2013年12月19日 営業担当者の雑記

今朝の最低気温は3.7度。起きた途端から随分と寒く通勤時も吐く息が白くいかにも冬がきたなあと言う感じです。ふと「初時雨猿も小蓑を欲しげなり」という句を思い出しました。芭蕉の代表作「猿蓑」の冒頭句で「奥の細道」の旅を終え故郷伊賀に帰る山中での作。「古里に冬を迎え山家の時雨にあへば」との前詞が付いています。いかにも寒々とした透明感のある句なので勝手に今時分の作かと思っていましたが調べてみると旧暦とはいえ九月のようです。まあひとたび作者の手を離れれば作品はどう解釈されようと構わないだろうなどと思いながら、それにしても今朝の気分にぴったりなんだけど。

2013年12月18日 営業担当者の雑記

今朝駅から降りてきた時、踏切待ちをしている車の中にナンバープレート「11-11」が付いているのを見かけました。偶然かもしれませんが数年前から希望の番号が取れる制度があるようなのでそれかもしれません。以前香港に行った時「8」は縁起がいい数字ということでその番号が結構な値段で取引されていると聞きました。また西洋では「7」が幸運の数字だとか。日本でもラッキーセブンなどと使われています。さらに御雛様は三人官女、五人囃子などと奇数が使われています。これにはどんな意味があるのでしょうか。私の好きな「ゴルゴ13」の13はキリスト教絡みの不吉な数字と言われています。単純に一つづつ増えていく数字にも好き嫌いがあるのはおもしろいですね。

2013年12月17日 営業担当者の雑記

昨晩見るとは無しに付けていたテレビでヤンキース・イチローの特集をやっていました。有名なコメント「4000本のヒットの後ろには8000本の失敗がある。それを何とか乗り越えようとした自分は誇れる。」もありましたがもう一つ「ドラフトに係りプロ野球で一本もヒットを打ってない自分が打撃は楽しいといい、4000本打った今の自分はとてもバッテイングが苦しい。でも何も分からないで打撃が楽しいといった自分の事は好きだ」という話もおもしろかった。昨シーズンの後半戦大勝している中でレギュラーを休ませる為のピンチヒッターとしてルーキーの後ろで出た。断ることもできたが出た。全体的にはシーズンオフで柔らかい表情をしていたがその時の目はとてもキラキラしていたのが印象的だった。途中で寝てしまったのが残念な番組でした。

2013年12月16日 営業担当者の雑記

14日の「ふたご座流星群」は見ましたか。娘が夜九時頃最寄駅からずっと流れ星を見ながら帰ってきたといっていました。私は風呂上がりだったのでなんて言い訳をしながら結局見ずに終わりました。所で毎週散歩している川辺のすっかり落葉した桜並木の中の一本が花を付けています。もう2週間になります。小輪の一重なので多分冬桜だと思うのですがその周りの木々にはまだ黒っぽい小さな塊とはいえ花芽らしいものが見えます。なんとも面白い取り合わせです。また水仙畑の中に二本花が開いているのを見つけました。寒さに向かう中ほっとする季節の便りです。

2013年12月13日 営業担当者の雑記

昨日先輩からタイ生命保険のCMがおもしろいぞというメールがありましたので早速ネットで探してみました。泣けます。コマーシャルですからほんの3分間のストーリなのですがそれぞれ非常によく練られており心を打ちます。長い間共に暮らしてきた妻が認知症になった話、聴覚に障害がある父親と娘の話、自分の生きる道を選んだ息子を見守る父親、余命60日と診断された恋人同士の話、妻のために30年間朝のスープを作り胡弓を弾き続けた夫の話。さらに「SOUND CHECK」のための20秒ほどの映像。生まれたばかりの赤ちゃんの尻を医者が軽くたたき産声を上げた時の両親の幸せそうな顔。どれもみんなウルウルです。タイ語ですが和訳、英訳がついているものもありますので是非ご賞味を。

2013年12月12日 営業担当者の雑記

10日マルソン・マンデラ元南ア大統領の追悼式があった。式典は雨の中サッカー競技場で行われ、世界中の首脳が参列してその偉業を讃えた。中でオバマ大統領は「歴史上の巨人だった。国家を正義に導き世界中の何十億の人々を揺り動かした」との弔辞を述べたとの事。巨星墜つということでしょうか。しかしながら人種隔離政策の傷痕はあまりに深く残っており必ずしも絵にかいたような成功物語ではないのが現実のようです。実際南アは世界最悪ともいわれる治安の悪化、貧富の格差拡大など大変困難な局面を向かえているとの報道もあり、マンデラ氏は亡くなっても尚人々の中に生き続けなければならないのでしょう。

2013年12月11日 営業担当者の雑記

昨日の天気予報はおもしろかった。不謹慎ですが星取りでいうと一勝一敗。前日の予報で朝は晴れ九時頃から雨、風雨が強く昼過ぎまで続くその後は暖かくなるでした。実際朝家を出るときは空は青く澄み傘を持っている人はほとんどいませんでした。そして始業時間の9時になるとなんと本当に雨が降ってきました。段々激しくなり確かに風雨は強くなりました。昼過ぎまたまた激しい雨がやみました。ところがそれから随分と冷え込んできました。なので一勝一敗。偶にこんなことがあったにしても最近の天気予報の精度はコンピューターの利用で思いっきり上がり商売出来るまでになったのですね。

2013年12月10日 営業担当者の雑記

12月4日にニューヨーク、ロックフェラーセンターのクリスマスツリーが点灯して1週間が過ぎました。23Mの高さで45,000個の発光ダイオードを使ったとても立派なもののようです。会社の行き帰りにもクリスマスの飾りをしている家を見かけます。ドアにサンタさんが腰かけたりベルが付いたリースまた高さ6,70cmほどの雪を被ったクリスマスツリーが家の外に向けておいてあります。夜は屋根から吊り下げたり、庭の垣根に付けたりとイルミネーションが輝いている家があります。駅前の教会には実物の木に電球を吊り下げ壁に大きな星が光っています。それぞれのスタイルでクリスマスを待っているようです。我が家ではシュトーレンを食べながら待っています。

2013年12月9日 営業担当者の雑記

12月5日南アフリカの元大統領ネルソン・マンデラが亡くなった。享年95歳。葬儀には世界中の指導者たちが集まって彼の死を惜しむとのこと。アパルトヘイト廃止運動の指導者として27年間もの投獄生活にも挫けなかった不屈の闘士。そして類まれな優しさ。私は彼を讃える映画「インビクタス:負けざる者たち」に痺れた。混乱の中にあった南アをラグビーを通してひとつに纏めていきそしてワールドカップの決勝でオールブラックスを破った瞬間その歴史が変わってしまった。その立役者マンデラ。主演のモーガン・フリーマンは只管マンデラそのものであり、マット・デイモンは正に真のキャプテンであり、劇中何度も語られるマンデラの「私が我が運命の支配者、我が魂の指揮官」諦めなければ我々の手で世界を変えることが出来るというメッセージに全身が総毛立ったことを思い出します。

2013年12月6日 営業担当者の雑記

昨日の夕方5時半過ぎ営業の帰りにふと空を見上げると三日月眉のお月さんとその少し西側に宵の明星とがならんでいました。すっかり日の暮れた空にくっきりと二つが浮かび上がっているのはまるで知り合ったばかりの男女が唯見つめ合っていると言った風情、それがセンチに過ぎるなら元気のいい犬と散歩しているお爺さんにも見えました。今の時期空気が澄んでいる所為でしょうか星がとてもよく見えます。小学校の時に習った鼓の形のオリオン、Wの形のカシオペア、頭のてっぺんの北極星、北斗七星などは星に疎い私でも直に見つけられます。アイソン彗星は太陽に接近した際に崩壊したようで残念ですがこの時期星を眺めるのもいいですね。