6月27日 営業担当者の雑記

6月25日発行の「松戸よみうり」に市川「国府台に古代の大型道路跡」という題の記事が一面に出ています。奈良時代から平安時代にかけて全国に政庁が造られたが今回発掘された道路跡は道幅が約9mもあり下総国国府の国庁(国府の中心施設)につながるメインストリートではないかとのこと。現在の東葛地域は古代律令制の下で制定された五機七道の東海道に属し京の都から常陸国まで続く東海道という幹線道路が通っており今回の発掘場所はそのそば現在和洋女子大があるあたりだと言う。この辺りは弥生時代の竪穴住居も発見されており大昔から人が集まる場所だったようです。国府台は松戸市矢切りの南隣りでここから国府台辺りは戦国時代里見氏、北条氏などが戦った国府台合戦、あるいは幕末新撰組の残党と新政府軍が戦った市川・船橋戦争など歴史的にも有名なところで「歴史の街」なんですね。

6月26日 営業担当者の雑記

昨日千葉公園に大賀ハスを見に行きました。この大賀ハスはご存じのように約2,000年前の古代ハスで今から60数年前千葉市の東京大学検見川厚生農場(現在検見川グランド)で3粒発見されたものの中一粒が発芽し全国に広がっているものです。丁度今時分の朝4日間だけ咲きます。ということで朝ご飯は食べずに出かけました。小雨の降る中でしたが結構大勢の同好の士が集まっておりシャッターを押す人、スマホを向けている人、絵筆を取っている人様々に花を楽しんでいました。1mほどに伸びた茎に直径20cmほどあるでしょうか大きなピンクの花びらが特徴です。中に黄色の花托その下のおしべがとても目立ちます。鼻を近づけるとほのかに上品な甘い香りがします。3日目、4日目の花は少し開く過ぎておりつぼみから間もなくあるいはやや開き位が丁度いい加減です。世界最古の花でもありますが何より気品があり大好きな花の一つです。

 

6月23日 営業担当者の雑記

今朝の日経に村上龍のしゃれた広告文章がありました。タイトルは「雨に濡れたアジサイ」。父親が亡くなった時長男の彼は葬儀を取り仕切りそれが終わるまで泣かなかった。今日保育園に通う子供を送って行く途中子供が「パパ、保育園、行かなきゃだめ?」と聞いてきた。彼は周囲に咲くアジサイを指し示しきれいだろうというと息子がうん きれいだと答えた。「あのな だいじょうぶだよ、花とか、きれいだと思えるときって人間ってだいじょうぶなんだ」と言いながらふと父親が亡くなる数年前病室でおなじことを言ってたのを思い出した。葬儀で自分が涙を見せなかった理由がわかった気がした。あのときも雨に濡れたアジサイがあり、きれいだと思った。だいじょうぶだと思えた。おとうさんじゃ僕行くからと駆け出した息子を目で追い、そして、雨に濡れたアジサイを、しばらく、眺め続けた。来年はアジサイに先立ち逝った父親の13回忌です。

6月22日 営業担当者の雑記

今日「葬儀屋」さんと商談をしたのですが興味のある話が聞けました。このお客様はメディアを使って大々的に宣伝しているところと違い非常にローカルな商売をしています。「変な話ですが高齢者が増えてお仕事は順調なのでしょうね」と聞くと「うちは町会中心の狭い範囲の仕事なので今のところそんなに変化はないが、時々チラシを打っとかないとイザという時に皆様気が動転してウチを思い出して貰えない」というのです。確かにそうです。私も両親を亡くしていますが遺体が病院から自宅に帰ってくると直ちに葬儀屋さんのお世話になります。両親とは離れて暮らしていたので「その時どうするか」は話していませんでした。偶々生前に準備していた書類が見つかりスムーズに事は運びましたが、一からだと相当困ったと思います。いやでも一度はお世話になるところですがその時になるとどうすればいいのか戸惑ってしまいますよね。

6月21日 営業担当者の雑記

先日福岡に住んでいる先輩から恒例の「筥崎宮」境内でのあじさい祭りの写真が届きました。東京では白山神社を中心に開催される「文京あじさい祭」が有名ですがこの筥崎宮の祭も盛大な様です。毎年色、形などすばらしい写真が4,5十枚送ってきます。4通のメールに分けてくるのですが量の多いことは彼も自覚しており4通目にはよく最後まで見て頂きまして御苦労さまといったコメントが付いています。一昔前の紫陽花と違い最近はガクアジサイ、ヤマアジサイの品種が多く真っ白から紺、紫まで直径1cmほどの小さな花が毬状になったものから数cmの大きな花が付くものまで本当に沢山の種類があります。真っ白は中々写真ではうまく色が出ませんが私は結構好きないろです。また薄い赤紫あるいはスカイブルーのような淡い色もきれいです。ようやく梅雨らしい雨模様の今日あたり色鮮やかな紫陽花を見ると随分気持ちが明るくなります。

6月20日 営業担当者の雑記

昨日今日と朝一から荷物(チラシ)運びで大忙しです。私はこのところ少々膝が悪いので荷物が多い時や階段の上り下りがあるときは応援を頼んでいます。今日も応援を頼んだのですが最近一箱に入っているチラシ枚数が4,000枚とか5,000枚とか非常に多くなっています。重いのです。若い頃から鍛えている立派な体格の方に頼んだのですがこの暑さの中大変だっと思います。また面白いのが偶々荷運びをした3顧客が頼んでいる印刷屋が皆同じだったことです。最近テレビなどで安い印刷の宣伝を見かけますが確かに印刷代は馬鹿にならない金額になるので少しでも安い所に頼むのは当たり前ですし、印刷屋は運賃を下げる為に一箱に出来る限り沢山入れるのも至極当然です。ただ人力を使って荷物を運ぶ場合は負担になりますね。トラックからフォークリフトで直接下ろすような場合は問題ないのですが。

6月19日 営業担当者の雑記

先週の土曜日に子供達と佐倉先崎(まっさき)にあるラベンダー畑に行きました。娘が北海道旅行の時に時期がズレあまりよくなかったというので誘いました。三種類5,6000本というふれこみなので見事な筈なのですが実は去年かなりみすぼらしかったので行くまで心配していました。予想的中。いいときの五分の一位の広さで一か所を除き花もまばら。写真の取り具合では何とか格好はつきますが結構寂しい状態でした。腰をかがめ花に埋もれた状態で香りを嗅ぎしばし天然ラベンダーに浸りました。自然のものなので中々いつもきれいに咲くとは限らないとは思いますが少しがっかり。お口直しに佐倉城址の花菖蒲を見に行きましたがここはおつりがくるほどの見事さでした。お祭りが終わった後で人手もそんなに多くなくしっかり季節を楽しめました。

6月16日 営業担当者の雑記

昨晩我家では食後のデザートに「ビワ」が出ました。随分久しぶりです。最近通勤途中で他家の庭にビワが沢山成っているのを見かけます。遠くから見ると黄色い塊のように鈴なりの実が付いています。小さい頃近所の林にビワ、イチジク、グミ、クリなどの木が植わっておりこっそり取って食べていました。ビワの実は甘く独特の後味がありイチジクは上品な甘さ、グミは酸っぱい、そんな記憶があります。ビワは最近では高級な果物なのでしょうか我家では滅多に賞味することはありませんでした。勿論木の箱に入った恐れ多い体裁のものではなく透明のパックに入ったやつですがそれでも長崎県茂木産と書いていました。先のとがった方からゆっくり剥くときれいに皮が取れます。メロンとは違い口の中がべたつく程ではありませんが柔らかい実を噛むと香りと共に甘さが広がっていき大きな種が出てきます。二つ頂きました。最後に僅かに残るエグミは大人の味です。

6月15日 営業担当者の雑記

通勤時、営業車の中から初夏の花が随分目立つようになりました。紫陽花は言わずもがなタイサンボク、チェリーセージ、立葵、会社の門扉横に植わっているナツツバキも満開です。この花何時みても白と黄色のコントラスト、花の大きさ、絹糸で折ったような柔らかそうな花は梅雨空の中にあってひときわ目立ちます。また会社の近所を流れる国分川には所々に白、ピンクの立葵が咲いています。この花もうっとうしい季節とは正反対にスックと背筋を伸ばしかなり大きな花を付けています。そんな中私は最近あちこちの庭に植わっているチェリーセージがとても気になります。通勤途中にある庭の塀から溢れ咲いている唇状の小さな花の中に顔を埋め思い切り息を吸い込みます。するとその何とも言えない香りが体中に広がり暫くの間とても涼やかな気持ちになります。色はいくつかの種類がある様ですが朝は赤白混合が帰りは紺がお気に入りです。

6月14日 営業担当者の雑記

ちょっと古い話ですが、先日の全日本大学野球選手権で立教大学が59年ぶりに優勝し母校のある池袋で優勝パレードをしたというニュースがありました。確かにこのところ立教大学は往年の影もなく失礼ながらあの東京大学にも負けたことがあるように記憶しています。59年前というと長島さんが卒業した翌年なのか。いずれにしても立教大学の全盛時代。今は沢山のスポーツがありますが私が小さい頃大学野球は大変な人気で選手たちの名前もかなり諳んじていました。ところで大学選手権で優勝すると学校のある街をパレードするのは習慣なんでしょうか。何となく初めて聞いた感じがします。まあそれほど嬉しかったと言う事なのでしょう。決勝戦には長嶋さんも試合を見に来て優勝の瞬間は一緒に校歌を口ずさんだとか。思い切って昔のことなのですが一瞬にして立教大学で活躍していた頃の自分に戻ったのでしょうね。