1月26日 営業担当者の雑記

いやァー横綱白鵬33回目の優勝、とにかく強いですね。相撲界にある記録を次々に塗り替えていくのは凄いの一言。白鵬とて人間なのだからけがをすることも体調が悪いこともあるだろうに。何かというとすぐに相撲道だとかいうことに反発を感じる私も彼のどんなに苦しい時も弱音を吐かず勝っても殊更奢ることもなく只管勝ち続けることにはもう称賛しかないです。勝負の世界で飛びぬけた業績を示す白鵬や現役時代の王さんなどはある種の心境に達しているのでしょうか。自分に厳しく稽古に励み困難に打ち勝っていくそして成し遂げた偉業をいたずらに自慢する訳ではなく、自信に裏付けされた謙虚な姿勢でいる。あの若さで宮本武蔵のように腹がすわっており私のような凡人はただただ感心します。競争相手がいず自分との闘いがこれからも続くのでしょうが体の続く限りかんばって欲しいものです。

1月23日 営業担当者の雑記

今日は昨日と打って変った暖かさです。実は1902年のこの日酷い悪天候の中で青森八甲田山雪中遭難事件がありました。陸軍の第31連隊を率いる徳島大尉を高倉健さんが第5連隊を主導した山田少佐に三国連太郎、神田大尉に北大路欣也が扮した映画「八甲田山」で有名です。大雪の中二つの連隊が雪中行軍訓練を行い第31連隊は全員無事に下山、第5連隊の方は210人中199人が亡くなったのですが何故そんな違いが出来てしまったのかということでリスクマネジメントやリーダー論などの教材にも取り上げられています。装備、各人の体力、緊急時の判断、人心の把握などいろんな要素がこの事件には含まれており前職での研修の際ケーススタディーとして大いに議論した記憶があります。実際の現場でどのような行動が取れるかというのは難しいところですがそういう事態に陥ったらどのような行動を取るべきか示唆に富む内容でした。

1月22日 営業担当者の雑記

昨日から随分寒くなり吐く息は白く顔に当たる風は刺すようです。氷点下20度を超すような北国の人たちからは笑われそうですが、このところ比較的暖かかったので余計にそう感じます。どんよりとして雨ともみぞれともつかぬ空をみると「とりわきて心も凍みて冴ええぞわたる衣川見に来たる今日しも」という西行の歌を思い出します。西行大好き人間としてもこの歌はかなり上位に入れたい歌です。頃は旧暦10月のようですがはるばる都から平泉まで歩いてきて何はともあれ嘗ての激戦の地衣川を見に来たがすっかり冬模様で辺りの景色は荒涼としており過ぎ去った歴史を振り返ると心も凍りつくようだ。もとをたどれば奥州藤原氏は西行の親せき筋。世を捨てたつもりの自分も人のはかなさ世の移ろいに思いを馳せ、そして年月を越えても変わらない自然は一層彼の万感の思いを増幅し感慨ひとしおといった心象がひしひしと伝わってくるすばらしい歌だと思います。

1月21日 営業担当者の雑記

今朝の通勤時とても気持ちのいいことがありました。
電車に乗っている時間が長いので寝てしまったのですが、その時外した手袋をポケットに入れずにカバンとコートの間に挟んでいたことを忘れ下車しました。その為定期券を取ろうとカバンを動かした時に手袋が落ちてしまったことに気づかずに改札を通りました。そこでポケットに手を入れると手袋が入っていないのでキョロキョロしていると後ろから来た若い男性が、構内に手袋が落ちていますよと教えてくれました。慌てて取りに行き無事に手元に戻ってきました。彼にしてみるとちょっとした気遣いだったかもしれませんが私にはとてもありがたいことでした。その上改札口を出ると入ってくる人たちの頭がうっすら白くなっています。私の初雪です。雪国の人には申し訳ありませんが未だに雪がふると子供のように心がうきうきします。手袋の一件と初雪で今日はいい日になりそうです。

1月20日 営業担当者の雑記

今日は大寒。
一年で一番寒い頃ということで実際この時期から2月頃にかけて当地でも雪が降ることがありますね。一方で蝋梅、水仙の真っ盛り、そして梅が先駆ける花の時期が待ち遠しい頃でもあります。「大寒や転びて諸手つく悲しさ:三鬼」実は今朝通勤途中で転んでしまいました。それも両側に沢山の車が一旦停止している踏切の中でです。このところ膝が悪いので杖をついていたのですがちょっとした段差につまずいたようです。手をついて転んだのでけがなどはなく直に立ちあがったのですが何とも間抜けな格好に我ながら呆れてしまいました。転んだこともみっともないことですが、そんなドジな体になっていることの方がよほどショックでした。それでなくとも寒いということは何となく愉快になれないことですがそんな時期に転んでしまったという本当に西東三鬼さんの気持ち良く分かります。

1月19日 営業担当者の雑記

先日伊豆下田の瓜木崎に水仙を見に行ってきました。
南房総の水仙は何回も行っているので今回は違うところにしてみました。ナビが少々古く新東名、伊豆縦貫道路を使うルートが出ず下道を走った所為もありますがやっぱり遠いですね。途中寄った「浄蓮の滝」は水量も豊かで立派な滝でした。名物の山葵アイスクリームは目の前で摩り下ろしたワサビをバニラアイスの中に振りかけたもので上品な辛さと甘さにワサビの香りが立ちすっかり気に入りました。目当ての水仙は強風の為沢山の花が倒れていましたがそれでも海岸の至る所に群生しており、鼻づまりで匂いは楽しめませんでしたがとても見事なものでした。またアロエの群生地とのことで奇妙な形の花がにょきにょき伸びて水仙と混じり咲いているのは初めて見ました。何より白砂、淡いブルー、群青色の海,奇岩小島、かすむ伊豆の島々と水仙という景観はもう感激ものでした。

1月16日 営業担当者の雑記

1995年1月17日阪神淡路大震災で神戸が壊滅的な被害を受けました。
あれから20年が経ちます。当時私は千葉に住んでいましたが毎月会議に行っていた前職の本社ビル2階部分が押しつぶされている映像をみてショックを受けました。まだみんなが出勤してくる前だったのでこれに依る被害者はいませんでしたが。阪神高速は横倒しになり、長田区がどんどん延焼し見る見る間に何にもなくなってしまいました。同僚の話に依ると2階にいたが天井毎1階に落ちたとか、友達の安否を確かめに三宮から須磨までバイクで握り飯を持って行ったが大渋滞で半日かかり着いた時の友達の涙が忘れられないとかまあとにかくその被害はとてつもなく大きいものでした。最近その復興がテレビで映し出されていますが人々の心の傷は時間が経つほどにむしろ大きくなりフラッシュバクに苦しめられたり、近親者の死を未だに受け入れることが出来ないなどまだまだその影響は終わっていないのですね。

1月15日 営業担当者の雑記

今晩前職時代にお世話になった先輩の通夜にいきます。
若い頃心臓の手術をしたことは知っていましたがこのところはまったくお元気で、伝え聞くところだと12日朝奥様がなかなか起きてこないので起こしにいったら既に事切れていたとのこと。死因は不明ですがまだ多分70歳前後だと思います。つい先ごろまで働いていたのでこれからご自身の趣味や奥様との旅行などのお楽しみが待っていたのにとご本人の無念、ご家族の心痛を思うと胸が痛みます。90、100で元気な人もいればこれくらいの歳でお亡くなりになる方もあり寿命は人それぞれです。とはいいながら折角この世に生まれてきた以上出来るだけ長く元気な体で人生を楽しみたいものです。

1月14日 営業担当者の雑記

今朝通勤時、近所のお庭に蝋梅が満開なのを見つけました。
このところ特に帰宅時に水仙の香がそここから漂ってきて家に近づくのが楽しみなのですが、この蝋梅の匂いもとても好きです。以前はあまりに形がしっかりとしており、表面が本当に蝋でもつけているかのようにツルっとして造花のようなイメージがあったのですが、去年南房総に水仙を見に行った時に発見した蝋梅でその認識が全く変わりました。とても強い芳香、それも甘すぎず清々とした香りです。昨日テレビで蝋梅林が紹介されていましたが是非ともその香りの中に溺れたいものです。冬の晴れ間に真黄色の花を付けた蝋梅、皆様も是非一度その香をお楽しみ下さい。

1月13日 営業担当者の雑記

1月7日フランスで起きたとんでもない事件がほぼ収束しました。
程度の差はあれ2001年9月11日と同様の無差別殺人。
このブログには政治的なもの、宗教的なものは書かないようにしてきましたがイスラム教を名乗るテロリスト達に依るフランス風刺週刊誌銃撃事件は絶対に許せません。どこに殺人を正当化する宗教があるでしょうか。とんでもない殺人者たちの蛮行には世界中の人たちが反テロの声を上げています。EU各国の首脳は腕を組みデモ隊の前列に並び行進をしたと報じられていますしフランス共和国広場に集まった人達は100万人ともいわれ第二次大戦の終結を祝った時以来と言われています。何の罪もない被害者達への心からの哀悼の意と予想される本当に敬虔なイスラム教信者たちへのいわれなき差別が広がらないようにお祈りします。