた技術力を持っていた日本の航空機産業も、戦後暫く不遇の時代が続きすっかり立ち遅れていたのだがようやく世界と競争しようという飛行機が出来つつあるのですね。見た目もとてもスマートだしパイロットの話に依ると「離陸速度に達したら、飛行機が「飛びたい」といっている感じで、ふわっと浮き上がった」と何ともロマンティックなコメント。これから2500時間もの飛行試験が必要のようだが早く乗ってみたいものです。

11月11日 営業担当者の雑記

昨日11月10日は「高倉健」さんの命日でした。全国各地で「健さん」を偲ぶイベントが催されたようです。北海道夕張では映画「黄色いハンカチ」のロケ地で終日ファンが集ったとか北九州小倉では健さんの言葉を励みに一般上映を続けている映画館「昭和館」で「ありがとう健さん」と銘打ち健さん特集が組まれ更に健さんが好きだったコーヒーが振る舞われたりとかが報じられました。健さんの寡黙ではあるが芯の通った一徹者といった役柄はかれの風貌とあいまり正にはまり役でした。谷川俊太郎の詩に「黙っていた方がいいのだ/もし言葉が言葉を超えたものに/自らを捧げぬ位なら」という一節がありますがあれほど沈黙が似あうそして発する言葉が重い役者はいません。一方撮影中も彼の禁欲的な姿勢が誇張され伝説化されていますが共演者たちの話だとさりげなく気を配る彼に皆ぞっこんになってしまうようです。世の中が軽くなってしまった今 などと年よりじみたことを言うつもりはありませんが彼の生きざまは尊敬出来る一人の男として終生私の心に生き続けることでしょう。

11月10日 営業担当者の雑記

今朝日経新聞に「野生チンパンジーで観察 障害ある子家族みんなでケア 京大」という記事がありました。重度の先天的障害のある野生チンパンジーの赤ちゃんを、母親や姉が家族ぐるみで育てていた様子を観察したというものです。東アフリカ・タンザニアの国立公園で生まれた雌で生まれつき腹にこぶがあるほか、自力で座ったり母親にしがみついたりできなかったチンパンジーを母親がこの赤ちゃんを抱えながら木登りしたり、姉も母親をサポートするように積極的に子育てに関っていた姿を京大チームが観察したという内容。チームの中村准教授は「母親も姉も障害をある程度理解した上で手厚くケアしていたのではないか」としている。更に「人類社会で障害者へのケアがどのように進化してきたかについて示唆を与える」とも。昨今の障害者へのいじめ、育児放棄等の報道を見ると現代人は「サル」状態から本当に進化しているのだろうか考えさせられます。

11月9日 営業担当者の雑記

昨日11月8日は立冬ということでこれに関連した報道がありました。読売新聞には福島猪苗代湖に白鳥がやってきたという記事がでていましたがそれ以外にも全国各地の白鳥の湖にその主役がやって来始めたようです。猪苗代湖の白鳥は11月3日に初めて姿を見せて以来7日現在で500羽ほどが飛んできているとのこと。これから寒くなるにつれシベリアからの使者が優雅な姿をみせてくれるのでしょう。今年は裏磐梯に紅葉に見に行ったので猪苗代湖の白鳥にも親近感があります。冬の代表的な渡り鳥と言えばもう一種類鶴がいますが、その中でも北海道鶴居村の丹頂鶴は特に有名です。「タンチョウ」とはアイヌ語でツルのことだそうで村の人々は餌の用意、環境保全など鶴との共生に力を入れているようです。私は夏に行ったので鶴は観ていませんが雪で真っ白になった広い釧路湿原を飛び回る丹頂鶴はさぞかし優雅なものなのでしょう。

11月6日 営業担当者の雑記

机の前に掛けているカレンダー。これはある食品メーカーがその美術館に所蔵している作品の中から今年は「自然との共生」をテーマにして日本美術の粋を12ヶ月にしたものです。今月は鍋島藩窯の「色絵龍田川文皿」になっています。鮮やかな紅葉とまだ色が付いていない葉が急流に浮き沈みしている。波は染付で太く大胆な文様。緑、赤、黄の紅葉が渦巻く流れに翻弄されている様は何とも素晴らしいものです。秋の気配が忍び寄る静かさと激流の対比は華やかではあるが業平の詠う「からくれない」より、決して媚びない凛とした景色となっており焼き物などの骨董価値にはとんと門外漢な私にもその迫力は伝わってきます。嘗て鍋島藩が伊万里の一角大川内山に直営の窯を持ちその技術を究極にまで高め贅を尽くした焼き物が、廃藩置県で途絶えてしまったのだが伊万里焼今泉今衛門家の努力で当時門外不出だった技術が復興、継承され現在に伝わっているだとか。一度途絶えるとその技術の復活は非常に難しいと聞くがよくぞの仕事と先人の偉大さに感謝です。

11月5日 営業担当者の雑記

私達の会社は武蔵野線(北総鉄道)東松戸駅から歩いて25分くらい新京成みのり台から22,3分の所にあります。東松戸駅は最近宅地開発が進んできていますがそれでもまだまだ畑が結構あります。今日このあたりを車で通ったのですが小松菜、ネギ、大根などこれからが美味しくなる野菜が沢山植わっていました。最近は畑をあまり見なくなったので当初は少し驚きましたが何となく懐かしい感じがします。ねぎと言えば矢切が有名ですが私は最初にこの話を聞いた時びっくりしました。何しろ歌で全国区になったこの矢切は江戸川をはさんんで柴又のお隣。東京から1KMも離れていない所が農産物で名が通っているのですから。立地としては確かに江戸の台所として大いに貢献したのでしょうがあまり大都会に近いと意外に開発されないのでしょうか?。今夜はネギの入った鍋なんかいいな。

11月4日 営業担当者の雑記

昨日3日は松戸市で開催された第16回江戸川カッパ市にお手伝いに行きました。前日の寒いほどの雨模様の天気がウソみたいに晴れ上がり絶好のイベント日和になりました。各地のB級グルメ、松戸特産農産物の即売、メインステージでは朝から盛りだくさんのメニューで見物客も途切れなく一杯でした。路上ライブで腕を磨いているのを見つけてきた三線演奏、平均年齢50歳過ぎという柏ダンサーズがとても素人受けをするダンスを披露すると次はフラダンス。これはよくあるシニアの趣味の会とは違い本格的に練習している子供、お嬢さん方で見せ場たっぷり。その後は本格的に練習している子供たちのヒップホップ。リズム感がどうにもついていけないほど素晴らしい。閉店間際には松戸が誇るサンバチームが例の派手な衣装で小刻みに足、尻を震わせ太鼓、笛に合わせ踊りまくる頃には最高潮になりました。ほとんどがボランティアで運営されており8000人位の人たちが集まったようで終日大にぎわいでした。

11月2日 営業担当者の雑記

ラグビーW杯イングランド大会はニュージーランドが34対17でオーストラリアを破り史上初の連覇で幕を閉じた。日本時間では1日の真夜中という事で録画しておき朝起きると同時に観ましたが素晴らしかった。ラグビーの醍醐味が一杯詰まった試合でスクラムでの駆け引き密集でのボールの奪い合い、自由自在なパス、華麗なバックスの走り、確実なキックなどなどで一瞬たりとも目が離せない息詰まるような展開でした。大男たちがまなじりを決して敵の突進を止めボールを奪い全員が一丸となってゴールに突進する。敵はそれを阻むべく闘志をむき出しにする。それでいて下劣な反則はせず審判のジャッジには冷静に従う。一回過失のような退場があったが潔く出て行った選手の姿はとても清々しかった。世界最高峰の試合を堪能しました。日本は今一歩のところで予選通過は出来ませんでしたが、彼らの健闘でラグビーが大いに盛り上がりました。更に目標を高く持って練習しその人気が今まで何回もあった一過性のものでなく継続的なものになればいいなと思います。

10月29日 営業担当者の雑記

今日耳鼻咽喉科に行ってきました。実は私この7,8年くらい前からどうも鼻のアレルギーにかかっており夏の間はいいのですが今頃から春過ぎまで鼻の中が固まり詰まってしまいます。花粉症なのですね。もうそんな時期になったのだなあと鼻の方が体より先に季節を教えてくれました。花粉症はある一定量の花粉が体に入ってくるとそれを押し出そうとして涙が出たり鼻が出たりあるいは詰まったりといろんな抵抗を試みるのが原因のようです。私は小さいころからハゼの木などにも被れないし各種アレルギーもないしと思っていたのですが、時々理由もなく大きなくしゃみをしていました。今から考えると多分これがアレルギー性鼻炎だったのですね。ということで医者にいつもの薬を大量に処方して貰いました。但しこれで鼻のムズムズが完全に収まるわけではないので半年間のお付き合いということになります。

10月29日 営業担当者の雑記

先日来話題になっている横浜市のマンションが傾いている問題が発覚した旭化成建材の対応がどうも腑に落ちません。問題が発覚した最初の頃から社長が「個人が故意でやったものだとか」「特定の担当者以外には問題はない」とかいっていることです。特定の担当者が関った物件だけを調べて関係先に連絡しているようですが何故その特定の担当者だけに限定するのでしょうか。もしかしたら他にもあるのではないかと考えるのが普通だと思うのですが。業界関係者によると納期に迫られてデータを改攅したり正規の方法をとらないまま作業を進めたりすることはあり得ることだともいわれています。「特定の担当者」とすると該当物件は少なくなるので会社にとっては都合がいいのでしょうが実はこれ以外にもありましたという方がよほど旭化成建材の信用をなくすでしょぅに。多分旭化成建材はもっと沢山の事実を把握しているのでしょうが。個人に責任をおっかぶせて逃げられるとでも思っているのでしょうかこの会社、社長さん。私にはこの会社の体質が根本的な問題ではないかと思えるのですが。