2014年5月12日 営業担当者の雑記

昨日上野の東京国立博物館に「キトラ古墳壁画」を見に行ってきました。9時半開館で10時前に着いたのですが早くも外で140分、中で30分待ちの大行列。これなら先週の70分待ちの方がまだよかったなどとブツブツいいながら,また私はこのところ膝が悪いのでしばらく博物館正面の「ゆりの木」の前にあるベンチで休憩などしながら時間を待ちました。この古墳は約30年前に内部をファイバスコープで内視調査したところおぼろげな「玄武:北を守る神獣」が認められ一躍注目を集めてきました。今は現地での保存が難しいことから壁画を剥ぎ取って保存、修復作業が進んでおり修理が完了した後では壁画を遠方に移動するのが困難ということで今回東京での公開となったようです。壁画は泥を被りその全体像がよくわからないものが多いのですが、それでも「朱雀」「白虎」「玄武」「天文図」などは当時の線あるいは色が残っており、合わせ高松塚古墳壁画の豊満な男女群像も展示されており非常に貴重な資料を見ることができました。

2014年5月9日 営業担当者の雑記

大学教授や企業経営者からなる民間組織「日本創成会議」の人口減少問題検討分科会は2040年には全国1800市区町村の半分の存続が難しくなるという予測をまとめたとの報。つまり2040年には出産に適した年齢といえる「20~39歳」の女性の人口が全国の半分の市区町村で半分以上減りこうした自治体では女性が生涯に産む子供の数が増えても人口を保てず「消滅するおそれがある」ということのようだ。これは高齢化が進んでいる東北だけでなく都市部でも同様で東京は全国でもっとも出生率が低く地方から流入しても子育て世代の女性が減るのを補えないのだとか。また国土交通省も2050年には全国6割の地域で人口が半分以下になると予測しているとのこと。これは大変なことですよね。昨今人手不足の為外食産業は一部店舗の閉店、あるいは運輸、建設業などでも仕事が回らないなどが報じられていますが早急に具体策を示さないと「日本沈没」の危機かも。

2014年5月8日 営業担当者の雑記

東京六大学野球で東京大学の連敗記録が話題になっています。2010年秋季リーグで早稲田大学に勝って以来負け続け現在71連敗。東大に入るだけでスーパースターなのに甲子園で活躍した選手たちが一杯いる六大学の中で勝つのは至難の業。でも東大にもとんでもない選手がいたもので現在NHKキャスターとして活躍している大越健介氏は現役時代投手として8勝を挙げたのだとか。一方関西六大学では京都大学が田中英佑投手の活躍で今季すでに4勝。昨日は同志社大学に勝ち2002年以来の勝ち点を挙げた。この田中選手はMAX14キロの直球と鋭い変化球で他校の監督から「リーグナンバーワン投手」と評価され今秋のドラフト指名候補にも名前が挙がっており、先日の試合に各球団のスカウト達が顔を揃えているのが報道されていました。いやー凄い。彼の場合には実力者なので判官贔屓とはいえないが東大も京大も頑張って!

2014年5月7日 営業担当者の雑記

GWが終了。私はカレンダー通りの休みでした。行楽地はどこも混雑するし、遠距離ドライブでの大渋滞も御免ですのでごく近場でのんびりでしていました。そんな中上野公園で開催中の「キトラ」と「栄西と建仁寺」を見に行ったのですがキトラ展は1時間半程待つ混みようでしたので日を改めてにしました。
「栄西と建仁寺」の目玉、俵屋宗達の「風神雷神図」はやはり素晴らしかった。あの時代は西洋では教会、あるいは大富豪がパトロンになって芸術家を支えたように日本も大寺院や豪商が芸術家を援助し大きな花が開いたのですね。大胆なデザイン、伸び伸びとした線、奔放な色使いなど活き活きとした風神と雷神は一枚の屏風を飛び出しまるで人々の頭上から風を、雷を浴びせかけているようなそんな勢いのある絵でした。また正に禅宗が広まってきた時代で僧侶の活動範囲は広くものすごいエネルギーが感じられました。栄西が中国から持ち込んだお茶は様式化した茶道にそして庶民のくつろぎタイムにと普及し今に至っているのですね。

2014年5月2日 営業担当者の雑記

今朝の新聞に昨年1~11月に海外でグーグルを使って検索された和食キーワードの多い順位が出ていました。1位は「すし」。安倍首相もオバマ大統領を「すし」で歓待しましたがやはり人気なのですね。2位は「枝豆」何と地味な。お酒のあてぐらいしか食べ方は思い浮かびませんが。3位は「ラーメン」以下「刺身」「天ぷら」「焼きそば」と日本でもポピュラーなメニューが並んでいますが7位に「餅」8位「照り焼き」と結構意外なものも入っています。更に10位の「みそ汁」13位の「団子」はよしとしても19位に「納豆」が入っているのは怖いもの見たさなのか、匂いまではネットで検索できないでしょうから「何者?」という興味なのでしょうか。2位の「枝豆」は「soybean」ではなく「edamame」と言うのが何とも面白いですねエ。さてGW後半。4連休が取れる方々どうぞお楽しみくださいませ。

2014年5月1日 営業担当者の雑記

さて5月1日。初夏。昨日の雨が嘘だったみたいに今日はすっかり晴れ上がり気温もぐんぐん上がり千葉の最高気温は24度。汗ばむ陽気になりました。五月晴れ、若葉、新緑、薫風などなど五月を表す言葉は沢山ありいずれもとても体にも心にも気持ちがいい言葉ばかりです。花が散った後はすっかり葉桜になっています。冬の間葉を落としていた落葉樹は今を盛りに青い葉を枝いっぱいに開いています。ついこの間まで「さくら通り」でお祭りがあった様な気がしますがもう「けやき通り」は道の両側から伸びた枝葉が頭の上で日陰を作っています。植栽のつつじが色とりどりに花を付け、お庭の塀にはモッコウバラ、コデマリがびっしりと花をつけています。動物も、植物も活動を活発にし始めました。猫が時々うるさいほどの嬌声を上げ、里山からはいろんな鳥のさえずりが聞こえてきます。みんなこの時期を待っていたのですね。

2014年4月30日 営業担当者の雑記

韓国旅客船「セウォル号」の事故発生から2週間が過ぎようとしていますがまだ行方不明者が100人近くいるとのことで遺族の方々の心痛はいかばかりか。事故原因について色んな専門家がマスコミで語っています。そんな中にはいくつか耳を疑うような話があります。例えば恒常的な過積載、多い時には基準の三倍もの貨物を積んでおりしかもその事実を隠ぺいする為に復元力用のバラストを捨てていたこと。本来なら事故の際に役立つはずの救命ボートが開かないようにロープで括っていたこと。乗客には船室に留まって動くなと指示した船長が真っ先に脱出し乗客を装い救助されたことなどを聞くにつけこれは起こるべくして起きた事故、人災だと思わざるを得ない。万が一の事故への訓練もなされていず救助する方も情報が少なかったのか人員、救助方法、などにも多くの問題があったようだ。楽しいはずの修学旅行が一転惨事になってしまった高校生など被害者のご冥福をお祈りします。

2014年4月28日 営業担当者の雑記

昨日「富岡製糸場と絹産業遺産群」(群馬県)についてユネスコの諮問機関が世界文化遺産への登録を勧告したとの報。富岡製糸場の名前は学生時代に習った記憶があるが、明治の初めに外国から製糸技術を導入し後年生糸が主力輸出製品になる先駆けとなった工場程度の事しかしらなかった。むしろ製糸工場というと何となく「女工哀史」という言葉と結びつきあまりいい印象を持っていなかったのだが、今回その内容を見てみるとまったくそれが間違っていることが分かりました。七曜制の導入、日曜日の休み、年末年始、夏季に10日程度の休暇、1日8時間労働、食費・寮費・医療費は工場持ち、制服貸与などなど当時としては画期的な労働環境を持っていたこと。そしてこの工場で働いた女性たちが各地の製糸工場にその先進技術を伝え日本の養蚕・製糸産業の水準引き上げに大きな役割を果たしというもの。生半可な知識で勝手にイメージを作っていた自分が恥ずかしくまた怖さを知った次第です。

2014年4月25日 営業担当者の雑記

明日からゴールデンウイークが始まります。
先日不動産屋さんと商談をしていたら、この時期が勝負ですよと言っていましたし、人が休みの時こそ忙しい方々も一杯いらっしゃいます。「本日からG.Wで各地の行楽地が賑わっています」などと報道する人達などもそうですね。いつからこのG.Wという言葉が定着したのか定かではありませんが、有給休暇をまとめて取りづらい日本社会にあってG.W、お盆、年末年始は大手を振って(多分)休めるいい機会なのでしょう。暖かくなり季節的にも外に出て行きたくなります。各地もこれに合わせて色んな催しを行っています。みんなが一斉に出かけるのですから車の大渋滞、行楽地でも大混雑はしょうがないのでしょが私はあまり出掛けたくありません。私はカレンダー通りの休みですがわざわざ混雑にあうのもいやなので穴場の美術館、映画などに行こうと思っています。休みの取れる方はどうぞ良いG.Wをお楽しみください。

2014年4月24日 営業担当者の雑記

以前松戸から市川に流れる国分川でバードウオッチングが盛んだと書きましたが、この時期和名ヶ谷の「れいめい橋」辺りから下流にかけて菜の花が真っ盛りです。元々コンクリートで固めた岸辺ではなく昔ながらの土の堤防で、雨でもなければどこに水があるのだろうという水量の少ない川です。そんな河原に所狭しと菜の花が咲いています。横の道を車で通るだけで川のすぐそばまで行ったことはありませんが、この花は鼻を近づけて香りをかぐものでもないし、水際から土手にかけて黄色の絨毯を一面に敷き詰めたような様子は一見の価値ありです。実はこの「菜の花」は千葉県の県花なんですね。春も浅い頃房総の海際に咲く菜の花はいかにも春の到来といった風情で季節の先取りが出来るのですが、旬と言うのでしょうか多分種を蒔いて勝手に大きくなった花の時期が今なのでしょう。気楽に楽しめるお勧めの場所です。