2月6日 営業担当者の雑記

中国の故事で「杞憂」というのを昔習った記憶があります。周の時代「杞」の国に今にも天が落ちてくるのではないかと大変憂える人がいた故事からあり得ない事を心配することですが、あり得ない事がこのところ続けざまに起きています。沖縄では小学校に米軍のヘリコプターの部品が落ちてきたという報道がありましたが昨日は佐賀県で自衛隊のヘリコプターが民家に墜落炎上したというニュースがありました。2軒焼けたが幸い人命被害はなかったとのこと。住人はびっくりしたでしょうね。ヘリコプターの基地が近所ということなので日頃から騒音には慣れていたかもしれませんがまさかヘリコプターが落ちてくるとは。原因など詳細はこれからのようですが色んな部品が散乱しており墜落後自衛隊員が総出でそれを探している映像がでていました。私の家の傍にも落下傘部隊で有名な自衛隊習志野駐屯地があり連日訓練をしていますので他人事ではありません。

 

2月5日 営業担当者の雑記

4日の日経最終面「文化」に「神様だってスルー」という題で作家の東山彰良氏が携帯にまつわるおもしろい文章を書いていました。「ケータイを持ってない」と書きだします。即ち持ってなくとも何の不自由もないし必要な時は公衆電話で十分と述べ何より自分の全能感をこれ以上助長したくないというのです。これまで私たちは欲しいものを手に入れてきた。社会はこれからも人間の全能感を満たすべく発展していくし欲しがり続ける私たちはその恩恵を受けていくだろうしかし決して私たちの思い通りにはならないことも世の中には一杯ある。むしろ人生なんてままならないことだらけだがそれでもどうにか耐えていくしかないのにスマホのせいで私たちはこらえ性がなくなっている。私が携帯を持たないのは精神鍛錬のためではないがスマホの反対語は「我慢」なのではないかと結ぶ。意固地というには相当理論武装した携帯排除論です。

 

2月2日 営業担当者の雑記

昨日の夕方会社の携帯電話が使えなくなりました。「Please Wait」と表示が出、しばらくすると画面がまっくらになりました。充電してみましたが変わらず。これはえらいことです。御客様からの電話が携帯に直接入ると分かりません。固定電話も携帯に飛ぶようにしているのでこれも分からなくなります。直にショップに行きましたら、「完全壊れています」私「何の予兆もなく突然ですか?」「そうですね、もう耐用年数も来ていますので」。しょうがなので買い換える説明を受け「ケータイ補償」というものを使う事にしました。これはリユースの携帯機器で今までの番号がそのまま使えるというもので価格もあまり高くはありません。会社の携帯は電話とメールが使えればそれ以上の機能は必要ないので今日上司の了解を取りこれに決めました。一両日は代替品を使えるということでやれやれ。今時携帯が壊れたら真っ青ですね。

2月1日 営業担当者の雑記

昨日の皆既月食見ましたか?凄かったですね。皆既月食は3年ぶりと言う事ですが昨日は、地球に接近して大きく見えるスーパームーン、一月に2回満月があるブルームーン、皆既月食で月が赤く見えるブラッドムーンの豪華三本立てということで我が家では、といっても二人なのですが、大いに盛り上がりました。8時半過ぎごろから左側が暗くなり始め9時半過ぎには右端が愈々細くなり本来の月の形がぼやーっと見えます。そして10時前でしょうか完全に隠れてしまいました。するとなるほど本来の円形部分が赤いというかオレンジというか「BLOOD」とは言い過ぎですが染まって見えます。私のカメラででは望遠を最大にしても小さくしか見えませんが画面を拡大するとはっきり観察できます。宇宙の神秘なんですね。科学的な説明はあるのでしょうがそんなことより多分大昔の人たちと同じようにただただ「すごいですねー」と淀川長治さん口調になってしまいます。

1月31日 営業担当者の雑記

たまたま手にした昨年11月発行の「月刊新松戸」というミニコミ紙に久田惠さんがおもしろい文章を書いていましたので紹介します。「何気なくの情報こそが大切だったのだ」と題し最近情報に疎くなった。そのひとつの理由に宅配の新聞をとらなくなったことがありそうだというのです。しばらく家にいなくなるのでこれを機会に電子版に変更し無料版で「読み慣れる」ことをめざしたが一向に「読み慣れない」さらにPC画面で文字を見ていると頭の疲労度が高い。以前は新聞をテーブルの上に開きお茶を飲みながら何気なくページを繰り、何気なく目に留まった記事を読む。多分その何気なくの情報こそが大切だったのだと述懐しているのです。そして以前は興味がある記事や本の広告をファイルしていたのだがそれもやらなくなってしまったと続けます。昨今の新聞離れで必要な情報だけをスマホで検索するという人達が増えていますが「大切」な事を失っているのかも。

1月30日 営業担当者の雑記

今日前職時代の同僚から電話がありました。又高座に上るのでいかがですかという案内でした。実は彼退職後元々好きだった落語を始めるということでプロに弟子入りし年ニ回仲間と高座に出ていました。ところが去年は一度も御誘いがなくどうしたのだろうと思っていたら友達から病気で入院したらしいと聞きました。結構重そうな病名だったので心配していたのですがようやく復帰できたようです。彼は学生時代野球をやっていたことから確か「三塁」という芸名だったと思いますが中々筋がいいのです。まず声が明るくよく通ります。さらにやさしそうな顔で体が大きく着物がよく似あいます。四ツ谷生まれの四谷育ちということで根っからの江戸っ子。歯切れがいいので結構啖呵も切れるし間延びした若旦那も演じられます。2,3年前全国大会にも出場したと聞きます。何とか都合を付け是非とも応援に行こうと思っています。

1月29日 営業担当者の雑記

大相撲初場所は平幕の栃ノ心が14勝1敗で優勝しました。開幕時は横綱が3人揃っており久しぶに横綱同士の優勝争いが見られると思ったのですが白鵬、稀勢の里が早々に怪我で休場し鶴竜一人になりました。その鶴竜が10日目まで無傷でもしかしたら全勝優勝もありかと思ったのですがそれから4連敗で脱落。結局前頭3枚目の栃ノ心が優勝ということになりました。この栃ノ心は怪我で幕内から幕下まで落ちそこから這い上がったとのことで喜びもひとしおでしょう。去年生まれた赤ちゃんと奥様は故郷のジョージアにおり優勝が決まった時は皆で泣きあったとのこと。顔は角界のニコラス・ケージといわれるほど渋い2枚目、身長192cm体重177kgで肩から首にかけての筋肉が物凄くとても均整が取れた体。平幕で優勝した力士は大関になれないというジンクスがある様ですが来場所以降も活躍して欲しい力士です。

1月26日 営業担当者の雑記

「手で顔を撫づれば鼻の冷たさよ:虚子」このところの寒さは鼻だけでなく耳もとても冷たいですね。分厚いコートを着ているので体と首まではいいのですがフードを付けていないので耳はしもやけになりました。昨日水道管が凍りつきトイレも洗面所も暫く使えなくなったので帰る時ほんの少し水を出しっぱなしにしておいたのが効いたのか今朝は大丈夫でした。今日水道屋さんに来てもらったのですが水道管が変な配管になっているので完全にはカバー出来ない、水を少し出して帰った方がいいよとのこと。これを聞いた若い同僚は何の事だかまったく理解できない様子。昔今ほど家の建てつけがしっかりしてない頃寒い時には水道が出ない事がよくあり前の晩にほんの少し水を出しておくといいと親から教わったのですが。それにしてもしっかり雪が降ったのに雪だるまがひとつもないのはどういうことなんだろう。

1月25日 営業担当者の雑記

いやー今日は寒かった。昨晩からニュースで脅かされてはいたのでしっかり厚着をして出勤しました。道端にはまだ雪が残っているし融けかかったものは凍りつききらきら輝いています。近所の家に置いてある水瓶の水が完全に凍っておりどういう訳かそこから氷柱が垂れ下がっていました。さて会社に着きまずはトイレ。溜まっていたものを出し気持ちよくなり水を流したのですがあまり元気がありません。そのまもなく同僚の女性が「トイレの水が出ないんですけど」と困った顔をしています。再度私も水洗をひねりましたが今度は水は流れず。他の蛇口を捻ってみましたがすべてダメ。直に水道局に電話しましたら20分ほどで来て点検。「水道管が凍りついていますね。」といいながら作業をし20分くらい経ったでしょうか「蛇口をひねって下さい」とおっしゃる。ようやく復旧。こんなことは滅多にないのですがといいながら「今晩も冷えるようですよ」と。どうする?

1月24日 営業担当者の雑記

昨日草津の白根山が爆発しスキー訓練をしていた自衛隊員1名が亡くなったと報じられていました。元々この白根山は明治から昭和にかけて何回も噴火しており気象庁も結構監視体制を整えていたとのことですが今回の爆発は目を付けていたところから数キロ離れた「鏡池」付近だとのことです。ここは3000年前くらい前に噴火した形跡があるがそれ以降は大人しかったので気象庁も注意していなかったようです。御嶽山の爆発と同じ水蒸気爆発だろうと専門家。水蒸気爆発は事前に火山鳴動などは起きないので察知するのが非常に難しいようです。日本列島はまさに火山で成り立っているような島で北から南まで至る所に火山があり温泉等の観光にも役立っているのですが一度怒りだすと人間は逃げるしか有りません。草津温泉の関係者は「温泉地は現場から離れているので心配しないでください」と風評被害を心配しているとの事。これで治まってくれればいいのですが。