12月8日 営業担当者の雑記

会社のすぐそばに大きな屋敷森があります。私は毎朝新京成稔台駅から24,5分歩いて通勤しているのですがここまでくると会社はもうすぐです。このお屋敷は時々ネタにしているのですがどなた様がすんでいらっしゃるのかとてつもなく広い敷地です。100mはゆうにあろうかという生垣にいま山茶花が一杯咲いています。といってもあくまで生垣なのですから葉の間に埋もれたりしておりさあどうだという咲き方はしていません。ここのは赤一色で屋敷の中に白い花を付けた木が見えます。よく数本の山茶花を植えているお庭がありますがこういったところは大概淡いピンクとかボカシなどといった所謂鑑賞用に植えてあるのですがこのお屋敷のは「生垣」というところが凄いのです。そういえば先日パンフレットに佐倉城址内にあるくらしの植物苑で「さざんか展」が催されていると出ていましたのでどんな変わり種が、色が、形のものがあるのか今週あたり見にいこうかと思っています。

12月7日 営業担当者の雑記

昨晩行方不明になっていた2歳の女の子が無事発見されたというニュースが報じられていました。5日昼過ぎ大分県佐伯市の曾祖父母宅近くで遊んでいた2歳の女の子がお母さんが目を離したほんの僅かな間にいなくなり捜索隊、一家、知人等が総出で探していたところ6日朝9時頃600m離れた山の斜面の下でうずくまっていたところを発見したというもの。この斜面は非常に急だったので多分裏側から山に登り滑り落ちたのではないかということだがそれにしても良く助かったものだ。冬の夜しかも山間部で道もわからない場所をたった一人でどのようにしていたのか分かりませんが、幸いなことにこの夜は真夜中になって気温がどんどん上がり12,3度くらいになっていたとか、暖かい服装をしていたとかあるいは落葉が沢山あり保温してくれたのではないかとかいろんな原因が考えられるようですがそれにしても驚きです。見つかったことを聞いたお母さんが号泣していましたがみている方も本当に良かったと胸が熱くなりました。

12月6日 営業担当者の雑記

昨日の夜テレビを見るともなくみていたらバスケットボールの田臥勇太選手が出ていました。今はBリーグの栃木ブレックスで活躍しているそうですがもう20年位になるでしょうか彼が高校生の時それは凄い選手でした。1年の時からレギュラーで3年時には総体、国体、選抜の三冠を取り能代工業の全盛期を彩った選手でした。卒業後はハワイの大学に行ったり米プロリーグに少し出たこともあるまでは記憶にあるのですがそれ以降は何をしているか知りませんでした。今もバリバリの現役なんですね。36歳。バスケットはそれこそ肉弾戦、持久力、瞬発力など相当に体力を消耗するので年齢は物凄いハンディーだと思うのですがそれを食事から練習方法、体のケアなどあらゆる所に気を配り試合に耐える体を作っているのですね。野球のイチローさん、サッカーのカズさんがまだまだ現役で活躍しているので励みになる、何しろバスケットが好きなので体が動かなくなるまでやりたいとのこと。一流と呼ばれるアスリートはやっぱり表に出ない部分での努力が凄い事に納得。

12月5日 営業担当者の雑記

今日いつも懇意にして頂いているお客さんのところで面白い話を聞きました。そこの社長は店から数km離れた所に自宅があるのですが不思議なことに家で飼っている猫がいつの間にか店に来るようになったというのです。勿論自分の足で歩いてです。確かに今朝も猫がいました。犬がとんでもない遠方から戻ってきたという話は時々耳にするけど猫でそんな話は聞いたことがないよねと社長がいいます。確かに私も聞いたことがありません。猫は勝手に家を出ていつの間にか戻っておりその間は自分の縄張りを動き回っているのだと聞いたことがありますがそれにしても数kmも遠征する猫は知りません。社長曰く「自分のことを犬だと思ってるのじゃないか」などと冗談をいっていましたが何とも面白い話です。

12月2日 営業担当者の雑記

今日は一日中車で走っていました。なに12月に入ったので尻に火が付いたわけではなく、荷物運びだったのですが。お客さんの所に行く為グーグルで市川の住所検索をしていったのですが実に大変なことでした。多分一番距離の短い行き方を教えてくれたのだとは思うのですがこれがとんでもない道でして途中何度も不安になりながら森の中田んぼの中を通りぬけナビがない車なので正しい方向に向かっているのか不安でしたが何とか目的地に付きました。帰りはお客様に「松戸に帰るにはどう行ったらいいでしょうか」と尋ねるとこの先の信号を右に曲がり何処までもまっすぐに行きT字路を左に曲がると高塚十字路に出る(ここまでくれば私にもわかる道です)よと教えてくれました。通る道は幅が広く非常にスムーズに進みましたので多分行きの半分以下の時間で着いたと思います。行きの心配は一体何だったのでしょうか?人が気持よく走って目的地までいけるような道を教えてくれる心遣いというものはないのでしょうかね。機械ではありますが。

12月1日 営業担当者の雑記

昨日「矢切ねぎ」を会社の人から頂き喜んで家に持って帰りました。私はこのいわゆる「根深ねぎ」というと亡くなった父を思い出します。実は私の地元ではネギは細いもので葉を食べるものでしたが婆サマも父も関東育ちだった我が家でネギというとこの「根深」でした。節がないので歌がまずいと「根深」だねなどと冷やかされていました。ところで父の話ですがほとんど料理等しない彼がどういう訳かネギの焼いたのを自分で作っていました。といってもフライパンに5,6cmほどに切ったネギ(白い部分)をいれ油で焼き醤油を軽く回しかけるだけのものです。でもこれがとても甘く中から熱い汁がプチュと出てきてふふぁふふぁ言いながら食べるのですが本当においしくご飯が何杯でも食べられました。そして必ず「どうだうまいだろう」というのです。結婚して女房に披露したらこんなにおいしい食べ方があるんだと感心されました。彼女には添え物以外でネギを食べるのは想像を超えていたようです。さて彼女。今日はどんなネギ料理を作ってくれるのでしょうか。

11月30日 営業担当者の雑記

今日の日経MJは6000号ということで一面に時代をけん引したあるいはしている経営者の言葉特集をしているがこれが実におもしろいのです。例えばセブン&アイの名誉顧問鈴木氏は「既成のものを土台に発想するからおかしくなる。そんなものを全部ご破算にすればいい」と。そして今は亡きダイエーの中内創始は自らの事を「全知全能」といったとか。片や経営責任者から追われ、片や会社は解体してしまったがどちらもその実績からくる迫力は強烈なものが有りますね。ユニクロの柳井社長は他の日本企業のことを「経営の参考にしたり目標にすることがない」と。ニトリの社長は「どんな一流メーカーの商品でも一般的なカタログに載っているものは扱わない」と。どちらもNO1を目指す経営者の自信に満ちた言葉です。ただ私はこのようなカリスマ経営者の下で仕事をしないでよかったなとつくづく思います。彼らはあまりに個性が強烈過ぎて刺激が強過ぎると感じる人もいるのでしょう。そして多分止めるのだと思いますが。

11月29日 営業担当者の雑記

今日の朝刊に今年生まれた赤ちゃんの名前ランキングが出ていました。女の子では①葵(あおい)②さくら③陽奈(ひな)、男の子は①大翔(ひろと等)②蓮(れん)③悠真(ゆうま)の順になっています。男の子の大翔はここ10年間で7回、女の子の葵は3回一位になっているのだとのこと。リオオリンピックで活躍した選手たちの名前が人気のようですが1位から3位までのなかにその名前が入っているのか私には分かりません。それにしても赤ちゃんの名前に年毎の流行があるというのが面白いですね。自分の名前はどういう謂れがあるのか親に聞いたことがあるのですが、当時野球の名門だった地元の高校が甲子園で活躍した時の選手から名前を頂いたのだと聞いたことがあります。安易な付け方ではありますが結局私は野球はしていませんがその高校に行ったのですから親の願いがかなったと言うところなのでしょうか。私達は子どもの名前はかなり骨を折って考えた記憶があります。

11月28日 営業担当者の雑記

今日11月28日は白洲次郎の命日です。1985年にその波乱の人生を閉じたのですが私は奥様である正子の著書から次郎のことを知りました。彼にまつわる話はほとんど伝承で何が本当なのか分からない所が戦後の混乱の時期に活躍した次郎の面目躍如たるところかもしれません。マッカーサーを怒鳴りつけたとかGHQの役人にもう少し勉強すれば俺みたいな英語が出来るようになるとか、あるいは後年軽井沢ゴルフ倶楽部の理事長として予約なしにアメリカの高官を連れプレーしようとした時の総理大臣に「NO」といいプレーさせなかったとかとにかく逸話の多い人のようです。写真を見ると当時としては身長も高くハンサムで中学卒業後滞在していた英国ではベントレーを乗り回していたとか同じ生地、仕立てのスーツを何着も持っていたとかいった格好よさまた胡散臭い経歴と相まって一時期ブームになったのも頷けます。正子が好き勝手出来たのは彼の度量の大きさなのかもしれません。とにかく面白い人だったようです。

 

11月25日 営業担当者の雑記

今朝も雪は残っています。昨日の朝は傘をさし長靴をもって急ぎ足での通勤だったので周りの景色はあまり見ていなかったのですが一夜明けて今朝はそここの屋根、日陰、畑などにはまだしっかり雪が残っており、ふと気が付けば小さな霜柱もありました。2,3cm位でしょうか土を持ち上げた氷の柱が光っています。霜柱は大概2月の一番冷たい時畑の端のほうで見かけるのですが11月のこの時期とは。「霜柱どの一本も目ざめおり:加藤楸邨」こんなに元気ではありませんで私がちょっと指で持ち上げるとふっと溶けてしまうほどです。なんでも初物をよろこぶ私としてはいいものを見させて頂きました。きっと帰りにはすっかりなくなっているのでしょう。「霜柱あとかたもなし午後となりぬ:藤松遊子」