6月19日 営業担当者の雑記

日経夕刊に「贈を語る五人の会」という広告が出ていました。五人とは源吉兆庵の社長、紫野和久傳会長、せたがや文化財団理事長、サントリービール社長、山本海苔店社長の皆様。ぼちぼちお中元の季節ということでその宣伝なんですがいずれもお菓子、和食、海苔と日本の伝統的な商品を扱っている会社の代表者ばかりです。といっても丹後・峰山の御持ちかえり店とのことですが私は知りませんでした。私の家でも両親が亡くなってからは妻の父親、と兄弟に「元気ですか」便りの代わりに結婚以来続けていますが年が経つにつれその中身も随分変わってきました。兄弟の子供達が小さい頃はハム、ソーセージの詰め合わせだったのが最近は少ししゃれた洋菓子になりましたし義父は一人暮らしなのでいつも悩むのですが即席の味噌汁とか漬物などを送っています。本文にあるようなしゃれた言葉も小道具もつけませんが「こころ」は伝わっているように思います。

 

6月18日 営業担当者の雑記

昨日夕方埼玉にいたら「ドーン」と音がしてぐらっときたので驚きました。群馬の内陸が震源地で震度5弱だったようですが今朝8時前また大阪で震度6弱の地震があったと報じられています。私はまだ詳細を知らないのですが忘れもしません1995年1月17日早朝阪神淡路大震災があり高速道路は倒れ阪急伊丹駅駅舎が倒壊し当時勤めていた会社の本社ビルが潰れ長田区でとんでもない火災が起きました。後日在阪の友人からその程度の激しさを聞きましたがそれはそれは大変だったようです。今回はその時とは少し違う場所のようですが既に死者も出ているようです。大都会で大きな地震があると本当に大変な被害が出てしまいます。帰ってから友達にも連絡しますが何とか大きな被害が出ていない事を祈ります。

6月15日 営業担当者の雑記

梅雨さむ。しばらく夏気温が続いていたので今日はとても寒く感じます。長袖に夏物の上着を着て営業に出ていました。ところでこの「梅雨さむ」を詠んだ句に「梅雨寒や句屏風をたて香をたき:武原はん女」というのがありました。いつもながらの独善ですがいかにもしとやかな舞踊家が季節の変わり目を楽しんでいるかのようなとても粋な句です。ところでこの武原はんは上方舞の第一人者でとても品のいい一本筋の通った美人としか知らなかったのですが彼女14歳で芸者になりそれからは「青山二郎」の後妻になったり「灘万」の若女将をしていたこともあるのですね。青山二郎の縁から小林秀雄、中原中也、宇野千代などとも交流があり後年は高浜虚子に師事していたなど「しっとり」より「波乱万丈」がぴったりの女性なんですね。とすると先ほどの句は人生の狭間の一瞬、過ごし日々をしばし振り返っているのではないかと思ったのですが見当違い?

6月14日 営業担当者の雑記

今日の日経夕刊「私のリーダー論」はおもしろかった。ゴリラ研究の第一人者京都大学総長山極寿一氏が理想のリーダー像を語っています。ゴリラのリーダーに求められるのは「負けない心:攻撃し合わずに張りあって、周囲も自分も納得して引き分ける。」といいます。勝とうとする精神は、相手を屈服しようとするので自分は段々孤独になっていくが負けまいという姿勢は相手を対等に見るので友達を失わずに済む。だから仲間が出来る。そうやって人間の集団もつくられていったのでしょうと述べます。800万年ほど昔チンパンジー達とたもとを分かち独自の進化を遂げて今の人類があるようですが当時森の中で、草原で人間はとても弱い存在でした。ライオンと比べるまでもなくほんの小さな動物よりも体力的には劣っていたにもかかわらず生き延びてきた一つの要因は「集団生活」だと何かで読んだことがあります。今の社会でとても示唆的な言葉だと思います。

6月13日 営業担当者の雑記

昨晩のテレビは米朝会談一色でした。どのチャンネルを押しても現地シンガポールからのレポートというものばかりでした。会談そのものについては述べる気はないのですが10時からちょうどW杯戦前最後の対パラグアイ戦があり即こちらにしました。久しぶりに日本陣営が元気で前半から何本もいいシュートを放っていましたが結局1点取られ前半終了。しかし後半になっても元気さは衰えず立て続けに得点。香川、乾というコンビ(分かった風に書いていますが実は選手の名前特に若い選手はほとんど知りません)とかで最終的に4対2で快勝。このところ景気のいい話はサッカー界から聞こえてこなかったのでとてもよかったと思います。W杯で日本が活躍するとまたサッカー人気が復活してくるのではないかとのこと。今少し陽が陰っているという事も知らないのですが、まったくのミハーコメントで恐縮です。

6月12日 営業担当者の雑記

会社の門扉の横にナツツバキとその下にツツジが植わっているのですが、とっくに花は散っているツツジの葉の上にナツツバキの花がまるでツツジの花のようにそのままくっついています。花の形はそれぞれ随分違うのですがあまりにナツツバキが形を保ったまま落ちているのでなんだか不思議な感じです。

6月11日 営業担当者の雑記

先日前職の仲間とあって来ました。プロジェクトチームが最終的に解散してから20年。優秀な人達を選抜して華々しくスタートしたこのプロジェクトでしたが発売した商品があまりにも時代を先取りしており少しずつ縮小していきついに解散となり仲間を次の職場に迎え入れて貰う為に上司が社内を駆けずり回り苦労していたのを思い出します。転職した人、退職後自立した人、悠々自適な人など様々でしたが皆様お元気でこういった会に付きものの「病気自慢」「孫自慢」もなく近況報告等和気あいあいの時間を過ごしました。私は同窓会といった催しがあまり好きでなく小学校から大学までいまだ参加したことはありませんが旧職場の苦労した仲間と近況報告をし合うのは時にはいいものですね。

 

6月8日 営業担当者の雑記

会社の傍にある森:個人所有のようですが:が伐採されています。この森は1辺が200mほどの三角形で木に覆われており多分住人の方もほとんど入っていない感じの場所です。背の高い杉が何本も切り倒されています。中は広いので道路を邪魔するようなことはありませんが段々中の様子が見え始めました。どうも整地して集合住宅が出来るようです。この界隈ではちょっとした空地があると直に住宅が建っています。森のぐるりは完全に仕切りがしてあり子供達が入りこんで秘密の基地を作っている様子はなさそうです。私が小さい頃はこういった森は格好の遊び場だったのですが。多分鳥や小動物も棲みついていたのでしょうがどこかに追い払われる事になるのでしょう。何十年もこういった移り変わりを見てきたので特別な感慨もないのですが少しだけ寂しい気もします。

6月7日 営業担当者の雑記

昨日目黒で起きた娘虐待の父親が捕まりました。殺されたのは再婚した妻の連れ子で5歳の女の子。食事も満足に与えられず、外にもほとんど出されず日常的に暴力を受け亡くなった時は通常児の6割位しかなかったとのこと。父親は「しつけ」と称しているようだが毎日4時に自分で起き字の練習をさせられていたようでその内容が不憫でなりません。「ママとパパにいわれなくてもしっかりとじぶんからもっともっときょうよりかあしたはできるようにするからもうおねがい ゆるして ゆるしてください おねがいします」どんな思いで亡くなったのか胸が張り裂けそうです。以前にも児童相談所の世話になっていたとの事なので自分達で育てられないならそのまま預けていればこの子は命を落とさずに済んだものを。鬼畜生野郎です。妻も自分の身可愛さに見て見ぬふりをしていたようです。世に連れ子虐めは聞きますがこれほど残酷で非道な殺人が出来る人がいるんですね?!

6月6日 営業担当者の雑記

いよいよ紫陽花のシーズンです。紫陽花には雨がよく似合うと言いますが確かに色と言い花の形と言い梅雨時の風物です。この間埼玉県幸手市権現堂堤に行ってきたのですがここは市民のボランティアで春は桜、菜の花とこの時期は紫陽花、秋には彼岸花が権現堂川堤一杯を覆い尽くすとのこと。元々荒れ川で何回も水害の被害を出し数百年に亘っての治水事業でいまのような市民の憩いの場所になったようです。ここには100種16,000株の紫陽花があるとのことでヤマアジサイ、ガクアジサイ、柏葉とその変形?(これは普通の柏葉より花が小さくもっこりしている)勿論昔から馴染みの和紫陽花、さらに流行りのアナベルも満開でした。アナベルは花が小さくそれが全体で10,15cmほどの塊になった真っ白な紫陽花でとても清楚な感じです。入口の土手一面には薄緑の花が植わっており半月ほどで満開なるとそれは見ごたえがあるとの事でした。