2014年8月5日 営業担当者の雑記

右肘靭帯部分断裂の為故障者入りしているヤンキースのマー君が1日診断を受け順調に回復している事が分かったとのこと。7月14日にPRP療法という自分の血小板を患部に注射する治療法を始めて三週間。ようやく見通しが立つようになったのでこれから極短い距離のキャッチボールを始め段々とその距離を伸ばしていくとの事。手術をするとまず今シーズンはアウトだろうからマー君も球団関係者もほっとしていることでしょう。それにしても日本発の大リーグピッチャーは軒並み肘の故障で手術を受けていますね。先日もこの手術を受けた元ソフトバンクの和田投手がメジャー挑戦3年目にして初勝利という感動物語がありましたが一体何が原因なんでしょうか。評論家はボールの大きさ、乾燥度合いあるいは登板間隔が短すぎるとかマウンドの土が硬いとか色んな事を言っています。大リーガーのダルビッシュは「明らかに登板間隔が短すぎるのが原因」だといっています。実際に経験している張本人がいうのですからその辺りが原因なんでしょうがそうするとこの解決策は今のところ見当たらないことになります。マー君はフォームを負担のかからないものにするとかスピリットボールの多用を避けるとか考えているようですが、折角契約金に見合う活躍をしているところですから何とか順調に回復、復帰して欲しいものです。

2014年8月4日 営業担当者の雑記

昨日の日経に「土偶の一万年」という記事が出ていました。先日佐倉の歴史博物館に行き縄文土器の素晴らしさに圧倒されたばかりだったので興味を持って読みました。国学院大学の小林達雄氏は「土偶とは本来、人間でなく自然界の精霊を表現したものだったので人間と同じ姿形では精霊とは言えない。顔を形作るのは何千年もの間タブーだった」とおっしゃる。それが縄文時代中期のある時点で堰を切ったように土偶は大型化し、頭部や手足が形作られ様々な表現が試みられるようになった。その中でも山形県で出土した「縄文の女神」。その複製を依頼された陶芸家濱田友緒氏は「4,500年も前に作られたという事が信じられない、洗練されたデザインは今日前衛彫刻や現代アートとしても高く評価されるに違いない」と。さらに山梨県で出土した「円錐形土偶」の表情は子を宿した女性の特徴を捉え、表現したいという旺盛な意欲が伝わってくる。タブーを超越できるだけの力量と強い意志を持った一人の天才的な作り手の面影が浮かび上がると筆者。戦後濱田庄司、岡本太郎、柳宗悦など土偶に強く魅せられた現代の文化人は多いが、土偶を考古学の枠に押し込め、日本の美術史は飛鳥文化や白鳳文化に始まるとする風潮は依然根強い。同時代の世界各地の文化と比較しても土偶のデザイン性や多様性は圧倒的。日本独自の文化という点からもっと評価すべきではと文化庁文化財調査官原田氏。

2014年8月1日 営業担当者の雑記

昨日テレビを見ていたら孫正義さんが出ていました。
かのソフトバンク社長。次々にM&Aを繰り返し今や総売り上げ6兆6千億という持ち株会社の社長さん。また東北大震災時には100億円の援助をするなど話題には事欠かない人物。でこのテレビのテーマは「ほら話」。孫社長のことを「大ぼら吹き」と言う人がいるが彼の場合はそれを本当に実現してしまうということで20代で事業を始めた時に10年で500億円の売り上げにするといったとか、携帯事業を始めた時は当時とんでもなくガリバーだったNTTをひっくり返すと宣言したといったエピソードから始まった。今彼が注目しているのはロボット。もし人口が中国より労働人口が少ないという理由でGNPが低いのなら3000万台の働くロボットを作ればいい、2030年までには一家に一台ロボットがあるようになるという「ほら話」。しかしこの話も介護分野、認知症に対する心のケア(ほぼ人体の形をしており相手と会話をし、リモートコントロールではあるが体の触れあいによるコミュニケーションも出来るロボット)分野など知らないところでどんどん使われているようです。彼の凄い所はほら話がほら話で終わらない所で、まず事をぶちあげてそれからどうすれば実現するのかを考えるということ。あくまでポジティブなんですね。

2014年7月31日 営業担当者の雑記

昨日大相撲関脇豪栄道の大関昇進が決まり恒例の伝達式があった。この時の口上が結構話題になる。嘗て聞いたこともないような難しい四字熟語を述べた力士もいたが今回は「大和魂を貫く」というものだった。本人いわく上位に沢山いる外国人力士への対抗心込めたわけではなく師匠、おかみさんと相談して自分の気持ちを伝えたかったとのこと。いやーこの大和魂と言う言葉は随分久しぶりに聞きました。甚だ古い話になりますがもう45年以上昔藤猛がプロボクシングスーパーライト級のチャンピオンになったとき「オカヤマノオバアチャン」「カッテモカッテモカブト」「ヤマトダマシイ」などとたどたどしい日本語でコメントし当時大ブームになったことを覚えています。ハワイで生まれ育った彼は所属事務所の指示のままに言ったようですがあの強烈なノックダウンとヤマトダマシイはいまだに心に焼き付いています。歴史的には複雑な背景を持った言葉ではありますがここは豪栄道の決意の程を示す彼なりの言葉として聞きました。大活躍のモンゴル人力士たちの中にあって今後の彼の一層の活躍と出来ることならば綱とりを期待したいものです。

2014年7月30日 営業担当者の雑記

昨日の読売新聞夕刊「よみうり寸評」におもしろい記事が載っていました。九州大学で日米1万人以上を調べた結果、血液型と性格の関連性に科学的根拠はないとの結論が出たとの事。私は元々血液型には全く関心がなく、ましてそれが人間の性格を表すなどという事はあり得ない、人類誕生以来引き継いできた色んな組み合わせに依り出来た「私」の性格がたった四つに分類されてしまうのは乱暴すぎると思っていましたので極当たり前の結果だと思います。他人の性格をよく知りもしないで○○の血液型だからこんなタイプの人だとか、酷い時にはこの血液型とこの血液型は相性が悪いので部下にするにはよくないといった人事管理にまで持ち込む人がいるとも聞いたことがあります。ほとんどおまじないとか占いの世界なので酒の席での盛り上がり、男女の中を接近させる為の小道具に使われるのには大変結構なことですがそれだけに留めて欲しいものです。元来私達は他人に、ある種のレッテルを張り勝手にその人と成りを決めつける傾向がありますが外見と違う優しさとか初めとっつきにくかった人が実はとても気遣いをする人だったとか予測外れは数々経験しています。他人との出会いには先入観を持たずその人の全体を見ていくように心がけたいものです。

2014年7月29日 営業担当者の雑記

先日佐倉の川村美術館の庭に向日葵を見がてら同じ方向にある国立歴史博物館の「弥生ってなに?!」を見てきました。美術館は休館日だったせいか人が少なくゆっくりと楽しむことができました。また歴博は夏休みということで親子連れが結構いましたが私は久しぶりだったこともあり結構ワクワクすることが出来ました。氷河期の末期1万2,3千年頃から縄文時代が始まり大陸から稲作が伝来してきた紀元前1,000年位から弥生時代が始まったとの事です。縄文土器の装飾、弥生時代の農耕具、黒曜石から刃物を作る過程、集落の作り方、稲作の場所など興味ある説明の数々にすっかりはまってしまいました。帰りに家のそばのミニストップでマンゴパフェを食べたいと言った家内が出発後まもなく寝息を立て始めましたので出来るだけブレーキ、発進を滑らかにしました。ちらちらと横をみるといかにも気持ちよさそうに舟を漕いでいます。年を取ったせいでしょうかその様子をみてなんだかとても穏やかな気分になりました。小一時間後まさにお店の傍にきたらパチッと目を開けました。

2014年7月28日 営業担当者の雑記

大相撲名古屋場所は白鵬の優勝で終わりました。日頃はライブで見ることはありませんので昨日はじっくりとテレビ桟敷で観戦しました。少しは相撲人気も復活してきたのでしょうか昼前から大入り満員だと言っていました。それにしてもやっぱり白鵬は強かったですね。途中焦りからか強引な投げで墓穴を掘り2敗はしましたが30回目の優勝。凄いもんです。休場がなく金星の配給も歴代横綱に比べ極端に少ないと言う事では彼の憧れ「双葉山」にも並び立つのではないだろうか。おもしろかったのは過去の30回以上優勝者の相撲がビデオであったのですが彼らはほとんど手を付かずに立っていました。やはり両手を下ろして立ち上がる方が見慣れた所為もありましょうが好きです。また人気の大砂嵐は1敗の負け越し、遠藤は1勝の勝ち越し。上位に来ると中々勝たせては貰えないようです。また豪栄道が12勝3敗で大関昇進を確定したようです。ワンチャンスを物にする集中力は凄いものです。何回もあったチャンスを物に出来ていない稀勢の里は残念ですね。年六場所は相撲取りにとっては休む間がなく大変でしょうが観戦側からは丁度いい加減かな。

2014年7月25日 営業担当者の雑記

今日営業で松戸二十世紀辺りを走っていたら野菜畑がありました。夏野菜が植わっています。思わず車を止めて傍まで行きますと「ナス」「アカジソ」に混じって何やら得体のしれないものがあります。背丈は1mほどで外は黄色い薄い生地の5枚の花の中にチョコレート色の花が咲き、天狗の団扇のような大きな3枚の葉と丈夫そうな茎に沢山節がある野菜。始めてみました「オクラ」なんです。茎から直接ドングリの頭のようなものを下にあの形がびゅーんと伸びているのです。結構感激です。で「おくら」って英語なんですね。「OKRA」。原産地はアフリカ東部エチオピア辺りのようでエジプトでは紀元前元年頃には栽培されていたとか。小さい頃我が家ではこれにマヨネーズをつけてかぶりついていたのですが家内のいえでは輪切りにして酢醤油にいれかき混ぜネバネバさせて食べていました。なるほどこの食べ方もありだなと思ったのを覚えています。いずれにしても夏を代表する野菜の一つで冷たい麺にも箸休めにも時にはネバネバをご飯に混ぜて本当に重宝しています。またこのアカジソが梅干しの色の元なんですね。私は大葉といい赤紫蘇といいあの香りがとても好きで刺身のツマなんかに添えてあると全部食べてしまいます。それにナス。ああ今日の晩御飯はなんだろう。

2014年7月24日 営業担当者の雑記

会社の行き帰りに「さるすべり」が咲いているのを見かけます。
この花は毎年忘れずに花を付けます。多分樹勢が強いのでしょう街路樹にもなっています。個人の庭にも公園にも寺院にも鎮守さんにもどこにでもこの木はあります。そして花の時期は7月中旬頃から9月末まで夏をまるまる彩ります。色も紫、白、ピンク、オレンジなど様々で大好きな花の一つです。殊更艶やかなわけではないのだが小さな花が一杯に付きひと塊りになっていたり枝に沿ってびっしりと花を付けていたり、若木は葉が少なくただただ花を付けていますが老木には生い茂る葉の中にしっかりとその存在感を見せている花があります。私は鎌倉極楽寺の「さるすべり」を始めて見た時大感激しました。かなりの年代物のようで枝を四方に大きく張り出し背丈も4,5mはあろうかという大木です。写真をとるにもその全景を入れるのはちょっと無理なようです。お堂の前から桜の木の隙間から庫裡からあちこちから眺めようやくその姿が分かります。どんなに暑い盛りでも木陰に入ると涼しく感じます。鎌倉には百日紅があるお寺さんが多いような気がしますがそんな中極楽寺のは毎年見たい花の一つです。

2014年7月23日 営業担当者の雑記

近所のお庭に3本のヒマワリが植わっています。そのうちの一本は3mになろうかという大きなもので人の背丈の塀を飛び越えて咲いています。茎も5cm程もあろうかという丈夫なもので花自体もとても大きくまた内側の部分もきめが細かくとても立派です。さらにもう一軒のうちは敷地が広く畑があるのですがそこのひまわりは黒いのです。最初は手入れが悪く変色したのかなと思っていましたがいかにもがっしりとした茎と大きく広がった葉をみるとそうではないようなのでネットで調べてみましたら「黒いひまわり」というのがあるのですね。多分ココアという品種かと思います。色は漆黒というのではなく紫と濃い褐色を混ぜ合わせたようなやはりココア色が似つかわしい色です。夏=ひまわりの図式に出てくるひまわりとはまるで違う色なので変な感じです。一代交配雑種なのでその種から必ずしも黒いひまわりが咲くとは限らないようですがあちこちにあるひまわり園が全部黒色だとびっくりするでしょうね。そういえば佐倉にある川村美術館の庭にはゴーギャンだとかゴッホだとかの名前が付いたひまわりが沢山咲いていましたが今年はどうなのでしょうか。