8月10日 営業担当者の雑記

この時期こそのテーマで昨日の日経夕刊「あすへの話題」欄にノンフィクション作家俤久美子氏が詩人石垣りん氏の「弔辞」という詩の一節を紹介していました。「死者の記憶が遠ざかるとき、/同じ速度で、死は私たちに近づく」。先の戦争で家族、近親者を亡くした人たちも戦後72年経ち生きていらっしゃる方々もすっかり年をとってしまいました。忘れようにも忘れられない経験をした人たちが少なくなって日本全体に戦争で死んだ人たちへの記憶が遠ざかってきている今次世代の私達が同じことを繰り返す恐れに近づいているのかもしれません。チキンレースを始めた国々もさすがに最後の一線は超えないだろうと信じているのですが。「八月十五日。/眠っているのは私たち。/苦しみにさめているのは/あなたたち。/行かないで下さい 皆さん、どうかここに居て下さい」石垣りんさんの「弔辞」はこんな言葉で結ばれているそうです。

8月9日 営業担当者の雑記

とんでもない場所で発生し太平洋を迷走し結局は日本列島をほぼ縦断し京都だともう何回もお茶漬けがでるほどのんびりした台風5号が漸く温帯低気圧に変わり今日は台風一過。天気予報も暑いゾ、暑いゾと昨夜から脅かしていましたので今日は覚悟していましたがやはり暑かったですね。とはいっても久しぶりに溜まった書類整理、データ作成などで昼飯以外は室内にいたので助かりました。ところが4時半頃でしょうか一転俄かに西の空が暗くなってきたかと思うとパラ、パラ・パラ・パラ、ザーと大粒の雨が降ってきました。このところ天気が安定しなかったのでいつも折り畳み傘をかばんに入れていたのですが今日はすっかり天気予報を信じ込み傘の用意無。帰社するときには上がってほしいのですが。

 

8月8日 営業担当者の雑記

このところ差し歯がぐらぐらしています。先週歯医者に行ったのですが「抜けてしまわないと治療できない。まあ抜けと言われれば抜かない事はないがその歯が後引き続き使えなくなるかもしれないし、歯茎に無理をさせるのもあまりよくない。抜けたら直に居らっしゃい。あまり気を使わずに普通の生活をして下さい」といわれました。そうはいわれても前歯で肉を噛むのは何となく気になるし、野菜でも堅いのは奥歯でかむしということで1週間たって尚歯茎についています。真前の歯なので抜けるとちょっとみっともないので盆前病院がやっている間に何とか抜けてほしいのですが。この歯、記憶では小学校の高学年の頃廊下で人にぶつかり折ったものです。もう何回も色んな病院で色んな方法でくっつけています。ほんのはずみが一生ものの事になってしまいました。

8月7日 営業担当者の雑記

今朝もう長くお付き合い頂いているお客様で集金、商談を終わり道路に止めてあった車に戻るとワイパーにサルスベリの小枝が引っ掛かっています。まるでよく車検などの案内チラシのようにきれいに挟まっています。ここ二十世紀美野里町、昔のJRの官舎前の道には数kmに亘ってサルスベリが植わっています。色は薄い赤紫一色ですが今真っ盛りです。サルスベリは若い木でも花が付きますので樹齢は分かりませんがでもそんなに年には見えません。一直線の道の端から見ると両側がサルスベリで一杯です。街路樹にはよくつかわれていますのでこの花きっと強いのでしょうがそれにしても毎年時期を忘れずに目を楽しませてくれます。余程強く挟まっているのか一日中走り回った車の前にはまだ花が乗っていました。何か得をした気分の一日でした。

8月4日 営業担当者の雑記

今日から「世界陸上ロンドン」が始まるので楽しみです。結構毎年見ているような気がします。司会者が結構熱く語るのも面白いのですがやはり人類が何処まで早く走れ、遠くまで投げるといった単純なところが魅力です。選手たちの名前はほとんど知りませんがそれでもボルトが今回を持って引退するとのことですし日本人のスプリンターもいよいよ100m10秒を切るところまで来ていますので目が離せません。

8月3日 営業担当者の雑記

米大リーグで活躍しているダルビッシュ投手がシーズン半ばでレンジャーズからドジャーズにトレードされたと報道されています。多少負けは込んでいましたがダルビッシュは多分エース的存在だったと思います。それがこんな時期にそれもトレード成立制限時間一杯のところで決定というのも凄いですがそれを受けてダルビッシュの「それがプロだ。新しい所でチームに適応していきたい」と話しており所謂「怒り、無念、悔しさ」などといった湿っぽい雰囲気とはまるで無縁のものでした。日本では「涙の。。。。」とか「新店地で頑張って見返してやる」などといったコメントがよく出てくるように思いますが。サラリーマンでも明日から国が違うとはいえ1,000kmも離れた場所に転勤などというとちょっとビックリします。子供の学校がどうだとか折角女房の友達が出来たのになどとグチの一つや二つはあるでしょう。やっぱりそれがプロ選手なのですね。

8月2日 営業担当者の雑記

今朝寝入りばなに地震がありました。多分夜中の二時頃だと思うのですが私は最初に「ゆらっ」と来た時に目が覚めました。奥方はもう立ちあがっていました。とまもなく「どーん」と大きな揺れがきました。狭い家ですので頭の上の方にはタンスがあり真上には蛍光灯もあります。私も直に立ち上がり万が一でもタンスが倒れないかと身構えました。幸い大きな揺れはそれだけ(多分)でした。朝テレビを付けると震度4、茨城県北部が震源地とのこと。もう関東での生活も長くなったので地震にもいい加減慣れてよさそうなものですがやはり神戸の地震や東北大震災のことがありますのでゆったりと構えてはいられません。東北大震災以降一応は地震対策としてタンスには天井とのつっかい棒を茶ダンスにはドアが開かないような器具を取りつけてはいますが実際にあんな規模のものが来るとさてどこまで役に立つやら。あさっぱらからビクビクしました。

8月1日 営業担当者の雑記

先週の土曜日、恒例のお散歩中に突然空から何か落ちてきて耳をかすめました。慌てて耳に手をやると黒い乾いたものが手に触りました。家に帰ってあれはなんだったんだろうという話になったのですが、一番疑わしいのは鳥のうんこ。でもよく見るのは白いのが多いし少しは柔らかさがあるのじゃないかと奥方。確かにあの柔らかさはなかった。とすると?上から下なので虫等ではないように思うしとしばしうんこ談議になったが一応の結論は鳥が咥えていた小さな枝かそれらしきものが落ちてきたのだろうという事になった。それにしても結構な衝撃間があったのだがもしこれが昨今話題の「ひょう」だったらこんなのんびりした話では済みませんね。大きいのは冷蔵庫の氷の2,3個分だとか。これがもろ頭に当たったらそれこそ「運のつき」です。

7月31日 営業担当者の雑記

夏の甲子園も昨日西東京大会で注目の清宮キャプテン率いる早稲田実業が決勝で敗れ残るは宮城県代表のみとなりました。それにしても清宮フィーバーは物凄かったですね。甲子園球児がメディアで騒がれるというのは結構あることですが彼の場合は1年生の時からずっと。身辺は騒々しいし仲間も本人も気を使うだろうし尋常な状態ではなかったと思うのだがよく決勝まで来たものです。野球はどんなに素晴らしいバッターがいても一人では出来ないスポーツですのできっといいメンバーにも恵まれたのでしょう。結果は惜しいことになり甲子園で見ることは出来ませんがこれからの彼の活躍を見守りたいと思います。夏にはインターハイで色んなスポーツが行われ郷土で選ばれた選手達それぞれが3年間の集大成をしているのに野球だけが特別に注目を浴びるのには抵抗があるのですが清宮選手の清々しい態度にはとても好感が持てました。

7月28日 営業担当者の雑記

このところ会社の行き帰りに「ひまわり」が目立ってきました。いろんな品種があるのでしょうが家の近所の庭や畑には人間の背丈より高いのが植わっています。ずっと以前ヒマワリは向日葵という和名からもわかるように太陽の方向に花が向くように動くと教わった様な気がしますがそれは成長盛りの若い時だけで大きくなってしまうと東を向いたままだとのことです。つまり夕方になると日の沈む方向にどの花も後ろを向けているという事になります。確かに先日行った立川昭和記念公園のひまわりは夕がたみんな一斉に太陽に背を向けていました。その姿は見方によってはとても面白く一緒に行ったOLの娘が思わず「みんな後ろを向かずに前を見ようぜ」と声をかけていました。表の顔は大きく派手やかな色と形の目立つ花が後ろをしかもみんな一斉だと何か言わずに居られない気持ちになります。私も面白がって「悪い時ばかりじゃないぞ」と声をかけました。