2014年8月22日 営業担当者の雑記

昨晩西日本を中心に集中豪雨があり特に福岡県大宰府、那珂川町、筑紫野市では猛烈な雨で1時間に98.5ミリというとんでもない量の雨が降り気象庁は「記録的短時間大雨情報」を出したとのことです。転勤で福岡にいたこともあり,また知人も数人いますのでとても心配です。あの辺りは福岡空港の南側に広がる地域で昨今は新興住宅地として開発されていると聞きます。大宰府は学問の神様菅原道真公が祀られている太宰府天満宮が有名ですが、もともと九州の要として万葉の昔から重要視されており唐の侵入を防ぐ目的で「水城」が作られたり、現在は都府楼跡としてその規模を知ることが出来る「大宰府」が置かれ観世音寺など由緒ある史跡も残っているところです。太宰府行きの西鉄電車がのんびりと走り近くには二日市温泉もあり福岡の隠れ座敷のようなところで当時は静かでとても気に入っていた場所です。小高い山もありますし、川もいくつかあったように記憶しています。信じられないほどの雨量ですが何事もなければいいがと願っています。

2014年8月21日 営業担当者の雑記

20日未明広島市北部に降った大雨は土砂災害を引き起こし多くの被害者が出ているとの事。テレビ報道の被害地図を見ると頂上付近から下に向かって一直線に山が崩れておりそれが途中から3,4本に増え大量の土砂が流れ出し麓の家々を押し流しています。逆ロート型の地形といっていましたが住むには非常に危険な場所だったようです。それにしてもこの大量の雨の原因が「バックビルディング現象」というもので積乱雲が風上(西側)で繰り返し発生して風下(東側)では雨が降り続ける現象のようですが当日の雲の様子を見ると確かに雲は流れているのですが同じ場所にずっと大雨を降らせる雲が留まっているように見えます。この言葉は初めて聞きましたが更にこのあたりは花崗岩の上にそれが粉砕して出来る「まさ土」が積み重なって出来ており大量の雨でまさ土を浸透した水が花崗岩との間に層となり表層崩崩が起こしたのが原因とのこと。こういった地形は他にもあるようです。大雨は止められないかもしれませんがその予報精度をさらに上げ適切な警報を出し避難するようにしないと同じような災害がまた起きかねません。行方不明者の人たちが一刻も早く見つかるように祈るばかりです。

2014年8月20日 営業担当者の雑記

今年も夏の甲子園が燃えています。昨日でベスト16が出揃いました。関東勢では東東京の二松学舎大付と群馬の健大高崎だけが残っています。地元千葉の東海大望洋は2回戦で熊本の城北に敗れました。もう随分前になります。当時私が行っていた高校は結構野球が強く甲子園に応援にいったこともあります。そして今「栄冠は君に」の♪雲は湧き光あふれて 天高く純白の球~を聞くと何故だかスイッチが入ってしまいます。自分が球児だったわけでもないのに身震いしてしまいます。しばらくはどうして野球だけなんだ他にも青春をかけて一生懸命ラグビー、サッカー他のスポーツあるいは演劇なりコーラスなりやっている高校生は一杯いるだろうにとか、どうして皆丸坊主なんだとか、それにしても水を飲むなうさぎ跳びをしろなどと殺人的な練習をさせる高校野球の監督はどうしてあんなに生徒を全人格的に支配したがるのだろうかなどと悪い面ばかりが目につき素直に楽しめない時期がありました。それが自分の子供も野球少年になりあちこちの試合に応援に行き練習の手伝いをしレギュラーにはなれなかったが三年間野球を続けた彼らの一生懸命さがとてもうれしいそんな気持ちになってきました。残る16チームのみなさん応援していますよ。

2014年8月19日 営業担当者の雑記

昨日のニュースで、江戸時代の測量家伊能忠敬が作成した日本地図の中北海道部分は探検家間宮林蔵の測量に基づくとする分析を伊能忠敬研究会が発表したと報じていました。伊能忠敬が作った地図のデータとその20年後に完成した全国地図の北海道部分に最大数キロ程度ずれていたことが分かり同じデータを使ったとは考えにくいということのようです。間宮林蔵という名前は学校で、カラフトとロシア本土の間は繋がっていず海峡があることを発見しその海峡が間宮海峡と呼ばれていたということは知っていました。その彼が伊能忠敬の弟子だったことも、伊能忠敬は自分で作った地図以外は認めなかったにも拘わらず間宮の測量については信頼し最終的に全国地図に採用したということは知りませんでした。佐原の伊能忠敬記念館にいくと彼の偉業を垣間見ることが出来ますが何とも想像を絶する根気、辛抱強さです。55歳で家業を引退してから71歳まで日本国中の海岸を漏れなく歩き回り距離と方角を計り幕府はおろかヨーロッパの諸国からも評価される地図を作ったのですね。今回間宮林蔵の件であらためてその師伊能忠敬の凄さに感じ入った次第です。

2014年8月18日 営業担当者の雑記

お盆休みが終わり久しぶりの出勤。
混雑の中動くのも嫌だったので近場の美術展巡り等をして過ごしました。昨日は深川八幡の例大祭に行ってきました。神輿の数も多かったのですが見物客も物凄かったですよ。特に永代橋通りを下って門前仲町に来ると脇にトラックがありその荷台から神輿が来るたびにバケツで猛烈なシャワー。担ぎ手はここで神輿を持ち上げたり揺らしたりして盛り上げ。私はこのそばだと人が多すぎてよく見えないので反対車線の植栽の縁に上り望遠で写真を取りました。前回は消防署のホースからの放水もあったようですが、今回もこのトラックの傍に限らずあちこちで水かけがありました。大人の水遊びだなんて言ってる人もいましたが、担ぐ人、囃す人、笛を吹く人、幟を振り回す人、放水があるたびに観客からの大喝采。いかにもお祭りでした。5十数基全部をみると1時間半以上かかるので半分ほどで帰ってきましたが夏休み後半三年に一度の大イベントしっかり堪能してきました。皆様のお盆休みは如何でしたか。

2014年8月12日 営業担当者の雑記

明日からお盆休みです。といっても故郷に親兄弟が住んでいるわけでもまして家があるわけでもないので我が家でのんびりと過ごします。あまり天気がよさそうでもないので近場の美術館、映画館巡りと言ったところです。渋滞何十KMとか乗車率何百%だとかの中長い道中の往復をする人たちは大変ですね。それでもジジババに孫の顔をみせたい、友達に会いたいという気持ちもよくわかりますのでここはひとつ辛抱ということで。台風がまたきたり大雨が降ったりすることのないように。それではまた18日までしばし御免。

2014年8月11日 営業担当者の雑記

今回の台風11号はとんでもない被害をあちこちに置いて行きました。何しろ動きが遅かったのでその影響が本当に長く、また台風の所在地とは遥かに遠い地域でも猛烈な雨が降りました。高知県では1000mmを越える雨だとか。テレビでも報じていましたが1000mmとは1Mのことでそこら中万遍なく1Mの量が降ったということでこれが山からあるいは高い所から低い所に一度期に押し寄せると想像を絶する量になります。高知県では鏡川の上流にあるダムがコンピューター管理の水量調節から手作業に切り替えダムの高さぎりぎりまで貯水し出来るだけ放水量を少なくしたとの事。コンピュータに任せたままだとダムを開門することになり下流で水の被害が出る、かといってダムを越水すると管理不能になるということで命がけの作業でかろうじて大惨事を防いだとのこと。今朝北海道の西海上でようやく温帯低気圧になったようです。関東地方は幸いにして大きな被害はなかったようですがこれからが台風シーズン本番。何とか列島に上陸しないように、そこそこの大きさでありますように。私達も充分対策を取っておきたいものです。

2014年8月8日 営業担当者の雑記

いよいよ来週は盆休みですね。
小さい頃は親に連れられてジジ・ババの家に行ったり、「お祇園さん:祇園祭りのことをこう呼んでいました」に行き必ずアイスキャンディーを皆で食べました。今では考えられないほどの小さな本当に小さな事ですが家族揃って何かを食べると言うのは年に何回もない贅沢でした。父と母は必ずお祇園さんの時は喧嘩をし帰りはいつも母とだけでした。そんな両親も亡くなってどちらも七回忌が過ぎました。もう故郷に帰ることもないので数年前お墓を千葉に移しました。まったく信仰心のない私も年を取ったのか両親が呼んでいるのか今年はお墓の掃除にいってこようと思います。
家内がそんな家庭で育ったのでしょう盆は必ず子供達と一緒に迎え火、送り火の儀式をしています。麻ガラに火を付け燃えきるまで傍で見ています。子供達も何の違和感もなく参加していました。子供達も一人、また一人と独立していきました。そんな中お墓参りを伝えると長男がくると言っています。殊更信仰心などといわずともこの時期祖先の霊に今自分が在ることの感謝をするのは伝えていきたい風習です。

2014年8月7日 営業担当者の雑記

今朝は台風の影響なのか風がとても強く電車の線路わきに生えている雑草が大きく揺らいでいました。
青空、風。突然宮崎駿監督の「風立ちぬ」を思い出しました。とても青い空に白い雲が浮かび飛行機が一機、二機、三機やがて空一面にあふれていくあの画面は鮮明に覚えています。あの作品を最後に宮崎さんは監督業を引退したのですね。底抜けに青い空にはいくつもの想い出があります。映画マンマ・ミーアの海岸、甲子園球場に母校の応援に行った時、シドニーオペラハウスの上に広がる海と空、吸いこまれるような青色はなんだかぐちゃぐちゃなものを一括りにして全部持って行ってしまうそんな感覚があります。色彩心理学的では気持ちを鎮め心を落ち着かせる色となっていますがそれ以上に心を空白にしてしまうような気がします。
夏真っ盛りの青空のなか通勤途中の森の木々が風に揺れ蝉の声もいつの間にかアブラゼミからヒグラシに代わりました。今日は立秋。秋きぬと目にはさやかに見えねども風のおとにぞおどろかれぬる(藤原敏行)

2014年8月6日 営業担当者の雑記

今朝通勤途中の道端でセミの死骸をいくつか見つけました。土中生活から地上に出てきて多分子孫を残しその一生を終ったのだと思います。今日8月6日は69年前広島に原爆が落とされた日ですね。今年は安倍首相も参加されての式典だったようですが43年ぶりの雨だとか。8時15分今日の東京の空のように抜けるような青空に閃光一閃14万人の方々が亡くなりました。生まれたばかりの赤ちゃん、可愛い盛りの子供達、子供の成長を楽しみに一生懸命銃後を守っていたお母さん達。彼らのこれからの人生を一瞬にして奪ってしまった原爆。さぞかし無念の思いで亡くなったことと思います。近親者に原爆での被害者はいませんが
見るにつけ聞くにつけその惨状は想像を絶しています。数10年間平和な時代が続いている日本、もしかしたら広島の長崎の忌まわしい事実が忘れ去られようとしているような気がします。世界中で戦争に依る痛ましい被害者が出続けていますが原爆に依りこんなに多くの民間人が被害を受けたのは日本だけです。
広島市長の「核兵器もない、戦争もない平和な世界を築く為に被爆者と共に伝え、考え、行動しましょう」というメッセージを重く受け止めたいと思います。