2014年6月9日 営業担当者の雑記

この時期になると家の隅に「どくだみ」が咲きだします。ハート形の葉と白い4枚の花びらを付けた可愛らしい花なのですが独特のにおいがするので見つけると抜いています。昨日も雨の合間をみて引き抜いていたのですがこの癖のある匂いで昔母親がどくだみを煎じて飲んでいたのを思い出しました。
私が多分小学生のころだったように思います。近所の土手に行ってこの臭い草を取ってきました。地中に広く根を張っており上手に引っ張り出すと手に余るほどになりました。花のかわいさなどにはまったく興味はなく唯母親に言われたから摘んでいただけです。去年七回忌を済ませました。不思議なものでこの「どくだみ」とか好きだった「茗荷」とかあるいは春になると「海棠」の花とか彼女が好んでいた香り、色などを見るとふっと思いだします。その瞬間に出てくるのはいつも若くきれいだった時の顔です。晩年はかなり痴呆が進みわたしの顔も時々しか思い出してくれませんでした。頭の中に出てくる母親は何時まで経っても年を取らず私はいつでも少年です。

2014年6月6日 営業担当者の雑記

先日行方不明の認知症患者が1万人を越えると言う報道がありました。会社の傍にある松戸市の連絡用スピーカーからも数日おきに行方不明になったお年寄りの情報がアナウンスされます。体が丈夫な認知症患者はどこにでも出かけて行き戻れなくなってしまいます。住所、名前が言えるといいのですがそうでないと調べようがありません。顔写真を撮りその一覧がネットを通じて見られるといったシステムが思い浮かびますが個人保護法、犯罪の誘発などで難しければこの際役所の垣根を取っ払い認知症の方に住所、氏名などを書いたチップを体を傷つけないで付け、それを読めるようにすればいいと思うのですが。お世話をしている人達は八方手を尽くして探してもよその町に行ってしまうとなかなか分からないし、まして何百キロも離れた場所に行ってしまうとどうにもなりません。患者は分からないまま保護された場所に何年もいるといった話もあります。それまで介護で大変な思いをしてきたご家族にとって生きているものやら死んでしまったものやら生死不明のままで終わるのは何とも報われない話です。

2014年6月5日 営業担当者の雑記

幾分収まりましたがそれでも今日の北海道の最高気温32度、東京の最高気温23度。ここ数日の北海道はもう異常天気。最高気温を記録したのが二日連続で北海道。3日は猛暑日を記録した全国18か所の中17か所が北海道。全国最高気温ランキングの一位が北海道音更町、10位が鹿追で10傑すべてが北海道。いったい北海道で何が起きているの?同日14時頃に37.8度を記録した音更町の最低気温は7.4度。その差30.4度。同じ場所一日で熱帯から冬の東京に来るよりもっと寒い。朝出勤時はコートを着てそれから一枚一枚と脱いでいき昼間は出来たら裸でいたいがそうもいかなければTシャツでという温度差。お年寄りならずとも体には堪えますよね。北海道は元々クーラーのある家が少ないのだとか。37度をクーラーなしで過ごすのですか!赤ちゃんかわいそうですね、怖いですね。しかも一月前の4月28日には雪が降っていたのですぞ。ありえない!!
いやー驚きました。

2014年6月4日 営業担当者の雑記

私の好きな野球評論家権藤博氏が先日日経の「悠々球論」でこんなことを書いていました。昔大リーグでも活躍した「ベンジー」がサヨナラ本塁打を打った時三塁ベースでガッツポーズをした自分の行動を後悔し相手投手牛島に謝りたいといった。ホームランを打たれた投手は打者がベースを回っている時はとても辛い瞬間。だからその彼の心情を慮って長嶋も王もベースを回るのが早かった。打者と投手敵味方とはいえ勝負の世界に生きる者同士お互いに気配りしていたのだと氏。一方大したことをしていないのに千両役者のような顔でベースを回る選手。。。昨今何かと軽くなっちゃいませんか?と皮肉たっぷり。そういえば最近サヨナラヒットを打った選手をみんなで水をかけ出迎えるシーンをよく見かけますが私は不快には思いません。昨日の楽天牧田選手が娘から「パパホームラン打ってね」と誕生「檄」を貰い打った逆転打に仲間が手荒い祝福をするなどは結構いい画だと思うのですが権藤御大に言わせると「男は黙ってベースを回る」かも。

2014年6月3日 営業担当者の雑記

いやー松山英樹がアメリカで優勝しましたね。
メモリアル・トーナメントで昨日最終ラウンドが行われ3位で出た松山は69で回り通算13アンダーで並んだケビン・ナとプレーオフの末米ツアー初優勝。この所2週連続でいい成績を残しており今週もいい位置に付けていたのでもしかしたらとの期待はあったが。それにしても優勝賞金1億1380万円がかかる最後のパットとはどんなしびれ方をするのだろうか。あの尾崎将司にも最後のパットが打てず仕切り直しをした瞬間がありましたが図太そうに見える松山選手もしびれたでしょうね。よく打てたよな。それとも唯々一打に集中して邪念がなかったから打てたのかな。いずれにしても大した度胸ですね。「誰が見ても苦しい所から追いついて勝てたことは自信をもっていいと思う。いやーうれしいですね」と松山選手の弁。外国人選手に引けを取らない体をしているし、これからもしびれまくるような試合をしていく中で益々精神的にも強くなり一層の活躍が期待できそうです。

2014年6月2日 営業担当者の雑記

いよいよ6月。
例年なら10日頃に梅雨入りし日本列島は雨期に入ります。雨は降らなければお米を始め植物の生育に支障をきたしてしまいますが降り過ぎると今度は災害の恐れがあります。お天道さん今年は適度な所で宜しくお願いします。今朝家を出て間もなくの道すがらで「アゲハチョウ」が小さな花に止まっているのを見つけました。私はどちらかというと昆虫は好きではなく小さい頃の昆虫採集も自分でしたのか定かではありませんが今日は蝶々がとてもかわいく見えました。名前も黒と黄色だから多分「アゲハチョウ」程度のことですので正式な名前などは知りません。そういえば家の植木鉢の辺りで最近小さなとかげがうろちょろしているのを見かけます。以前は唯気味が悪いとしか思わなかったのですが何とはなしに気にかかります。まさか自分の脳の奥深い所は植物であり魚でありという先祖のDNAが突然よみがえったわけでもないでしょうが。

2014年5月30日 営業担当者の雑記

今朝は少し早くうちを出たので一本早い電車に乗れた。こういう日は大概電車の中で居眠りでもして乗り越すのだが案の定やってしまった。といっても新京成電車の一駅の間隔は非常に短く特にみのり台、松戸新田間は一分位。膝は相変わらずもうひとつだが時間はたっぷりあるので会社まで歩くことにした。途中大きな道は通らず路地裏ばかりを選んで歩いたのだが非常に結構な景色でした。あるお庭では柏葉あじさいがもうその派手な形を天に突き出すように咲き始めていました。ガクアジサイも満開までもうすぐ。クレマチスも蔓をのばしています。手入れの行き届いたお庭では色とりどりのバラが咲き誇っています。コデマリも少し遅めのツツジも。シャラノキもぼちぼち花を開き始めようとしています。また地べたに近い所では最近はやりなのかマツバギクがあります。さらに道端には少し早いように思いますがタチアオイがすっと伸びています。とことこ歩いて会社についたらキンポジュが迎えてくれました。

2014年5月29日 営業担当者の雑記

日経「私の履歴書」は今トム・ワトソンが執筆しています。29日はジャック・ニコラウスとアーノルド・パーマーの現役引退の話でした。ニコラウスは「もう競い合うことはできない。それがゴルフコースに出ない理由だ」といって2005年セント・アンドリュースでの全英オープンでピリオド。一方パーマーはまだ自分自身が競える状態にあると信じているとニコラウスの言。ワトソンは「いくつかの特定のコースではまだ若い連中に負けないつもりだ」と三者三様。思い出すのは古今亭志ん生と桂文楽の逸話。桂文楽は練り上げて練り上げた話を高座にかける。あるときそんな文楽が高座で絶句して次が出てこなくなった。これを最後に二度と高座には上がらなかった。一方志ん生は元々積み上げて話をするタイプではないので途中で話がトンチンカンになっても寝てしまっても志ん生と一緒の空気を吸えるだけでいいと云われた。どちらが良いとか悪いとかではなくその人そのものの話。名人でも八方破れでもない私にも終わりはやってくるのですが。

2014年5月28日 営業担当者の雑記

船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」のグッズを販売する日本テレビの子会社「日本テレビサービス」で昨年度の関連売り上げが8億6800万円になったとか。「ふなっしー」は2012年4月から市の公認ではなく勝手に船橋市のPRを始めたとても珍しいケース。船橋市が公認してないのにどんどん売れだし一時は市との間に溝もあったようですがこれだけ売れてしまうともはや一人歩きで今年6月に選ばれた新市長とは和解したとの事。この「ふなっしー」はこれまでのゆるキャラになかったしゃべくり、不思議な跳躍など今ではとんでもない有名人になってしまいTVでもよく見ますよね。あの声あのジャンプということで代わりの人がいないつまり1号、2号はいない唯一無二の存在なんですね。この間スーパーにいったらこのロゴが入ったお菓子のコーナーがありました。いわゆる「経済効果」とやらだと如何ほどになるのでしょうか?

2014年5月27日 営業担当者の雑記

今日の日経に「鮭の稚魚放流」の話が出ていました。北海道標茶町の西別川で26日体長5cmほどのシロザケ稚魚を390万匹放流したというもの。3月上旬から計約2,600万匹が放流され昨日が最後だったようです。稚魚は約80km先のオホーツク海に1~2週間かけて到達後、2~7年後に成魚となって西別川に戻るのだとか。放流した数の約2.5%が戻ってくると言う事なのでそれでも65万匹ほどが故郷に戻ってくると言う事になります。鮭の生態、どのようなメカニズムで生まれ故郷に戻ってくるのかとても不思議です。広い広い海に出てしまった鮭が本当にピンポイントで戻るのですから。体の中に某かの高性能のセンサーがあるのでしょうが、それにしても朝出がけに会社がある方角が分からなくなり、今日は出勤無し、あるいは女房の姿が浮かんだ瞬間に家の方角が分からなくなり今日は帰るの止めなどと不埒な妄想をしてしまう私とはえらい違いです。