2014年4月9日 営業担当者の雑記

今日営業で走り回っている時に何と「きじ」を見ました。場所は国分川の和名ヶ谷付近です。ここは元々バードウオッチングのメッカで素人カメラマン達がよく写真を撮っているところです。先日も何がいるのか聞いてみたらあの「かわせみ」もいるのですって。狙う筈です。「かわせみ」は小さいので皆さんが持っているカメラもとても立派そうなものばかりです。で私はずっと以前、とあるゴルフ場で「きじ」を見たことがあります。人間に慣れているのかそれとも怖いもの知らずなのか実に悠々とエサを探していました。自然界の「きじ」を見たのは多分今回が二回目です。私の車の前をよちよち歩いて道を渡りました。後ろに車がいましたが構わず静かに停車して通してやりました。いやー驚きました。こんなところで「きじ」にお目にかかるとは。

2014年4月8日 営業担当者の雑記

西行フリークついでに
あの芭蕉は西行の凄さを心底理解しており小林秀雄の「無常という事」という本中にも「。。即興は彼の技法の命であって、放胆に自在に、平凡な言葉も陳腐な語法も平気で駆使した。自ら頼むところが深く一貫していたからである。流石に芭蕉の炯眼は「その細き一筋」を看破していた。「ただ釈阿西行のことばのみ、かりそめに云ひちらされしあだなるたはぶれごとも、あはれなる所多し」(許六離別詞)とある。」そんな芭蕉の俳句は常に人に見られることを意識し死ぬ間際にまで何回も作句を添削していたという逸話もありとても一筋縄ではいかない句ばかりです。そんな中に会って「命ふたつの中に生きたる桜かな」というのが私は気に入っています。同郷の友人服部土芳と滋賀水口の満開の桜の下で20年ぶりにあった喜びを彼にしては珍しく素直に詠んでいるように思います。桜が取り持つ縁で。

2014年4月7日 営業担当者の雑記

昨日我が家の海棠が満開になりましたので一枝折り母親の仏壇に供えました。母親が大好きだった花です。今年は彼女の命日をうっかり忘れていました。いつもは女房が覚えているのに珍しく彼女もまたうっかりでした。そのうえ野暮用が重なりお彼岸にもお墓参りに行けませんでしたのでちょうどいい機会になり喜んで貰えたと思います。この時期艶やかな色で小さな花をいっぱいつけるこの花を見ると母親を憶い出します。もう七回忌が過ぎてしまいました。晩年はかなり物事が分からなくなっていましたが、離れて暮らしていたのに最後を看取る事が出来て良かったなと思っています。西行は「仏にはさくらの花をたてまつれ我が後の世を人とぶらはば」と桜の花を供えてくれと所望しましたが私は母親の好きな海棠の花を供えて暫し想い出に浸った一日でした。

2014年4月4日 営業担当者の雑記

花と言えば西行。
私が一番好きな詩人西行は2000首以上の歌を残しているようですがその中でも特に桜を詠んだ歌は印象に残るものがたくさんあります。生涯花に心を奪われ続けあるときは花に心が浮かれ出るのは仕方ないとしても散った後にはどうかわが身に戻ってきて欲しいのだがと懇願したり、出家した時にすべての執着を捨て果ててきたと思ったのに今だに心が花の色に染まる程花の事ばかり思っていると恨んで見せたりとどれを取り上げても只管桜花のことを詠んだ歌は心を揺さぶられるものばかりです。その中でも私の好きな歌の一つが「おしなべて花の盛りになりにけり山の端ごとにかかる白雲」です。余計な修飾は一切なく唯全山花に覆われすっかり花の盛りになってしまったと詠んだところが却って心地いいのです。心の奥深くを突き詰めた歌が多い彼の作品の中にあって素直に花に出会った感激を詠みあげているのがとても新鮮です。

2014年4月3日 営業担当者の雑記

昨日は営業で松戸市内を走り回ったのですが有名どころの桜はどこも満開でした。常盤平、八ヶ崎、八柱の各さくら通りはいづれも道の両側数百メートルに亘って桜が枝を張っており空を覆う程に咲いていました。どこもこの5日・6日が「さくら祭」とのことで車の規制が案内されていました。最近はさくら祭と満開の時期がずれていたような記憶がありますが今年は大丈夫ですね。また帰宅途中の新京成「くぬぎ山駅」の少し手前では自衛隊敷地内の桜がライトアップされていました。愈々桜の季節です。昨夜からの雨が少し心配ですがそれほどひどくはなさそうですし週末には回復するという予報ですので今年はどこの会場も盛り上がるのでしょうね。私は「ソメイヨシノ」もいいのですがどちらかというと「シダレザクラ」「ヤマザクラ」の方が好きなので今年も開花情報を見ながら追いかけようと思います。

2014年4月2日 営業担当者の雑記

以前拙宅のユキヤナギが今年の大雪で枝がボキボキに折れ花は大丈夫かなと思っていたが、花芽が付いているという話を載せました。いやー立派なものです。現在満開。家のは丸く刈り込んでいるので柳を思わせるようなしなやかさはありませんがそれでも枝いっぱいに小さな白い花を付けています。家の入口に植えてあるので朝出かける時、帰宅の時は外灯に浮かび上がった白い花は私を送り迎えしてくれているように見えます。何とも健気です。ご承知のようにこの花は全く手が掛かりません。2,30CMのものを8年前に植え付けて以来虫もつかないし肥料も施したことはありません。それでも毎年この時期になると可憐な花を一杯付けてくれます。とても愛着を感じている花でして、雪の為枝が折れたので所々に空きはありますが今は雪が降り積もったように咲き誇る花が一層いとおしく思えます。

2014年4月1日 営業担当者の雑記

今日はエイプリルフール。
この日といえど日本の新聞、TVなどでは騙されそうな冗談をかますと不謹慎だということなのでしょうか特に記憶に残るものはありませんが、海外特にイギリスは張り切っています。あの国営放送BBCのネタは素晴らしいのがいっぱいありますね。有名どころではロンドンの「ビッグベン」が老朽化したのでデジタル化するのに伴い不用になる長・短針がオークションに出されるというもの。これに応募した日本人もいるようです。あるいはドキュメンタリー製作チームが空飛ぶペンギンの群れを発見し世界で初めて撮影に成功したとか。雪男が捕まりロンドン動物園につれてこられるetcイギリス人の皮肉が強烈なのは知っていますがユーモアセンスもあるのですね。ドイツも負けていません、例の宇宙人写真も実は週刊誌の記事が元ネタだったんですね。私はと言うと甚だスケールが小さく安倍総理が「消費税8%は取りやめにします」なんて、いうわけないか。

2014年3月31日 営業担当者の雑記

先日佐倉にある「川村記念美術館」に行ってきました。ここはDIC(株)が運営する私立の美術館で展示品も凝ったものがあったりして年に何回かお邪魔するのですが、それよりここの自然散策路が秀逸。隣接するDIC総合研究所と合わせ総面積9万坪という広大な敷地に四季折々の植物が植えてありところどころに彫刻が配置されているそれは見事な庭園です。この時期は池脇の「カワヅザクラ」「ヒガンザクラ」が満開、丘には春の妖精「カタクリ」の花がそこここに植わっており、「なのはな」が数百メートルに亘り一面を黄色く染めています。でも何といってもこの日のメインは「ハクモクレン」です。7本ほどの大木がさえぎる物のない青空に伸び今を盛りに人のこぶしほどの花を付けています。一つ一つの花の姿はとても優雅ですが樹全体が白い花びらで覆われている様はまるで白鷺の大群か止まっているようです。花の時期はつかの間ですが何時までも心に残る花です。

2014年3月28日 営業担当者の雑記

実は私ちょうど一月前に膝を痛め歩くのに難儀しています。元々若いころの無茶で少々悪かったのですが、今回は朝家を出て間もなく左に曲がる道で2,3歩駈け出した時にグキッという鈍い音がしたのを感じました。そのまま駅までビッコ引き引き歩きましたがそれからです。医者の見立ては半月板が傷ついており6段階中の3だとか。とかいいながら処方箋は痛み止めだけ。自力治癒期待ですが中々回復しません。家から会社まで2回、各20分位歩くのですがこれが結構つらいのです。女房には悪いと思いながらも家に帰りつくと不機嫌な顔をしているのが自分でも分かります。なんてことのない動作で痛めた膝ですが今は肉体的にも精神衛生上も宜しくありません。こんなときでもなければ五体満足であることの幸せを感じない日常生活。つくづく健康のありがたさが身にしみている毎日です。

2014年3月27日 営業担当者の雑記

昨日の日経夕刊におもしろい記事がでていました。それは岩手県で鶏ふんを活用したバイオマス(生物資源)発電所の建設が計画されているというものです。それも一日に鶏ふん400トンを燃料として使い発電出力は6,250キロワットでうち4,800キロワットを東北電力に売るとのことで売電する量は一般家庭一万一千世帯分に相当すると言うから驚き。鶏の肉は低脂肪の為健康に良く、卵は物価の優等生として庶民の生活を支えその上精々植物の肥料位にしか使われていなかった(それくらいしか知らないのですが)鶏のふんが今度は電気になり人間に貢献すると言う話です。ふんだけに胡散臭い話というわけでもなさそうで国内で数例しかない先進的な取り組みとして農林中金などが支援し東日本大震災の被災地の主要産業である畜産業の復興にもつなげる計画だとか。何とかうまくいって欲しいものです。