10月16日 営業担当者の雑記

今日も終日冷たい雨が降っています。広い部屋に一人で仕事をしていると涼しいを通り越して寒いくらいです。車に乗る時はヒーターを入れていますしお客様の所に行くと暖かくホッとします。この天気いつまで続くのやらこのまま冬になってしまうのでしょうか。一気に気温が低くなったので紅葉前線は急ピッチで南下していることでしょう。2,3日前谷川岳の紅葉が見ごろだとか言っていました。今年はこれを見に行くつもりだったですが雨続きで行けず残念です。昨日の我が家晩飯は鍋物。少し早いのかとも思ったのですが何の何のふふぁふふぁ言いながら食べる鍋物はもう旬です。秋の冷たい長雨、夕暮れは早くなり早く灯りが恋しくなります。酒好きは帰りに熱燗で一杯となるのかもしれませんが下戸な私は早くお家に帰ります。「秋のきて身にしむ風のふく頃はあやしきほどに人ぞ恋しき:月下門院」

10月13日 営業担当者の雑記

先日北海道の友達から雪を被った大雪山の写真が送ってきました。この人初夏から晩秋までだけ義弟の住む北海道で農作業をしており蕎麦、トウモロコシ、じゃがいもなどを作りながら渓流で魚釣り、温泉で一杯などと優雅な、多分、優雅な生活をしています。さらにおもしろいことに奥様は川崎に一人でお住まいなのです。熟年離婚?でもなさそうです。時々奥様の出身地北海道内を旅行したり、二人でドイツ教会巡りなどをしていることも伝わってきますので。鄙びた温泉宿でちびちびやるのがいいんだよとか近所の蕎麦打ち名人に教わったんだがやっぱり自分で作った蕎麦はうまいなどといいながら北海道をしっかり満喫しているようです。「いつまで働いているの?!」などとからかわれていますが確かにセカンドライフを楽しんでいる様子をみると羨ましくなりますが私にはそんな義弟はいませんし腰が悪いので農作業は無理そうだし。暫くは古女房と過ごしますか。

10月12日 営業担当者の雑記

今日車で走っていて気が付いたのですが、紅葉はまだまだ先の今ちょっとした家の庭樹にとてもきれいな朱色があります。一つは金木犀の散った花もう一つは柿の実です。金木犀の方はぼちぼち花の時期が終わろうとしていますが代わりに木下に散った花がびっしりと地面を埋め金色の絨毯を敷いたようになっています。桜とはまた違った少し重厚な感じがします。もう一つの柿の実は今すずなりです。葉が少し落ちているせいなのかあるいはそんなことは関係なくとにかく実のなりがいいのかもうびっしりと実の付いた木を沢山見かけます。私には外見だけでは食べられるのか渋柿なのか分かりませんがどれもシャキとした歯ごたえあるいはドロンとした熟しなのかどちらにしてもとてもおいしそうに見えます。桃栗三年柿八年といいますから結構年代物なのでしょう。ただこの柿を収穫している姿をみることはまずないのですがこのまま鳥の餌になってしまうのでしょうか。

10月11日 営業担当者の雑記

今日は天気予報が外れ。昨日と同じように晴天で気温も28,9度まで上がるとのことだったが終日曇りで気温も低め。当たり外れはいいのですが今日のようにどんよりとした天気の夕暮れは何となく物悲しい景色です。つるべ落としに暮れて行く様を見ていると昔ばあさまが「秋はさみしいね」といってたのを思い出します。晴天だと色がくっきりしているのですがこんな天気だと辺りは墨色のようです。「おしなべて物をおもはぬ人にさえ心をつくる秋のはつかぜ:西行」そんなに沈み込む事もないのですが新古今の人達はこのようなたたずまいが好きだったのでしょうか。時代に依ってその時々を表わす色も違うようです。

10月10日 営業担当者の雑記

1964年の10月10日快晴の空の下東京オリンピックの開会式がありました。もう53年が経ったのですね。国中が沸き上がり突貫工事で東京の景色が変わり地下鉄が整備されこの日を迎えたのですね。この5年前現在の天皇陛下の結婚式がありこれを見る為に多くの家にテレビが設置されたので東京オリンピックのイベントはご成婚儀式に続いてのメディア時代を象徴するものになりました。亀倉雄策氏のシンプルだが力強いポスターが久しぶりに国を一つにした感がありました。そして聖火最終ランナー坂井義則選手が競技場に入って来聖火台の階段を登り点灯。興奮は一気に頂点に達しました。この聖火ランナーは私の故郷でも知り合いが走る等全国から国立競技場を目指したのですがこれも盛り上げの一つでした。第二次世界大戦での敗戦からようやく立ち直り世界中に「日本」の存在を見せることが出きた一大行事だったのだと思います。

10月6日 営業担当者の雑記

プロ野球はソフトバンクスと広島がそれぞれ優勝しこれからクライマックスシリーズが始まるようです。他人事みたいに言っていますが最近本当にプロ野球に興味が無くなってしまいました。そんな中巨人軍の片岡選手が引退するという記事が出ていました。実は片岡選手は私の子供達と同じ学区に住んでおり小学校の少年野球では二男と同じチームに所属し彼がピッチャー、二男がキャッチャーをしていました。当時は特別玉が早いとかとんでもないホームランをうつ打つという選手ではなくとにかく何をやらせても上手いという印象でした。甲子園で活躍し社会人を経てプロになったのですがかつてのチーム仲間が集まり幕張のホテルで「頑張れよ会」をしたのを覚えています。あれから13,4年になるのでしょうか怪我続きで現役続行不可能と判断したようです。苦労してプロの世界に入った選手ですので第二の人生も野球に関ったことだといいがなと思っています。

10月5日 営業担当者の雑記

昨日は中秋の名月でした。といっても会社からの帰宅途中でも家からでも月は拝めませんでした。テレビでは雲間から覗いた月を映していましたがあんまりくっきりですと少々風情が減る気がします。また実は中秋の名月は満月ではなく2日後がまん丸になるのだとか。これは結構ややこしい話の様で旧暦と新暦の差からくるようです。確かに季語は旧暦がベースですので今の感覚で言うと大体一月ほどズレていると聞きます。因みに私が生まれた日の新旧暦を調べて見るとやはり大凡一月ズレていました。我が家では中秋といっても何かすることはありません。大概お団子位はあるのですが昨晩は珍しくそれもなく奥方の「今日は中秋の名月ですよ」というアナウンスだけでした。この時期になると毎晩月見をしていたという芭蕉翁も「月見する座に美しき顔もなし」などといっていますがやはり花も団子もあった方が宜しいようで。

10月4日 営業担当者の雑記

今日は上着着用。別にたいそうなことがあるわけではなくようやく涼しくなり特に朝晩はひんやりとし始めたからです。「秋風の吹きわたりけり人の顔:鬼貫」本格的な秋到来。とっくに虫の音は聞こえているし草花も衣替えをしていますがやはりすあきの風が吹くと人々の貌もなんだか違って見えます。段々体調も良くなり気温が下がってくると顔も引き締まり仕事人は後3カ月になった年末に向けて気合も入ろうというものです。

10月3日 営業担当者の雑記

昨晩とんでもないニュースがありました。ラスベガスカントリーのコンサートに来ていた聴衆に近くのホテルから銃を乱射し50人以上の死者が出たというものです。テレビで事件の模様を伝えていましたが「トット トット トット」と自動小銃らしき音です。映画で見る音は「バン」とか「プシューン」とかいったものですが本物の音ははじめて聞いたように思います。何とも不気味な音です。映画やテレビの銃声は効果音でしょうからいかにもそれらしく作ってはいますが本物は本当に恐ろしい音です。アメリカはその成り立ちからなのでしょうかこの種の事件が起きるたびに銃規制の声が上がりますがいつも消えてしまいます。ロビイストの力が強いだとか自分の身は自分で守る国がらなのだとかいいますが「狂人」も使う可能性があることを思えばいい加減帰規制すればいいのにと思います。よその国の話なのですが。

10月2日 営業担当者の雑記

朝晩は大分涼しくなってきましたが昼間はまだまだ結構暑く家を出る時上着を着ようかどうしようかと迷います。今日は上着なし。明日から昼間も涼しくなるというので上着着用予定。なんだかんだいってるうちに1週間前には富士山のそして数日前には北海道大雪山系での初冠雪も観測されたと言っていました。多分山の下の方は紅葉まっさかりで上の方に行くと段々白くなっていくのでしょう。今年は朝晩の温度差が大きいので紅葉がとてもきれいだとのこと。春は桜前線が津軽海峡を超えると季節の変わりを感じますが秋は反対に十和田、奥入瀬渓谷の紅葉が伝わってくるとあと一月ほどで北関東そして関東にもと錦秋の便りが入ってきます。神社仏閣、公園に植えてある紅葉は手入れも行き届いておりそれなりにきれいではありますがいかにも観光用な感じがしますので私はやはり山々、渓谷に拡がる景色のほうが好きです。今年はどこにおじゃましようかな。