6月5日 営業担当者の雑記

通勤途中に栗の花が咲いています。といっても花なのか別物なのかは判然としないのですが猫じゃラシ状のものが今の時期一杯付いています。でこの「花?」非常に臭いのです。鼻を突くような匂いで昔確か精子の匂いに似ていると聞いたことがあります。精子の匂いをしっかり嗅いだ事はないのでそれが正しいのかも分かりませんが一説によるとそれは俗説で不飽和アルデヒドの所為だとも言います。ところで秋になるとほこほこ甘い栗の実、日本では随分昔から食されていたようで縄文時代にまで遡るともいいます。確か青森三内丸山遺跡では弥生時代に入って稲作が普及し始めても食用として栗の木が栽培されていた跡が残っていると読んだことがあります。一般的には縄文文化と弥生文化は共存しないといわれてきたが最近の研究ではこの縄文時代の食生活は弥生に入っても続いていたようです。古代の人も美味しいものには目がなかったのでしょう。

6月4日 営業担当者の雑記

昨日6月2日に開通した外環道を通ってみました。市川高谷から三郷南までの15.5kmで首都高を通らずに千葉方面から埼玉、関越道に抜けられるという事でビジネスにも随分と貢献するようです。私は単純に都内を通らずに関越道に抜けられるという事で通ってみたのですが、快適です。ほとんどトンネルですが中は最新の照明設備があり2車線ずつでとてもスムーズです。私の感覚では2,30分首都高を通るより早い感じです。今までは東北道、常磐道、関越道に家から入るのには成田大栄から圏央道を通るか首都高を通るかで道は混んでおり大概事故が一つ二つあり各高速道の入口までたどり着くのが大変と言った感じでしたがその不愉快さは大幅改善です。

6月1日 営業担当者の雑記

昨晩北海道の利尻島の海岸でヒグマと見られる足跡が見つかったと報じていました。町が道立総合研究機構に照会したところヒグマの成獣の雄と見られるとの事。島は対岸の稚内から約20km離れており俄かには信じられないのですが、調べてみると昨今北極海の氷が溶けホッキョクグマが餌を追ってとんでもない距離を泳いでいることが分かりました。あるホッキョクグマのメスは600km以上泳いだと保護団体が発表しています。それだけ餌が見つからないのですから子どの生存率も落ちていきます。本人も2割以上体重が減ったとの事です。ということでホッキョクグマとヒグマが親戚だとしたら20km位泳いでも不思議はないし事実100年ほど前島の近海で泳いでいるヒグマが発見されているそうです。今回も餌を追い求めて泳いだのでしょうかそれとも軽い気持ちで遠泳を楽しんだのでしょうか、いずれにしても熊のいない安心な島だったのですからちょっと心配です。

5月31日 営業担当者の雑記

昨日の新聞だったか、おもしろい広告がありました。「エクセルお知らないだと?!!」と蛭子能収さんが描いた上司らしき人が血相を変えて怒っています。そして人事担当の皆様「スマホはバッチリ。パソコンはさっぱり。」そんな新入社員のスキルアップに、いますぐ対策を。とある会社の宣伝なんですが私が注目したのはその宣伝文句ではなく「エクセルを知らないだと?!!」というところです。だれが作ったのか知りませんがこのEXCELは大変な傑作です。ワード機能から、計算式、表などなど会社で使う書類はまずこれをしっていれば概ね大丈夫でしょう。というより機能が凄過ぎて私は搭載されている計算式の1割も使っていないと思います。表を作っていて面倒くさいなとか同じことを何回もするのはいやだなとかいうときまずEXCELの機能を探ると大体あります。私などは「エクセルを知らないのか!」といわれると「はい少々」としか言えません。

5月30日 営業担当者の雑記

昨日アメリカンフットボールの関東学生連盟が日大への処分を発表しました。日大監督、コーチが「相手に怪我をあせる反則を指示した」との認定で「除名:永久追放」加害選手、チームは今季出場停止、但し一定の条件を満たせば処分解除もありという内容でした。監督、コーチと加害選手の話に相当の齟齬が見られたのですが客観的な資料を精査した結果監督コーチが嘘をついているという認定を下しました。今回の事件は学生スポーツの世界に未だに巣くっている非科学的、親分子分的で対話のない一方的な上意下達のヤクザ的(組織に入ったことはないので想像ですが)そして多分この考え方は一方で日本的だと肯定する人もいるのであろう考え方です。戦前の話を持ち出すまでもなく今でも会社を始めかなりの組織の中に潜んでいるであろう考え方だと思います。これをきっかけに今一度自分達の周りを見直してみるのも一考です。

 

5月29日 営業担当者の雑記

会社の傍を国分川と言う小川が流れています。時々紹介していますが川幅は10m位あるのでしょうか但し水が流れているのは中程のほんの一部です。この川は確か治水事業で整備された川だったと記憶していますが大体何時も草ぼうぼうです。それも1m以上はあるもので鳥たちの格好の遊び場でアマチュアカメラマン達がいつも何かを狙っています。そして川岸には何かしら季節の花が植わっており春は桜が小さいながら結構な数あります。今日通ったら黄色い菊状の花(コスモス?のように見えるのですが)が沢山咲いておりその間にポツンポツンとピンクの立ち葵が咲いています。いかにも夏らしい立ち葵はこの時期の好きな花です。あまり整備されていない草一杯の川はそれなりに楽しめます。

5月28日 営業担当者の雑記

大相撲夏場所は横綱鶴竜が優勝しました。2場所連続優勝ということで「おれもいるぞ」とアピール出来ました。しかし何と言っても今場所の話題は栃の心でした。千秋楽も勝ち13勝2敗。大関昇進が本決まりのようです。勝負事は本当にチャンスを活かすか活かさないかここ一番が大事なんですね。栃の心は今場所頑張れば昇進の可能性があったので場所前から相当のプレッシャーがあったのでしょうが初日から十分にその力を発揮しとうとう最後までやり抜きました。何度も何度も挑戦しそのたびに挫折した力士も大勢いる中一発でパス。その精神力は凄い。大関になると会場まで車を使えるとの事ですが「両国国技館から部屋までは近いので歩いて通います。問題ないでしょう」との言やよし。急に威厳を付けたがったり、格好つける力士もいましたがここでも平常心ですね。

5月25日 営業担当者の雑記

今日は米原万里さんの命日なんですね。それも13回忌。といっても知らない人は知らないのですが私の大好きな作家の一人です。ロシアがまだソビエトだった頃その衛星国であったチェコの首都プラハに9歳から14歳まで生活した人です。その時の様々なエピソードを纏めた「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」あるいは彼女の独壇場である下ネタ満載の「不実な美女か貞淑な醜女か」さらに最後の執筆となった「必笑小咄のテクニック」などなど一時期彼女の本はすべて読むという勢いで読んでいました。ロシア語の同時通訳としても活躍しており仲間の田丸久美子との楽屋話は抱腹絶倒、悶絶してました。彼女の作品はその生い立ちからなのかかなり日本人離れをしており人間の本質がいとも簡単にあけすけに平易な言葉で書かれています。私は読み終わった本は取っておかないのですがその例外の作家の一人で時々引っ張り出してはニヤニヤ、フムフムと読んでいます。

5月24日 営業担当者の雑記

会社のツツジはまだ大分花を残していますが最寄駅からの道中、植栽やお庭の花が随分変わって来ました。特に紫陽花が目立ちます。近年流行の山紫陽花、顎紫陽花、さらに柏葉などと普通のアジサイも少し葉も花も小さめです。薄い赤紫で縁がほんのり空色のヤマアジサイを今日見かけました。今読んでいる本に「花二つ紫陽花青き月夜かな:泉鏡花」というのがありました。沢山咲いている中で二つの花だけが浮き上がり寄り添って咲いている、月夜の中をとでもいった内容との事ですがこの二つの花は鏡花の師尾崎紅葉の反対を押し切って一緒になった赤坂の芸妓桃太郎とのツーショットなのではないかと作者の長谷川櫂。昨今は色んな種類がありますが昔からの白、青、薄紫といった寒色系のアジサイが梅雨空に咲いているのは少しロマンチックで、勝手な私の夢想ですがどことなく妖しい気配があるように思います。あちこちの紫陽花の名所で想像逞しく楽しもうと思います。

5月23日 営業担当者の雑記

このところ家に帰ったら「今日栃の心」勝った?と奥方に聞きます。久しぶりに相撲がおもしろい。この栃の心先先場所優勝した時はニコラス・ケージに似た関取だということで話題になりましたがそのころから私は彼の「腹筋」が気にいっています」もちろんボディービルダーのようなムキムキ割割ではないのですが、それでも相撲取りには珍しくお腹が割れています。三つか四つには割れています。ポンとお腹が出ているのがお相撲さんの定番ですが彼の場合はほとんどお腹は出ていず肩の筋肉は盛り上がりヘラクレスみたいな体です。大関とりが掛かっている今場所は昨日までただ一人の10連勝。昇進はほぼ間違いないだろうと解説者、親方連中。確かに強い。特に逸の城との一戦で見せたがっぷり四つでの力比べは凄かった。200kgを超える相手を真正面から攻めて勝ったのだが他にあんな相撲を取れる力士はいないでしょう。誰が砂を付けるのかも楽しみです。