9月13日 営業担当者の雑記

今朝新聞を取りに行ったついでに、このところ毛虫が増えて葉がスカスカになっているので気になっていた薩摩紅梅を見に行ったら何とお隣に植えてある銀木製が咲いていました。この花金木犀と違って香りといい花の色といい自己主張が少ないので目立ちませんが、とても上品な香りと枝の先に付く白というか銀というか花がちょんと咲くのがとても愛らしいので好きな花の一つです。一般的には金木犀の方が先に咲くようですが今年はまだ近所の金木犀はまったく咲いていません。いつもは帰宅時に家の近所に植わっている金木犀の匂いが迎えてくれるのですが今年はまだまだ先のようです。朝からあの強烈なにおいは少々勘弁でやはり銀木犀のうっすらと広がる香りの方が好みです。花の時期が短いので精々鼻孔を膨らませて銀木犀を楽しもうと思います。

9月12日 営業担当者の雑記

このところ気を付けていると家の近所の空き地、線路わき、いつもの散歩道、会社の傍にある墓地などあちこちで彼岸花を見かけます。多分どこだかから飛んできたのでしょうから群生しているのではなく二本、三本と咲いています。観光用に植わっているのでもないので色も少し褪せていたりしっかり開ききっていなかったりと様々ですが妙に気になります。嘗て福岡で営業をしていた頃佐賀嬉野温泉から祐徳稲荷に抜ける道だっただろうか、夕方少し高台にある稲刈りの済んだあぜ道に7,8本の彼岸花が咲いていました。姿勢がよく細長い花だけが茎の上の方で広がっている様は何故か知らないがとても落ち着いた懐かしい気持ちになったのを今でもはっきりと覚えています。葉がなくすっと伸びた茎の上部に冠を被っているような花。今時分の好きな花です。

9月11日 営業担当者の雑記

ついに男子100Mで桐生選手が日本人初の9秒台を出しました。これまでの日本記録は1998年といいますから今から19年前伊藤浩司選手が出した10秒00.桐生選手は高校時代の2013年に当時歴代2位の10秒01を記録して以来日本人初の9秒台は時間の問題だとは言われていましたが漸くといったところですね。このところサニブラウンとかケンブリッジ飛鳥あるいは山県、多田と優秀な選手続出でだれが最初に10秒の壁を突破するのかにも興味はあったのですが結局桐生選手になりました。先の世界選手権100Mでは代表の選に漏れ控え、リレー要員ということでその悔しさは大変なものだった筈です。高校時代に出した記録から4年間。多分勝たなければあるいは記録を出さなければとそのプレッシャは大変なものだっと思います。怪我も克服して漸くだした9秒台。その嬉しさは記録が確定した時の彼の表情が全てを物語っているのでしょう。

9月8日 営業担当者の雑記

朝刊に太陽表面の爆発現象「フレア」が発生したと発表されていました。NASA発表の写真に依ると確かに爆発現象と見られる様子が映っています。この現象はどうも通信機器や全地球測位システム(GPS)に影響を及ぼす恐れがあるのだとか。1989年に起きた時は大気中に異常な電流が流れた結果でカナダで大規模停電が生じたとのことだが今回日本で停電が起こる恐れは低いとのこと。毎日太陽の御蔭で生活ができているのではあるが普段はあまり関心はありません。こうして太陽フレアとか日食とかいうと現象が起きると急に「太陽様」といった感じがします。地球上の熱はすべて太陽から貰っていることを考えるとエジプトだけでなく日本を含む世界中の国で「神様」として崇拝しているのも頷けます。

9月7日 営業担当者の雑記

今朝会社の近所の屋敷森で蜩がないていました。「また蜩のなく頃となった/かな かな/かな かな/どこかに/いい国があるんだ:山村暮鳥」夏の間はアブラゼミに占領されていた森の木々に蜩が止まり始めたのでしょうか。そしてメスを呼びどこか地中深くにあるいい国に戻るのでしょう。彼らにとっては短いそしてとても大切な夏。そして蜘蛛が鳥がいるとても危険な大空で生き残った蜩はきっと夏を謳歌していい国に戻るのでしょう。40歳という短い生涯だった山村暮鳥は自らの境遇を蜩に託し、そしてクリスチャンであった彼は天国にに行くことを願ったのでしょうか。「おおい 雲よ ゆうゆうと 馬鹿に のんきそうじゃないか どこまでゆくんだ ずっと磐城平の方まで ゆくんか」ゆったりとした平易なことば使いの中に溢れる優しさと寂しさ。晩年の作品は信心のない私でも心が平たくなりそうです。

9月6日 営業担当者の雑記

先日対馬で絶滅種のニホンカワウソかもしれない動物が発見されたと報じられましたが、通勤の行き帰りに時々読んでいる歌集に小島ゆかりさんの「いつどこでたったひとりに気付づきしかニホンカワウソ最後のひとり」という作品が載っていました。これはフランス堂のHPに一年間連載された作品を纏め2013年に発行された「純白光」という短歌集の中に収められているのですが、ニホンカワウソの絶滅宣言がなされたのが2012年ということですのでこの報道を見た小島さんが作った作品なんですね。詩人というのは随分含蓄のある言葉を操るのですね。もしかしたら対馬の「ニホンカワウソ」は最後の一匹になるのかもしれない。そして地球上のあらゆる生き物たちが或る日たった一人になってしまうかもしれません。今世界中が随分キナ臭くなっています。万が一にも最後の一人といった事態にだけはならないことを祈ります。

9月5日 営業担当者の雑記

3日日曜日は第16回東京ジャズフェスティバルに行ってきました。去年までは東京国際フォーラムがメイン会場だったのですが今年からは渋谷のNHKホールに移してのイベントです。このフェスティバルは名前のように会場周辺のあちこちで演奏があり食べ物屋がありといったとても楽しいお祭です。ジャズに詳しい訳ではない私もこの東京ジャズフェスティバルと「すみだ」には毎年行っています。今回のお目当てはロン・カーターとナベサダ。特にナベサダは70年代末に大ヒットした「カルフォルニア・シャワー」中心ということでもうワクワクでした。御年84歳のナベサダが時に息を弾ませながら演奏する懐かしい楽曲の数々に途中からナベサダと旧知のギタリストが音頭を取り手拍子で会場が割れるほど盛り上がりました。大好きなロン・カータの長いベースソロにも大感動でしたが今回は「ナベサダ」

9月4日 営業担当者の雑記

土曜日は久しぶりに天気が良かったのでいつものコースでお散歩をしました。近所に花見川という印旛沼から東京湾に流れる川がありこの周辺は護岸工事もあまりしてなく川の両側には薮があり季節の花が植わったりして景色のいい場所です。この下流の方に田んぼが広がっているのですが土曜日には稲刈りをしていました。そんなに広くはないのですがそれでもおじいちゃんおばあちゃんとコンバインを運転するおじさんといったメンバーですっかり黄金色になった稲穂を刈り取り田の脇の稲架に振り分け干していました。偶々かもしれませんがこういった農作業の人達は昔とあまり変わらない格好をしておりジーパンとTシャツといった人はいません。懐かしいモンペと同系統の上着、麦わら帽子に手ぬぐいといったところです。大水田だと機械化も進みいかにも「近代農業」といった感じもあるのでしょうがこの辺りはいわゆる「三チャン」農業で昔の風情がたっぷりです。

9月1日 営業担当者の雑記

昨晩のサッカーW杯アジア最終予選は物凄い試合でした。このオーストラリア戦で勝てば予選突破だが嘗て日本はかの国には一度も勝っていない位の知識しか持ち合わせていなかったのですが浅野、井手口のゴールには大興奮しました。出場選手のほとんどをよく知らない私はこの二人とも昨日の試合で初めて聞く名前でした。21歳と22歳ですって。ど素人の私から見ても二人のゴールシーンは本当に格好よかった。片やサイドからのクロスを浅野が敵守備陣の後ろから一瞬のうちに飛び出し鮮やかなゴール。もう一つは敵陣近くでボールを受けた井手口が一人二人と横走りで交わしながら空いたスペースからズッドーンとゴール。しびれましたね。私でも名前を知っている本田、香川は出ていなくても凄い選手は日本にいるんですね。W杯本選出場が出来なければ「クビ」という噂もあったハリルホビッチ監督の喜ぶ姿も印象的でした。

8月31日 営業担当者の雑記

昨日テレビを見ていたら何とも悲しいニュースが流れていました。それは子どもたちの自殺が一番多い月が新学期が始まるときと新学年になるときだというのです。学校でいじめられている子、勉強に追いついていけない子どもたちはこの時期学校に行くとまた脅されたり、叩かれたり、悪口を言われたり、先生に怒られたりが始まってしまうので命を絶つのだといいます。人の親になり自分の子供が先に死ぬほど辛いことはないように思われます。それも自死とは。いじめが原因だとしたら何とか助ける方法は有るように思います。親には話しにくいことでも、先生、友達が信用できない場合でもカウンセリング出来る人が生で相談に乗ってあげられるシステムがあれば救う事が出来ると思います。次代を担う子供たちの為に教育現場にもう少し知恵と金とシステムを投資し嘗て持っていたはずの先生達の情熱を呼びさますことで自死を減らすことは出来ると思います。