5月30日 営業担当者の雑記

ゴルフの宮里藍選手が昨日引退会見をしました。まだ高校生だった彼女がツアー史上最年少で優勝しプロ転向してからもう14年もたつのですね。愛らしい顔と表情で一躍女子ゴルフ界のスターになり国内での抜群の成績を引っ提げてアメリカツアーに参戦し世界ランク一位にもなりました。ゴルフの素人から見るとあの小さい体でよく飛距離が出るもんだなと感心しますし小技のうまいこと。そして絶妙のパッティング。俗説でしょうがパッティングの上手な人は頭がいいのだとか、彼女のインタビューの受け答え等を聞いているとそれが本当に思えます。自分の言いたいことを自分の言葉ではっきりといえるのは素晴らしいことです。引退するには私達には分からない苦労があったのでしょう。まだ若いのにという言葉よりはるかに「ご苦労さん」の競技人生だったのでしょう。今度は別の場所でそして気が向いたらまたプレーを見せてほしいものです。

5月29日 営業担当者の雑記

大相撲夏場所は白鵬が全勝優勝で幕を閉じました。1年ぶり。このところ怪我で休場したり大関稀勢の里が涙の優勝で横綱になり「日本人横綱」とマスコミが大騒ぎしたりあるいは相撲評論家から白鵬は力が落ちてきているといわれたりとどうも白鵬の影が薄かったのですが今場所は終始目立っていました。新横綱稀勢の里、横綱鶴竜が途中休場ということもありましたが危なげない相撲でとうとう千秋楽まで来てしまい結びの一番で日馬冨士との横綱対決も相手十分の体勢から何度も仕掛けられましたがよく辛抱し最後は寄り切りで勝利。「帰ってきました」という表現に久しぶりの優勝への嬉しさに実感がこもっていました。確かにまだ32歳と老けこむ年齢ではありませんがもう10年も横綱を張っており心身の蓄積疲労も大変なものだと思いますが若手の台頭、女性ファンが増えてきたことなど相撲人気が盛り上がってきている中もう少しその強さを見せてほしいものです。

5月26日 営業担当者の雑記

今朝の朝日新聞朝刊に「大岡信さん織りあげた宇宙 心に残る 折々のうた」とキャプションをつけた特集がありました。ロバート・キャンベル氏とその魅力を紹介するものです。何しろ6,000を超える短歌・俳句・詩・漢詩・川柳などなど所謂短詩のなかから8編取りだしながら「折々のうた」そのもののそして大岡信の偉大さを語っています。私には岩波新書の「折々のうた」全10冊が宝ものです。暇を見ては再読しながら自分の好きな作品を探しています。今まで知らなかった詩人にもこの本のお蔭で沢山出会う事が出来ます。万葉歌人から上島鬼貫、窪田空穂そしてその門人大岡博(信の父上)などなど。中には世界中の子供達が自国語で作った俳句(大岡訳)もありこの辺は大岡信の真骨頂です。特定の分野にとらわれず時代を限らず自身の心に残る折々のうたを選んだこの作品は日本の文学史上にずっと残り続けるアンソロジーだと思います。

5月25日 営業担当者の雑記

先日佐倉にある草笛の丘バラ園に行ってきました。このバラ園は高低のある地形を上手く活かし高台から下に向かう細い道の両側の植え込みあるいは所々に設えたゲートに絡ませ、さらに少し広い場所にはイギリス、インド、中国といった国々原産の花が植わっています。品種は「巻き」がないオールドローズが多いのが特徴です。有名な京成バラ園は女優、皇室など著名人の名を冠した品種を沢山集め派手目の花が多いのですが私は広い園内をのんびり写真を取りながら目で、さらに香る品種を集めているところでは鼻孔の刺激を楽しみながらの散策が出来るこちらのバラ園の方が気にいっています。自然を活かした造りとボランティアを中心にして花の世話をしている何となく素人っぽいところも好きです。木陰のベンチで用意してきたコーヒを飲みながらのんびりしているとなんだか自分家の庭のような感覚になります。贅沢なひと時です。

5月24日 営業担当者の雑記

このところ松戸市が変な事件ですっかり有名になってしまいましたが先日通り魔事件があった「金ヶ作公園」は常盤平にあるのにどうして金ヶ作公園なのだろう?と地元出身の人に聞いたら常盤平団地が出来る前あの辺りの住所は金ヶ作だったのだとか。1960年ころの様ですからもう50年以上。当時としては電気・ガス・下水・文化施設完備都心まで50分という地の利をアピールしたパンフレットに魅され見物客がでるほど賑わい近所の人たちには憧れだったのだという。団地内には緑が沢山あり駅前からは両側にけやき並木がある閑静な街並みになっており時が経った今ここは「孤独死」対策が進んだ団地として脚光をあびています。丁度日本の復興期私の家の傍にある八千代台駅を起点にした花見川団地などとともに国の一大事業として建設が進んでいったのですね。あんな事件で常盤平の歴史を覗いてみました。

5月23日 営業担当者の雑記

恒例の第一生命サラリーマン川柳の上位が発表されました。第一位には「ゆとりでしょ? そういうあなたはバブルでしょ?」が選ばれたとの事。それぞれの世代のサラリーマンが自分達の依って立つ基盤(大袈裟かも)を披露しているところが何とも面白いのだが私自身はバブルの前だし前職は地味な会社だったので大盤振る舞いの交際費には縁がありませんでした。そういえば子供達がゆとり世代になりますね。我が家の教育方針にも関係するのでしょうが確かにガツガツ勉強したり人を押しのけてでもといった環境ではなかったようです。「ゆとり」が出来自分のやりたいことをした子供達には結構な制度だったのでしょうがただただ遊ぶ時間が沢山出来た子供達は成長してから大変なのでは?それでも泡と終わった人間の価値観を狂わせてしまったバブル時代よりはしっかりした大人になっていると思うのだが。

5月22日 営業担当者の雑記

今朝の日経に熊本城再生に向けた青写真が姿を現したとありました。去年4月の熊本地震の為壊滅的な被害を受けた熊本城の復興計画です。私は前職の入社後数年して熊本赴任になりました。熊本城から電車で20分くらいの所に住んでおり長男が出来たのもこの地でした。元々熊本には放水で有名な通潤橋をはじめとした石の建造物が伝統的にあり優れた石工が沢山いたと聞いています。長崎の思案橋も彼らの手に依るものと伝え聞いています。その石工達が築城の名手加藤清正の命を受け作った熊本城はそれはそれは立派でした。西南の役直前に焼けたようですが「武者返し」の石垣がそびえたつ天守閣は圧倒的な存在感がありました。テレビで飯田丸五階櫓の石垣が大きく崩れ中央部分の石が崩れ落ち辛うじて二か所で奇跡的に立っている姿は何ともいえない気分になりました。復旧には20年くらい掛かりそうだとのことですが何とかあの雄姿をもう一度見たいものです。

5月19日 営業担当者の雑記

家のドウダンツツジに花が付きません。薄い色の葉がもうすっかり出ています。女房殿が「花芽がまったくないんだけど咲くのかしら」とおっしゃるのですが何も知らない私はそのうちに咲くよなどといい加減なことを言っていました。それでもちょっと遅すぎるので調べてみますと花は葉が出る前に咲くようです。つまり今年は咲かないということです。このドウダンツツジは植栽で見ることが多く剪定が行き過ぎ本来の形が分からずあまり好きではなかったのですがある時東大小石川植物園でゆっくり背を伸ばしているのをみて気に入りました。植えたばかりで去年剪定もしていないので何故花芽が付かなかったのか分かりません。今年は土質、肥料などもちょっと勉強して来年に備えましょう。もう一つ柏葉アジサイにもまったく花芽が見えないので心配です。不作だった去年と同じく葉ばかりやたら繁茂しているのですが大丈夫なのでしょうか。

5月18日 営業担当者の雑記

家の卯の花が咲いているのですがこの花とにかく元気が良すぎます。毎年枝を思い切り伸ばすので可愛そうなくらい切り倒しているのですが翌年は又しっかり枝を張ってきます。花は多分ベニウツギだと思うのですが濃い紅一色。野性的というか野放図というか枝という枝に花を一杯に付けています。奥の細道に出てくる「卯の花をかざしに関の晴着かな」は芭蕉一行が白河の関を通った時、能因法師の「都をば霞と共に立ちしかど秋風ぞ吹く白河の関:春に都を出たのにもうすっかり秋風の季節になった」と季節の移ろいを詠んだ歌に呼応し昔竹田大夫国行という人がここで衣装を変えたという故事に習い、同行の曽良が辺りに咲いていた卯の花を無造作に髪にかざし芭蕉を慰めたというのですがこの花はとても可愛らしい感じがあります。私は勝手に白い花をイメージしているのですが家の奴は色も雰囲気も違いすぎる。やはり主人に似るのでしょうか。

5月17日 営業担当者の雑記

例年この時期に松戸市発表の世帯数に基づいてポスティング配布数を修正しているのですが漸く出来上がり関係各位にメールし終わったところです。松戸市は震災の影響で世帯減が続いていたのが2014年に前年比プラスに転じ以降少しづつ増えています。今年は昨年同期比+1.43%。100世帯以上の住所の中では北松戸3丁目が+9.48%で最高の伸びです。続いて東松戸1丁目、三ヶ月が+9%前後伸びています。減で目立つのは秋山、紙敷ですがこれは両住所に秋山1丁目~3丁目という住所が新しくでき其々から世帯数が移ってきたのが原因です。東松戸駅周辺から秋山にかけてかつては農地だったところが区画整理され随分開発され住宅に代わっています。また駅の東側にも大きなマンションが建設中。さらに南高校前の道路が拡張され交通の便もよくなり益々人口が増えていくようです。。