2014年7月7日 営業担当者の雑記

3日の日経夕刊の記事。
アサガオの花の寿命を調節する遺伝子を特定し、通常の2倍長持ちさせることに成功したと鹿児島大と農業・食品産業技術総合研究機構花き研究所の研究グループが、1日付けの英科学誌電子版に発表した。アサガオの花は通常早朝に開花して夕方にはしぼみ始める。グループはアサガオの花が枯れる時に活発に働く遺伝子を特定した。植物が枯れるのは植物ホルモン「エチレン」の作用が原因の一つと言う事で「エチレン」の働きを抑える処理をして市場で流通するカーネーションやスイートピーの日持ちを長くしているがアサガオやユリ、チューリップはこの処理に依る効果が得られなかった。今回の成功で「日持ちが悪いダリアや1日で枯れるハイビスカスなどを切り花として流通させることに役立てたい」と主任研究員。花業界では画期的なことでビジネスチャンスが広がることでしょう。すごいなぁ科学の進歩はと思う半面夜までアサガオが咲き続けたら源氏が夕顔と知り合う事もなかったでしょうなどと思ったりします。

2014年7月4日 営業担当者の雑記

2日~3日にかけて北部九州で大変な量の雨が降ったようです。長崎、佐賀の一部では50年ぶりの大雨だとか。30数年前私は結婚したてで佐賀に赴任していました。佐賀市の一番の繁華街「玉屋」のあるところから歩いて10分位の閑静な住宅街。大いに気に入った家だったのですが丁度この時期だったでしょうかとんでもない大雨が降り床下浸水に遭いました。
水が上がってくるのはとても早くあれよあれよいう間に畳ギリギリまできました。トイレは多分水洗ではなかったのでしょうあふれる寸前まできました。一階建てだったのでどこに逃げることもできず押し入れにでも上がるかと覚悟を決めた所で水が止まりました。
テレビを見ると玉屋の前の幹線道路が完全に浸かり消防夫がボートに乗って救援活動をしています。翌日市が大きな袋に入った消毒薬を配ってきたのでトイレまわり、床下、庭などに撒きました。後にも先にもこんな経験は一回きりですが今回の大雨での被害が深刻なものでなければいいのですが。

2014年7月3日 営業担当者の雑記

今朝の日経に「巨大な植物工場被災地に」という記事が載っていました。以前からキノコ、レタス、ベビーリーフなどの葉菜、各種ハーブなどが近代的な工場の中で気温、湿度、水などを完全に管理され計画的に生産されていること、また最近は数年前から政府の肝いりで予算が付き千葉大学を中心に研究が進み大手企業も参入してきたことは知っていました。あのカゴメが福岡に巨大なまるで流れ作業のようなトマト工場を建設した話もいつかテレビでみました。そして今日のニュースはLEDを全面採用した植物工場としては世界最大規模になる工場が宮城県多賀城市で2日開所式があったというものです。レタスは1日1万株程度が年間を通じて収穫できるとのこと。運営する農業ベンチャー「みらい」社長は「完全閉鎖型の植物工場なので津波の塩害や原発事故の風評被害に強い」との言。昔から農業は自然が相手だからと言ってきたのが完全に様変わりですね。毎年台風の被害を受ける果物も工場でとはいかないのでしょうか。

2014年7月2日 営業担当者の雑記

サッカーW杯はいよいよ佳境に入ってきました。決勝トーナメントは順当に(多分)強いチームが勝ち上がってきたようです。時々行く整骨院でもあちこちから昨日の試合の結果や優勝予想が聞こえてきます。普段それほどサッカーに興味がない私もついついテレビを見てしまいます。するととんでもないプレーが一杯あるんですねエ。例えば昨日のドイツとアルジェリアの試合。結果はドイツが2対1で勝ったのですがドイツのキーパーあれは何なんでしょうか?初めて聞いた名前ノイアーというようですがまったく信じられません。あるときは飛んでくる時速1万マイルのシュートを弾き飛ばし、そしてまたあるときは敵のエースストライカーと競り合いスライディングで見事ボールをライン外に蹴り飛ばし、そしてまたあるときは相手のロングボールに対し果敢に飛び出しヘディングで窮地を救う。驚きました。今まであんなスタイルのゴールキーパーは見たことがありません。私のようなミーハーは人間離れしたプレーに参ってしまいます。ミーハーついでに趣向を凝らした髪型にも注目しています。ますます楽しめます。

2014年7月1日 営業担当者の雑記

今日7月1日は山梨県側で富士山の山開きということで、大勢の登山客が山頂でのご来光を拝む為吉田口登山口を出発し たとの報。ところで山梨・静岡両県は今年から本格的に任意では
あるが入山料千円を徴収するとのこと。昨年は31万人が富士山に登り5合目には300万人が押し寄せ「もう富士山の許容量を越えている」事への対策の一つです。実は富士山は世界文化遺産登録の際大きな宿題を貰っています。つまり今のまま登山者が増えれば文化遺産としての価値が失われかねないので2016年2月までにアクセスの良さを維持しつつ、神聖さ、美しさを保つという二律背反的な課題へ方策を出さなければならないのです。「観光客の増加を望む観光業者との利害、各省庁が絡みなかなか改善策がまとまらない」と15年前から富士山の清掃活動を続けている野口健さん。過去には保全状態の悪さからドイツ・ドレスデンのエルベ渓谷が世界遺産登録から外された例もあるようです。私達の象徴、富士山がいつまでも神々しく美しくある為にここは私利私欲に捉われず長い目で見た策を講じる必要があります。

2014年6月30日 営業担当者の雑記

昨日久しぶりに落語を聞きに行きました。演者は名人桂米朝のご子息で早くからその本格的な芸風が期待されてきた桂米團治とその一門。当日のトリは「三十石」という噺で米朝さんが何とものんびりした淀川下りの情景を映していたのをどのように演じるのか興味津津でした。お弟子さん、一門の一席が終わり中入り前に出てきた米團治。開口一番実は一昨日母親、つまり米朝の奥さんがなくなったことを報告しました。スケジュールが詰まっていたのでその日御通夜翌日告別式でその晩つまり28日夜には大阪岸和田で公演。こんな時間がない中式次第をこなせたので次もきっとうまくいくと思いますと米朝師匠に絡め笑いを取りながら、こんなときにはやはりこれしかないでしょうと選んだ噺が「地獄八景亡者戯」。故人が三途の川を渡り旧知と再会したり生前の思い出を面白おかしく綴る噺。母親が亡くなったことを逆手に取ったこの演題に何ともびっくりしました。芸人魂とでも言うのでしょうか会場を大いに沸かせた一席でした。これからが期待できる三十石も含めとても密度の濃い一日でした。

2014年6月27日 営業担当者の雑記

「今日二つ三つ朝顔の通り道」稲畑廣太郎(ホトトギス主宰)
今朝、家を出て間もなくアパートの生垣に小さな朝顔が二輪咲いているのを見つけました。色は極普通の赤紫、大きさはラッパの直径が10cm有るかないかの小さなもの。朝いつもおばあちゃんがお掃除をしているので彼女が植えたものなのかそれとも去年の種が芽を出したのか。ほんの少し先駆けてはいますがこれ見よがしに咲くのでなくどうだんつつじの中でほんの恥じらうような姿が何とも可愛らしく目にとまりました。かの句がどのような背景で出来たのかは知りませんが何となく似た状況かなと思いご紹介しました。そういえば数年前入谷の朝顔市で買ってきた大輪の茄子紺の朝顔は翌年芽を出しませんでした。小さい頃朝顔はほとんど何も手をかけずに毎年勝手に咲いていたように記憶していましたがやはり種を取っておくべきでした。朝顔市今年は7月6・7・8日開催との事久しぶりにのぞいてみようかな。

2014年6月26日 営業担当者の雑記

昨日の朝日新聞に教育学者の板倉聖宣が「虹の色」を例に挙げ長年提唱してきた、仮説を立て実験して確認する楽しい授業、「押しつけを排する授業」についての記事がありました。虹の色は7色だと小学生の時教えられたが彼にはどう見ても6色しか見えなかったのが疑問の始まり。江戸時代以前に虹を7色と書いた文献はほとんどなく江戸、明治期に欧米から入ってきた「ニュートン説:著書には当初5色と書いていたが自然界における7という数字の重みにこだわった」の受け売りが7色の源と結論づけた。そして米国では1941年にモリス・パーカー氏が編んだ教科書「雲と雨と雪」の中に「虹を描くには6色が必要です。虹は7色と説明を受けた人もいるかもしれませんが、藍と紫はとても見分けが難しいので、あえて分けたい理由がなければ、分ける必要はありません」という一文を発見します。見分けられなければ見分けなくてもいいという米国流は押しつけない教育のように思えたというのです。考えてみれば太陽光はあらゆる色をはらむ。虹の色にそもそも分け目などないと結ばれています。

2014年6月25日 営業担当者の雑記

サッカーワールドカップ決勝進出に最後の望みをつないだコロンビア戦で日本は今朝4対1で敗れました。2敗1分けの最下位という結果になったのですが6月15日のコートジボワール戦以降今日まで10日あまりサッカーファンのみならずルールさえよく知らない我が家の女房殿まで熱狂させてくれた選手たちに感謝、感謝です。今回は有望どころのイングランド、スペイン、イタリアなどといったサッカー素人も知っているような国々が中々思うような成績が挙げられていないようです。やはり一発勝負の難しさあるいは日頃プレーしているクラブと違い選手同士の連携がうまくいかないといったことがあるのでしょうか。4年に一度というのはオリンピックもそうですが選手寿命、コンディションの作り方などなど大変なんでしょうね。それでもこういった機会を契機に日本でもサッカーが一過性でなく、マスコミに踊らされるのでなく地道に根付いていけばいいなと思います。まずは帰国する選手たちにお疲れさんと迎えましょう。反省会はそれから。

2014年6月24日 営業担当者の雑記

まあそれにしても東京都議会でのセクハラヤジには驚きました。ヤジの内容も「早く結婚しろ」だの「産めないのか」などまたそのヤジにたじろいだ質問者に笑い声。あれだけテレビではっきり言っているのに聞こえなかったと同僚議員。品性下劣、徳もなし知性もなし。よくぞあんな人が議員になったものだと呆れかえります。当事者たちの対応を見ていると、言ってないと嘘をついたり、自分だったら議員を止めると言った舌の根も乾かないうちにバレたら初心に戻って頑張りますですって。多分これらは軽率な行動ではなくまさに日頃から思っていることがそのまま出てしまったのだと思う。世の中子供が産みたくてもそうできない女性達、結婚したくても仕事との両立を考えると躊躇してしまう女性達が沢山いる中議会の場で多数の中に紛れて女性蔑視のヤジ、言い逃れ、嘘、冷笑。よその国で問題になっているのも恥ずかしいがそんな議員がいて、あんな対応しかできない人たちが日本の首都東京の議員だと思うとその方が情けない。亡くなった牧伸二さんじゃありませんが「あああ いやんなちゃった ああああ 驚いた」